プロ野球がキャンプインして、ようやく夕刊も賑やかになってきました。



闘志胸に 焦らず調整
広島 野村祐輔投手 22

キャンプ4日目を迎えた4日、午前9時56分に沖縄市野球場で始まったアップで、精力的に体を動かした。緊張感を漂わせていたのは初日だけで、その表情には余裕すら感じられる。

抜群の制球力はアマ時代から定評があるが、速球、変化球のキレなど、全ての面でレベルアップを目指す。昨年12月の入団記者会見では「息の長い、記憶に残る選手になりたい。いずれはプロ野球を代表する選手に」と決意を語った。

その投球を支えているのが、「投球の際に力をためる場所」と表現する尻だ。1月23日、広島・大野練習場でブルペン入りした日のことだった。視察した松田オーナーが「すごくいい尻をしていた」と驚いた。「野球選手は尻が命」というのが持論のマツダオーナーは、数多くの選手の尻を見てきたが、跳ね返されるような弾力があり、今までになかった感覚を受けた。

午前11時18分、今キャンプで初めて行われた野手との投内連係。背番号「19」は軽快な動きで、能力の高さをうかがわせた。

キャンプの第1クールはブルペンに入る予定はない。土台をしっかり作ってから。そのほうが肩も出来やすい」と、焦ることなく自分のペースを守り続ける。

そんな姿に1歳上の前田健は「制球を大事にする投球スタイルが自分に似ている」と感じた。松田オーナーから「面倒を見てやってくれ」と頼まれたこともあり「色々な話をしている」と、気付いたことは助言している。2010年の沢村賞投手から様々あことを学び、吸収しながら、プロの世界で戦う準備を整えている。

前田健だけでなく、プロの選手から様々な刺激を受ける日々。東京から空路沖縄に入った1月31日には、日本ハムと同便になり、大学日本代表で一緒だった1学年上の斎藤とあいさつを交わした。その斎藤は昨季6勝を挙げた。「負けたくない。プロに入れば先輩、後輩は関係ない。いつか投げ合いたい」久しぶりの出会いに、闘志が沸き立った。

1週間後には、練習試合やオープン戦が始まり、開幕一軍をかけた戦いは熱を帯びてくる。ルーキーの挑戦が幕を開けた。



しかし、一時スポーツ新聞のネタにもなりましたが、松田オーナーがいちいち「ケツ」を見て回ってるというのはどうなんだ(笑)。「数多くの選手の尻を見てきたが」っちゅう表現もどうなんだ。

ただこれだけは言えるのは、カープの選手って、下半身がひ弱な印象しかないんですよね。だから皆、一瞬輝いても、結局は失速していく。結局、持続できるだけの体力が備わらないままに、放り出されて数字は残したはいいけど、持続力が着いて来ないですよね。

いわゆる「ぷりっケツ」がなかなかいてない。ピッチャーにしろ野手にしろ、ケツから太腿にかけてが細い選手が多いですよね。このあたりがここ暫くのカープの欠点といえば欠点、ですよ。


で、野村祐輔君。

最初っからアレですが「~したい」じゃ絶対にダメですよ。「負けたくない」じゃない。「勝ちたい」ですよ。目標は高くていい。そこまでの道程の設計図をどう作るか。それがこのキャンプの目的。

ルーキーは試行錯誤があってもいいと思います。もっと言えば、大学時代にやってた練習に、ちょっとだけ走り込みの量を増やすとか、投げる珠数を少しだけ増やすとか、それくらいでいいと思います。

変な練習、と言うか、奇抜なことはする必要はないと思います。ぶっちゃけ「即戦力」なんだし。

練習方法は人それぞれ。プロに入るまでにやって来たことも、当然違うんだから。プロに入ったからって、急にみんなと同じ練習をする必要はない。これは何年経っても大事にせんと。

そして、結果だけが求められる世界です。練習しようがしまいが、数字さえ残せば何も言われない世界です。そして、野球に没頭できる環境になったのは確かです。やるやらんはあなた次第。

自分が信じた道、進むべき道がしっかり見えているならば、誰にも媚びる事なく、その道を歩むべき。「オレ流」と言う言葉が一時もてはやされましたが、それでも構いませんよ。

もう、野球は「片手間」ではありません。そらぁ大学時代から「プロ」を意識してやってきたんだとは思いますが、今はその思い描いていた「プロ野球の世界」に身を置いています。


そして野球は「職業」であり「己の生きる道」になりました。思う存分、野球をしてください。


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2012.02.05 / Top↑
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