とは言うものの、「負け組カープ」は、今シーズン最終戦が終わったと同時に、2012年シーズンが始まっています。当然、こんな話もどんどん出て来ます。ええ事ですよ。

ただ、それを「自分のモノ」に出来るかどうかは本人次第、ですが。



小窪 来季も石井と自主トレ希望 日刊スポーツ

小窪哲也内野手(26)が5年目の来季も、ベテラン石井琢朗内野手(41)との合同自主トレ参加を希望した。

小窪は2年目から、年明けに石井が静岡・伊豆で行う自主トレに参加している。しかし、石井は今オフに右ひざの手術を受け、その経過を見ながらトレーニングをするために、来年は手術した病院のある広島で自主トレを行う。

そこで小窪も「こっち(広島)で一緒にさせていただこうかと。やることは一緒ですし」と継続参加を熱望。石井は来季からコーチ兼任となるが「もともとアドバイスをもらっているので、(コーチになる)実感がないですね」と話していた。



今シーズンは、バーデンさんのお陰ですっかり影が薄くなってしもうた印象のある小窪君。

東出君がセカンド、ショートはキムショーと、がっちり固定されている今、彼の生き延びる道はサードくらいかな、と思われます。まぁ色々ありますけどね。

つか、カープと言う糾弾がサードを守る選手にどれ位の期待度を持ってるのかは分かりませんが、やっぱり「我慢」が必要ですよ。それこそAを我慢して使い続けてた頃みたいに。

「アレもダメ、コレもダメ」じゃいつまで経っても固定出来ないコレは当たり前の事なんだ。いいと思って獲得したんなら使うべきなんだ。こんな選手がいっぱいいてる。

「帯に短し襷に長し」とは言うけども、しゃあないんですよね。帯用に獲得して来た選手が帯にならんかったり、襷用の選手を襷に「使わんかったり」してますからね。

野村謙二郎監督の「理想のチーム」が未だに全く見えて来ない状況ではありますが、その「理想」に割って入るには、無茶苦茶な言い方かも知れんけど、まずは石井琢朗「選手」を「練習でKOする」くらいの気概を持って、自主トレなり練習に取り組んで欲しい。

それこそ、タクロー君が「もうついていけん。参った」て言うくらいの練習をせんとね。

特に投手から転向して来たタクロー君の影には、人一倍どころか、二倍三倍の努力が秘められてる。そんな人間を押し退ける為には、その四倍五倍の練習量が必要ですよ。

タクロー君がスクワット(例えが変ですが)を100会するんなら、小窪君は少なくとも101回以上はせんとあかんだろうし、30メートルダッシュを20本するんなら、21本以上は同じ事をやらんといかん。まぁ当たり前と言えば当たり前ではありますが。

同じ事を同じようにやってても、いつまでも追い越すどころか差も詰められませんよ。

そして、アドバイスをもらうなら、徹底的に吸収したらいいと思います。タクロー君に「もうお前に教える事はない」と言わせてみたらいい。理解出来んなら出来んなりに、心の中に留めておくとかね。同じ野球をやってるんだから、いずれ分かる時が来ますよ。

上には常に助っ人外国人の影がある。下からは堂林君や申君の突き上げもある。一部では梵君のサードコンバート、みたいな話もあります。例年通りサードは「激戦区」です。


とは言うても、これは指揮官のさじ加減一つ、なんですよねぇ。

一言「ここはお前に任せた。何かあったら責任は俺が取るから思い切りやってくれ」とでも言えばそれこそかっこいいんかも知れんけど、そんな事言いそうにないし(笑)。

野村謙二郎監督のやり方を見てると、無理矢理押し付けておいて、失敗したら「選手が力不足」で片付ける。いつもいつも、と言うか去年も今年も全く同じ、なんですよね。

みんながみんな野村謙二郎じゃないし、野村謙二郎になれるわけじゃない。今の成績が、その選手の目一杯なんだ。その力を最大限に、チームに生かす方法を考えんと。

選手は皆「上手くなりたい」と思って練習しているのは当たり前。「力不足」と片付けるのは誰でも出来ます。そこで出る目一杯の力を「認めてやる事」も大事だと思いますよ。


以上、オフ恒例「何のこっちゃ分からんオチの記事」でしたとさ。


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2011.11.28 / Top↑
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