元旦の中国新聞、どう言ったネタでカープのコーナーを埋めてたんですかね。まぁここ20年近く、勝ててないんだから毎年毎年似たようなネタに終始するしかないとは思いますが。
多分「別紙」で見開きくらいはスペースを割いてたとは思いますが、そう言うのをシーズンオフに読み返したら、また新たな発見があるかと思います。
で、今年も「切り抜き読売新聞」は続けます。大変ですが結構面白いし。

破天荒にいく
広島 野村謙二郎監督 45
1年目は意識改革という形で臨んで、2年目は選手を信頼しつつレギュラーを育てたいと考えた。2年連続の5位も、2年目は勝率5割の壁を乗り越えていれば、いけたのではという思いがある。その壁を破るためにレギュラーの確立と、ベンチ入り選手の総合的な強さが必要だと思う。
今年は勝負の年。自分の野球観を目いっぱい出して、選手と共に最高のチームを作って、最高の結果を出せるようにやっていきたい。
先発陣は新人の野村祐輔(明大)を含めて7、8人の名前が挙がる。その中で斉藤や篠田ら左投手の活躍が鍵を握ると思う。あと感じているのは七、八回の六つのアウトを取る難しさ。攻撃では外野手の頭をこれる打球を打てるように指導したい、ウチの場合相手の外野手の位置が他球団よりも前だった。一歩でも避けることができれば、本塁打は少なくても、スピードのある選手がいる分、特典能力は上がる。
もちろん、最終的には選手個人の強さが必要で、突き抜けた選手が出てきて定位置をとり、暴れまわってほしい。そのために求めるのが、キャッチフレーズの「破天荒」。選手もほくもその気持ちで一つになれば、必ず結果はついてくる。
大目標1番へ
野村監督は「就任したときから優勝する、1番になるというのが大目標」と言った。1991年以来リーグ優勝はなく、新規参入の楽天を除く11球団の中では最も長く優勝から遠ざかっている。Aクラスも97年が最後。いきなり優勝は厳しいかもしれないが、前田健を筆頭に若手が順調に育っている。7年前、野村監督の現役引退を取材した身として、チームがどう変わっているのか楽しみにしている。
年始早々突っ込みどころ満載というかなんというか。まぁ「去年喋ってること」ですから、頭の切り替えなんざ出来てるわけはないと思いますけどね。
で、いきなり
1年目は意識改革という形で臨んで、2年目は選手を信頼しつつレギュラーを育てたい。
んな話聞いてないし(笑)。
2010年のイヤーブックの表紙、なんて書いてありましたかね。「Aクラスとかクライマックスシリーズとかいう奴は去れ」とか書いてありましたよねぇ。アレって根本的にウソですか。
すごいですねぇ。「敵を騙すならまず味方か」ですか。こらぁ参りましたわ。そりゃぁまぁ優勝でもしたら意識は変わると思いますけどね。結局5位だったんだから、結果なんかないのんと同じですよ。
しかし、考えてる通りに出来てますか?かの野村克也氏は「1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう」とまで言われた。タイガースでは星野仙一に「花」を取られたけど、スワローズでは見事に3年目、イーグルスでは4年目に花が咲いてる。
その「花を咲かすべき3年目」に向けて、一体野村謙二郎監督はこの2年間、何をどうやってきたんでしょうな。見たところ、種をスキマなく蒔いて、花を咲かせた気になってるだけのような気がしますが。
自分が蒔いた種に、ちゃんと水をやってますか?芽が出てますか?芽どころか「肥やし」にしてませんか?芽を出すどころか、就任から2年でもう一つ、枯らしてしまいましたよね。
早く立派な花を咲かさん事には、いい収穫はないし、その大輪の花を咲かせた種は取れないし、その種を蒔くこともできませんよ。悠長に「育てたいと考えた」と言うてるうちに、月日は経つんですよ。
結果が何一つとして見えてこないから、皆イライラやきもきしてるんですよ。ぶっちゃけ、どこを見ても反省の言葉もないし、一向に前に出てこようともせんから、何を考えてるのか分からん。
そして
突き抜けた選手が出てきて定位置をとり、暴れまわってほしい。
相手先発投手の左右で外野手、しかも肝心要のセンターをコロコロ変えているようでは「突き抜けた選手」が出てくるはずもないと思いますがいかがでしょう。そもそも何をもって、どの基準をもって「突き抜けた」というのかが全く分からない。突き抜けさせようともせんし。
それとさぁ、いつまでも「ほしい」じゃダメなんだよ。暴れささないと。
本当に選手を信頼してるなら、ですよ。「2年目は選手を信頼」と言いながら、どっかの試合で、選手の自主性に富んだところはあったかね。初球にバントを失敗したからと言うて、その後の1球1球、バッターに出すサインを変えて、「選手を信頼」と本当に言えたのかな。
