第48回社会人野球日本選手権中国地区最終予選、第一代表決定戦を迎えました。






圧倒的戦力を誇るJFE西日本さんが出場しない、今回の中国地区最終予選。JR西日本は来て欲しいとは思ってました。そして、大変なチームを降して辿り着きました。もっとも、この予選で敗退してしまえば2023年今シーズンを終わらざるを得ない大会。苦しいのは当たり前、なんですが。





予選リーグ2試合は、石黒投手と大畑投手のスターターツートップ、そしてリリーフの花村投手、3人の快投で勝ち上がってきました。もちろん、こう言う状況はどのチームも変わらないと思います、絶対的存在がいるのであれば、最後の戦いに挑むなら、頼るのは当たり前、だとも思っています。





もしかしたら古い考えかも知れませんが、プロ野球のクライマックスシリーズや日本シリーズでも、最近はやたらと登板間隔や球数を気にしたりする傾向があります。しかし「ここが踏ん張りどころ」と言う状況で、そう言ったモノは考えなければいけないかな?とも思うわけでして。





数日頑張れば休めますし、体のケアにも充てる事も出来るでしょう。そして緊迫した場面の為に日々鍛錬を繰り返しているはず。大きな目標があるのなら、それに対して全力を尽くすのは当然。そこに「絶対的エース」がいるのであれば、頼っても構わない、とも思いますが如何でしょう。





「絶対的エース」と言う称号は、伯和ビクトリーズ・平岡航投手にも言える事。予選リーグは2試合共に連日の先発。そして15イニング自責点ゼロ。決してごついとは思えない、あの細身の身体のどこに、そのようなスタミナがあるのか。傍から、何度見ても信じられない、のが正直な感想です。





平岡投手の登板に関しては、ひとつの「法則」があるそうです。伺った時は「やっぱりそうか」と言う感想でした。それがしっかり守られている限り「中国地区の絶対的サウスポー」の座は揺るがないでしょう。そしてこの試合も当然のように先発。石黒投手とともに、中国地区を代表する、左右のエースの激突。地区第一代表を決めるに相応しいピッチャーの「頂上対決」となりました。
スターティングオーダー
先攻:伯和ビクトリーズ
1(二)土井力丸 (尽誠学園高校~大阪商業大学)
2(遊)中西玲人 (箕島高校~奈良学園大学)
3(指)矢野駿典 (龍谷高校~西南学院大学)
4(一)中川貴翔 (崇徳高校~中部学院大学)
5(左)好川嘉一 (大竹高校~広島国際学院大学)
6(三)中村航晟 (筑陽学園高校~日本体育大学)
7(捕)橋本昂稀 (地球環境高校~京都学園大学)
8(右)山本健仁 (滝川第二高校)
9(中)白澤皇太 (奈良大学付属高校~京都先端科学大学)




投:平岡 航 (鴨沂高校~京都学園大学)
後攻:JR西日本
1(指)植本良太 (明石商業高校~大阪商業大学)
2(左)蔵桝孝宏 (広陵高校~法政大学)
3(二)櫻井 涼 (広島商業高校~近畿大学工学部~三菱重工広島)
4(一)田村 強 (玉野高校~大阪体育大学)
5(遊)野邊優汰 (明豊高校)
6(三)土居拓海 (広島新庄高校)
7(中)大倉卓也 (智辯学園和歌山高校~関西学院大学)
8(捕)安田圭吾 (駒澤大学苫小牧高校~和歌山大学)
9(中)奥野翔琉 (明徳義塾高校)



