なーんかアレですな。点数点差以上に、後味の悪い試合でしたな。
勝てば官軍負ければ賊軍、とは言いますが、当然昨日の「賊軍」はカープだったわけで。
しかし先発の福井君はあんまりでした。フォアボール、そしてツーランホームランと言う悪循環を連発。本人さんがこの事に関してあっさりと「相性が悪い」とか宣ってたそうですが。
あれじゃまるっきりウィークエンダー(古)の再現フィルムですよ。同じバッターにフォアボールを出して、カウントは違うとはいえ同じバッターに同じような場所にホームランを放り込まれる。
自分で分かってるんなら自分でどうにかしろ。昨年からこれっぽっちも成長しとらんやんけ。ぶっちゃけ昨年の秋季キャンプからオフ、自主トレ、そして春季キャンプで何をやってたのか。
先発ローテーションとして期待されているのは自分で分かっているはず、肌で感じているはず。1年間ローテーションで投げようと思ってるのなら、一軍にしがみついていようと思うのなら、相性がどうのこうのと言う泣き言は一切口にしてはいかん。泣き言は一人で言うてくれ。
それ以上に、同じことを2試合連続どころか、1試合で二度もやらかしてしまうようなピッチャーを、一軍で使っている余裕はない。わしが監督なら交番させた時点で帰らせてる。そう、二軍降格ですよ。
新井貴浩が放った2本目のホームランの直後、大写しになった呆然とする福井君の後ろで、キャッチャーのクララがものすごく残念そうな表情を浮かべてました。あれはもう完全に、自身のリードに向けられたもんじゃない。明らかに福井君のピッチんふに対して、ですよ。あのクララの表情は、打たれた事への無念よりも、どっちかと言えば「何やってんだよ勘弁してくれよ」的な感じ。
コントロール出来とらのじゃけ、どうしようもない。明らかにクララが構えた所と違う所にボールが行ってる。そしてそれはもう、内野手から飽きられてる。その証拠に、あの後、誰もマウンドに行かんかったよね。ああいう場面なら、誰かがひと呼吸おきにいきそうなもんですが、それすらない。
野手からの信用信頼はもうないかもね。
で、その福井君にの事を報道陣に問われた野村謙二郎監督のコメントがまたアレ。
「語るに値しない、以上」 スポーツナビ
てめえが見込んで先発ローテーションに入れておいて「語るに値しない」て何じゃ。
そして福井君のあとに、昨日中崎君と入れ替わりに昇格してきた中村恭平君が投げてましたが、下手したら先発ローテーションの入れ替えもあるかも知れません。つか入れ替えようよ。
昨日はリリーフ登板でしたが、前回の登板は6日に6回85球1失点、その前は3月29日に9回118球完封。これだけ数字をしっかり残してるんだから、先発で使わんのは頭がおかしいとしか思えん。まぁ語るに値しない先発ピッチャーを出す監督以下首脳陣ですからね。
しかし中村恭平君が一軍にいてる時は何かありますな。
2011年6月16日プロ入り初登板…野村謙二郎監督退場
2012年4月11日今年初一軍入り…クレイグ・ブラゼル退場
そして問題の場面。(多分)マツダスタジアム開場以来初の乱闘劇。
動画が既にアップロードされてますが、解説が広●克実なので引用は控えます(笑)。さらには個人的に見てたのはJスポーツだったんで、カメラワークとかは全然違いますが、こっちで話を進めます。
とは言え、あの内角のボール球で、ブラゼルはあんなにエキサイトする必要はあるかな、と言うのが最初の印象。もっとも、一昨日の試合でも、同じように足元を崩すような球が来てたのを覚えてます。
そしてタイガースベンチ、そして和田監督の対応。仕掛けたのはブラゼルとは言え、とりあえずはブラゼルを、先にベンチ裏に引っ込めさせて説得するなり何なりした方がいい。テレビの画面とか見てても、本気で顔真っ赤だし。グラウンドにいてる限り、色んな声は聞こえてくるんだし。
それに輪をかけてカープベンチ、野村謙二郎監督の対応もお粗末。ブラゼルの態度が納得いかんかったのは分かるとしても、あれだけ執拗に審判団や和田監督に詰め寄る必要はない。
あとは緒方コーチ。サンスポの画像を見る限り、彼が一言二言、いらんことを言うたのはある程度想像出来ます。せっかく冷めそうなほとぼりなのに、何でわざわざ蒸し返すようなことを言う(たんだろうけど)のか。この件でカープベンチに何らかの指導はないのかな。つか、あったほうがいい。
喧嘩両成敗
で、ついに、堂林翔太がなんと打撃ベストテン入り

こういう場合ってよく「誰が育てた?」て話になると思いますが「育てた」んではないです。「育った」んです。あくまで一軍監督は監督であり教える立場の「コーチ」じゃない。使うべき選手はまだまだ下にいる。それらを皆使って、勝ち抜いて初めて「育てた」と言えると思う。
チームが強くならぬ限り「育った育てた論」は無用。
