第62回JABA広島大会、優勝決定戦です。予選リーグを含め、ここまでの試合は全て7イニング制で行われてきましたが、優勝決定戦のみ9イニング制。これもまたローカ大会ならでは、でしょうか。
その優勝決定戦に進出したのは、広島東洋カープとJFE西日本。カープが勝てば2年連続12回目の優勝、JFE西日本が勝てば2年ぶり8回目の優勝となります。

カープは、第一試合を終えての、長い長いクーリングタイム。この時間をどう使うかが試合のカギになるかと思います。とは言うものの、涼しい所からいきなり炎天下に出てくるのも、体調に異変を来す可能性もあり。特に今年の夏は本当に暑いですしね。そんな中で1日2試合のスタミナ勝負。もちろんその辺りは、由宇練習場で鍛え上げて来た面々ばかり。大丈夫だとは思いますけどね。

そう言えばプロ野球で、ダブルヘッダーと言うのは聞かなくなりました。雨天中止が相次いだ年でも、噂こそあれど結果的には開催されず。現在、プロ野球公式戦での最後のダブルヘッダーは、1998年10月10日、西武球場での西武ライオンズ対オリックスブルーウェーブが」最後となっています。

JFE西日本は正真正銘のダブルヘッダー。第二試合終了後は、ほとんど休む間もなく一塁側ダッグアウトから三塁側に移動。もっとも、この辺りはJABA公式戦でもよくある事、ではあります。



ただ、これだけの炎天下での公式戦はそうありません。そもそもこのJABA広島大会も、ひと昔前までは、ゴールデンウイーク明け辺りに行われていた大会。JABA公式戦との兼ね合いで、2013年以降はこの時期になっていますが、お盆が過ぎたにも関わらず、ここまで暑い時期はあったかな。



こうなると、怪我とかよりも熱中症が気がかり。高校野球甲子園大会だけでなく、プロ野球でも、試合中に足が攣った、みたいな話もちょくちょく目にします。体調を気遣いながらの優勝決定戦。勝敗云々も大事ですが、やる方も観る方も、ただただ無事に終わる事を祈るばかり、ではあります。
スターティングオーダー
先攻:JFE西日本
1(三)宮原怜人 (玉島商業高校~大阪経済大学)
2(左)鳥井 凌 (尽誠学園高校~仙台大学)
3(中)土井克也 (北条高校~神奈川大学)
4(指)綿屋 樹 (鹿児島実業高校)
5(一)篠原翔太 (報徳学園高校~明治大学)
6(二)新田旬希 (市立呉高校~駒澤大学)
7(捕)後藤将太 (奈良大学付属高校~帝京大学)
8(遊)河内愛哉 (広島商業高校~富士大学)
9(左)田中多聞 (呉港高校)





投:筒井恒匡 (松本工業高校~日本体育大学)
後攻:広島東洋カープ
1(中)名原典彦 (瀬戸内高校~青森大学)
2(指)林 晃汰 (智辯学園和歌山高校)
3(遊)二俣翔一 (磐田東高校)
4(右)田村俊介 (愛知工業大学名電高等学校)
5(左)中村貴浩 (九州国際大学付属高校~九州産業大学)
6(三)内田湘大 (利根沼田学校組合立利根商業高等学校)
7(捕)清水叶人 (高崎健康福祉大学高崎高校)
8(二)前川誠太 (敦賀気比高校)
9(一)木下元秀 (敦賀気比高校)