投:石黒佑弥 (星城高校)
審判員



球審:戸田和雄 一塁:古川裕宗 二塁:波多野翼 三塁:前田康弘
成績
1回表

土井 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

中西 初球をファースト前送りバント


矢野 1―2から5球目を打ってライトオーバー2ランホームラン



JR西日本0―2伯和ビクトリーズ


中川 1―2から4球目を打ってショートゴロ


好川 1―1から3球目を打ってショートゴロ

1回裏


植本 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ

蔵桝 2―2から5球目を見逃し三振


櫻井 フルカウントから9球目を空振り三振
2回表

中村 2―1から4球目を打ってセンターフライ


橋本 初球を打ってファーストファウルフライ


山本 1―2から4球目を打ってセンターフライ

2回裏


田村 2―1から4球目を打ってセンター前ヒット



野邊 フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット ファーストランナー田村はサードへ



土居 2―1から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
JR西日本1―2伯和ビクトリーズ


大倉 0―1から2球目をファースト前送りバント失敗サードフォースアウト


安田 1―2から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ
3回表


白澤 初球をセーフティバントもサードゴロ

土井 1―2から4球目を打ってピッチャーゴロ

中西 フルカウントから7球目を打ってセンターフライ

3回裏


奥野 1―1から3球目を打ってファーストゴロ

植本 フルカウントから8球目を打ってファーストゴロ

蔵桝 1―1から3球目がデッドボール


櫻井 初球を打ってレフトフライ

4回表

矢野 0―1から2球目を打ってライトオーバーソロホームラン



JR西日本1―3伯和ビクトリーズ


中川 1―0から2球目を打ってレフト前ヒット


好川 0―1から2球目をピッチャー前送りバント捕球エラー


中村 初球をピッチャー前送りバント


橋本 2―2から5球目を空振り三振


JR西日本選手交代




ピッチャー石黒に代えて花村凌(神戸国際大付属高校~大阪商業大学)

山本 0―2から3球目を打ってショートゴロ
4回裏

田村 1―2から4球目を打ってライト前ヒット


野邊 初球を打ってライトフライ

土居 0―1から2球目を打ってレフトフライ


大倉 1―2から4球目を打ってライト前ヒット

安田 0―1から2球目を打ってライト前タイムリーヒット


JR西日本2―3伯和ビクトリーズ
奥野 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ
5回表
白澤 0―2から3球目を空振り三振

土井 フルカウントから9球目を打ってセンターフライ

中西 1―1から3球目を打ってセンターフライ
5回裏


植本 0―2から3球目を打ってセカンドゴロ

蔵桝 1―2から4球目を打ってライトフライ

櫻井 2―1から4球目を打ってセンターフライ
6回表

矢野 1―2から4球目を打ってレフトフライ


中川 2―1から4球目を打ってセンター前ヒット


好川 フルカウントから7球目を打ってファーストフライ



中村 3―1から5球目を打ってセンター前ヒット ファーストランナー好川はサードへ


橋本 フルカウントから7球目を空振り三振
6回裏
伯和ビクトリーズ選手交代




ピッチャー平岡に代えて成田達也(享栄高校~名城大学)

田村 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ


野邊 1―2から4球目を打ってライトフライ


土居 2―2から5球目を打ってライト前ヒット

大倉 フルカウントから6球目を打ってサードゴロ

7回表


山本 初球を打ってファーストゴロ


白澤 2―1から4球目を打ってサードゴロ

土井 3―1から5球目を選んでフォアボール


中西 初球を打ってセンター前ヒット


矢野 2―2から5球目を空振り三振
7回裏

安田 1―2から5球目を打ってショートゴロ

奥野 ストレートのフォアボール

植本 0―2から3球目を打ってライト前ヒット


蔵桝 初球を打ってセカンドゴロダブルプレイ
8回表

中川 初球を打ってレフトフライ


好川 1―1から3球目を打ってサードフライ


中村 3―1から5球目を打ってレフトフライ
8回裏


櫻井 1―2から5球目を打ってサードゴロ

田村 初球を打ってレフト前ヒット

野邊 2―1から4球目を打ってセンターフライ




土居 0―1から2球目を打ってセンター前ヒット


大倉 2―1から4球目を打ってセカンドフライ
9回表

橋本 1―2から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ


山本 2―2から5球目を打ってファースト内野安打

次打者白澤の初球(バント空振り)にファーストランナー山本セカンド盗塁成功

白澤 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ

土井 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ
9回裏

安田の代打春原直登(佐久長聖高校~関東学院大学) フルカウントから7球目を選んでフォアボール
JR西日本選手交代

ファーストランナー春原に代えて杉本亮(島根開星高校~近畿大学工学部)

奥野の代打石嵜健人(如水館高校~近畿大学工学部) 1―1から3球目の送りバントが守備妨害



植本 3―1から5球目を選んでフォアボール
伯和ビクトリーズ選手交代
レフトフ好川に代えて中山竜秀(九州国際大学付属高校)

蔵桝 2―0から3球目を打ってショートゴロダブルプレイ






伯和ビクトリーズ、2大会ぶり8回目の社会人野球日本選手権本選出場おめでとうございます!
伯和ビクトリーズ
200 100 000 3 H6 E0
010 100 000 2 H10 E2
JR西日本
試合開始1327 試合終了16:04




