本拠地3連戦、最後を飾る、佐伯総合スポーツ公園野球場での対ホークス戦です。

これまで全く来たことがないのでアレですが、ここで試合が行われるのは4年ぶりとのこと。この日に至るまで尽く雨天中止とかが続いてたそうで。まさに「満を持して」の試合。

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広島電鉄宮島線・廿日市市役所前(平良)電停。同名のバス停が併設されており、広島市内から来た電車から、全くの打差なしで乗り換えられる、究極のバリアフリーになっています。

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で、上の写真のバスが来るまでに、電停近くの山陽本線の踏切で「撮り鉄」。しかも、やってきたのは、3月25日から走り出した「カープ電車」。左は迎撃、右は後追い写真です。

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電車とバスを乗り継いで、そして軽く山を登って広島市内から(実質)2時間。やってきました「佐伯総合スポーツ公園野球場」。両翼92m、センター122mと、何となくアンバランスさが否めません。

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とにかくここで野球が行われるのは4年ぶりのこと。もう球場周辺は「お祭り」。この辺りの諸々は、とある新聞記事と共に、また後日まとめます。

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地方球場にありがちな、両チーム監督への花束贈呈。

※以下、本文中に動画が幾つか入っていますが、頻繁に人が通り過ぎます。到着が開門よりはるかに遅れた上、想像以上に狭いバックネット裏スタンドゆえ、贅沢は言えません。御了承下さい。



先攻:福岡ソフトバンクホークス
1(三)立岡
2(遊)塚田
3(右)中村
4(中)柳田
5(捕)田上
6(二)李杜軒
7(左)中西
8(一)猪本
9(投)神内

後攻:広島東洋カープ
1(中)赤松
2(遊)菊池
3(左)天谷
4(右)迎
5(一)岩本
6(二)山本
7(捕)磯村
8(遊)安部
9(投)戸田

ドラフト3位ルーキー・戸田隆矢プロ入り初登板初先発!
これでカープの今年の新人選手(除く育成)は全員、実践デビューを果たしました。出来る事ならマツダスタジアムで投げさせてやりたかったですが、やはりこう言う「お祭り」の方がいいのかも。

打撃成績
1回表
立岡    1‐0から2球目を打ってレフトフライ
塚田    2‐2から5球目を見逃し三振
中村    初球を打ってライトフライ

1回裏
赤松    1‐2から4球目を打ってレフトフライ
菊池    0‐2から3球目を空振り三振
天谷    2‐2から5球目を打ってサードファウルフライ

2回表

柳田    2‐2から5球目を打ってセンターフライ
田上    2‐1から4球目を打ってサードゴロ
李杜軒   1‐1から3球目を打ってショートゴロ

2回裏
迎     初球を打ってセンター前ヒット
岩本    1‐0から2球目を打ってレフトフライ
山本    0‐1から2球目を打ってサードゴロ
磯村    2‐1から4球目を打ってショートフライ

3回表
カープ選手交代
ピッチャー戸田→岩見

中西    フルカウントから6球目を打ってピッチャーゴロ
猪本    1‐2から5球目を空振り三振
神内    0‐2から3球目を見逃し三振

3回裏
安部    1‐0から2球目を打ってセンターフライ
岩見    1‐1から3球目を打ってサードゴロ
赤松    フルカウントから8球目を選んでフォアボール
次打者菊池の初球に赤松セカンド盗塁成功
菊池    1‐0から2球目を打ってライトフライ

4回表
(動画を挿入)
立岡    1‐2から5球目を空振り三振
塚田    初球を打ってサードゴロ
中村    3‐1から5球目を打ってファーストゴロ

4回裏
天谷    0‐2から4球目を打ってレフト前ヒット
次打者迎の3球目に天谷セカンド盗塁成功
迎     フルカウントから8球目を選んでフォアボール

で、中途半端ではありますが、ここから撮影開始。

岩本    2‐0から3球目を打ってライト前ヒット
ノーアウト満塁
山本    初球を打ってレフト前2点タイムリーヒット

カープ2‐0ホークス
磯村    初球キャッチャー前送りバント
安部    3‐1から5球目を選んでフォアボール
ワンアウト満塁
岩見    初球を打ってピッチャーゴロダブルプレイ

最後にもう一本、欲しかったところではありますが、残念ながら(?)打順がピッチャーの岩見君。しかもそのまま打席に立たせての、結果は最悪のピッチャーゴロダブルプレイ。しかしその打球音に、何となく岩見君の「執念」が見え隠れしました。やはりピッチャーも打席に立つ以上、これくらいはやらんと。

5回表
柳田    1‐0から2球目を打ってピッチャーゴロ
田上    3‐1から5球目を打ってセンター前ヒット
李杜軒   初球を打ってセンターフライ
中西    1‐2から4球目を空振り三振

5回裏
赤松    2‐1から4球目を打ってセンターフライ
菊池    1‐2から4球目を打ってレフトフライ
天谷    ストレートのフォアボール
次打者迎の3球目に天谷セカンド盗塁失敗

6回表
猪本    フルカウントから7球目を選んでフォアボール
代打堂上  1‐0から2球目をピッチャー送りバント
立岡    1‐0から球目に送りバント失敗キャッチャーファウルフライ
塚田    2‐1から4球目を打ってサードゴロ

