ぶっちゃけ、カープネタばっかりでも飽きてくるものです。

前にも記しましたが、「誰某がブルペン入り」だの「誰某が柵越え○本」だのの記事には一切興味がないもので。カープファン倶楽部にも入会してません。特典にあまり旨みも感じないし。

広島ローカルのカープニュースが見れたところで、無駄に期待ばっかり膨らませてもしゃあないし、「これだけ負け続けてるのに練習合間にインタビュー受けてる暇もねーだろ」とか思う質なもんで。

ってなわけで、ファンサービスのお話。



ファンサービス重視の高木監督に「本末転倒」の声 東京スポーツ

中日・高木監督の張り切りぶりを周囲が心配している。キャンプ中は日替わりで選手が練習後にサイン会を開いているが、連日、予定にない高木監督が飛び入り参加。2、3日とも小雨が降る肌寒い天候の中、いずれも約1時間30分にわたり、列が途切れる最後の1人までサインを書き続けた。

これにチーム関係者は「沖縄とはいえ、ここのところ気温は10度ちょっとしかない寒空の下だからね。高木監督は70歳なんだし、年を考えたらあまりにハードすぎるよ。最後までこのペースで無事にキャンプを打ち上げることは不可能でしょう」と体調面を不安視。

さらに「それこそインフルエンザに感染したDeNAの中畑監督みたいにキャンプ中にリタイアなんてことになったらシャレにもならない。ウチは3連覇を狙っているチームなんだから」との指摘も。

ナインの間からもファンサービス優先の姿勢に疑問の声がチラホラ聞かれる。高木監督がサインを行っているのは投手陣の練習後で、まだ野手陣は練習の真っ最中。

グラウンドでのシートノックやフリー打撃などをそっちのけにしていることで、ある野手は「これではいくらなんでも本末転倒でしょう。ファンサービスも大事だけど、監督にはちゃんと練習は見ていてほしいですね…」と寂しそうにこぼす。

あまりのハッスルぶりに球団幹部も「ファンから『このままでは高木監督が風邪をひいてしまいませんか、大丈夫ですか』と心配されるぐらい。でも、監督がやると言っているものをやめさせることはできない」と困惑を隠せない。中畑監督のように“隔離”されないよう、くれぐれも気をつけてもらいたい。



ただサインをしまくってるだけがファンサービスなのか、と言えば決してそうじゃない、とは思うんですけどね。しかし、あえて親会社の中日新聞的見方をしたら「沖縄キャンプでサインをしまくったとして、ナゴヤドームの集客につながるのか」と言う気がせんでもないですけどね。

この前の日曜日のNHK「サンデースポーツ」に高木監督が生出演されてました。お年寄りなのに、こんな遅うまで起きててええんかな(笑)。しかしこれも「ファンサービス」の一環なんだと思います。

そして、その番組の中で「これだけ強くなったんだから、もっとファンの皆さんに愛されるチームになりたい、ならないといけない。」といわれてました。

その結果がキャンプ初日の「2時間サイン会」だと思うんですが。

監督やコーチがこう言うところで「最前線」に出てくるのは一体どうなのかな。落合博満前監督が作り上げた「強いドラゴンズ」。これに取り立てて色付けする必要もない。「野球のプロ」に、それ以上のナニを求めているのか。ただただ、サインをする時間を作ればいいのか、って感じがします。

一昨年のとあるナゴヤ球場での試合。ドラゴンズ対カープの試合が、開門が延ばし延ばしになって、挙句に雨天中止になってしまいましたが、そこで、若手選手が即席のサイン会を開いてました。
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これが一過性のものなのかは分かりませんが、ドラゴンズ球団の「柔軟な対応」を羨ましく思ったものです。つか、現場レベルではこう言う事が出来てるのに、親会社は選手に今更何を求めてるのか。

京セラドーム大阪でのバファローズ対ドラゴンズの試合前。内野席最前列に陣取ったファンのみなさんが、騒ぐでもなく、ネットの下の隙間からサイン色紙とサインペンだけ差し出した状態で待機。

そして前を通った選手が、粛々とサインをしていく。こうやって「暗黙のルール」なりなんなりが、選手とファンの間ではしっかり出来ているのに、それ以上に選手に何を求めておるのか。

キャンプやら何やらならまだしも、ペナントレースに突入したら、選手、もっと広く言えば「チーム」は試合に集中するのみ。グラウンドで戦うことだけで頭の中はいっぱいになるだろうし、それが当たり前の姿。それを「もっと見に行きたい」と思わすのが「球団」の仕事、だと思いますよ。

ジャイアンツはG+で「宮崎キャンプ中継」ってな番組をやったり、現地で大型モニターまで持ち込んで、ファンに練習を見せる、てなことをやってますが、これもどうなのかな。練習は見せるもんじゃないし、こっちからしたら、勝手に見に行くものなんだし。まぁ「おー、頑張ってるな」とは思いますが。

そして、高木守道監督。「急に呼ばれた」と番組中で言われてましたが、ニコニコしながら川上憲伸や山崎武司を呼び戻したり「開幕投手は山本昌」とか言うてますが、これって、本心なんでしょうかね。これって「高木守道が思うドラゴンズのあるべき姿」と本当に思ってるんでしょうか。

落合博満前監督が8年かかって作り上げた「強いドラゴンズ」。これが崩れることが最大の懸念であります。本当に大きなお世話だと思うんですが、やっぱり、勝たんとお客さんは来ませんよ。


しかし

情けないのは、記事中に出て来る「ある野手」。「監督にはちゃんと練習は見ていてほしいですね」って。オメーは監督が見とらんと練習もちゃんと出来んのか、と。監督(まぁ誰でもいいですが)が見てない所でしっかりやってて、初めて、どこででもしっかり練習が出来るようになるんじゃないか、と。

どうせならカープに来ませんか?今ならどこででも監視カメラで見てもらえますよ笑)。


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2012.02.07 / Top↑
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