点は双方に入りましたが、今回の中国地区最終予選を象徴するにふさわしい投手戦。そんな中で試合を決めたのは、矢野選手の「2打席連続ホームラン」。繋ぎ繋ぎの印象のある伯和ビクトリーズ打線ですが、ホームランっていつ以来でしょうか。しかも2打席連続と言うのは記憶にありません。


8月下旬にマツダスタジアムで行われた、JABA広島大会優勝決定戦・対広島東洋カープ。矢野選手は、右中間フェンス際への大飛球がありました。いすれは「大きいのん」を観れるだろうなとは思ってはいましたが、まさか第一代表決定戦の、重要な「先制点」になろうとは思いも依りませんでした。



そして、平岡投手は5イニングで2失点。なかなか珍しい事だとは思いますが、やはり第一代表決定戦ともなると、一筋縄ではいかないもんだな、とも。緊張感の中、4日間で3試合先発。予選中の防御率は0.9。今シーズンここまでの防御率は0,68(これは某サイトでカンニングしました)。


(中西主将には代表盾、平岡投手には認定証が手渡されましたそしてここで、JFE西日本さんとショウワコーポレーションさんにも代表盾の授与)
そしてもう一人、この最終予選で目立ったのは、平岡投手の後を継いで2試合登板の成田投手。あまり「長いイニングを投げている」と言う印象がないんですが、今予選では3イニングそして4イニングいずれも無失点。暑い中でのサイドスローは疲れたと思いますが、ナイスピッチングでした。

(選手・スタッフ揃っての記念撮影)

(胴上げ大会開始。まずは当然のように安本社長)


(内山監督の胴上げ)
おそらく本選も、このお二方が中心になると思います。後半は日程が詰まっては来ますが。スタミナ充分のお二方がおれば乗り切れると思います。もちろん他のピッチャーの方も「わしも投げさせろ」と思っているはず。


(下瀬コーチの胴上げ)
社会人野球日本選手権本選での、伯和ビクトリーズの最高成績は、2015年のベスト4。若さだけでなく、力強さを兼ね備えた、いまの伯和ビクトリーズなら、それ以上を狙えると思います。


(泉選手兼任コーチの胴上げ)
そして、閉会の挨拶にもありましたが、今年の中国地区は、JABA岡山大会優勝のJFE西日本、全日本クラブ野球選手権優勝のショウワコーポレーション、そして最終予選第一、第二代表と「史上初めて」4チームが出揃います。中国地区の野球熱を満天下に知らしめるいい機会だと思っています。


(中西主将の胴上げ)
日鉄ステンレスさんも、久しぶりの本選出場に手が届くところまで来ました。つい最近までクラブチームだった存在。この活躍が、山口県の社会人野球の良い刺激になれば、とも思っています。


(土井選手の胴上げ。理由は「誕生日」。上げる前に「ハッピーバースデー」の合唱がありました。)
そして話を戻して伯和ビクトリーズ。もののついでと言わんばかりに、誕生日の土井選手まで胴上げしてしまうと言うハチャメチャぶり。この、とても企業チームとは思えない元気の良さが、持ち味とも言えるでしょう。そんな選手たちを、至って静かに見守る内山監督。どことなくですが、パ・リーグ三連覇を目指す、オリックスバファローズに似ているかなぁ、とも感じます、当然個人の感想ですが。


(池田選手兼マネージャーの胴上げ、ある意味一番頑張った人)
野手最年長は池田選手の29歳、投手最年長は平岡投手の27歳(10月で28歳になられます)。そろそろ野球選手として円熟期を迎える事かと思います。中西主将含め、お三方が30歳を越えた頃には、チームももっと強くなっていると思いますし、そうでないといけない、とも考えます。


(代表盾と認定証を携えて、思い思いの記念撮影。そんな中、中西主将と杉山選手に、とてもいい表情をいただきました、ありがとうございました。)
社会人野球日本選手権本選は11月上旬から。それまで約二か月。9月中は通常業務をこなしながらの一旦クールダウン、でしょうかね。その間にも池田マネージャーは、壮行試合等のスケジュール調整に追われるかと思います。10月に突入する頃から、壮行試合が始まりますかね。近畿地区への遠征もあるかと思いますが観に行ける限り行こうと思っております。

そろそろお彼岸だと言うのに、まだまだ暑い日が続いております。皆さま、どうか本選初戦まで、怪体調を崩したり、お怪我などのないよう、お過ごしください。京セラドーム大阪でお待ちしております。


















