※この記事は、カープがどうとか、そんな事とは何の関係もない記事ではあります。
熱い声援カープに期待 尾道 中国新聞
尾道市栗原町のしまなみ球場で18日にあった広島東洋カープ対中日ドラゴンズのプロ野球オープン戦(カープ、中国新聞備後本社など主催)。開幕を待ちわびるファン約5300人が詰め掛け、熱い声援を送った。
審判がプレーボールを告げると、場内は大きな歓声と拍手に包まれた。先発したルーキーの野村祐輔投手は5回を2失点の好投。小学生からファンという福山市高美台の会社員高橋猛さん(42)は「球にスピードが出ていた。頼もしい新人が入ってくれた」と喜んだ。チャンスのたびに観客は立ち上がり、メガホンを何度も打ち鳴らした。
試合は1点差で敗れた。家族で訪れた福山市新市町の大学2年平田結乃さん(20)は「若い選手の気迫を感じた。開幕戦が楽しみ」と心待ちにしていた。
わしの住んでる堺市ってところは、古くから栄えた街であり、明治維新前後10数年間には、遠く奈良県全域を含んだ「堺県」が設置されたほどの土地であります。
そして、昭和初期から、南海鉄道(現在の南海電気鉄道)の手で住宅開発が行われ、昭和後期には大阪府の手によって「泉北ニュータウン」が建設され、人口は飛躍的な伸びを見せました。
わしが小学生の頃には既に鳥取県の総人口を追い越し、1996年には「中核市」、2006年4月1日には晴れて「政令指定都市」に昇格することが出来ました。わしのおかげでもなんでもないですが。
そんな堺市のちょっと残念なところ。
スタジアムがない
正直、羨ましいんですよね。広島県が。
広島市(マツダスタジアム、県営球場)だけでなく、隣の呉市には二河球場、三次市には「きんさいスタジアム」、福山市には竹ヶ端運動公園野球場(福山市民球場)、尾道にはしまなみ球場と、プロ野球公式戦を開催出来る規模の野球場がいくつもある。維持管理や使用頻度は別としてですよ。
で、わしが住んでる堺市、もっと広く考えて大阪府は、と言うと。
恒常的にプロ野球公式戦が開催出来る規模の球場は、京セラドーム大阪の1か所のみ。人口規模が広島県の約3倍あるにも関わらず、高校野球予選を行う球場の数は、広島県と同じ8か所。
堺市どころか、大和川以南の「南大阪」を考えても、藤井寺球場が解体されてしまった今では、南大阪では高校野球の予選大会の試合は1試合も行われてません。情けないことに場所がない。
軟式野球やソフトボールとの兼用の「野球場」はいくつかあるんですが、今年ウエスタンリーグ公式戦が開催される、高槻市萩谷総合運動公園野球場のような、僅かながらも「観客席」の設けられた本格的な球場が少ないこと。これは致命的といえば致命的、ではあります。
一部では移転の話が出ている「NOMOベースボールクラブ」が本拠地球場として使用していた「堺浜野球場(旧:新日鐵堺野球場)」には観客席があります。しかしながら両翼91m、センター114mと、近年広くなってきてるプロ野球が使用する球場としてはもの足りません。
客席さえ改装すれば、福山市民球場と渡り合えるとは思いますけどね。
その影響だとは思いますが、過去にも堺市内で、高校野球大阪府予選が行われたことがありません。これは堺市以南の大阪府下各市にも言えることではありますが。
大和川以北には、豊中市(ローズ球場)、八尾市(久宝寺緑地球場)、寝屋川市(寝屋川公園球場)、吹田市(万博記念公園球場)と、目立つ球場はありますが、残念ながら堺市内にはありません。
さらにはこの堺浜野球場も、第二球場の一部は堺市が管理してますが、全体の運営や管理は、バレーボールVリーグの「堺ブレイザーズ」の運営会社が管理しています、。もっと言えばこの球場自体の所有者は未だに「新日本製鐵堺製鐵所」ではありますが。
既に野球部がなくなった新日鉄が、野球場を持つ理由はないとは思います。おそらく「土地」の問題だとは思いますが、この問題さえクリア出来れば、プロ野球の公式戦、とまでは行かないまでも、ウエスタンリーグ公式戦や学生野球、高校野球予選が開催出来る球場にはならないかな。
埋立地みたいな所にあるから、おいそれと「来て下さい」とは、さすがにおおっぴらには言えんとは思いますが、将来的には「堺市民球場」とする余地は十分にあると思います。まぁ余地はあるけど土地がない、と言う事になりかねませんが、1万人規模程度にするならどうにかならんかな。
それこそ「中モズ球場」が残っておればよかったんですが、もうそれすら望むべくもなく、堺市内で「野球の公式戦」が行われなくなってどれ位経つのか分からなくなってしまいました。
それ以上に、都市としてこれだけの規模になりながらも、全国に名前が出るスポーツ施設ってのが、日本サッカー協会が関わってる「堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター」と、堺ブレイザーズ絡みでの「金岡公園体育館」くらいのもの。これではあまりにも悲しすぎる。
ここはひとつ、堺市、しいては南大阪の野球、スポーツの復興の意味でも、堺市内にひとつ、大きな「ベースボールスタジアム」が欲しいところ。高校野球にしても、大和川以南の高校で、甲子園常連といえばPL学園高校だけ。あとはたいがいの学校は「北大阪」ですからね。
土地ならある、などとおおっぴらには言えませんが、どないかならんもんでしょうか。
尾道しまなみ球場やら、みよし運動公園野球場とかを見てると「おらが街に野球場がある」事のありがたさをひしひしと感じることができます。ホント羨ましい限りであります。
せめて、舞洲ベースボールスタジアムみたいな球場があればなぁ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
熱い声援カープに期待 尾道 中国新聞
