さて、昨日のお話ではあります。

俗世間では広島東洋カープと東京ヤクルトスワローズのオープン戦が、福山市民球場で行われてたみたいですが。んなこととは何ら関係なく、広島東洋カープ有練習場で行われた、広島東洋カープ対香川オリーブガイナーズとの「交流試合」を観戦に行ってまいりました。

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広島駅発09:50発岩国行電車。

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そしていつものように、由宇駅から「岩国市生活交通バス」に乗って「笠塚カープ練習場前」に向かうんですが、由宇駅発車時点で乗客はわしと地元のおばさんが一人。そのおばさんも「由西小前」で下車。そして運転士さんからわしに向かって「お客さん、カープ(目当て)?」わし「はい!」。この時点で「路線バス貸切」が決定。そして終点まで本当に誰一人、乗って来ませんでした(笑)。

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笠塚カープ練習場前到着。

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一応、試合予定にも載ってますが「香川(社会人)」って。

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で、いつものように道なりに坂道を登っていったですが、その頂上付近では、(左から)弦本君、齊藤君、中村恭平君、武内君、中田廉君がトレーニングに励んでました。

で、なぜかすれ違いざま、中田廉君に挨拶されまして。社会人オール広島との試合前に、砂かぶり席のすぐ後ろで目が合って、会釈だけはしたんですが。それを覚えていたのかどうか(笑)。

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それを仕切る鬼教官(笑)。

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そしてコンコース一周。一塁側が香川オリーブガイナーズ。駐車場にも香川ナンバーのクルマが何台か見受けられました。やはり独立リーグの先駆的存在。地元への密着度も高いんでしょうね。

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見たかったのは、先日入団記者会見を終えたばかりの桜井広大(前阪神タイガース)。

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で、この試合。必死こいてメモを取ったんですが、ご覧の通り、スコアボードに両チームのメンバーの表示が一切なく、また小さい音で流される早口の場内アナウンスのみを頼りのメモ書きになっている上、香川オリーブガイナーズの選手名鑑に出てない(と思われる)選手も何人か出場してたため、若干表記が曖昧になっていることを御了承下さい。判明次第修正いたします(多分)。



先攻:香川オリーブガイナーズ
1(二)水口
2(中)小栗
3(一)国本
4(三)島袋
5(指)桜井(前阪神タイガース)
6(右)大西
7(左)奥野
8(捕)星野
9(遊)松島
投手:酒井

後攻:広島東洋カープ
1(遊)安部
2(左)中村憲
3(一)中谷
4(指)中村真(香川オリーブガイナーズ)
5(左)土生(早稲田大学)
6(中)鈴木
7(三)申
8(捕)磯村
9(二)庄司
投手:永川光浩

回表香川オリーブガイナーズの攻撃
水口    2‐2から6球目を打ってレフト前ヒット
次打者小栗の初球に水口セカンド盗塁成功
小栗    1‐2から4球目を空振り三振
国本    1‐0から2球目を打ってサードフライ
島袋    フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ

回裏広島東洋カープの攻撃
安部    0‐1から2球目を打ってサードフライ
中村憲   1‐0から2球目を打ってレフトフライ
中谷    1‐2から4球目を空振り三振
    
回表

桜井    3‐2から6球目を打ってレフト前ヒット(上の動画)
大西    2‐2から5球目を打ってレフト前ヒット
奥野    初球を打ってセンター前ポテンヒット
星野    フルカウントから6球目を打ってライト犠牲フライ
広島0対1香川
松島    2‐2から7球目を打ってショートゴロセカンド封殺
水口    0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ

回裏
中村真   2‐2から5球目を空振り三振
土生    フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
鈴木    2‐1から4球目を打ってレフト前ヒット、好走塁でセカンドへ
申     1‐2から4球目を空振り三振

回表
小栗    フルカウントから9球目を空振り三振
国本    0‐1から2球目を打ってレフト線へツーベースヒット
島袋    1‐2から4球目を空振り三振
桜井    初球を打ってレフトファウルフライ