圧倒的戦力を誇るJFE西日本さんが出場しない、今回の中国地区最終予選。JR西日本は来て欲しいとは思ってました。そして、大変なチームを降して辿り着きました。もっとも、この予選で敗退してしまえば2023年今シーズンを終わらざるを得ない大会。苦しいのは当たり前、なんですが。















予選リーグ2試合は、石黒投手と大畑投手のスターターツートップ、そしてリリーフの花村投手、3人の快投で勝ち上がってきました。もちろん、こう言う状況はどのチームも変わらないと思います、絶対的存在がいるのであれば、最後の戦いに挑むなら、頼るのは当たり前、だとも思っています。















もしかしたら古い考えかも知れませんが、プロ野球のクライマックスシリーズや日本シリーズでも、最近はやたらと登板間隔や球数を気にしたりする傾向があります。しかし「ここが踏ん張りどころ」と言う状況で、そう言ったモノは考えなければいけないかな?とも思うわけでして。















数日頑張れば休めますし、体のケアにも充てる事も出来るでしょう。そして緊迫した場面の為に日々鍛錬を繰り返しているはず。大きな目標があるのなら、それに対して全力を尽くすのは当然。そこに「絶対的エース」がいるのであれば、頼っても構わない、とも思いますが如何でしょう。















「絶対的エース」と言う称号は、伯和ビクトリーズ・平岡航投手にも言える事。予選リーグは2試合共に連日の先発。そして15イニング自責点ゼロ。決してごついとは思えない、あの細身の身体のどこに、そのようなスタミナがあるのか。傍から、何度見ても信じられない、のが正直な感想です。















平岡投手の登板に関しては、ひとつの「法則」があるそうです。伺った時は「やっぱりそうか」と言う感想でした。それがしっかり守られている限り「中国地区の絶対的サウスポー」の座は揺るがないでしょう。そしてこの試合も当然のように先発。石黒投手とともに、中国地区を代表する、左右のエースの激突。地区第一代表を決めるに相応しいピッチャーの「頂上対決」となりました。
スターティングオーダー
先攻:伯和ビクトリーズ
1(二)土井力丸 (尽誠学園高校~大阪商業大学)
2(遊)中西玲人 (箕島高校~奈良学園大学)
3(指)矢野駿典 (龍谷高校~西南学院大学)
4(一)中川貴翔 (崇徳高校~中部学院大学)
5(左)好川嘉一 (大竹高校~広島国際学院大学)
6(三)中村航晟 (筑陽学園高校~日本体育大学)
7(捕)橋本昂稀 (地球環境高校~京都学園大学)
8(右)山本健仁 (滝川第二高校)
9(中)白澤皇太 (奈良大学付属高校~京都先端科学大学)















投:平岡 航 (鴨沂高校~京都学園大学)
後攻:JR西日本
1(指)植本良太 (明石商業高校~大阪商業大学)
2(左)蔵桝孝宏 (広陵高校~法政大学)
3(二)櫻井 涼 (広島商業高校~近畿大学工学部~三菱重工広島)
4(一)田村 強 (玉野高校~大阪体育大学)
5(遊)野邊優汰 (明豊高校)
6(三)土居拓海 (広島新庄高校)
7(中)大倉卓也 (智辯学園和歌山高校~関西学院大学)
8(捕)安田圭吾 (駒澤大学苫小牧高校~和歌山大学)
9(中)奥野翔琉 (明徳義塾高校)











