投手陣の調子がよさげな今年のカープ。

今の所「チーム防御率」が1.90。とは言え上には上がいるもので、ドラゴンズが0.84と馬鹿みたいな数字をたたき出してます。その代わり、と言っちゃ何ですが、チーム打率が.193。どっちがどっちの数字なんか分かりゃせん。ただどっちも「カープにしてはありえない数字」であることは確かです。

まぁ先発ピッチャーはこれくらいの数字を残して当たり前のメンツばかり。と言うか、出してもらわないと困る選手ばかりですよ。ドラフト1位をずらっと並べてるんだから。

51イニング9失点、防御率にして1.588。ドラゴンズ戦での9失点がなければたられば云々、と言う話になりますが、今の所セントラルリーグでダントツのチーム打率を誇ってるドラゴンズ相手では致し方ないところ、かと思います。たまにゃああんな試合もあるって話。

で、どうでもいいんですが、そのチーム防御率を、キャッチャーからの視点で見ると

石原 15イニング13失点 防御率7.80
倉   49イニング 3失点 防御率0.55
會澤  7イニング 0失点 防御率0.00
白濱 記録なし


数字的にはベテランキャッチャーで両極端な数字が出てしまいましたが、クララにもそれなりの「データの蓄積」があるはず。それが今、存分に発揮されているものと思います。あくまで「今の所」ですが。特に彼の場合、今の所、マスクを被れば33イニング連続無失点。

まだ「投手王国」などとは大きな声では言えんけども、ことキャッチャーに関しては充実して来たんじゃないか、と思います。あとは、まだ「控え」状態の今後の白濱君と會澤君の活躍、そして彼らをスター0ティングメンバーで起用する野村謙二郎監督の「決断」にかかってくるでしょうけどね。

それが本当の意味での「底上げ」。良かれ悪しかれ、結果を出さすこと。その結果で、本人達がいろいろ考えること、考え直すこと。それは絶対に、ベンチで置きっぱなしでは出来ない「勉強」ですよ。

で、何かと槍玉に挙げられる「打つ方」

打てない事を嘆く人が多々おられると思いますが、強かった頃のカープってずっとこんな感じだったように思いますがどうでしょう。打てない打てないとは言うものの、「もっと打て」と言い出してもう何年経つよ、て話。そらぁ打てることに越したことはないですが、現実問題、打てんのだから。

金曜日の試合でも、前田健太のノーヒットノーランで沸き返ってたけど、その裏でチームで9三振、そのうち栗原君が4空振り三振。振ってるんだけどバットに当たらんのだからもうしゃあない。

さらには

去年のカープ ●●○△○○○○○
今年のカープ ●●△○○○○○


似てますね(笑)

野村謙二郎監督も本心はイケイケかも知れませんよ。すまーした顔でベンチに座ってますが。

けど、勝ってるからと言うて、選手に無理強いはいかん。つか、勝ち進んでるプレッシャーの中で戦って選手の肩の力を抜く為にも、今日の試合は、変わったオーダーを組んでもいんじゃないかな。

極端な話、二・三・遊を、小窪君、石井琢朗、木村昇吾でもいい。けっしてベイスターズを舐めてかかるわけじゃない。ベンチに入っている以上は「ペナントレースを戦う為の戦力」としてるんだから、外野も、松山君に丸君、廣瀬君でもいい。「オプションオーダー」は常に作っておかんと。

かと言うて、小手先でちょろちょろ変えていては絶対にダメ。去年の二の舞になる。ここまでの星取りがそっくりなだけに、余計に思います。今のうちに「地固め」はしておかないと。

さらにはこれらの組み合わせをどんどん作っていくべき。この先、誰がどんな形で欠けるか分からんし。人がおらんおらんと騒ぎ立てる前に「作っておく」事も重要ですよ。

もっと言えば、3連戦あるとすれば、無理に3連勝を狙うようなことはせんでいい。ピッチャーのローテーションを崩す事まではしたらいかんけど、変に守備位置をコロコロ動かすような事はしたらいかんけど、選手は70人近くいてるんだ、それらをうまく使いこなしてもらわないと。

それと、成績のいい選手は使う、ダメな選手はスパッと引っ込める。思い切った起用も必要ですよ。、まぁこれだけは、あまりにも打てなさ過ぎる時の「最終兵器」であって欲しいですけどね。


とにかく、まだはしゃぐ時期じゃない。まだ10試合も終わってません。


以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログへ
2012.04.08 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://kugyousou.net/tb.php/1181-4fcff5cc