JR広島駅では、盆暮れの繁忙期になると、みどりの窓口での新幹線等の指定席販売状況に「のぞみ○号、残席○」な貼り紙をよく見ました、今でもそんな事やってるんかどうかは知りませんが。
カープの支配下登録選手枠にも、僅かながらまだ「空席」がある模様です。
目指すは再昇格 育成選手に元支配下4人 中国新聞
広島は来季、過去最多となる12人の育成選手を抱える。そのうち4選手は元支配下選手。手術からの復帰を目指すドラフト1位左腕や、実績十分のベテランたちが、球団初となる支配下への「再昇格」を目指す。
2005年のドラフト会議から始まった育成選手制度。育成入団から大成した選手は多い。しかし、支配下から育成を経て、再び支配下登録されたのはチェン(元中日)や中村(横浜)たち10人程度。いばらの道となっている。
(以下、長くなるので省略)
この記事中で、河内君や菊池原君同様、支配下登録からの「降格組」として、中谷翼君がいてるはずなんですが、全く触れられてないってのこれまたどう言う事なんでしょうかね。育成選手でのドラフト指名入団組とは言え、彼も立派な「支配下登録経験組なのにね。
まぁそれはそれとして
けが人保護の為の育成選手なのか、という話になったら、ぶっちゃけ「とことん黒に近いグレー」ということになるかも知れません。こういう事をする為の制度だったのか、と言うたらそうではないし。ただ、出来て10年経ってない制度だし、まだまだ精査するところはありますけどね。
この辺りを、今のところは「育成選手制度」を利用して、好き勝手やってるようにも思えるんで、NPB全チーム完全3軍制とか、故障者リスト制度の導入とか、まだまだ考えんといかん所はありますよ。
よそのチームでは、「どう考えても育成契約だろ」というようなけが人選手を「リハビリ担当コーチ」と言う肩書きで残してみたり。自分がリハビリせんといかんのに、他人の面倒も見れるんかな、などと。
一番良いのは、ジャイアンツやマリーンズが連合で、またホークスが単独でやってるような「完全三軍」みたいな方式。前者はイースタン連合軍「シリウス」に発展してるし、後者はもう完全に、二軍とは別行動をとって、四国アイランドリーグとかと試合を行なってたり。
タイガースも、「育成試合」と称して、育成選手主体(たまに調整で一軍選手が混ざってたりします)で、社会人チームや大学生チームと試合を重ねてたりしてます。ええことですよ。
育成選手制度の言い出しっぺでもあるカープはどうなんかな。
よそのチームの動きを見る限り、育成と言う面に関しては、完全にカープは置いて行かれてますよ。
来年のカープの育成選手の布陣は、投手7、捕手1、内野手1、外野手1。試合が出来そうで出来ん人数。あと野手が何人かおったら、よそさんと練習試合も組めると思うんですけどね。
ネタじゃなく、いっその事タイガースから借りてくるとか、ホークスに貸し出すとかして、もっと実戦の場を設けたらいいんですよ。規定に縛られることがない三軍選手なら、それくらいの融通は効くはず。
例えば、鳴尾浜球場でタイガースとの3連戦が終わりました、あす月曜日、タイガースは社会人チームとの育成試合が予定されてます。じゃあ出来たらうちの誰それもついでに出していただけませんか、とか、ホークスが夏場に中四国遠征に来てるんなら、そこで使ってもらうとか。
そんな「運用方法」を考えつつ
残席6と言うのはこれまた微妙な数ですな。来年7月末の時点で、支配下登録選手が65人に満たない場合は、誰か一人を無理矢理にでも(笑)支配下登録するか、どっかから呼んで来んといかん。
一番良いのは、とりあえずは規定の支配下登録選手65への「残席1」を、育成からの「昇格」で埋めることなんですけどね。契約更改を見ても、育成契約とはいうものの、3人が、その上限を超えての契約。約束されている、とまでは言いませんが、何歩かリードしている、と言えるんじゃないかな。
かと言うて「保証されている」訳ではないと思うんですけどね。今シーズン、久しぶりの勝ち星を挙げた河内君でさえも、一旦は自由契約になっての再契約、と言う事態も起こってるくらいですから。
契約内容も「あと少し」の所で止まってしもうてるし。もうちょっと期待してやれよ、と(笑)。こう言う所に「期待料」って言葉とお金は使うべきだと思いますけどね。それこそ「励み」になるし。
ただ
このチームが平気でやらかすのんって「枠空いてるがな」と言いつつ外国人選手を呼んでくる事。困ったことに最近、外国人選手の代わりは外国人で、みたいな傾向にありますからね。あと、一向に動きのない「トレード」。そこで1対2のトレードとかやられたらもうどうしようもないと言うか。
まぁ枠が1つ埋まったところで、残り5つと言う微妙な数に変わりはないですが。
最高なのは、6枠全部を「昇格組」で埋めてしまうこと。この先、ドミニカから練習生を呼んできて、育成選手契約をしたりするかも知れませんが。まぁそれこそ「競争」のうちだと思いますんで。
で、支配下登録したら、直ぐにでも二軍ではなく「一軍」で使ってやって欲しいんですよ。
支配下登録した以上は「カープの戦力」として認めた証拠なんですからね。「二軍で使えるレベル」なら昇格する必要はないです。育成契約のままでもウエスタンリーグの試合には出場出来るんだし。
育成選手とは言うものの、本来はそこで終わるもんじゃないんだし、最終目標は「一軍で長く活躍する選手を育成すること」。選手を無駄に囲う為の制度じゃないはずですからね。
何かと「競争」「サバイバル」と言う物騒な言葉で装飾されることの多いプロ野球。本当の「サバイバル」は、普段は見えない所で、日々火花が散ってるんでしょうね。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。