それと、根本的に「破天荒にいく」の意味が分からんのですが、わしの読解力国語力の問題でしょうか。破天荒って「今まで人が成し得なかった事を初めて行う事」じゃなかったかな。
まぁ「常識外れ」な監督さんですから、これもありだろうなぁ、などと。
――――やれやれ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。

多分「別紙」で見開きくらいはスペースを割いてたとは思いますが、そう言うのをシーズンオフに読み返したら、また新たな発見があるかと思います。
で、今年も「切り抜き読売新聞」は続けます。大変ですが結構面白いし。

破天荒にいく
広島 野村謙二郎監督 45
1年目は意識改革という形で臨んで、2年目は選手を信頼しつつレギュラーを育てたいと考えた。2年連続の5位も、2年目は勝率5割の壁を乗り越えていれば、いけたのではという思いがある。その壁を破るためにレギュラーの確立と、ベンチ入り選手の総合的な強さが必要だと思う。
今年は勝負の年。自分の野球観を目いっぱい出して、選手と共に最高のチームを作って、最高の結果を出せるようにやっていきたい。
先発陣は新人の野村祐輔(明大)を含めて7、8人の名前が挙がる。その中で斉藤や篠田ら左投手の活躍が鍵を握ると思う。あと感じているのは七、八回の六つのアウトを取る難しさ。攻撃では外野手の頭をこれる打球を打てるように指導したい、ウチの場合相手の外野手の位置が他球団よりも前だった。一歩でも避けることができれば、本塁打は少なくても、スピードのある選手がいる分、特典能力は上がる。
もちろん、最終的には選手個人の強さが必要で、突き抜けた選手が出てきて定位置をとり、暴れまわってほしい。そのために求めるのが、キャッチフレーズの「破天荒」。選手もほくもその気持ちで一つになれば、必ず結果はついてくる。
大目標1番へ
野村監督は「就任したときから優勝する、1番になるというのが大目標」と言った。1991年以来リーグ優勝はなく、新規参入の楽天を除く11球団の中では最も長く優勝から遠ざかっている。Aクラスも97年が最後。いきなり優勝は厳しいかもしれないが、前田健を筆頭に若手が順調に育っている。7年前、野村監督の現役引退を取材した身として、チームがどう変わっているのか楽しみにしている。
年始早々突っ込みどころ満載というかなんというか。まぁ「去年喋ってること」ですから、頭の切り替えなんざ出来てるわけはないと思いますけどね。
で、いきなり
1年目は意識改革という形で臨んで、2年目は選手を信頼しつつレギュラーを育てたい。
んな話聞いてないし(笑)。
2010年のイヤーブックの表紙、なんて書いてありましたかね。「Aクラスとかクライマックスシリーズとかいう奴は去れ」とか書いてありましたよねぇ。アレって根本的にウソですか。
すごいですねぇ。「敵を騙すならまず味方か」ですか。こらぁ参りましたわ。そりゃぁまぁ優勝でもしたら意識は変わると思いますけどね。結局5位だったんだから、結果なんかないのんと同じですよ。
しかし、考えてる通りに出来てますか?かの野村克也氏は「1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう」とまで言われた。タイガースでは星野仙一に「花」を取られたけど、スワローズでは見事に3年目、イーグルスでは4年目に花が咲いてる。
その「花を咲かすべき3年目」に向けて、一体野村謙二郎監督はこの2年間、何をどうやってきたんでしょうな。見たところ、種をスキマなく蒔いて、花を咲かせた気になってるだけのような気がしますが。
自分が蒔いた種に、ちゃんと水をやってますか?芽が出てますか?芽どころか「肥やし」にしてませんか?芽を出すどころか、就任から2年でもう一つ、枯らしてしまいましたよね。
早く立派な花を咲かさん事には、いい収穫はないし、その大輪の花を咲かせた種は取れないし、その種を蒔くこともできませんよ。悠長に「育てたいと考えた」と言うてるうちに、月日は経つんですよ。
結果が何一つとして見えてこないから、皆イライラやきもきしてるんですよ。ぶっちゃけ、どこを見ても反省の言葉もないし、一向に前に出てこようともせんから、何を考えてるのか分からん。
そして
突き抜けた選手が出てきて定位置をとり、暴れまわってほしい。
相手先発投手の左右で外野手、しかも肝心要のセンターをコロコロ変えているようでは「突き抜けた選手」が出てくるはずもないと思いますがいかがでしょう。そもそも何をもって、どの基準をもって「突き抜けた」というのかが全く分からない。突き抜けさせようともせんし。