とは言え、結論はまだ先ですが、頑張って欲しいですよ。昨日は昨日で、フェンス際まで飛ばすスリーベースヒットがあったけど、あれが今の彼の「限界」なんですよ。まぁこれからどこまで打球が伸びるようになるか分かりませんけどね。ただ、今の堂林君には、あそこまで飛ばせるポテンシャルは十分に備わってる。あと1m2mの為に、もっとトレーニングさせんといかんですよ。
これは堂林くんに限らす、誰にでも言える事ですが、ティーバッティングやトスバッティングだけじゃダメ。バッティングピッチャーの投げてくれるボールを、思い切りスイングだけの体力を付けんとだめ。その為には、数も必要やけど、全力で何本スイングできるか、だと思いますよ。
フェンスの向こう側への、あと1m2mの為に、もっとトレーニングさせんといかんですよ。
あと一つ(笑)。
最後の最後の代打に、中東君が出てきた。何とかしたいというベンチの思いもあったろう。けど、最後の最後に出す代打としては、あまりにも弱すぎやせんか。中東君にはちょっと悪いけど(悪意はありません)。
6日の試合でニック・スタビノアが、フェンス激突の好捕をしたけど、アレで首を痛めた。それはそれでいい。けど、それ以降何の動きもないのはどう言うことか。某記事には「大事を取って欠場」だの「当日の様子を見て」だのと言う、カープのけが人記事にはお馴染みの文字が並んでましたが。
使う気がないのなら、と言うか負傷の具合がよろしくないのなら支、速やかに登録抹消して、治療に専念させるのか先決じゃないのか。何の為の、どこに対する「様子見」なのか。使い物にならない、遊ばせておくような出場選手登録枠を持ってるほど、今のカープに余裕があるのか。
後で「今季絶望」とか嘆いても知らないよ。
それにしてもやっぱり、藤川球児と言うピッチャーはすごいですね。これだけ外様で埋められてるタイガース選手の中で数少ない「生え抜き」。しかし、彼以降続く選手がなかなか出て来ないのも事実。あるかどうか分からんけど、彼が抜けたあとの抑え投手が問題ですわな。
ただ気になったのは、9回表の先頭バッター堂林君に対しての投球。最後はフォークボールで見逃し三振だったけど、ここで思い切ってストレートを投げなかったのは何かあるんかな。かたや球界随一の抑え投手、かたや3年目のひよっ子。ねじ伏せにかかってもいいようなもんだと思いますが。
何にしろ、200セーブおめでとうございます。
以上、久し振りに最初から最後まで、しっかり中継を見ましたとさ。
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勝てば官軍負ければ賊軍、とは言いますが、当然昨日の「賊軍」はカープだったわけで。
しかし先発の福井君はあんまりでした。フォアボール、そしてツーランホームランと言う悪循環を連発。本人さんがこの事に関してあっさりと「相性が悪い」とか宣ってたそうですが。
あれじゃまるっきりウィークエンダー(古)の再現フィルムですよ。同じバッターにフォアボールを出して、カウントは違うとはいえ同じバッターに同じような場所にホームランを放り込まれる。
自分で分かってるんなら自分でどうにかしろ。昨年からこれっぽっちも成長しとらんやんけ。ぶっちゃけ昨年の秋季キャンプからオフ、自主トレ、そして春季キャンプで何をやってたのか。
先発ローテーションとして期待されているのは自分で分かっているはず、肌で感じているはず。1年間ローテーションで投げようと思ってるのなら、一軍にしがみついていようと思うのなら、相性がどうのこうのと言う泣き言は一切口にしてはいかん。泣き言は一人で言うてくれ。
それ以上に、同じことを2試合連続どころか、1試合で二度もやらかしてしまうようなピッチャーを、一軍で使っている余裕はない。わしが監督なら交番させた時点で帰らせてる。そう、二軍降格ですよ。
新井貴浩が放った2本目のホームランの直後、大写しになった呆然とする福井君の後ろで、キャッチャーのクララがものすごく残念そうな表情を浮かべてました。あれはもう完全に、自身のリードに向けられたもんじゃない。明らかに福井君のピッチんふに対して、ですよ。あのクララの表情は、打たれた事への無念よりも、どっちかと言えば「何やってんだよ勘弁してくれよ」的な感じ。
コントロール出来とらのじゃけ、どうしようもない。明らかにクララが構えた所と違う所にボールが行ってる。そしてそれはもう、内野手から飽きられてる。その証拠に、あの後、誰もマウンドに行かんかったよね。ああいう場面なら、誰かがひと呼吸おきにいきそうなもんですが、それすらない。
野手からの信用信頼はもうないかもね。
で、その福井君にの事を報道陣に問われた野村謙二郎監督のコメントがまたアレ。
「語るに値しない、以上」 スポーツナビ
てめえが見込んで先発ローテーションに入れておいて「語るに値しない」て何じゃ。
そして福井君のあとに、昨日中崎君と入れ替わりに昇格してきた中村恭平君が投げてましたが、下手したら先発ローテーションの入れ替えもあるかも知れません。つか入れ替えようよ。