投:行木 俊 (横芝敬愛高校~徳島インディゴソックス)
審判員



球審:石田篤史 一塁:品川正 二塁:楠誠之 三塁:槇原満典
公式記録員:池田侑矢(伯和ビクトリーズ)
場内アナウンス:原由希子
成績
1回表


宮原 0―1から2球目を打ってライト前ヒット

鳥井 初球を打ってライトフライ

次打者土井の初球(ボール)にファーストランナー宮原セカンド盗塁成功

土井 2―0から3球目を打ってショートゴロ

綿屋 3―0から4球目を打ってショートフライ
1回裏
名原 初球を打ってピッチャーフライ

林 ストレートのフォアボール

二俣 初球を打ってレフト前ヒット

田村 初球を打ってファーストゴロダブルプレイ

2回表

篠原 1―2から5球目を空振り三振

新田 1―2から4球目を打ってショート内野安打


後藤 1―2から5球目を打ってセカンドゴロ

河内 2―1から4球目を打ってレフト前ヒット



しかしセカンドランナー新田はホームタッチアウト
2回裏


中村貴 0―1から2球目を打ってサードゴロ


内田 初球を打ってサードゴロ

清水 3―1から5球目を選んでフォアボール


前川 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ
3回表


田中 1―1から3球目を打ってライト前ヒット


宮原 1―1から3球目を打ってレフト線ツーベースヒット

鳥井 初球デッドボール


土井 3―1から5球目を打ってショートゴロセカンドへタイムリー送球エラー
カープ0―2JFE西日本

綿屋 0―1から2球目を打ってライト前タイムリーヒット
カープ0―3JFE西日本

篠原 1―1から3球目を打ってセンターへ犠牲フライ


カープ0―4JFE西日本


新田 0―1から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
3回裏


木下 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ

名原 0―1から2球目を打ってショートゴロ

林 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

二俣 1―2から4球目を打って空振り三振
4回表
広島東洋カープ選手交代




ピッチャー行木に代えて坂田怜(正智深谷高校~中部学院大学)

後藤 フルカウントから球目を選んでフォアボール

河内 0―2から3球目をピッチャー前送りバント失敗セカンドフォースアウト

次打者田中の初球前にファーストランナー河内牽制タッチアウト

田中 2―1から4球目を打ってショートフライ

「バルサルバ洞動脈瘤破裂」と言う重病を患い、胸骨を切ると言う手術。全力投球の出来ない坂田投手。活路を見出したのはナックルボール。昨年の秋季キャンプでは、かのジャレッド・フェルナンデス氏の手ほどきも受けました。河内選手への牽制球は、それは見事なプレイでした。ウエスタンリーグを観に行かなくなりましたが、彼にはぜひ支配下登録を勝ち取って欲しいです。
4回裏

田村 1―2から4球目を打ってピッチャーゴロ


中村貴 0―2から3球目を打ってファーストゴロ

内田 0―2から3球目を見逃し三振

5回表
広島東洋カープ選手交代




ピッチャー坂田に代えて長谷部銀次(中京大学附属中京高校~慶應義塾大学~トヨタ自動車)

宮原 3―1から5球目を打ってセンターフライ


鳥井 2―1から4球目を打ってファーストフライ

土井 2―2から5球目を空振り三振
5回裏


清水 0―2から3球目を打ってピッチャーゴロ

前川 2―2から4球目を打ってサードゴロ

木下 1―0から2球目を打ってサードファウルフライ
6回表
広島東洋カープ選手交代
ピッチャー長谷部に代えて中村来生(高岡第一高校)
キャッチャー清水に代えて髙木翔斗(県立岐阜商業高校)
ファースト木下に代えて中村健人(中京大学附属中京高校~慶應義塾大学~トヨタ自動車)
綿屋 0―2から3球目を空振り三振
篠原 初球を打って左中間へツーベースヒット

新田 1―0から2球目を打ってライトフライ
後藤 初球を打ってキャッチャーフライ
6回裏

名原 0―2から3球目を打ってセカンドフライ

林 1―1から3球目を打ってライト線ツーベースヒット


二俣 1―2から4球目を空振り三振


田村 1―2から4球目を空振り三振
7回表
広島東洋カープ選手交代





ピッチャー中村来に代えて新家颯(田辺高校)
河内 1―1から3球目を打ってセカンドゴロ

田中 1―0から2球目を打ってセカンドフライ

宮原 2―2から5球目を空振り三振
7回裏

中村貴 1―2から4球目を空振り三振

内田 初球を打ってショートゴロ

高木 0―1から2球目を打ってサードゴロ
8回表
広島東洋カープ選手交代
ライト田村に代えてレフト宇草孔基(常総学院高校~法政大学) レフト中村貴がライト



ピッチャー新家に代えて藤井黎來(大曲工業高校)
鳥井 1―0から2球目を打ってショートフライ

土井 2―2から5球目を空振り三振

綿屋の代打安藤大一郎(西条高校~関西大学) フルカウントから6球目を打ってショートフライ
8回裏
JFE西日本選手交代
レフト鳥井に代えて永山裕真(報徳学園高校~青山学院大学)

