何か人選がだんだんヒロシマから離れて行こうとしてたこのコーナーですが、まさに「まんをじして」この人の登場と相成りました。この後、西城秀樹、吉田拓郎と続くことを祈ります。
カープV逸20年 私の提言<4>
ファンとして 負けたときもっと怒ろう 奥田民生さん(46)
中国新聞携帯サイト
▽優勝なら喜んで作曲も
昨年も最初は悪くなかったけど、交流戦ぐらいから落ちてしまった。またか、という感じ。負け方が同じなんですよ。一本調子というか。オーソドックスと言うか、言葉は悪いけど、芸がない。
黄金時代は選手もすごくて強いチームだったから正攻法で勝てた。今はお金があるチームに比べて層が薄いが、それは皆が知っている。あくどいことをしてもいいんじゃないの、反則ギリギリで。だって弱いんだから。
例えば強くするのが難しいなら、相手を弱くする作戦ですよ。いろいろな情報を使って、法に触れない範囲で。人間同士の戦いだから。中日なんて絶対に広島に負ける気してないと思う。
今年はキャッチフレーズ通り「破天荒」にやってほしい。強い人をくすぐったり、つまずかせたり。弱いなりの工夫をして戦ってね。プレッシャーへの対応など、精神面も相当弱い気がする。強くなるための練習や作戦を考えないと。
普段は携帯電話やテレビで結果をチェックする。ただもう野球が好きだからカープの結果を見ているのではない気がする。地元企業の株価みたいな感覚かな。
マツダスタジアムで観戦することもある。友達もいるし、実家もあるし。スクワットはせずに、ダラダラとビールを飲むうちに、最囲碁はどうでもよくなる時もありますが。
▽監督の色ない
神宮や横浜にも行きますよ。そこで横浜出身の若い女の子にファンになった理由を聞いたらね、「私、駄目な人が好きなんです」と、がっくりきましたよ。選手はそういう声をもっと知ってほしい。もっと自分のせいだと思いなさいと。特に野村監督には分かってもらわないと。監督としての色が見えてこない部分がある。
優勝したら何でもしますよ。歌を作れと言われたら、作るし、1991年の優勝の瞬間はどうしてたっけなぁ。感動したけど、詳細は忘れましたよ。時間がたちすぎて。
▽慣れはいかん
負けるとへこむんで、本当に勘弁してほしい。仕事に影響する。やる気なくなるんですよ。一回に4点取られたりしたら。だから曲作りの調子が悪い、ここ何年も。カープのせいですよ。訴えたいですよ。
カープファンほど我慢強いファンもいないでしょう。応援の仕方はいろいろあっていいと思うけど、やっぱり弱い時、負けた時にもうちょっと怒らないといけない。
やたらやじを飛ばせってわけじゃないけどね。「負けたけど楽しかった」という部分があっても、それは口に出さず、心の中にしまっておけと。負けたら無言で帰る。拍手もなし、笑顔もなしで、3時間の応援がフイになったんだから。やっぱりファンが負けに慣れてはいかんと思う。
えらーい人に、むずかしーいことを言われても分からん事がありますが、なんとまぁ奥田氏の「解説」の分かりやすい事分かりやすい事。カープへの想いは「人それぞれ」ですから、多少違うところもあったりしますが「大綱」はみなこんな感じはんじゃないかな、と思いますよ。
わしらも、負けた試合はもうそそくさと帰るし、勝った試合なら何となーくだらだらモード。
けど、これだけは絶対に言えるのは「負けたけど楽しかった」と言うことは絶対にありません。応援してるチームの試合を見に行って、そのチームが負けた試合のどこがどう楽しいのかね、と。
「勝ちに行くのが選ばれたもののさだめ」なんだし。
まぁそれはそれとして。
「強くするのが難しいなら、相手を弱くする作戦」。イイですよね。ドラゴンズがまさにこれですよね。善村一仁スコアラー。ただでさえ弱いチームをさらい弱くしようってんだから尋常じゃない。まさに「大盛りねぎだくギョクを頼んだ時の吉野家の店員」状態。いつから目を付けられてるんかなぁ。