それとさぁ、いつまでも「ほしい」じゃダメなんだよ。暴れささないと。
本当に選手を信頼してるなら、ですよ。「2年目は選手を信頼」と言いながら、どっかの試合で、選手の自主性に富んだところはあったかね。初球にバントを失敗したからと言うて、その後の1球1球、バッターに出すサインを変えて、「選手を信頼」と本当に言えたのかな。
それと、根本的に「破天荒にいく」の意味が分からんのですが、わしの読解力国語力の問題でしょうか。破天荒って「今まで人が成し得なかった事を初めて行う事」じゃなかったかな。
まぁ「常識外れ」な監督さんですから、これもありだろうなぁ、などと。
――――やれやれ。
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2012.01.02 / Top↑
いつも苦行僧さんのブログを強い共感を覚えながら拝見しております。
中国新聞の「球炎」が無くなった今、このブログを読む事が、私のような毎年ふがいない戦いを見せられてイライラしつつも見捨てられずに応援してしまうカープファンの楽しみになっている、と思っております。
今年もカープを愛するがゆえの愛情溢れつつも厳しいコメントをよろしくお願い致します。
中国新聞の「球炎」が無くなった今、このブログを読む事が、私のような毎年ふがいない戦いを見せられてイライラしつつも見捨てられずに応援してしまうカープファンの楽しみになっている、と思っております。
今年もカープを愛するがゆえの愛情溢れつつも厳しいコメントをよろしくお願い致します。
2012/01/03 Tue 10:07 URL [ Edit ]
ELTON
前半戦の丸には遂に「突き抜けた選手」が現れたかとの期待をしましたが、残念ながらフルシーズンは持ちませんでした。
彼が今後のカープを支えて行く中心選手の1人に成長する事は間違い無いのですが、例えば球界のスーパースターとなる様な人はあそこで一気に「突き抜けて」しまうんですよね・・・・。
今年こそは見違える程の打撃でセンターポジションを不動のものにしてもらいたいものです。
若手選手の中で今年一番期待しているのはやはりプリンス堂林ですか。
今シーズンこそ覚醒して高校時代のあの「突き抜けた」打撃を1軍のバッターボックスで見せてほしいですね。
彼が今後のカープを支えて行く中心選手の1人に成長する事は間違い無いのですが、例えば球界のスーパースターとなる様な人はあそこで一気に「突き抜けて」しまうんですよね・・・・。
今年こそは見違える程の打撃でセンターポジションを不動のものにしてもらいたいものです。
若手選手の中で今年一番期待しているのはやはりプリンス堂林ですか。
今シーズンこそ覚醒して高校時代のあの「突き抜けた」打撃を1軍のバッターボックスで見せてほしいですね。
2012/01/03 Tue 17:59 URL [ Edit ]
苦行僧
taka15さん
あけましておめでとうございます。本年も変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。さすがに加納○氏みたいな文章にはなかなかならんとは思いますが、読んで頂ければこれ幸いであります。
ありがとうございます。
あけましておめでとうございます。本年も変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。さすがに加納○氏みたいな文章にはなかなかならんとは思いますが、読んで頂ければこれ幸いであります。
ありがとうございます。
2012/01/03 Tue 19:15 URL [ Edit ]
苦行僧
ELTONさん
丸くんは何となく「突き抜ける切っ掛けを見失った」ってな感じがしてなりません。野村謙二郎監督が何を求めていたのかもよく分からなんだし。ただ、1年間こうすればいい、と言うのは掴んだと思うので、今シーズンは、出場する試合では活躍してくれるものと思います。
堂林君。それこそ、一軍初打席でホームランなんざ打とうもんなら、突き抜ける、でしょうね。
丸くんは何となく「突き抜ける切っ掛けを見失った」ってな感じがしてなりません。野村謙二郎監督が何を求めていたのかもよく分からなんだし。ただ、1年間こうすればいい、と言うのは掴んだと思うので、今シーズンは、出場する試合では活躍してくれるものと思います。
堂林君。それこそ、一軍初打席でホームランなんざ打とうもんなら、突き抜ける、でしょうね。
2012/01/03 Tue 19:28 URL [ Edit ]
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