回裏
磯村    初球を打ってレフト線へツーベースヒット
庄司    初球を打ってライトフライ、磯村はタッチアップでサードへ
安部    フルカウントからフォアボール
中村憲   1‐0から2球目を打ってライト前タイムリーヒット、安部はサードへ
広島1対1香川
中谷    3‐1から5球目を選んでフォアボール
中村真   初球を打ってセンター前タイムリーヒット
広島2対1香川
土生    1‐0から2球目を打ってライト犠牲フライ
広島3対1香川
鈴木    初球を打ってサードファウルフライ

回表
大西    2‐1から4球目を打ってセカンドゴロ
代打西山 2‐0から3球目を打ってサード内野安打
西山の代走に北村
次打者星野の4球目に北村盗塁成功
星野    フルカウントから6球目に三振
松島    初球を打ってショートフライ
水口    2‐1から4球目を打ってショートゴロ

回裏
ガイナーズ選手交代
代走北村→センター
センター小栗→ライト
ライト大西→レフト

申     1‐2から5球目を打ってファーストファウルフライ
磯村    1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ
庄司    0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ

回表
カープ選手交代
ピッチャーシレット→伊東

小栗    0‐1から2球目を打ってショートゴロ
国本    0‐2から3球目を見逃し三振
島袋    ストレートのフォアボール
桜井    フルカウントからフォアボール
大西    1‐2から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
広島3対2香川
大西の代走に林
北村2‐2から5球目を空振り三振

回裏
ガイナーズ選手交代
代走林→センター
センター北村→レフト

安部    1‐1から3球目を打ってファーストゴロ
中村    1‐2から4球目を打ってショートゴロ
中谷    初球を打ってショートゴロ

回表
カープ選手交代
ショート安部→レフトキャッチャー磯村→中村亘
ショート→三家
ピッチャー伊東→トバレンティン

星野    1‐2から4球目を打ってサードゴロ
松島    フルカウントから8球目を空振り三振
水口    2‐2から5球目を空振り三振

回裏
中村真   1‐2から4球目を空振り三振
土生    初球を打ってショートフライ
鈴木    フルカウントから6球目を打ってレフトエラー、好走塁でセカンドへ
申     2‐2から6球目を見逃し三振

回表
カープ選手交代
センター鈴木→松本

代打小野  フルカウントから7球目にフォアボール
国本    初球を打ってショートゴロダブルプレイ
島袋    フルカウントからフォアボール
桜井    フルカウントから8球目を打ってライトフライ

回裏
ガイナーズ選手交代
代打小野→ファースト
ファースト国本→レフト岩崎
レフト北村→ライト
ピッチャー酒井→中野

中村亘   1‐0から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ
庄司    3‐1から5球目を選んでフォアボール
安部    2‐2から5球目を打ってピッチャーゴロセカンド封殺
三家    1‐0から2球目を打ってサードゴロ

回表
カープ選手交代
ピッチャーバレンティン→山野

林     1‐2から4球目を打ってショートゴロ
北村    3‐1から5球目を選んでフォアボール
星野    1‐1から3球目を打ってサードライナーダブルプレイ

回裏
ガイナーズ選手交代
ピッチャー中野→大場
キャッチャー星野→大川

中谷    3‐1から5球目を打ってセカンドフライ
中村真   0‐2から3球目を打ってサードゴロ
土生    3‐1から5球目を打ってセカンドゴロ
雪降り出しました

回表
カープ選手交代
レフト安部→センター
センター松本→レフト
ピッチャー山野→池ノ内

甲斐    2‐2から5球目を見逃し三振
代打こはま 1‐1から3球目を打ってファーストファウルフライ
代打みよし 初球を打ってショートゴロ

試合終了!

