まぁややこしいチーム名になってしまた感のあるベイスターズ。

ブログの表記をどうするかってんで色々考えてましたが、タイトルでは球団名、本文中では愛称だけで議事進行しておこうと思ってます。いちいちディーエヌエーなんて打ってられませんよ。

そう言えばスポーツニュースでの表現はどうなってるでしょうかね。基本、試合を録画なり何なりで、最初から最後までガッツリ見たあとは、一切ニュース等は観ないことにしてるんでアレですが。

んで、昨日の試合は、ベイスターズの先発がジオ・アルバラードなだけに、お互い手の内その他を知ってて当たり前、抑えて当たり前打って当たり前と両方がそれなりに思ってる試合。

どっちがその気持ちが強かったかと言うと、カープ、と言うより梵君が、と言うた方がいいのかな。第一、第二打席ともにヒットで出塁、そして盗塁。前の記事で「今シーズン盗塁なし」とか書いたけど、1番バッターなり2番バッターが、早い回に手を打たぬ限り、試合の主導権は握れんのですよ。

特に「立ち上がり次第」と 両 チ ー ム 共 が思ってるピッチャーだと余計に、ですよ。その事を考えたら、1点取れたのが良かったのか、1店で済んで良かった、のか。しかし前半の栗原君の3打席連続三振を見てる限り、その思いはベイスターズの方が強かったのかな、と。

現に1回表、アルバラードが丸君にタイムリーヒットを撃たれた直後、キャッチャーの黒羽根が「まぁええよ」みたいな笑顔をアルバラードに向けてたこと。この辺の力の抜き具合が、その後の好投に繋がったじゃないか、と思います。もっとも、6回(きっちり)101球で代打交代でしたが。

それと同時にジワジワ来たのが

前田健太のノーヒットノーラン

これだけでお腹いっぱいでしょ。まぁ一軍でも二軍でもそうそう見れるもんじゃなし。昨年の鳴尾浜でのノーヒットノーランを目の当たりにしたカープファンが、昨日のハマスタにどれくらいおられたんかは分かりませんが、ぶっちゃけ、簡単に出るようになったのかなぁ、などと思います。

まだバッターの方が、昨年から導入された低反発球に神経質になっているかと思われます。それに、春先ですからまだバッティングの調子もなかなか上がってこない選手も多いかと思います、そんな状態の中とは言え、強烈なインパクトを与えるには十分のピッチング。

本人は「意識したのは9回」とぬけぬけと宣ってましたが(笑)、この人は絶対に1回から狙ってたはずですよ。そしてまた、狙っていいだけの実力も持ってるんだし、出来ると思ったらやっていい。

先発ピッチャーは誰しもが、常にノーヒットノーランなりパーフェクトを狙ってマウンドに上がるもんだと思いますが、むしろ昨日のピッチングは、いずれ彼なら達成するであろうピッチングだったはず。

しかし、内心一番ドキドキしてたのは、キャッチャーのクララだったろうな(笑)。こんな時は、キャッチャーのコメントって、なかなか聞こえてきませんが、どっかに出てないでしょうか。ピッチャーだけでなく、キャッチャーもそう経験出来ない記録。是非キャッチャーのコメントも聞きたいものです。


で、これをチームの勢いにしたいんではありますが、ちょっとだけ残念な数字。

過去10回のノーヒットノーラン達成者の所属チームの最終成績が

優勝:2 二位:2 三位:2 四位:1 五位:1 六位:2

今日びクライマックスシリーズがありますから「3位でもええやん」となりがちですが、そうはいきません。野村謙二郎監督は就任時に「優勝します」って言うたんだから、これだけは実行して貰わんと。

最近は目標とすべきものを「夢」などと曖昧な言葉で美化する傾向にありますが、カープの場合それはもう目標でも何でもない「義務」であり「宿命」だと思ってます。勝ってもらわないと困るんだ。

私が見たいのは翔鯉のハイタッチじゃない。秋口の歓喜の輪。
ep540472.jpg
これを最後に見たいんだ。

しかし、そんな試合の最後の最後に思ったのは、こんな惨敗にも関わらず、テレビ中継のインタビューに応じた、ベイスターズ中畑監督。彼もまた、色んな意味でプロフェッショナル、かと思います。

満足にフォアボールすら出ないような状況で、試合の最後までベンチ内で立ったまま、チームの士気を鼓舞し続けてた。試合に負けた事、ノーヒットノーランを食らわされた事は想像を絶するくらいに悔しいかも知れんけど、それを真正面から受け止めてた。そんな印象があります。

かたや野村監督。コーチ全員が立ち上がってる輪の中で一人座ったまま。

何か異様な光景でしたね。こんな試合だから色々言及するのはやめますが、9回裏は堂林君に守備固めでも良かったのでは、とも思います。人はいてるんだし。つーか、こう言う所が「まだまだ抜けてる」証拠ですよ。そうそう出来ない記録をお膳立てするのも監督の仕事ですよ。


で、ノーヒットノーランとか完全試合とかになると、「おーっ!」と思うようなファインプレイが出たりしますが、それが昨日に関しては、5回裏のラミレスの打球を、フェンスに激突しながらも捕ったニック・スタビノア、でしょうね。何となく打球の追い方も危なっかしかったですが、とりあえず必要最低限の守備はやってもらわんと。フライを捕ってガッツポーズする事のないようにお願いします。

第1号ホームランがようやく出ました。これで少しは楽になったかとは思います。けど、この先も打てばいい、とは言え、アウトにせんことには試合が進まんのじゃし(笑)。これからもしっかり頼んます。


しかし、試合終了後に前田健太に渡された花束、いつ用意したんでしょうか(笑)。


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2012.04.07 / Top↑
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