昨夜の、三次市付近震源の「震度5弱」の地震にはさすがに驚かされました。

ボサッとテレビを見てる最中の「緊急地震速報」も久しぶりな上「震度5弱」もまた久しぶり。こんな所でまさか来るわけないわと思っとった広島県北地方震源。報道には反映されませんでしたが、我が家も照明のヒモかゆっくりと揺れました。

そして広島市内では、ここ暫らく広島東洋カープ周辺を何かと揺り動かしてた栗原健太が、フリーエージェント宣言を「せずに」カープに残留する事が正式に決定しました。



カープ公式サイトにある、栗原君の記者会見全文を読ませて頂きました。



1回目の交渉の際、残ってくれという言葉は何となくいただいたんですが、どうしても優勝したいから!という強い言葉がほしかったですね。

2回目の交渉では、自分が優勝をめざしてこれだけ考えています!ということを伝えさせてもらいました。ちょと強く言いすぎたところもあったと思いますが、それくらい強い気持ちでいるということを理解してもらいたかったので。

3回目の交渉では、優勝のためにバッティングでひっぱっていってほしいという言葉をいただきましたので、気持ちが伝わったのかなと思います。球団からの気持ちも伝わったので、残留する方向に固めていました。

今まで球団とこういう話をすることがなかったので、自分の思っていること、今まで考えていたことを全部伝えようと思って。話してみないとわからない部分もありますし。

試合にででいる中でいろんな事を考えていたので、勝つためにもう少しこうしたほうがいいんではないでしょうか?とか、いろいろなことを言わせてもらいました。

一方的にしゃべりすぎたところもあって、少しビックリされていましたけど、聞いてくださって、そこまで考えてくれていたんだなという言葉をもらいました。今までにそういうことがなかっただけにびっくりされたんではないでしょうか。ちゃんと話せてよかったです。

勝つ野球というのは、いかに負けない野球をするかだと思っています。今年はクライマックスも優勝も狙える位置にいたんですが、接戦でおとすことも多くて。気持ちの部分もあると思いますし、技術的な部分もあると思いますし、経験の差もあるでしょうし。

自分がいま何をい(し?)なくてはいけないのかをひとりひとりがどのくらい考えているかだと思うということを伝えました。



まぁ、よほど栗原君もいろいろと思う所があったんでしょうね。さすがにこの文面からはその内容は読み取れませんが、かなり突っ込んだ話し合いが行われたものと思います。

もっとも、これだけ言うようになった、と言う事は、栗原君にも「チームの顔」と言う自覚と「カープの主力?言う覚悟や意識が湧いて来たのかな、とも思います。

と同時に「勝つ為の意識の変化」も見えてきます。チーム内に蔓延してる、鬱蒼とした空気を、ます契約更改交渉の場から振り払いたかったのかな、とも考えたりします。


しかし思うに

フリーエージェントの権利を持っているいない関わらず、また年俸をいくら貰っているかは関係なく、「チームとの交渉の場」ってのは、もっともっと選手も思っている事を言えばいい、と思います。年俸の交渉だけでなく、今年一年間の報告の場でもあるんだし。

だから、ドコの球団であろうと「5分で出て来た」だの「サインだけした」ってのは絶対にやっちゃいかん事だと思います。選手は機会じゃない、感情を持った人間なんだから、疑問に思ってる事があれば、どんどん話してみたら良い。

特にカープは、日本シリーズの最中にお騒がせしたあのチームほど、組織的には複雑じゃないはず。良いか悪いかは別にして、トレード選手を出迎えるのに、オーナー自らが出てくるようなチームだし、契約更改交渉に球団最高幹部が乗り出す球団ですからね。


チームカラーなのか、組織の風潮がそうなってるのかは分かりませんが、カープって何となしに「自己主張の下手な選手」が多いように思います。

かつてカープに、若林隆信と言う選手がいてました。1999年の春季キャンプだったか、いきなり「金髪」で練習に臨んだ事がありました。その時のコメントが確か「こんなヘアスタイルにした以上、ドコにいても目立つし、下手な事は出来ない」とかでした。

今カープにいてる選手、たいがいの選手が短髪なので、多少金髪にしたところで目立ちませんでしたか、若林隆信のソレは、若干の長髪も相まってかなり目立つものでした。


今の若手選手にソレをせぇとは言いませんが、もっと「野球」と言う仕事に拘りと覚悟を持って欲しい。もちろんその為には成績を残すのが一番ですが。

広島東洋カープというチームは、松田元だけのモノじゃない。まぁ経営方式は「マツダ商店」みたいなもんではありますが(笑)。在籍してる選手はじめ、運営に関わってる全ての人達のものだと思う。思ってる事があるのならどんどん発言したらいいと思いますよ。

ここ姑くの、栗原君とカープ球団の間での話し合いの内容は、そのうち野村謙二郎監督に届くものと思います。いずれは栗原君と監督の間での話し合いも設けられるでしょう。当然そんなもんは交渉でも何でもないですから「非公開」になると思いますが。

それが今後、カープが変わる切っ掛けになればいいな、とは思います。

‥‥がどうでしょうねぇ(笑)


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2011.11.22 / Top↑
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