前川 0―2から3球目を打ってファーストライナー

中村健 初球を打ってレフトオーバーソロホームラン

カープ1―4JFE西日本

名原 初球を打ってショートフライ
林の代打持丸泰輝(旭川大学高校) 初球を打ってセンターフライ
9回表


篠原 1―2から5球目を打ってライトフライ


新田 1―0から2球目を打ってセンターフライ

後藤 0―1から2球目を打ってレフト前ヒット

河内の代打柴田海斗(関東学園大学付属高校~帝京大学) 0―2から3球目を空振り三振
9回裏
JFE西日本選手交代とシート変更





ピッチャー筒井に代えて津山裕希(明秀学園日立高校~中部学院大学)
代打柴田がそのまま入りショート
二俣の代打韮澤雄也(花咲徳栄高校) 2―1から4球目を打ってキャッチャーファウルフライ
宇草 1―0から2球目を打ってァーストゴロ捕球エラー

中村貴 0―1から2球目を打ってセンターフライ

内田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

高木 2―2から5球目を空振り三振


JFE西日本、2年ぶり8回目のJABA広島大会優勝おめでとうございます!

JFE西日本
004 000 000 4 H8 E1
000 000 010 1 H3 E1
広島東洋カープ
試合開始14:45 試合終了17:01


最後は、今年に入って無類の強さを誇示するJFE西日本を象徴するような試合となりました。ここぞと言わんばかりの集中打と、磐石の投手陣でカープを圧倒しました。

今年に入って飛躍を遂げた筒井投手が8回被安打3の1失点。そして、どこからでもチャンスを作り、どこからでも得点が出来る超重量打線。おそらくどこの地区のチームにも引けをとらない、とすら思います。まだ中国地区の社会人野球を見始めて10年足らずですが、過去最強かも知れません。

(優勝旗と広島市長杯、中国地区連盟杯授与)
9月に入ると、学生さんは授業と秋季リーグ戦が始まります。公式戦の出場もないので、当分の間、おそらく9月中は旭丘球場での練習漬けになる事と思います。オープン戦の再開は、日本選手権出場チームが出揃う、10月以降になるでしょうか。プロ野球で言えば春季キャンプみたいなもの。

(最高殊勲選手賞の筒井投手)
そして、晩秋のほっともっとフィールド神戸、そして京セラドーム大阪て行われる、第47回社会人野球日本選手権。まだ3か月程あります。割と長期間の「雌伏の刻」になるかと思いますが、どうかつまらない怪我や病気だけには気を付けて下さい。そして是非とも、ダイヤモンド旗を広島へ。
そして、準優勝に終わった広島東洋カープ。

(敢闘賞の中村健人外野手)
年明けに「今年は社会人野球部との練習試合を増やす」との報道がありましたが、シーズンが始まってみれば例年通り。毎年3月の恒例行事だった、社会人オール広島との試合もウヤムヤのままに開催されなくなり、たまにJR西日本との試合が行われる程度。そしてこの大会への参加くらい。

(首位打者賞の林晃汰内野手。成績は12打数7安打)
二軍をどう捉えるかはチーム事情にもよりますが、試合数に関しては、カープは少なすぎます。オリックスバファローズは、月に2~3試合程度、社会人野球部、独立リーグ等との試合を組んでいます。時には昼夜ダブルヘッダー、本拠地に隣接する大阪シティ信用金庫スタジアムと同時進行も。

もっとも、社会人野球部も、朝から晩まで練習をしている訳ではないので、おいそれと試合が組めないのは致し方ないですが、余りにも消極的やせんかな、今シーズン中、某社会人野球部から、試合の申し込みがあったそうですが「都合が悪い」との理由で断ったとか。せっかくの試合の機会なのに。

試合がない日はひたすら練習練習、もいいかも知れませんが、現在の自分がどの程度の域にあるか、練習中に考えていた事、それが出来るようになっているか、を確認するにはやはり、実際に「試し合い」をせねばなりませんし、相手はどんなレベルでも構わない。もっとカープは外に出ていかないと。

この大会、カープ二軍の選手の試合を、都合3試合も観る事が出来ました。新聞やニュースで名前を見た事のある選手も実際に見る事が出来ました。いずれは彼らが、カープを背負う事になるでしょう。そして来年はこの大会に「いない」事を期待します。二軍とはある種、そう言う所だ、とも思います。
今年は無事、出場辞退のチームを出す事なく、大会が終わりました。来年もまた、ここマツダスタジアムでの暑い熱い戦いを楽しみにします。
その優勝決定戦に進出したのは、広島東洋カープとJFE西日本。カープが勝てば2年連続12回目の優勝、JFE西日本が勝てば2年ぶり8回目の優勝となります。


