まぁ、ひろ~い意味での「OB}ではあります。
カープV逸20年 私の提言<7> 金本知憲さん(43)
中国新聞携帯サイト
▽戦力不足 心理にも影響
カープの低迷は戦力不足に尽きるよ。試合中でも、常にこっちが一手上回っているように見えるからね。例えばですよ。終盤で代打に前田と嶋がいても、阪神はジェフ(ウィリアムス)がいた。右の代打が出てきても少し早く(藤川)球児がいける。外野は暇だからそんな計算しながらみてるからね。
投手も同じ。特に、お互いが抑えを出した後の延長戦なんかは差が顕著になる。終盤でこの1、2枚の(選手層の)差は大きいよ。野手の心理にも影響するからね。
▽接戦は厳しい
シーズンで接戦を10試合勝つか負けるかは大きな差でしょ。それに接戦は本塁打か失策か四球で決まる場合が多いから、本塁打が少なカープは厳しい。昨季、阪神が勝てなかったのも、長距離砲をそろえたのに本塁打を打てなかったから。
僕もカープのV逸に11年絡んでいる。ただ当時は強かったし、いい野球をしていたと思う。攻撃陣はね。走れるし、エンドランもできるし、本塁打も打てた。野村さん、前田、ロペス、江藤。緒方もいいところで打っていた。でも投手力が足りず優勝できなかった。
(FA移籍した)阪神ではカープでやってきたことを懸命に実践しただけ。キャンプや練習内容はあまり変わらないね。カープは覇気があるけど、阪神はダラーとした雰囲気。だけど個々が責任を持って、コツコツやる姿勢は阪神の方が上かな。やらされる練習も大切だけどね。
カープは今から強くなるよ。ドラフト制度が変わったしね。(1990年代半ば以降の)逆指名とFAのダブルパンチでは低迷も仕方ない。出ていった自分が言うのも何だけどね。
(戦力不足解消に)重視するのはスカウティングだね。僕だったら粗削りでも、体が強く、練習に耐えられる選手を取る。今はいい球場ができて、アマチュア選手のイメージも良くなった。野球界は意外に実力以外の人柄とか、スカウトのコネや出身校で取るケースが多いよね。人間性で野球はできないのに。
▽優勝争い可能
外から見るとカープの選手は本当に一生懸命やっているよ。食らいついてくる感じがあるし、細かい野球もやってくる。岩本みたいな馬力のある選手もいるし、長い目で大きく育ったら面白い。今村なんか対戦していてすごく楽しみな投手だ。
何年か後に、優勝争いするチームは必ずできると思う。古き良き時代の厳しさ、いい意味でのアマチュアリズムが残っていればの話だけどね。最近はFA権を取った選手もしっかり引き留めるようになったしね。僕は減俸で残れとはいわれたけど…。
昨季、ヤクルトがほぼ自前の選手だけで優勝争いをしたんだから、カープにもできないはずはない。いつもひそかに気にかけてますよ。
単刀直入に言うてしもうたら「よそは気にせんでええから自分の野球に専念してつかぁさい」ってぇ所だとは思います。しかし、よく聞きに行こうと思ったもんです。コレだけでもすごい事ですわ。
しかし、結構的確なこと言うてると思いますよ。特に赤字にした部分なんか。
近年のカープのドラフト戦略って、1位指名はは即戦力、それ以降はだんだん「センス」だの「将来性」だのの比重が高く有っていくようになる。
けど現実ってどうだろう。
ここ数年の「下位指名」で、出てきた選手、と言うか定着した選手、って本当にいてるかなぁ。せいぜい丸君くらいかな。あとは全然思いつかんですね。困ったことですが。何か知らんけど、定着しない、というかさせてもらえない。人海戦術でもせん限り勝てんような弱いチームやのにね。
練習が全て、とは言いません。けど、今のカープで、将来性を見出すような練習、センスを活かす練習が出来てるかどうか。ぶっちゃけ、野球をする前に「プロスポーツ選手としてのしっかりした体が出来てるかどうか、体を作ろうとしてるか」がものすごく大きな疑問ですよ。