昨日はリリーフ登板でしたが、前回の登板は6日に6回85球1失点、その前は3月29日に9回118球完封。これだけ数字をしっかり残してるんだから、先発で使わんのは頭がおかしいとしか思えん。まぁ語るに値しない先発ピッチャーを出す監督以下首脳陣ですからね。
しかし中村恭平君が一軍にいてる時は何かありますな。
2011年6月16日プロ入り初登板…野村謙二郎監督退場
2012年4月11日今年初一軍入り…クレイグ・ブラゼル退場
そして問題の場面。(多分)マツダスタジアム開場以来初の乱闘劇。
動画が既にアップロードされてますが、解説が広●克実なので引用は控えます(笑)。さらには個人的に見てたのはJスポーツだったんで、カメラワークとかは全然違いますが、こっちで話を進めます。
とは言え、あの内角のボール球で、ブラゼルはあんなにエキサイトする必要はあるかな、と言うのが最初の印象。もっとも、一昨日の試合でも、同じように足元を崩すような球が来てたのを覚えてます。
そしてタイガースベンチ、そして和田監督の対応。仕掛けたのはブラゼルとは言え、とりあえずはブラゼルを、先にベンチ裏に引っ込めさせて説得するなり何なりした方がいい。テレビの画面とか見てても、本気で顔真っ赤だし。グラウンドにいてる限り、色んな声は聞こえてくるんだし。
それに輪をかけてカープベンチ、野村謙二郎監督の対応もお粗末。ブラゼルの態度が納得いかんかったのは分かるとしても、あれだけ執拗に審判団や和田監督に詰め寄る必要はない。
あとは緒方コーチ。サンスポの画像を見る限り、彼が一言二言、いらんことを言うたのはある程度想像出来ます。せっかく冷めそうなほとぼりなのに、何でわざわざ蒸し返すようなことを言う(たんだろうけど)のか。この件でカープベンチに何らかの指導はないのかな。つか、あったほうがいい。
喧嘩両成敗
で、ついに、堂林翔太がなんと打撃ベストテン入り

こういう場合ってよく「誰が育てた?」て話になると思いますが「育てた」んではないです。「育った」んです。あくまで一軍監督は監督であり教える立場の「コーチ」じゃない。使うべき選手はまだまだ下にいる。それらを皆使って、勝ち抜いて初めて「育てた」と言えると思う。
チームが強くならぬ限り「育った育てた論」は無用。
とは言え、結論はまだ先ですが、頑張って欲しいですよ。昨日は昨日で、フェンス際まで飛ばすスリーベースヒットがあったけど、あれが今の彼の「限界」なんですよ。まぁこれからどこまで打球が伸びるようになるか分かりませんけどね。ただ、今の堂林君には、あそこまで飛ばせるポテンシャルは十分に備わってる。あと1m2mの為に、もっとトレーニングさせんといかんですよ。
これは堂林くんに限らす、誰にでも言える事ですが、ティーバッティングやトスバッティングだけじゃダメ。バッティングピッチャーの投げてくれるボールを、思い切りスイングだけの体力を付けんとだめ。その為には、数も必要やけど、全力で何本スイングできるか、だと思いますよ。
フェンスの向こう側への、あと1m2mの為に、もっとトレーニングさせんといかんですよ。
あと一つ(笑)。
最後の最後の代打に、中東君が出てきた。何とかしたいというベンチの思いもあったろう。けど、最後の最後に出す代打としては、あまりにも弱すぎやせんか。中東君にはちょっと悪いけど(悪意はありません)。
6日の試合でニック・スタビノアが、フェンス激突の好捕をしたけど、アレで首を痛めた。それはそれでいい。けど、それ以降何の動きもないのはどう言うことか。某記事には「大事を取って欠場」だの「当日の様子を見て」だのと言う、カープのけが人記事にはお馴染みの文字が並んでましたが。
使う気がないのなら、と言うか負傷の具合がよろしくないのなら支、速やかに登録抹消して、治療に専念させるのか先決じゃないのか。何の為の、どこに対する「様子見」なのか。使い物にならない、遊ばせておくような出場選手登録枠を持ってるほど、今のカープに余裕があるのか。
後で「今季絶望」とか嘆いても知らないよ。
それにしてもやっぱり、藤川球児と言うピッチャーはすごいですね。これだけ外様で埋められてるタイガース選手の中で数少ない「生え抜き」。しかし、彼以降続く選手がなかなか出て来ないのも事実。あるかどうか分からんけど、彼が抜けたあとの抑え投手が問題ですわな。
ただ気になったのは、9回表の先頭バッター堂林君に対しての投球。最後はフォークボールで見逃し三振だったけど、ここで思い切ってストレートを投げなかったのは何かあるんかな。かたや球界随一の抑え投手、かたや3年目のひよっ子。ねじ伏せにかかってもいいようなもんだと思いますが。
何にしろ、200セーブおめでとうございます。
以上、久し振りに最初から最後まで、しっかり中継を見ましたとさ。
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