カープは、第一試合を終えての、長い長いクーリングタイム。この時間をどう使うかが試合のカギになるかと思います。とは言うものの、涼しい所からいきなり炎天下に出てくるのも、体調に異変を来す可能性もあり。特に今年の夏は本当に暑いですしね。そんな中で1日2試合のスタミナ勝負。もちろんその辺りは、由宇練習場で鍛え上げて来た面々ばかり。大丈夫だとは思いますけどね。



そう言えばプロ野球で、ダブルヘッダーと言うのは聞かなくなりました。雨天中止が相次いだ年でも、噂こそあれど結果的には開催されず。現在、プロ野球公式戦での最後のダブルヘッダーは、1998年10月10日、西武球場での西武ライオンズ対オリックスブルーウェーブが」最後となっています。


JFE西日本は正真正銘のダブルヘッダー。第二試合終了後は、ほとんど休む間もなく一塁側ダッグアウトから三塁側に移動。もっとも、この辺りはJABA公式戦でもよくある事、ではあります。









ただ、これだけの炎天下での公式戦はそうありません。そもそもこのJABA広島大会も、ひと昔前までは、ゴールデンウイーク明け辺りに行われていた大会。JABA公式戦との兼ね合いで、2013年以降はこの時期になっていますが、お盆が過ぎたにも関わらず、ここまで暑い時期はあったかな。









こうなると、怪我とかよりも熱中症が気がかり。高校野球甲子園大会だけでなく、プロ野球でも、試合中に足が攣った、みたいな話もちょくちょく目にします。体調を気遣いながらの優勝決定戦。勝敗云々も大事ですが、やる方も観る方も、ただただ無事に終わる事を祈るばかり、ではあります。
スターティングオーダー
先攻:JFE西日本
1(三)宮原怜人 (玉島商業高校~大阪経済大学)
2(左)鳥井 凌 (尽誠学園高校~仙台大学)
3(中)土井克也 (北条高校~神奈川大学)
4(指)綿屋 樹 (鹿児島実業高校)
5(一)篠原翔太 (報徳学園高校~明治大学)
6(二)新田旬希 (市立呉高校~駒澤大学)
7(捕)後藤将太 (奈良大学付属高校~帝京大学)
8(遊)河内愛哉 (広島商業高校~富士大学)
9(左)田中多聞 (呉港高校)


















投:筒井恒匡 (松本工業高校~日本体育大学)
後攻:広島東洋カープ
1(中)名原典彦 (瀬戸内高校~青森大学)
2(指)林 晃汰 (智辯学園和歌山高校)
3(遊)二俣翔一 (磐田東高校)
4(右)田村俊介 (愛知工業大学名電高等学校)
5(左)中村貴浩 (九州国際大学付属高校~九州産業大学)
6(三)内田湘大 (利根沼田学校組合立利根商業高等学校)
7(捕)清水叶人 (高崎健康福祉大学高崎高校)
8(二)前川誠太 (敦賀気比高校)
9(一)木下元秀 (敦賀気比高校)






