カープの支配下登録選手枠にも、僅かながらまだ「空席」がある模様です。
目指すは再昇格 育成選手に元支配下4人 中国新聞
広島は来季、過去最多となる12人の育成選手を抱える。そのうち4選手は元支配下選手。手術からの復帰を目指すドラフト1位左腕や、実績十分のベテランたちが、球団初となる支配下への「再昇格」を目指す。
2005年のドラフト会議から始まった育成選手制度。育成入団から大成した選手は多い。しかし、支配下から育成を経て、再び支配下登録されたのはチェン(元中日)や中村(横浜)たち10人程度。いばらの道となっている。
(以下、長くなるので省略)
この記事中で、河内君や菊池原君同様、支配下登録からの「降格組」として、中谷翼君がいてるはずなんですが、全く触れられてないってのこれまたどう言う事なんでしょうかね。育成選手でのドラフト指名入団組とは言え、彼も立派な「支配下登録経験組なのにね。
まぁそれはそれとして
けが人保護の為の育成選手なのか、という話になったら、ぶっちゃけ「とことん黒に近いグレー」ということになるかも知れません。こういう事をする為の制度だったのか、と言うたらそうではないし。ただ、出来て10年経ってない制度だし、まだまだ精査するところはありますけどね。
この辺りを、今のところは「育成選手制度」を利用して、好き勝手やってるようにも思えるんで、NPB全チーム完全3軍制とか、故障者リスト制度の導入とか、まだまだ考えんといかん所はありますよ。
よそのチームでは、「どう考えても育成契約だろ」というようなけが人選手を「リハビリ担当コーチ」と言う肩書きで残してみたり。自分がリハビリせんといかんのに、他人の面倒も見れるんかな、などと。
一番良いのは、ジャイアンツやマリーンズが連合で、またホークスが単独でやってるような「完全三軍」みたいな方式。前者はイースタン連合軍「シリウス」に発展してるし、後者はもう完全に、二軍とは別行動をとって、四国アイランドリーグとかと試合を行なってたり。
タイガースも、「育成試合」と称して、育成選手主体(たまに調整で一軍選手が混ざってたりします)で、社会人チームや大学生チームと試合を重ねてたりしてます。ええことですよ。
育成選手制度の言い出しっぺでもあるカープはどうなんかな。
よそのチームの動きを見る限り、育成と言う面に関しては、完全にカープは置いて行かれてますよ。
来年のカープの育成選手の布陣は、投手7、捕手1、内野手1、外野手1。試合が出来そうで出来ん人数。あと野手が何人かおったら、よそさんと練習試合も組めると思うんですけどね。
ネタじゃなく、いっその事タイガースから借りてくるとか、ホークスに貸し出すとかして、もっと実戦の場を設けたらいいんですよ。規定に縛られることがない三軍選手なら、それくらいの融通は効くはず。
例えば、鳴尾浜球場でタイガースとの3連戦が終わりました、あす月曜日、タイガースは社会人チームとの育成試合が予定されてます。じゃあ出来たらうちの誰それもついでに出していただけませんか、とか、ホークスが夏場に中四国遠征に来てるんなら、そこで使ってもらうとか。
そんな「運用方法」を考えつつ
残席6と言うのはこれまた微妙な数ですな。来年7月末の時点で、支配下登録選手が65人に満たない場合は、誰か一人を無理矢理にでも(笑)支配下登録するか、どっかから呼んで来んといかん。
一番良いのは、とりあえずは規定の支配下登録選手65への「残席1」を、育成からの「昇格」で埋めることなんですけどね。契約更改を見ても、育成契約とはいうものの、3人が、その上限を超えての契約。約束されている、とまでは言いませんが、何歩かリードしている、と言えるんじゃないかな。
かと言うて「保証されている」訳ではないと思うんですけどね。今シーズン、久しぶりの勝ち星を挙げた河内君でさえも、一旦は自由契約になっての再契約、と言う事態も起こってるくらいですから。
契約内容も「あと少し」の所で止まってしもうてるし。もうちょっと期待してやれよ、と(笑)。こう言う所に「期待料」って言葉とお金は使うべきだと思いますけどね。それこそ「励み」になるし。
ただ
このチームが平気でやらかすのんって「枠空いてるがな」と言いつつ外国人選手を呼んでくる事。困ったことに最近、外国人選手の代わりは外国人で、みたいな傾向にありますからね。あと、一向に動きのない「トレード」。そこで1対2のトレードとかやられたらもうどうしようもないと言うか。
まぁ枠が1つ埋まったところで、残り5つと言う微妙な数に変わりはないですが。
最高なのは、6枠全部を「昇格組」で埋めてしまうこと。この先、ドミニカから練習生を呼んできて、育成選手契約をしたりするかも知れませんが。まぁそれこそ「競争」のうちだと思いますんで。
で、支配下登録したら、直ぐにでも二軍ではなく「一軍」で使ってやって欲しいんですよ。
支配下登録した以上は「カープの戦力」として認めた証拠なんですからね。「二軍で使えるレベル」なら昇格する必要はないです。育成契約のままでもウエスタンリーグの試合には出場出来るんだし。
育成選手とは言うものの、本来はそこで終わるもんじゃないんだし、最終目標は「一軍で長く活躍する選手を育成すること」。選手を無駄に囲う為の制度じゃないはずですからね。
何かと「競争」「サバイバル」と言う物騒な言葉で装飾されることの多いプロ野球。本当の「サバイバル」は、普段は見えない所で、日々火花が散ってるんでしょうね。
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2011.12.25 / Top↑
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