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もう10日以上前のコラムなのでアレですが。

そして、ちょっと前に書いた記事の「蒸し返し」になること必至です。御了承下さい。



ソフトバンクにみる「麦踏み」効果 日本経済新聞

和田毅、杉内俊哉、ホールトンの計43勝トリオが抜けたソフトバンクの投手陣が健闘している。シーズンに入ったら、じわじわ影響が出てくる恐れもあるが、若い人が台頭し、今のところは苦にならないほどに穴が埋まっている。

そのたくましさに、踏まれて伸びる麦の強さを思った。農作業の「麦踏み」は麦の芽が出て少し伸びたところで、踏む。なんだかいじめているようだけれど、踏まれた麦は柔らかな土で伸び放題にしておくより、強い根を張るようになる。

他を寄せ付けない強さで日本一になったソフトバンク。さあ常勝球団へ、というところで遊撃手の川崎宗則を含め主力がごそっとぬけた。これはきつい。球団として望んだ試練ではない。

けれども、これが麦踏み的な効果をもたらし、チームの足腰が一段と強くなりつつあるのかもしれない。勝ったときこそ、血の入れ替えが必要だし、選手を“安住”させないような刺激が不可欠なのだ。

昨年の日本一をベンチでみていた選手たちは日本一のチームでレギュラーとして戦うためのレベルを肌で覚えていたことだろう。「あそこの舞台に立つとしたら、俺に足りないものはなにか」と常に考えていたはずだ。主力の移籍がよい刺激となって、ベンチ組の力が解放されている。

かたやソフトバンクから杉内、ホールトンを獲得した巨人。こちらは麦踏みなどという面倒なことはあまりせず、実を収穫するばかりの株を求めて移植するというやり方が得意だ。

育成選手の枠から、山口鉄也ら好選手が出ているけれど、いざとなればFA選手でも外国人でも獲得できるから「育てなければおわり」というせっぱつまった感じがない。

「4番松井秀喜」の時代以来、生え抜きで4番を打った選手は高橋由伸、二岡智宏、阿部慎之助、長野久義の4人で、試合数でみると圧倒的に外様が多い。

強化の根の細さをうかがわせる。主力をごっそり抜かれるという経験をなかなかできないのが、このチームの不幸といえば不幸か。



開幕前の記事なので、若干ずれてしまいますが、それでも開幕3連勝してしまうホークスはやっぱり強い、と思います。しかも肝心要の帆足和幸がウエスタンリーグで若鯉にフルボッコされてるし。まぁ実績もある人ですから、いずれ必要になってくるとは思いますが、今のところどうなのかな。

開幕2戦目の岩嵜翔や、3戦目の新垣渚など、復活してくる人や若手の台頭。杉内俊哉、和田毅、D.J.ホールトンが抜けたとは言え「何かございました?」的なものを感じ得ずにはおれません。

今日のホークスの予告先発は山田大樹。こう言う、カープとは何ら関係ない、よそのチームのネタを書くときに「予告先発制度」は何かと役に立つような気もします(笑)。明日はブラッド・ペニー、明後日は誰になるんでしょうかね。今のメンツを見る限り神内靖でも巽真悟か。まぁ適当な予測ですが。

この他にも、先日の雁ノ巣球場で投げてた川原弘之やら、大隣憲司、大場翔太とか。事情はよう分かりませんが、カープにおれば「投げてもらわないと困る」世代がわんさかいる。

野手でも、川崎・本多の1・2番強固だっただけに、どうなるかなと思ったら、意外にあっさりと本多・明石のコンビがはまった。本多雄一27歳、明石健志26歳。年齢的には、丁度カープで東出君と梵君がブラウン監督の下で「コンビ」を組み始めた頃と同じ、これからまた「熟成」の時期ですよ。

川崎・本多(若しくはその逆)で1・2番を組んで5シーズン。川崎宗則がFAで移籍してちょうど良い転換期。そして本多・明石が熟する時期にはまた、立岡宗一郎なり李杜軒あたりがこっそり脇を固めてるんだろうな、などと思ったりもします。この後どんな選手が出てくるか分かりませんけどね。

つか、同い年でコンビを組ますのも面白いっちゅうたら面白いですが、同じように歳をるわけで。どっかで入れ替えが必要になった時に、両方いっぺんに、てわけにはいかない。そこのことを考えても、ブラウン政権直前に固まりつつあった「松本高明・山崎浩司」は魅力だったんですが。


それ以上にホークスの何がすごいって、選手のガタイが皆いいんですよね。

どれだけのトレーニングを積んでるのかは分かりません。先の川原弘之なんかまだ高卒3年目。それで154km/hとかを投げちゃう。そもそも「素材」の時点からして違うんかも知れませんが、彼なんか、今後の新外国人投手の出来如何によっては、即昇格してもいいくらいですよ。

トレーニング施設に関しては、当時ライオンズにいた工藤公康が、トレーニング機材の充足を訴えて却下、ホークスに移籍したと言う前例があります。よほどホークスの施設が充実してたのかは分かりませんが、プロ野球選手を作り上げる前に、いちアスリートを作り上げる施設も必要ですよ。


さらに、実戦面でもホークスは「完全3軍制度」をしいてます。3軍は3軍で四国アイランドリーグ相手に「ソフトバンク杯」と称したリーグ戦を開催したり、今シーズンは韓国プロ野球の二軍との試合も予定してるとか。こまめに中四国地方にも絵性を重ね、試合数はこなしてます。

豊田さん曰く「麦踏み」はものすごく徹底・充実してると思いますよ。

そらぁ、支配下登録選手は外国人選手含め70人だし、一軍出場選手登録できるのは25~27人。ひとつまみとまでは言わんけど、ひとつかみの超優秀な選手を作るために手間暇とお金、場所を費やしてる。この辺りは「育成試合」を組んでいるタイガースと、似たところはあります。

どうせなら、「福岡雁ノ巣ホークス」としてウエスタンリーグに組み込めんものか、とすら思いますよ。イースタンリーグの「フューチャーズ」みたいな感じで。どのみち目的は同じなんだし。ウエスタンリーグの球団数も奇数で5チームと半端なんだし。どっかのチームは日程が空いてても何もせんのだし。


2011年度のカープの当期利益が2億313万円。使い道は知りません。ただ、全額内部留保に持って行くくらいなら、半分くらいは遠征費などの「選手育成」に向けてもいいかと思います。それこそ「選手は宝」と考えているのなら尚更ですよ。抱えてるだけではそれこそ「宝の持ち腐れ」ですよ。


その前に、移動用のバスを買い換えるところから始めませんか。


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2012.04.03 / Top↑
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