尾道市栗原町のしまなみ球場で18日にあった広島東洋カープ対中日ドラゴンズのプロ野球オープン戦(カープ、中国新聞備後本社など主催)。開幕を待ちわびるファン約5300人が詰め掛け、熱い声援を送った。
審判がプレーボールを告げると、場内は大きな歓声と拍手に包まれた。先発したルーキーの野村祐輔投手は5回を2失点の好投。小学生からファンという福山市高美台の会社員高橋猛さん(42)は「球にスピードが出ていた。頼もしい新人が入ってくれた」と喜んだ。チャンスのたびに観客は立ち上がり、メガホンを何度も打ち鳴らした。
試合は1点差で敗れた。家族で訪れた福山市新市町の大学2年平田結乃さん(20)は「若い選手の気迫を感じた。開幕戦が楽しみ」と心待ちにしていた。
わしの住んでる堺市ってところは、古くから栄えた街であり、明治維新前後10数年間には、遠く奈良県全域を含んだ「堺県」が設置されたほどの土地であります。
そして、昭和初期から、南海鉄道(現在の南海電気鉄道)の手で住宅開発が行われ、昭和後期には大阪府の手によって「泉北ニュータウン」が建設され、人口は飛躍的な伸びを見せました。
わしが小学生の頃には既に鳥取県の総人口を追い越し、1996年には「中核市」、2006年4月1日には晴れて「政令指定都市」に昇格することが出来ました。わしのおかげでもなんでもないですが。
そんな堺市のちょっと残念なところ。
スタジアムがない
正直、羨ましいんですよね。広島県が。
広島市(マツダスタジアム、県営球場)だけでなく、隣の呉市には二河球場、三次市には「きんさいスタジアム」、福山市には竹ヶ端運動公園野球場(福山市民球場)、尾道にはしまなみ球場と、プロ野球公式戦を開催出来る規模の野球場がいくつもある。維持管理や使用頻度は別としてですよ。
で、わしが住んでる堺市、もっと広く考えて大阪府は、と言うと。
恒常的にプロ野球公式戦が開催出来る規模の球場は、京セラドーム大阪の1か所のみ。人口規模が広島県の約3倍あるにも関わらず、高校野球予選を行う球場の数は、広島県と同じ8か所。
堺市どころか、大和川以南の「南大阪」を考えても、藤井寺球場が解体されてしまった今では、南大阪では高校野球の予選大会の試合は1試合も行われてません。情けないことに場所がない。
軟式野球やソフトボールとの兼用の「野球場」はいくつかあるんですが、今年ウエスタンリーグ公式戦が開催される、高槻市萩谷総合運動公園野球場のような、僅かながらも「観客席」の設けられた本格的な球場が少ないこと。これは致命的といえば致命的、ではあります。
一部では移転の話が出ている「NOMOベースボールクラブ」が本拠地球場として使用していた「堺浜野球場(旧:新日鐵堺野球場)」には観客席があります。しかしながら両翼91m、センター114mと、近年広くなってきてるプロ野球が使用する球場としてはもの足りません。
客席さえ改装すれば、福山市民球場と渡り合えるとは思いますけどね。
その影響だとは思いますが、過去にも堺市内で、高校野球大阪府予選が行われたことがありません。これは堺市以南の大阪府下各市にも言えることではありますが。
大和川以北には、豊中市(ローズ球場)、八尾市(久宝寺緑地球場)、寝屋川市(寝屋川公園球場)、吹田市(万博記念公園球場)と、目立つ球場はありますが、残念ながら堺市内にはありません。
さらにはこの堺浜野球場も、第二球場の一部は堺市が管理してますが、全体の運営や管理は、バレーボールVリーグの「堺ブレイザーズ」の運営会社が管理しています、。もっと言えばこの球場自体の所有者は未だに「新日本製鐵堺製鐵所」ではありますが。
既に野球部がなくなった新日鉄が、野球場を持つ理由はないとは思います。おそらく「土地」の問題だとは思いますが、この問題さえクリア出来れば、プロ野球の公式戦、とまでは行かないまでも、ウエスタンリーグ公式戦や学生野球、高校野球予選が開催出来る球場にはならないかな。
埋立地みたいな所にあるから、おいそれと「来て下さい」とは、さすがにおおっぴらには言えんとは思いますが、将来的には「堺市民球場」とする余地は十分にあると思います。まぁ余地はあるけど土地がない、と言う事になりかねませんが、1万人規模程度にするならどうにかならんかな。
それこそ「中モズ球場」が残っておればよかったんですが、もうそれすら望むべくもなく、堺市内で「野球の公式戦」が行われなくなってどれ位経つのか分からなくなってしまいました。
それ以上に、都市としてこれだけの規模になりながらも、全国に名前が出るスポーツ施設ってのが、日本サッカー協会が関わってる「堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター」と、堺ブレイザーズ絡みでの「金岡公園体育館」くらいのもの。これではあまりにも悲しすぎる。
ここはひとつ、堺市、しいては南大阪の野球、スポーツの復興の意味でも、堺市内にひとつ、大きな「ベースボールスタジアム」が欲しいところ。高校野球にしても、大和川以南の高校で、甲子園常連といえばPL学園高校だけ。あとはたいがいの学校は「北大阪」ですからね。
土地ならある、などとおおっぴらには言えませんが、どないかならんもんでしょうか。
尾道しまなみ球場やら、みよし運動公園野球場とかを見てると「おらが街に野球場がある」事のありがたさをひしひしと感じることができます。ホント羨ましい限りであります。
せめて、舞洲ベースボールスタジアムみたいな球場があればなぁ。
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2012.03.19 / Top↑
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