ほんと「情報戦」には弱いですよねぇ。野村謙二郎監督は、毎試合毎試合、畝スコアラーを傍らにおいて指揮してましたが、そこで提示されるデータを本当に理解してるのか。
二つ前の記事で「型」の話をしましたが、その「型」がまだ出来上がりそうにない段階で勝とうと思ったら、奥田氏の言うとおり「強い人をくすぐったり、つまずかせたり」せんといかん。
なのに野村謙二郎監督は、いつまでもベンチの隅っこでちょこんと座ったまんま動こうともせん。「動く」ってのは祟座ったりのことじゃない。たいして変化のないサインばっかり出してる、ってこと。
だから「監督の色がない」って言われるんですよ。「普通のことをやったまでです」と言いたいんだろうけど、これだけチームが低迷している以上、そして野村謙二郎が監督に就任しても何の変化もない以上、これは「普通の事」じゃない。明らかに「異常事態」ですよ。
そもそも、普通に弱いチームが普通にドラフト会議に参加して、普通に自主トレやってキャンプをやって、外国人選手を補強して、シーズンに臨んだって勝てるわけがないですよ。
野村謙二郎監督就任で「普通の空気」に戻そうと画策したんだろうけど、それは「普通に弱かった頃の空気」を取り戻すだけだった。野村謙二郎が現役選手の頃に、一体何回優勝したよ?
選手としてたった一回しか優勝を経験してないのに「何もかも兼ね備えた」ような顔をして監督に就任した、もしくは「させた」こと自体が間違いやったことに気づくのは、一体いつになるんかなぁ。
けど、本気でカープは
私、駄目な人が好きなんです
これを嘆かんといかん。もう強かった頃がどーたらこーたらとか、そんな次元でファンは獲得出来んよ。なんぼTシャツを作ろうが、新しいファンはチームに対しては「憐れみの目」しかないんだよ。
これって、プロチームとしては一番恥ずかしいことだよ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
カープV逸20年 私の提言<4>
ファンとして 負けたときもっと怒ろう 奥田民生さん(46)
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▽優勝なら喜んで作曲も
昨年も最初は悪くなかったけど、交流戦ぐらいから落ちてしまった。またか、という感じ。負け方が同じなんですよ。一本調子というか。オーソドックスと言うか、言葉は悪いけど、芸がない。
黄金時代は選手もすごくて強いチームだったから正攻法で勝てた。今はお金があるチームに比べて層が薄いが、それは皆が知っている。あくどいことをしてもいいんじゃないの、反則ギリギリで。だって弱いんだから。
例えば強くするのが難しいなら、相手を弱くする作戦ですよ。いろいろな情報を使って、法に触れない範囲で。人間同士の戦いだから。中日なんて絶対に広島に負ける気してないと思う。
今年はキャッチフレーズ通り「破天荒」にやってほしい。強い人をくすぐったり、つまずかせたり。弱いなりの工夫をして戦ってね。プレッシャーへの対応など、精神面も相当弱い気がする。強くなるための練習や作戦を考えないと。
普段は携帯電話やテレビで結果をチェックする。ただもう野球が好きだからカープの結果を見ているのではない気がする。地元企業の株価みたいな感覚かな。
マツダスタジアムで観戦することもある。友達もいるし、実家もあるし。スクワットはせずに、ダラダラとビールを飲むうちに、最囲碁はどうでもよくなる時もありますが。
▽監督の色ない
神宮や横浜にも行きますよ。そこで横浜出身の若い女の子にファンになった理由を聞いたらね、「私、駄目な人が好きなんです」と、がっくりきましたよ。選手はそういう声をもっと知ってほしい。もっと自分のせいだと思いなさいと。特に野村監督には分かってもらわないと。監督としての色が見えてこない部分がある。
優勝したら何でもしますよ。歌を作れと言われたら、作るし、1991年の優勝の瞬間はどうしてたっけなぁ。感動したけど、詳細は忘れましたよ。時間がたちすぎて。
