と言うか、大阪までの帰り道でもある福山でオープン戦をやってるのに、それにあえて背を向けて由宇練習場に行ってた人間に、あーだこーだ言う資格はないとは思いますが(笑)。

とは言え、プレシーズン。カープの試合の中継が例年通り少なかった、かな。

ただ気になるのは、昨日の試合なんか、なんでも「RCC中国放送2012カープフェスティバル・鯉祭り」だったとか。放送内容や方法がどんなんだったんかは分かりませんが、こんなのを利用して「ヒロシマ」をもっと宣伝出来んもんかな、とも思います。数少ない「全国コンテンツ」なんだし。

昨日乗った神戸市営地下鉄でも、この前広島に行った時の広電電車でも「平清盛」がイチオシ。大河ドラマの主人公ってのは全国に向かって売りにしやすいコンテツではあるけども、あっちこっちで「うちが本家本元」みたいな、、呉市と舞鶴市の「肉じゃが」の取り合いみたいなのはどうなんかな。

そんな時にこの「鯉祭り」はもっと使えんかな、と。、マツダスタジアムでやって、地元だけで「ワーッ」てのもどうかな。もうすぐプロ野球の公式戦んがじゃ始まるこの時期、すこし「外」に目を向けるのもいいんじゃないかな、と思いますよ。カープだけじゃない、ヒロシマを発信するためにも。

で、オープン戦。

結局、外野争い・サード争いは決着せんままなのかな。、最後の最後になって「ライト・會澤翼」とか、オープン戦の初戦みたいなことをやってたみたいだけども、効果はあったんでしょうかね。

バッティングばっかりに重きを置きすぎて、当の正捕手が打率.100もないってのは野村謙二郎監督はどうお考えなのか問いたいですよ。ただでさえ昨年「8番バッター」で難儀してたのに。

打てるキャッチャーを「勝手に」外野に持ってって、打てぬキャッチャーが依然先発マスク。何をどうしたいのか野村謙二郎監督の胸中心中頭の中は分かりません。キャッチャーにだけはリードを、と思ってるんだろうけども、もういい加減、倉・石原のリードでもないでしょ。

「キャリア」という面での彼らの存在は欠かせません。けどこの二人で、少なくともこの10年は勝ててないんだから、何らかのショック療法はあってもいいはず。まぁこれだけ書いて、開幕が「キャッチャー・會澤翼」とか言われてしもうたら、それこそずっこけるしかないんですが。

それと、オープン戦の成績だけ見るなら、開幕戦のクリーンアップはえらいことになりそうですな。

今の成績だけでモノを言わせてもらうなら、前にも書いたように、岩本君に松山君、そして會澤翼でクリーンアップ、でしょうね。そこにニック・スタビノアとかをどう絡めるか。あんまり関係ないとは思うけど、左右のバランスもいいし、熟考すれば守備位置も被らんし。

とは言うものの「選手の格」を重んじる野村謙二郎監督の事。4番は栗原君で決定かも。それはそれで「こだわり」として大いに結構だと思うし、栗原君にも「プライド」があるかも知れんけど、チームの成績が低迷してる時に、プライドがどうとかメンツがどうとか格が云々とか、皆邪魔なんだ。

「そのうち打ち出すでしょう」と言うことをよく言うけども、そんな余裕をぶっこているほどチームも強くないし、選手層も厚くない。いてる選手をとっかえひっかえして、戦っていくしかないんですよね。

この辺りは落合博満氏が、昨日のNHK「サンデースポーツ」の梨田昌孝氏との対談形式のトークの中でそれこそ「いる選手をとっかえひっかえ、適材適所で使うしかない。今頃『戦力がないから』つって外国人連れて来る、トレード、ってのはそうは頻繁にやれるもんじゃない」と言われてる。

わしがここでやいやい言うてることとは直接関係ないとは思いますが、野村謙二郎監督は「とっかえひっかえ」と「適材適所」を、今カープのユニフォームを着てる選手全員相手に出来てるかな。

打順、スターティングメンバー、守備位置。とっかえひっかえする所は色々あろうとは思いますが、打順の為に守備位置を犠牲にする、って事は浦東はあっちゃいかん事ですよ。つーか「サード(ライト、ファースト)松山」にしても「ライト(レフト)會澤」にしても、試合中に二度も同じ選手のポジションを変えてるうちは、まだまだ本気度が伺い知れない、と言うか全く見えてこない。

もう調整しようにも一軍の次の試合はペナントレース開幕戦、ナゴヤドームでの対ドラゴンズ戦。あすからの三日間、徹底的に守備練習をするべきですよ。野球は打つだけじゃない。試合に出ている以上は「最低限の守備の動きは頭に入れておかんとならん。する事は山ほどありますよ。

それこそ、今オープン戦の真っ最中でもある社会人チームにでもお願い出来ればいいんでしょうけどね。こう言う「空いた時間」を使うのが、カープは本当に下手ですよ。そのくせ「実践経験がない」の一言で現実逃避してしまうんだからどうしようもない。実践を増やす手段は幾らでもある。

となればこの三日間は「フィールディングキャンプ」ですね。それくらいやらないと。

各ポジションにはそれぞれそのポジションに「慣れ親しんだ人がいる。それらを引っ込めてまで彼らを出すんだから、監督コーチも絶対に下手なことは出来ん筈。いつだったか「人がいないから」とはふざけたことを抜かしてたけど、今度そんなことを言うたら訴えてやる(笑)。起用責任ですよ。

落合博満氏が「サンデースポーツ」の中でも「(スタメンを書くのは)一番大変な作業」と言われてる。ここに書いてる話の筋とはほとんど関係ない場面でのセリフですが、何しろそこで「名前を書く事への責任」が生まれてくる。何も考えず、ピッチャーの左右だけで名前を書いてては監督は務まらん。

チームの全ての決めゴトの「最終判断」をするのは監督ですよ。落合氏も「負けたら全部自分で責任取りゃあいいんです。」とまで言うてました。過去2シーズン、何の責任も取らなかった監督が、今シーズンに限って取る、とはとても思えないんですが、今シーズンはとってもらえるんでしょうか。

まぁ「仏の顔も三度」とか「三度目の正直」とも言いますが「二度ある事は三度ある」とも言います。どれが本当なんかは統計をとったわけじゃないんで分かりませんが、もう就任3年目。「キャリアがないから」では済まされん年になります。もういい加減結果は出してもらわんと困ります。


負けて喜んでるファンなんざおらんのですよ。


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2012.03.26 / Top↑
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