投:行木 俊 (横芝敬愛高校~徳島インディゴソックス)
審判員










球審:石田篤史 一塁:品川正 二塁:楠誠之 三塁:槇原満典
公式記録員:池田侑矢(伯和ビクトリーズ)
場内アナウンス:原由希子
成績
1回表







宮原 0―1から2球目を打ってライト前ヒット




鳥井 初球を打ってライトフライ



次打者土井の初球(ボール)にファーストランナー宮原セカンド盗塁成功




土井 2―0から3球目を打ってショートゴロ




綿屋 3―0から4球目を打ってショートフライ
1回裏
名原 初球を打ってピッチャーフライ




林 ストレートのフォアボール




二俣 初球を打ってレフト前ヒット




田村 初球を打ってファーストゴロダブルプレイ



2回表




篠原 1―2から5球目を空振り三振




新田 1―2から4球目を打ってショート内野安打








後藤 1―2から5球目を打ってセカンドゴロ




河内 2―1から4球目を打ってレフト前ヒット









しかしセカンドランナー新田はホームタッチアウト
2回裏








中村貴 0―1から2球目を打ってサードゴロ








内田 初球を打ってサードゴロ




清水 3―1から5球目を選んでフォアボール








前川 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ
3回表








田中 1―1から3球目を打ってライト前ヒット








宮原 1―1から3球目を打ってレフト線ツーベースヒット




鳥井 初球デッドボール








土井 3―1から5球目を打ってショートゴロセカンドへタイムリー送球エラー
カープ0―2JFE西日本




綿屋 0―1から2球目を打ってライト前タイムリーヒット
カープ0―3JFE西日本




篠原 1―1から3球目を打ってセンターへ犠牲フライ






カープ0―4JFE西日本








新田 0―1から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
3回裏








木下 フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ




名原 0―1から2球目を打ってショートゴロ




林 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




二俣 1―2から4球目を打って空振り三振
4回表
広島東洋カープ選手交代














ピッチャー行木に代えて坂田怜(正智深谷高校~中部学院大学)




後藤 フルカウントから球目を選んでフォアボール




河内 0―2から3球目をピッチャー前送りバント失敗セカンドフォースアウト



次打者田中の初球前にファーストランナー河内牽制タッチアウト




田中 2―1から4球目を打ってショートフライ



「バルサルバ洞動脈瘤破裂」と言う重病を患い、胸骨を切ると言う手術。全力投球の出来ない坂田投手。活路を見出したのはナックルボール。昨年の秋季キャンプでは、かのジャレッド・フェルナンデス氏の手ほどきも受けました。河内選手への牽制球は、それは見事なプレイでした。ウエスタンリーグを観に行かなくなりましたが、彼にはぜひ支配下登録を勝ち取って欲しいです。
4回裏




田村 1―2から4球目を打ってピッチャーゴロ








中村貴 0―2から3球目を打ってファーストゴロ




内田 0―2から3球目を見逃し三振



5回表
広島東洋カープ選手交代















ピッチャー坂田に代えて長谷部銀次(中京大学附属中京高校~慶應義塾大学~トヨタ自動車)




宮原 3―1から5球目を打ってセンターフライ








鳥井 2―1から4球目を打ってファーストフライ




土井 2―2から5球目を空振り三振
5回裏








清水 0―2から3球目を打ってピッチャーゴロ




前川 2―2から4球目を打ってサードゴロ




木下 1―0から2球目を打ってサードファウルフライ
6回表
広島東洋カープ選手交代
ピッチャー長谷部に代えて中村来生(高岡第一高校)
キャッチャー清水に代えて髙木翔斗(県立岐阜商業高校)
ファースト木下に代えて中村健人(中京大学附属中京高校~慶應義塾大学~トヨタ自動車)
綿屋 0―2から3球目を空振り三振
篠原 初球を打って左中間へツーベースヒット




新田 1―0から2球目を打ってライトフライ
後藤 初球を打ってキャッチャーフライ
6回裏




名原 0―2から3球目を打ってセカンドフライ




林 1―1から3球目を打ってライト線ツーベースヒット








二俣 1―2から4球目を空振り三振








田村 1―2から4球目を空振り三振
7回表
広島東洋カープ選手交代















ピッチャー中村来に代えて新家颯(田辺高校)
河内 1―1から3球目を打ってセカンドゴロ




田中 1―0から2球目を打ってセカンドフライ




宮原 2―2から5球目を空振り三振
7回裏




中村貴 1―2から4球目を空振り三振




内田 初球を打ってショートゴロ




高木 0―1から2球目を打ってサードゴロ
8回表
広島東洋カープ選手交代
ライト田村に代えてレフト宇草孔基(常総学院高校~法政大学) レフト中村貴がライト











ピッチャー新家に代えて藤井黎來(大曲工業高校)
鳥井 1―0から2球目を打ってショートフライ




土井 2―2から5球目を空振り三振




綿屋の代打安藤大一郎(西条高校~関西大学) フルカウントから6球目を打ってショートフライ
8回裏
JFE西日本選手交代
レフト鳥井に代えて永山裕真(報徳学園高校~青山学院大学)