投:石黒佑弥 (星城高校)
審判員








球審:戸田和雄 一塁:古川裕宗 二塁:波多野翼 三塁:前田康弘
成績
1回表




土井 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




中西 初球をファースト前送りバント








矢野 1―2から5球目を打ってライトオーバー2ランホームラン









JR西日本0―2伯和ビクトリーズ








中川 1―2から4球目を打ってショートゴロ








好川 1―1から3球目を打ってショートゴロ



1回裏








植本 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ




蔵桝 2―2から5球目を見逃し三振








櫻井 フルカウントから9球目を空振り三振
2回表




中村 2―1から4球目を打ってセンターフライ








橋本 初球を打ってファーストファウルフライ








山本 1―2から4球目を打ってセンターフライ



2回裏








田村 2―1から4球目を打ってセンター前ヒット










野邊 フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット ファーストランナー田村はサードへ










土居 2―1から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
JR西日本1―2伯和ビクトリーズ








大倉 0―1から2球目をファースト前送りバント失敗サードフォースアウト








安田 1―2から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ
3回表








白澤 初球をセーフティバントもサードゴロ




土井 1―2から4球目を打ってピッチャーゴロ




中西 フルカウントから7球目を打ってセンターフライ



3回裏








奥野 1―1から3球目を打ってファーストゴロ




植本 フルカウントから8球目を打ってファーストゴロ




蔵桝 1―1から3球目がデッドボール








櫻井 初球を打ってレフトフライ



4回表




矢野 0―1から2球目を打ってライトオーバーソロホームラン









JR西日本1―3伯和ビクトリーズ








中川 1―0から2球目を打ってレフト前ヒット








好川 0―1から2球目をピッチャー前送りバント捕球エラー








中村 初球をピッチャー前送りバント








橋本 2―2から5球目を空振り三振






JR西日本選手交代















ピッチャー石黒に代えて花村凌(神戸国際大付属高校~大阪商業大学)




山本 0―2から3球目を打ってショートゴロ
4回裏




田村 1―2から4球目を打ってライト前ヒット








野邊 初球を打ってライトフライ




土居 0―1から2球目を打ってレフトフライ








大倉 1―2から4球目を打ってライト前ヒット




安田 0―1から2球目を打ってライト前タイムリーヒット






JR西日本2―3伯和ビクトリーズ
奥野 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ
5回表
白澤 0―2から3球目を空振り三振




土井 フルカウントから9球目を打ってセンターフライ




中西 1―1から3球目を打ってセンターフライ
5回裏








植本 0―2から3球目を打ってセカンドゴロ




蔵桝 1―2から4球目を打ってライトフライ




櫻井 2―1から4球目を打ってセンターフライ
6回表




矢野 1―2から4球目を打ってレフトフライ








中川 2―1から4球目を打ってセンター前ヒット








好川 フルカウントから7球目を打ってファーストフライ











中村 3―1から5球目を打ってセンター前ヒット ファーストランナー好川はサードへ








橋本 フルカウントから7球目を空振り三振
6回裏
伯和ビクトリーズ選手交代















ピッチャー平岡に代えて成田達也(享栄高校~名城大学)




田村 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ








野邊 1―2から4球目を打ってライトフライ








土居 2―2から5球目を打ってライト前ヒット




大倉 フルカウントから6球目を打ってサードゴロ



7回表








山本 初球を打ってファーストゴロ








白澤 2―1から4球目を打ってサードゴロ




土井 3―1から5球目を選んでフォアボール








中西 初球を打ってセンター前ヒット








矢野 2―2から5球目を空振り三振
7回裏




安田 1―2から5球目を打ってショートゴロ




奥野 ストレートのフォアボール




植本 0―2から3球目を打ってライト前ヒット








蔵桝 初球を打ってセカンドゴロダブルプレイ
8回表




中川 初球を打ってレフトフライ








好川 1―1から3球目を打ってサードフライ








中村 3―1から5球目を打ってレフトフライ
8回裏








櫻井 1―2から5球目を打ってサードゴロ




田村 初球を打ってレフト前ヒット




野邊 2―1から4球目を打ってセンターフライ














土居 0―1から2球目を打ってセンター前ヒット








大倉 2―1から4球目を打ってセカンドフライ
9回表




橋本 1―2から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ








山本 2―2から5球目を打ってファースト内野安打



次打者白澤の初球(バント空振り)にファーストランナー山本セカンド盗塁成功




白澤 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ




土井 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ
9回裏




安田の代打春原直登(佐久長聖高校~関東学院大学) フルカウントから7球目を選んでフォアボール
JR西日本選手交代



ファーストランナー春原に代えて杉本亮(島根開星高校~近畿大学工学部)




奥野の代打石嵜健人(如水館高校~近畿大学工学部) 1―1から3球目の送りバントが守備妨害










植本 3―1から5球目を選んでフォアボール
伯和ビクトリーズ選手交代
レフトフ好川に代えて中山竜秀(九州国際大学付属高校)




蔵桝 2―0から3球目を打ってショートゴロダブルプレイ














伯和ビクトリーズ、2大会ぶり8回目の社会人野球日本選手権本選出場おめでとうございます!