▽慣れはいかん
負けるとへこむんで、本当に勘弁してほしい。仕事に影響する。やる気なくなるんですよ。一回に4点取られたりしたら。だから曲作りの調子が悪い、ここ何年も。カープのせいですよ。訴えたいですよ。
カープファンほど我慢強いファンもいないでしょう。応援の仕方はいろいろあっていいと思うけど、やっぱり弱い時、負けた時にもうちょっと怒らないといけない。
やたらやじを飛ばせってわけじゃないけどね。「負けたけど楽しかった」という部分があっても、それは口に出さず、心の中にしまっておけと。負けたら無言で帰る。拍手もなし、笑顔もなしで、3時間の応援がフイになったんだから。やっぱりファンが負けに慣れてはいかんと思う。
えらーい人に、むずかしーいことを言われても分からん事がありますが、なんとまぁ奥田氏の「解説」の分かりやすい事分かりやすい事。カープへの想いは「人それぞれ」ですから、多少違うところもあったりしますが「大綱」はみなこんな感じはんじゃないかな、と思いますよ。
わしらも、負けた試合はもうそそくさと帰るし、勝った試合なら何となーくだらだらモード。
けど、これだけは絶対に言えるのは「負けたけど楽しかった」と言うことは絶対にありません。応援してるチームの試合を見に行って、そのチームが負けた試合のどこがどう楽しいのかね、と。
「勝ちに行くのが選ばれたもののさだめ」なんだし。
まぁそれはそれとして。
「強くするのが難しいなら、相手を弱くする作戦」。イイですよね。ドラゴンズがまさにこれですよね。善村一仁スコアラー。ただでさえ弱いチームをさらい弱くしようってんだから尋常じゃない。まさに「大盛りねぎだくギョクを頼んだ時の吉野家の店員」状態。いつから目を付けられてるんかなぁ。
ほんと「情報戦」には弱いですよねぇ。野村謙二郎監督は、毎試合毎試合、畝スコアラーを傍らにおいて指揮してましたが、そこで提示されるデータを本当に理解してるのか。
二つ前の記事で「型」の話をしましたが、その「型」がまだ出来上がりそうにない段階で勝とうと思ったら、奥田氏の言うとおり「強い人をくすぐったり、つまずかせたり」せんといかん。
なのに野村謙二郎監督は、いつまでもベンチの隅っこでちょこんと座ったまんま動こうともせん。「動く」ってのは祟座ったりのことじゃない。たいして変化のないサインばっかり出してる、ってこと。
だから「監督の色がない」って言われるんですよ。「普通のことをやったまでです」と言いたいんだろうけど、これだけチームが低迷している以上、そして野村謙二郎が監督に就任しても何の変化もない以上、これは「普通の事」じゃない。明らかに「異常事態」ですよ。
そもそも、普通に弱いチームが普通にドラフト会議に参加して、普通に自主トレやってキャンプをやって、外国人選手を補強して、シーズンに臨んだって勝てるわけがないですよ。
野村謙二郎監督就任で「普通の空気」に戻そうと画策したんだろうけど、それは「普通に弱かった頃の空気」を取り戻すだけだった。野村謙二郎が現役選手の頃に、一体何回優勝したよ?
選手としてたった一回しか優勝を経験してないのに「何もかも兼ね備えた」ような顔をして監督に就任した、もしくは「させた」こと自体が間違いやったことに気づくのは、一体いつになるんかなぁ。
けど、本気でカープは
私、駄目な人が好きなんです
これを嘆かんといかん。もう強かった頃がどーたらこーたらとか、そんな次元でファンは獲得出来んよ。なんぼTシャツを作ろうが、新しいファンはチームに対しては「憐れみの目」しかないんだよ。
これって、プロチームとしては一番恥ずかしいことだよ。
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2012.01.01 / Top↑
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