スポーツでメシを食ってる「プロ野球選手」なんだから、ぶっちゃけ、練習はなんぼやっても怒られんはずだし、やればやるだけ伸びてくるはず。絶対に「これくらいでいい」と言うのは無い筈なんだ。
そしてもう「一生懸命練習やってます」アピールは一切いりません。「食らいつきました」みたいなコメントも一切不要です。その、これまで「食らいついてきた」事が普通に出来るように練習して下さい。
一生懸命練習、も良いけれど、結果が全くと言って良いほど付いて来てない。ってことはその練習方法は、ドコか何か間違ってる、ような気がする。間違ってはないけど、本当にそれが必要な練習なのか、とか思う時もありますよ。鶏追っかけたりなんかした日にゃもうアレですよ。
「古き良き時代の厳しさ、いい意味でのアマチュアリズム」とも彼は言うてるけど、これってただただ、基本練習の繰り返し、のはずじゃないかなぁ。町田コーチが純粋に野球の練習だけで鋼の身体を作り上げたけど、それが今通用せんか、と言えば決してそんな事はないはずですよ。
もっと自分の体、鍛えようよ。そして食って食って体を大きくしようよ。
大相撲界では「食べることも稽古のうち」とすら言います。その分、稽古場で厳しい稽古に耐えねばなりませんが。栄養バランスがどうのこうの、と言う話にもなると思いますが、それは一定の年齢で、一定の成績を修めれるようになってから「維持するため」でも遅くはない。
練習後とかはしんどいかも知れんけど、朝ご飯はしっかり食べましょう(笑)。
しかし
ひどい話ですよ。「外野は暇だからそんな計算しながらみてるからね。」って。その分、斜め前で守ってる人って、大変な思いをしているというのに(笑)。つか、よその心配をする前に、てめえの右肩を治せって。あんな守備、とても「金もらって野球やってます」レベルじゃないよ。
けど、金本知憲に限らず、今のカープに言いたい事のある選手はおるんでしょうな。
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▽戦力不足 心理にも影響
カープの低迷は戦力不足に尽きるよ。試合中でも、常にこっちが一手上回っているように見えるからね。例えばですよ。終盤で代打に前田と嶋がいても、阪神はジェフ(ウィリアムス)がいた。右の代打が出てきても少し早く(藤川)球児がいける。外野は暇だからそんな計算しながらみてるからね。
投手も同じ。特に、お互いが抑えを出した後の延長戦なんかは差が顕著になる。終盤でこの1、2枚の(選手層の)差は大きいよ。野手の心理にも影響するからね。
▽接戦は厳しい
シーズンで接戦を10試合勝つか負けるかは大きな差でしょ。それに接戦は本塁打か失策か四球で決まる場合が多いから、本塁打が少なカープは厳しい。昨季、阪神が勝てなかったのも、長距離砲をそろえたのに本塁打を打てなかったから。
僕もカープのV逸に11年絡んでいる。ただ当時は強かったし、いい野球をしていたと思う。攻撃陣はね。走れるし、エンドランもできるし、本塁打も打てた。野村さん、前田、ロペス、江藤。緒方もいいところで打っていた。でも投手力が足りず優勝できなかった。
(FA移籍した)阪神ではカープでやってきたことを懸命に実践しただけ。キャンプや練習内容はあまり変わらないね。カープは覇気があるけど、阪神はダラーとした雰囲気。だけど個々が責任を持って、コツコツやる姿勢は阪神の方が上かな。やらされる練習も大切だけどね。
カープは今から強くなるよ。ドラフト制度が変わったしね。(1990年代半ば以降の)逆指名とFAのダブルパンチでは低迷も仕方ない。出ていった自分が言うのも何だけどね。
(戦力不足解消に)重視するのはスカウティングだね。僕だったら粗削りでも、体が強く、練習に耐えられる選手を取る。今はいい球場ができて、アマチュア選手のイメージも良くなった。野球界は意外に実力以外の人柄とか、スカウトのコネや出身校で取るケースが多いよね。人間性で野球はできないのに。
▽優勝争い可能
