引き続き、元旦の中国新聞朝刊のお話。
とは言うものの、これはスポーツ面とは全く別の面のお話でございます。
ローカル新聞らしく、広島県下の財界人のインタビューばっかり集めた紙面が「中国新聞LEADERS倶楽部」としてまとめられておりまして。広島電鉄の社長さんやらオタフクソースの社長さん、にしき堂の社長さん、広島銀行の頭取とかがずらっと並んでるわけですよ。

その紙面の隅っこの方に‥‥

見慣れた顔が(笑)

中を開いたらインタビューが。
―マツダスタジアムの入場者数は3年で500万人を超えました。
本当にありがたい限りです。昨年までの3年間は「野球場」を楽しんでもらえました。4年目を迎えることしは、久しぶりに訪れたファンにも「変わったな」「また面白くなったな」と感じてもらえるようなスタジアムへ進化する一年にしなければなりません。
―2012年、スタジアムはどう変わりますか。
周辺開発が徐々に進みつつあります。コンコースに広場や、隣接するビルへとつながる連絡通路などを増設する工事が始まりました。周りと連動した新たな仕掛けづくりに取り組んでいきたいです。ソフト面では、スタンドの雰囲気づくりに努めます。ファを迎える売店スタッフや売り子、アルバイトの生き生きとした笑顔が、球場の楽しさを生み出す源。若い力に期待しています。
―3年目の野村カープはどう戦うのでしょう。
ドラフトも含めた補強で投手陣は整ってきました。チーム防御率が1位になれば勝つ確率は高くなります。3点取れば勝てる野球を目指してほしいです。昨年は夏場まで1位と競り合いました。負け方を見ても1点差で敗れるような辛い試合ばかり。土俵際で足が徳俵にかかり、相手にがぶり寄られ、おしだされそうになるのをぐっと我慢していた。うっちゃって勝つための投手力強化も継続してやっていた。あれだけ頑張って負けた経験を、今季へつなげて欲しいです。
―ファンは21年ぶりの優勝はもちろん、初のクライマックスシリーズ進出を期待しています。
今季のキャッチフレーズは「破天荒」としました。低迷が続く中で、個々の選手、チームが自らの殻を破り、新境地を切り開いて行くという決意を込めています。グッズ展開やファンサービスにおいても、既成概念にとらわれない新たな挑戦をしていきたいです。カープが勝てば広島が明るくなる。勝つためにはスタンドの声援が欠かせません。スタンドとチームの一体感は勝つことで、いい戦いをすることで、高まってきます。常に熱気が絶えないスタジアムを目指しています。
もうそろそろ「球場で人を呼ぶ」にも限界が来てるように思いますがいかがでしょう(笑)。
毎年毎年趣向を凝らしたシートを発売して、目新しさだけは失ってません。事ある毎にTシャツを販売して、何とかきゅオミを引いてるようではありますが、4年目ともなると、もうそろそろそんな「ごまかし」はきかんようになって来る頃ではないでしょうかね。
マツダスタジアム初年度が187万3046人、2010年は160万93人、2011年は158万2524人。初年度から約30万人減ってるんですよね。もう「新球場景気」もおしまいなんじゃないかなぁ、と。
ぶっちゃけお客さんが入ってる間に強くなってくれれば良かったんですが、弱くなっていく一方。3年も経過してるのに、野手陣が「未だに新球場に慣れてません」ではあまりにもお粗末すぎる。
さらに、監督業に慣れてない人を監督に据えてしまったのが失敗ですよ。勝ってナンボのプロ野球の世界。監督の顔を見にみんな球場に足を運んでるんじゃない。勝つカープに期待してるんですよ。野村謙二郎が監督をやってるから、と言って球場に行く人って、そうそういてないと思いますよ。
一番残念なのはキャッチフレーズの「破天荒」。
その割には今までどおりの戦力補強。目玉選手を単独指名できたからって「今まで人がなし得なかったことを初めて行うこと」でもないし、一昨年オフには「もうフリーエージェント選手には手を出さない宣言」。それに倣ったような「いつも通り」のオフシーズン。キャッチーフレーズが泣いてるよ。
「人」を「前のオーナー」に置き換えてみてもいい。初代オーナーの松田恒次氏、先代オーナーの松田耕平氏の方が、言われたことやって来た事はよほど「ハテンコウ」だったと思いますよ。
「全敗してもいいから、何年か後に勝てるチームを作ってくれ(やったかな)」と当時の監督だった根本陸夫さんに言った恒次氏。ドミニカ共和国と組んで、「カープアカデミー」を発足させた耕平氏。チームの強弱関係なく常に「強気だったと思うし、カープの運営に「情熱」があったと思うんですよ。
松田元オーナーになってからどうだろう。
前任のマーティ・ブラウン監督には「「プラスでないといい監督とはいえない。」とか言いつつ、野村謙二郎監督になると「監督が1年目なんだから全てが経験。最下位になってもいいくらい。」とか。
1年目だろうが10年目だろうが、監督は監督。現場の最高責任者なんだから、「責任を問われてしかるべき」なのに、こんな調子だからいつまで経っても野村謙二郎が成長しないんですよ。そしてチームも勝てんようになるんですよ。いわゆる「負けグセ」ですよ。
やはり「ハテンコウ」の意味合いを取り違えてるような気がします。それこそ「松田家」が「今まで人がなし得なかったことを初めて行うこと」をせぬ限り、根本的なカープの変革はありえないですよ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。