前川 0―2から3球目を打ってファーストライナー




中村健 初球を打ってレフトオーバーソロホームラン



カープ1―4JFE西日本




名原 初球を打ってショートフライ
林の代打持丸泰輝(旭川大学高校) 初球を打ってセンターフライ
9回表








篠原 1―2から5球目を打ってライトフライ








新田 1―0から2球目を打ってセンターフライ




後藤 0―1から2球目を打ってレフト前ヒット




河内の代打柴田海斗(関東学園大学付属高校~帝京大学) 0―2から3球目を空振り三振
9回裏
JFE西日本選手交代とシート変更


















ピッチャー筒井に代えて津山裕希(明秀学園日立高校~中部学院大学)
代打柴田がそのまま入りショート
二俣の代打韮澤雄也(花咲徳栄高校) 2―1から4球目を打ってキャッチャーファウルフライ
宇草 1―0から2球目を打ってァーストゴロ捕球エラー




中村貴 0―1から2球目を打ってセンターフライ




内田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




高木 2―2から5球目を空振り三振






JFE西日本、2年ぶり8回目のJABA広島大会優勝おめでとうございます!



JFE西日本
004 000 000 4 H8 E1
000 000 010 1 H3 E1
広島東洋カープ
試合開始14:45 試合終了17:01




最後は、今年に入って無類の強さを誇示するJFE西日本を象徴するような試合となりました。ここぞと言わんばかりの集中打と、磐石の投手陣でカープを圧倒しました。


今年に入って飛躍を遂げた筒井投手が8回被安打3の1失点。そして、どこからでもチャンスを作り、どこからでも得点が出来る超重量打線。おそらくどこの地区のチームにも引けをとらない、とすら思います。まだ中国地区の社会人野球を見始めて10年足らずですが、過去最強かも知れません。



(優勝旗と広島市長杯、中国地区連盟杯授与)
9月に入ると、学生さんは授業と秋季リーグ戦が始まります。公式戦の出場もないので、当分の間、おそらく9月中は旭丘球場での練習漬けになる事と思います。オープン戦の再開は、日本選手権出場チームが出揃う、10月以降になるでしょうか。プロ野球で言えば春季キャンプみたいなもの。



(最高殊勲選手賞の筒井投手)
そして、晩秋のほっともっとフィールド神戸、そして京セラドーム大阪て行われる、第47回社会人野球日本選手権。まだ3か月程あります。割と長期間の「雌伏の刻」になるかと思いますが、どうかつまらない怪我や病気だけには気を付けて下さい。そして是非とも、ダイヤモンド旗を広島へ。
そして、準優勝に終わった広島東洋カープ。



(敢闘賞の中村健人外野手)
年明けに「今年は社会人野球部との練習試合を増やす」との報道がありましたが、シーズンが始まってみれば例年通り。毎年3月の恒例行事だった、社会人オール広島との試合もウヤムヤのままに開催されなくなり、たまにJR西日本との試合が行われる程度。そしてこの大会への参加くらい。



(首位打者賞の林晃汰内野手。成績は12打数7安打)
二軍をどう捉えるかはチーム事情にもよりますが、試合数に関しては、カープは少なすぎます。オリックスバファローズは、月に2~3試合程度、社会人野球部、独立リーグ等との試合を組んでいます。時には昼夜ダブルヘッダー、本拠地に隣接する大阪シティ信用金庫スタジアムと同時進行も。



もっとも、社会人野球部も、朝から晩まで練習をしている訳ではないので、おいそれと試合が組めないのは致し方ないですが、余りにも消極的やせんかな、今シーズン中、某社会人野球部から、試合の申し込みがあったそうですが「都合が悪い」との理由で断ったとか。せっかくの試合の機会なのに。



試合がない日はひたすら練習練習、もいいかも知れませんが、現在の自分がどの程度の域にあるか、練習中に考えていた事、それが出来るようになっているか、を確認するにはやはり、実際に「試し合い」をせねばなりませんし、相手はどんなレベルでも構わない。もっとカープは外に出ていかないと。



この大会、カープ二軍の選手の試合を、都合3試合も観る事が出来ました。新聞やニュースで名前を見た事のある選手も実際に見る事が出来ました。いずれは彼らが、カープを背負う事になるでしょう。そして来年はこの大会に「いない」事を期待します。二軍とはある種、そう言う所だ、とも思います。
今年は無事、出場辞退のチームを出す事なく、大会が終わりました。来年もまた、ここマツダスタジアムでの暑い熱い戦いを楽しみにします。
2023.09.03 / Top↑
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