伯和ビクトリーズ
200 100 000 3 H6 E0
010 100 000 2 H10 E2
JR西日本
試合開始1327 試合終了16:04










点は双方に入りましたが、今回の中国地区最終予選を象徴するにふさわしい投手戦。そんな中で試合を決めたのは、矢野選手の「2打席連続ホームラン」。繋ぎ繋ぎの印象のある伯和ビクトリーズ打線ですが、ホームランっていつ以来でしょうか。しかも2打席連続と言うのは記憶にありません。




8月下旬にマツダスタジアムで行われた、JABA広島大会優勝決定戦・対広島東洋カープ。矢野選手は、右中間フェンス際への大飛球がありました。いすれは「大きいのん」を観れるだろうなとは思ってはいましたが、まさか第一代表決定戦の、重要な「先制点」になろうとは思いも依りませんでした。






そして、平岡投手は5イニングで2失点。なかなか珍しい事だとは思いますが、やはり第一代表決定戦ともなると、一筋縄ではいかないもんだな、とも。緊張感の中、4日間で3試合先発。予選中の防御率は0.9。今シーズンここまでの防御率は0,68(これは某サイトでカンニングしました)。




(中西主将には代表盾、平岡投手には認定証が手渡されましたそしてここで、JFE西日本さんとショウワコーポレーションさんにも代表盾の授与)
そしてもう一人、この最終予選で目立ったのは、平岡投手の後を継いで2試合登板の成田投手。あまり「長いイニングを投げている」と言う印象がないんですが、今予選では3イニングそして4イニングいずれも無失点。暑い中でのサイドスローは疲れたと思いますが、ナイスピッチングでした。


(選手・スタッフ揃っての記念撮影)


(胴上げ大会開始。まずは当然のように安本社長)




(内山監督の胴上げ)
おそらく本選も、このお二方が中心になると思います。後半は日程が詰まっては来ますが。スタミナ充分のお二方がおれば乗り切れると思います。もちろん他のピッチャーの方も「わしも投げさせろ」と思っているはず。




(下瀬コーチの胴上げ)
社会人野球日本選手権本選での、伯和ビクトリーズの最高成績は、2015年のベスト4。若さだけでなく、力強さを兼ね備えた、いまの伯和ビクトリーズなら、それ以上を狙えると思います。




(泉選手兼任コーチの胴上げ)
そして、閉会の挨拶にもありましたが、今年の中国地区は、JABA岡山大会優勝のJFE西日本、全日本クラブ野球選手権優勝のショウワコーポレーション、そして最終予選第一、第二代表と「史上初めて」4チームが出揃います。中国地区の野球熱を満天下に知らしめるいい機会だと思っています。




(中西主将の胴上げ)
日鉄ステンレスさんも、久しぶりの本選出場に手が届くところまで来ました。つい最近までクラブチームだった存在。この活躍が、山口県の社会人野球の良い刺激になれば、とも思っています。




(土井選手の胴上げ。理由は「誕生日」。上げる前に「ハッピーバースデー」の合唱がありました。)
そして話を戻して伯和ビクトリーズ。もののついでと言わんばかりに、誕生日の土井選手まで胴上げしてしまうと言うハチャメチャぶり。この、とても企業チームとは思えない元気の良さが、持ち味とも言えるでしょう。そんな選手たちを、至って静かに見守る内山監督。どことなくですが、パ・リーグ三連覇を目指す、オリックスバファローズに似ているかなぁ、とも感じます、当然個人の感想ですが。




(池田選手兼マネージャーの胴上げ、ある意味一番頑張った人)
野手最年長は池田選手の29歳、投手最年長は平岡投手の27歳(10月で28歳になられます)。そろそろ野球選手として円熟期を迎える事かと思います。中西主将含め、お三方が30歳を越えた頃には、チームももっと強くなっていると思いますし、そうでないといけない、とも考えます。




(代表盾と認定証を携えて、思い思いの記念撮影。そんな中、中西主将と杉山選手に、とてもいい表情をいただきました、ありがとうございました。)
社会人野球日本選手権本選は11月上旬から。それまで約二か月。9月中は通常業務をこなしながらの一旦クールダウン、でしょうかね。その間にも池田マネージャーは、壮行試合等のスケジュール調整に追われるかと思います。10月に突入する頃から、壮行試合が始まりますかね。近畿地区への遠征もあるかと思いますが観に行ける限り行こうと思っております。


そろそろお彼岸だと言うのに、まだまだ暑い日が続いております。皆さま、どうか本選初戦まで、怪体調を崩したり、お怪我などのないよう、お過ごしください。京セラドーム大阪でお待ちしております。
2023.09.20 / Top↑
| Home |