とは言うものの、これはスポーツ面とは全く別の面のお話でございます。
ローカル新聞らしく、広島県下の財界人のインタビューばっかり集めた紙面が「中国新聞LEADERS倶楽部」としてまとめられておりまして。広島電鉄の社長さんやらオタフクソースの社長さん、にしき堂の社長さん、広島銀行の頭取とかがずらっと並んでるわけですよ。

その紙面の隅っこの方に‥‥


見慣れた顔が(笑)

中を開いたらインタビューが。
―マツダスタジアムの入場者数は3年で500万人を超えました。
本当にありがたい限りです。昨年までの3年間は「野球場」を楽しんでもらえました。4年目を迎えることしは、久しぶりに訪れたファンにも「変わったな」「また面白くなったな」と感じてもらえるようなスタジアムへ進化する一年にしなければなりません。
―2012年、スタジアムはどう変わりますか。
周辺開発が徐々に進みつつあります。コンコースに広場や、隣接するビルへとつながる連絡通路などを増設する工事が始まりました。周りと連動した新たな仕掛けづくりに取り組んでいきたいです。ソフト面では、スタンドの雰囲気づくりに努めます。ファを迎える売店スタッフや売り子、アルバイトの生き生きとした笑顔が、球場の楽しさを生み出す源。若い力に期待しています。
―3年目の野村カープはどう戦うのでしょう。
ドラフトも含めた補強で投手陣は整ってきました。チーム防御率が1位になれば勝つ確率は高くなります。3点取れば勝てる野球を目指してほしいです。昨年は夏場まで1位と競り合いました。負け方を見ても1点差で敗れるような辛い試合ばかり。土俵際で足が徳俵にかかり、相手にがぶり寄られ、おしだされそうになるのをぐっと我慢していた。うっちゃって勝つための投手力強化も継続してやっていた。あれだけ頑張って負けた経験を、今季へつなげて欲しいです。
―ファンは21年ぶりの優勝はもちろん、初のクライマックスシリーズ進出を期待しています。
今季のキャッチフレーズは「破天荒」としました。低迷が続く中で、個々の選手、チームが自らの殻を破り、新境地を切り開いて行くという決意を込めています。グッズ展開やファンサービスにおいても、既成概念にとらわれない新たな挑戦をしていきたいです。カープが勝てば広島が明るくなる。勝つためにはスタンドの声援が欠かせません。スタンドとチームの一体感は勝つことで、いい戦いをすることで、高まってきます。常に熱気が絶えないスタジアムを目指しています。
もうそろそろ「球場で人を呼ぶ」にも限界が来てるように思いますがいかがでしょう(笑)。
毎年毎年趣向を凝らしたシートを発売して、目新しさだけは失ってません。事ある毎にTシャツを販売して、何とかきゅオミを引いてるようではありますが、4年目ともなると、もうそろそろそんな「ごまかし」はきかんようになって来る頃ではないでしょうかね。
マツダスタジアム初年度が187万3046人、2010年は160万93人、2011年は158万2524人。初年度から約30万人減ってるんですよね。もう「新球場景気」もおしまいなんじゃないかなぁ、と。
ぶっちゃけお客さんが入ってる間に強くなってくれれば良かったんですが、弱くなっていく一方。3年も経過してるのに、野手陣が「未だに新球場に慣れてません」ではあまりにもお粗末すぎる。
さらに、監督業に慣れてない人を監督に据えてしまったのが失敗ですよ。勝ってナンボのプロ野球の世界。監督の顔を見にみんな球場に足を運んでるんじゃない。勝つカープに期待してるんですよ。野村謙二郎が監督をやってるから、と言って球場に行く人って、そうそういてないと思いますよ。
一番残念なのはキャッチフレーズの「破天荒」。
その割には今までどおりの戦力補強。目玉選手を単独指名できたからって「今まで人がなし得なかったことを初めて行うこと」でもないし、一昨年オフには「もうフリーエージェント選手には手を出さない宣言」。それに倣ったような「いつも通り」のオフシーズン。キャッチーフレーズが泣いてるよ。
「人」を「前のオーナー」に置き換えてみてもいい。初代オーナーの松田恒次氏、先代オーナーの松田耕平氏の方が、言われたことやって来た事はよほど「ハテンコウ」だったと思いますよ。
「全敗してもいいから、何年か後に勝てるチームを作ってくれ(やったかな)」と当時の監督だった根本陸夫さんに言った恒次氏。ドミニカ共和国と組んで、「カープアカデミー」を発足させた耕平氏。チームの強弱関係なく常に「強気だったと思うし、カープの運営に「情熱」があったと思うんですよ。
松田元オーナーになってからどうだろう。
前任のマーティ・ブラウン監督には「「プラスでないといい監督とはいえない。」とか言いつつ、野村謙二郎監督になると「監督が1年目なんだから全てが経験。最下位になってもいいくらい。」とか。
1年目だろうが10年目だろうが、監督は監督。現場の最高責任者なんだから、「責任を問われてしかるべき」なのに、こんな調子だからいつまで経っても野村謙二郎が成長しないんですよ。そしてチームも勝てんようになるんですよ。いわゆる「負けグセ」ですよ。
やはり「ハテンコウ」の意味合いを取り違えてるような気がします。それこそ「松田家」が「今まで人がなし得なかったことを初めて行うこと」をせぬ限り、根本的なカープの変革はありえないですよ。
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2012.01.14 / Top↑
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