外から見るとカープの選手は本当に一生懸命やっているよ。食らいついてくる感じがあるし、細かい野球もやってくる。岩本みたいな馬力のある選手もいるし、長い目で大きく育ったら面白い。今村なんか対戦していてすごく楽しみな投手だ。
何年か後に、優勝争いするチームは必ずできると思う。古き良き時代の厳しさ、いい意味でのアマチュアリズムが残っていればの話だけどね。最近はFA権を取った選手もしっかり引き留めるようになったしね。僕は減俸で残れとはいわれたけど…。
昨季、ヤクルトがほぼ自前の選手だけで優勝争いをしたんだから、カープにもできないはずはない。いつもひそかに気にかけてますよ。
単刀直入に言うてしもうたら「よそは気にせんでええから自分の野球に専念してつかぁさい」ってぇ所だとは思います。しかし、よく聞きに行こうと思ったもんです。コレだけでもすごい事ですわ。
しかし、結構的確なこと言うてると思いますよ。特に赤字にした部分なんか。
近年のカープのドラフト戦略って、1位指名はは即戦力、それ以降はだんだん「センス」だの「将来性」だのの比重が高く有っていくようになる。
けど現実ってどうだろう。
ここ数年の「下位指名」で、出てきた選手、と言うか定着した選手、って本当にいてるかなぁ。せいぜい丸君くらいかな。あとは全然思いつかんですね。困ったことですが。何か知らんけど、定着しない、というかさせてもらえない。人海戦術でもせん限り勝てんような弱いチームやのにね。
練習が全て、とは言いません。けど、今のカープで、将来性を見出すような練習、センスを活かす練習が出来てるかどうか。ぶっちゃけ、野球をする前に「プロスポーツ選手としてのしっかりした体が出来てるかどうか、体を作ろうとしてるか」がものすごく大きな疑問ですよ。
スポーツでメシを食ってる「プロ野球選手」なんだから、ぶっちゃけ、練習はなんぼやっても怒られんはずだし、やればやるだけ伸びてくるはず。絶対に「これくらいでいい」と言うのは無い筈なんだ。
そしてもう「一生懸命練習やってます」アピールは一切いりません。「食らいつきました」みたいなコメントも一切不要です。その、これまで「食らいついてきた」事が普通に出来るように練習して下さい。
一生懸命練習、も良いけれど、結果が全くと言って良いほど付いて来てない。ってことはその練習方法は、ドコか何か間違ってる、ような気がする。間違ってはないけど、本当にそれが必要な練習なのか、とか思う時もありますよ。鶏追っかけたりなんかした日にゃもうアレですよ。
「古き良き時代の厳しさ、いい意味でのアマチュアリズム」とも彼は言うてるけど、これってただただ、基本練習の繰り返し、のはずじゃないかなぁ。町田コーチが純粋に野球の練習だけで鋼の身体を作り上げたけど、それが今通用せんか、と言えば決してそんな事はないはずですよ。
もっと自分の体、鍛えようよ。そして食って食って体を大きくしようよ。
大相撲界では「食べることも稽古のうち」とすら言います。その分、稽古場で厳しい稽古に耐えねばなりませんが。栄養バランスがどうのこうの、と言う話にもなると思いますが、それは一定の年齢で、一定の成績を修めれるようになってから「維持するため」でも遅くはない。
練習後とかはしんどいかも知れんけど、朝ご飯はしっかり食べましょう(笑)。
しかし
ひどい話ですよ。「外野は暇だからそんな計算しながらみてるからね。」って。その分、斜め前で守ってる人って、大変な思いをしているというのに(笑)。つか、よその心配をする前に、てめえの右肩を治せって。あんな守備、とても「金もらって野球やってます」レベルじゃないよ。
けど、金本知憲に限らず、今のカープに言いたい事のある選手はおるんでしょうな。
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2012.01.24 / Top↑
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