6回裏
ホークス選手交代
代打堂上→キャッチャー
キャッチャー田上→ピッチャー久米

迎     2‐2から5球目を打ってセンターフライ
岩本    初球を打ってライトフライ
代打中谷  初球を打ってサードフライ

いざ行け若鷹7回表
カープ選手交代
代打中谷→セカンド

中村    0‐1から2球目を打ってショートゴロ
柳田    1‐2から4球目を打ってショートゴロ
代打仲澤  2‐2から5球目を打ってレフト前ヒット
次打者李杜軒の2球目にワイルドピッチで仲澤はセカンドへ
李杜軒   1‐2から4球目を打ってセンターフライ

燃える赤ヘル7回裏
ホークス選手交代
代打仲澤→ファースト
ファースト猪本→ピッチャー近田

磯村    初球を打ってショートフライ
安部    ‐2から3球目を打ってセカンドフライ
代打井生  1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ

8回表
カープ選手交代
代打井生→ピッチャー池ノ内

代打牧原  1‐1から3球目を打ってセカンドゴロエラー
代打山下  初球を打ってセンターフライ
堂上    2‐2から6球目を打ってセカンドゴロ
立岡    1‐2から4球目を空振り三振

8回裏
ホークス選手交代
代打牧原→ショート
ショート塚田→セカンド
立岡はレフト
ピッチャーは嘉弥真

赤松    1‐2から4球目を打ってセンター前ヒット
菊池    初球をピッチャー前送りバント
天谷    1‐1から3球目を打ってファーストゴロ
迎     フルカウントから8球目を選んでフォアボール
岩本    0‐1から2球目を打ってライトフライ

9回表
塚田    フルカウントから9球目を打ってセカンドゴロ

カープ選手交代
ピッチャー池ノ内→河内

中村    1‐1から3球目を打ってライト前ヒット
柳田    2‐2から5球目を空振り三振

カープ選手交代
ピッチャー河内→武内
仲澤    1‐1から3球目を打ってセカンドゴロ

カープ、ホークスを3タテ!

福岡 000 000 000 0
広島 000 200 00X 2

勝鯉投手:岩見優輝
セーブ投手:武内久士
敗戦投手:神内

投手成績
(左から順に、登板イニング数、対戦打者 投球数 被安打 与四死球 奪三振 失点 自責点)

神内  5   21  68  4  4  1  2  2
久米  1    3   7  0  0  0  0  0
近田  1    3   6  0  0  0  0  0
嘉弥真 1    5  18  1  1  0  0  0

広島東洋カープ
戸田  2    6  18  0  0  1  0  0
岩見  5   18  72  2  1  4  0  0
池ノ内 1.1  5  23  0  1  1  0  0
河内  0.1  2   8  1  0  1  0  0
武内  0.1  1   3  0  0  0  0  0



カープの先発投手、発表になった時はスタンド内にどよめきが走りました。今年のドラフト3位ルーキー・戸田隆矢投手がプロ入り初登板。当初からここと決まっていたのか、たまたまここが空いていたのか、そのへんのチーム事情はちょっと分かりませんが。

それとは何ら関係なく、2イニングをパーフェクトピッチングのデビュー。二段モーションの警告をうけ、ストライク判定がボールになったりもしましたが、動揺することなく投げぬいたのは、初登板としては立派の一言につきますよ。あとは焦ることなく、しっかり走って走って走り込んで下半身を作ること。これに尽きると思います。まだまだ体は細いですからね。慌てず騒がずじっくりと。

その戸田君に負けず劣らずの、圧巻のピッチングを「魅せて」くれたのが、2番手で登板した岩見君。投げたイニング数からして、最初は岩見君が先発だったんでしょうが、リリーフとしては十二分に試合を締めたと思います。相変わらずボールは若干荒れ気味ではありましたが。

梅ちゃん同様、リリーフの印象が強い岩見君ではありますが、スターターの出来るピッチャーは何人いてもいい。育成選手の動向もありますが、四国アイランドリーグに選手を派遣している影響で、少なくともピッチャーは二人足りない状況。長いイニングを投げれるピッチャーは多いに越したことはないでしょう。あとは、サイトー君や小松君がしっかりしてくれればそれこそ「由宇勝」も見えてくると思います。まぁ日程が飛び飛びなので無理に詰める必要もないとは思いますが。

とは言え、昨日今日の「いきなりマシンガン継投」の意図は読めませんが。


しかしこれで、ウエスタンリーグでのカープの成績は、11勝5敗2分。2位のバファローズが、ドラゴンズと「3試合連続ドロー」と言う離れ業をやってのけている間に、着々と固めつつあります。

しかし注意したいのは、この3連戦、いずれも「先行逃げ切り」的な試合展開なこと。これは一軍でも話題になりつつありますが、今後は、いざ先制された時にどれだけ食い下がる事が出来るか。開幕2試合目の対バファローズ戦みたいに、終盤に大逆手出来るだけの地力が備わってるか。

けど、この三連戦を見る限り、大丈夫かな、などと思ったり。


しかし、若鯉の3タテって久しぶりに見たような気がします。まぁ3連戦通うこともそうないですが。


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2012.04.16 / Top↑
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