のはずが、これはあくまで練習試合の一貫。なんと9回裏がある!
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マウンド上に集まった後のカープナインの表情にご注目。まさに「ポカーン」とはこの事。画像ではありますが、マジな話みなこの状態で固まってました。

回裏
松本0‐1から2球目を打ってレフトフライ

ガイナーズ選手交代
ピッチャー大場→舟生(練習生)

申     3‐1から5球目を選んでフォアボール
中村亘  ストレートのフォアボール

ガイナーズ選手交代
ピッチャー舟生→後藤

庄司    初球デッドボール

安部    1‐1から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット
広島4対2香川

三家    1‐0から2球目を打ってサードゴロホーム封殺(上の動画)

中谷    2‐2から5球目を打ってレフト前タイムリーヒット(上の動画)
広島5対2香川

ガイナーズ選手交代
ピッチャー後藤→西村


中村真   2‐2から7球目を打ってレフト前2点タイムリーヒット(上の動画)
広島7対2香川
土生    フルカウントから7球目を選んでフォアボール
松本    初球を打ってセンターフライ

これで本当に試合終了!

香川 010 010 000 2
広島 003 000 004 7


※投手成績は省略します。


さて、なかなか見る機会がなかった、永川勝浩の実弟・永川光浩投手ですが。なんとなく担ぎ投げっぽいなぁ、と。球速がどれくらい出てたのかは分かりませんが、新人の頃に比べてかなり下半身が太くなりました。大卒3年目。社会人戦で投げた河内君同様、今年が勝負かな。


続いて、ドミニカから来たシレット投手。これまでのドミニカンに比べて、かなり体がしっかりできてるように思います。ただ、蹴り足が大きい割に、ボールに体重が乗ってないような。まぁ素人の大きなお世話ではありますが、日本人選手同様、じっくり育てていただきたいものです。


3年目を迎えた伊東昂大投手。自ら課した投げ込みのせいか走り込みのせいか、ただ久しぶりに見たからだけなのか、かなりフォームに力強さが出てきたと思います。江草仁貴と言う速球派左腕が入団することになり、いくらか「手本」にはなると思います。また「ライバル」にもありえると思いますが、是非頑張っていただきたい。決してサイドスローにはして欲しくない投手です。

で、さらっと書いてますが、松本高明がセンターに入ったり、安部君がレフトに入ったりしてます。これはもう完全に外野手不足と言うか、岩本君や松山君が絶好調なまま一軍に残ってる事の「弊害」。

調子が良いのは分かりますが、外野手ばっかりにバッティング、しいては攻撃力を求めた結果、二軍に内野手ばかりが余ってしまう、と言う現象になってるんじゃないかと思います。外野手はバッティング、内野手はフィールディングと、割り切れるんならそれでいいと思いますけどね。

一軍の内野手はぶっちゃけ、ほぼ固定かも知れません。しかし、堂林君ばかりが何かとクローズアップされて「若手の底上げが出来てる」と思ったら大きな勘違い。申君や庄司君、もちろん安部君ももっともっと鍛えるべき。中途半端に外野を守らせてる場合じゃないですよ。

安定してるように見えますが、東出君や梵君、キムショーももうそろそろ年齢的には「ベテラン」と言われる32歳を迎えます。いつまでも彼らに頼れません。この数年のうちに必ず何かしらの衰えが出るし、いずれ「引退」を迎えるんですから「次の世代」は絶対に作っておかないと。いざと言う時に、海の物とも山の物ともつかないh外国人選手に頼って失敗しててはどうしようもないですからね。


で、本当はもっと色々撮ったりしたかったんですが、試合前半は強風に伴う砂ぼこりに悩まされ、試合後半は異常なまでの寒さと悪天候、三家君の打席の映像でお分かりただけると思いますが、8回辺りから雪が降りだし、それが霙になってもう大変だったもんで。すっかり「苦行」になりました。


改めて教訓:広島東洋カープ由宇練習場は山の中にあります。

※一部選手名不詳のところがありましたが、修正を加えました。


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2012.03.12 / Top↑
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