第62回JABA広島大会優勝決定トーナメント第二試合は、期せずして「福山市対決」となりました。

まずはJFE西日本。




今シーズンは序盤から、投打共に他を圧倒、3月末の松本旗三浦旗大会を制し、JABA岡山大会で優勝。早々に社会人野球日本選手権出場が決定。都市対抗野球大会予選は、広島県予選、中国地区予選共に全試合コールド勝ち。残念ながら本選は一回戦敗退となってしまいましたが、中国地区では、頭一つどころか三つ四つ抜けた存在となっています。ここ10年では最強かなぁ。




今大会予選リーグも、四国銀行に6対0、航空自衛隊防府クラブに7対1と、圧勝しての堂々優勝決定トーナメント進出。日本選手権最終予選出場がないので、7イニング制とは言え、当分公式戦がない中「集中的なオープン戦」と捉えると、良い調整の場になっている、と考えています。

そして相対するは、ツネイシブルーパイレーツ。








初戦のMSH医療専門学校、そして二戦目、日本選手権最終予選でも当たるJR西日本に連勝しての優勝決定トーナメント進出。ここで立ちはだかるのはJFE西日本。同じ福山市のチームとして、全国大会に何ら関係ない大会ではありますが、ひとつ大きなインパクトを残して、勝っておきたい所。







大きく衣替えをして7シーズン目を迎えました。昨年の社会人野球日本選手権中国地区最終予選。あと一歩で全国大会、と言う所までたどり着きながらの連敗。この屈辱は忘れていないでしょう。この大会を含めて残り三週間。ツネイシブルーパイレーツの事その「正念場」がやってきました。
スターティングオーダー
先攻:JFE西日本
1(三)宮原怜人 (玉島商業高校~大阪経済大学)
2(右)上西嵐満 (宇部鴻城高校~日本体育大学)
3(中)土井克也 (北条高校~神奈川大学)
4(指)綿屋 樹 (鹿児島実業高校)
5(捕)篠原翔太 (報徳学園高校~明治大学)
6(二)新田旬希 (市立呉高校~駒澤大学)
7(一)古田 塁 (天理高校~東洋大学)
8(遊)河内愛哉 (広島商業高校~富士大学)
9(左)田中多聞 (呉港高校)




投:藤原拓実 (今治西高校)
後攻:ツネイシブルーパイレーツ
1(遊)中里壱成 (関東学園大学附属高校~共栄大学)
2(左)前本武蔵 (広陵高校~近畿大学)
3(中)河野椋斗 (尾道高校~上武大学)
4(指)手束海斗 (鳴門高校)
5(一)栗栖 徹 (岩国商業高校~福岡大学)
6(三)新田大晟 (近江高校~大阪商業大学)
7(中)林 和宏 (崇徳高校~関東学院大学)
8(捕)小林亮太 (倉敷商業高校~東北福祉大学)
9(二)工 遼汰 (広陵高校~大阪商業大学)



投:谷本憲哉 (済美高校~専修大学)
審判員



球審:丸山久生 一塁:佐々木浩 二塁:瀧隆志 三塁:橘修
公式記録員:廣重望(MSH医療専門学校)
成績
1回表

宮原 初球デッドボール


上西 1―0から2球目を打って右中間へタイムリースリーベースヒット


ツネイシ0―1JFE西日本

土井 0―2から3球目を打ってセンターへ犠牲フライ

ツネイシ0―2JFE西日本


綿屋 1―1から3球目を打ってセンターフライ

篠原 1―2から4球目を打ってサードゴロ
1回裏

中里 ストレートのフォアボール

前本 ストレートのフォアボール

河野 3―1から5球目を選んでフォアボール

手束 1―1から3球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト

ツネイシ1―2JFE西日本

栗栖 ストレートのフォアボール

JFE西日本選手交代





ピッチャー藤原に代えて尾田恭平(智辯学園高校~大阪商業大学)


新田 1―1から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット




ツネイシ3―2JFE西日本


林 0―2から3球目を打ってライトフライダブルプレイ
2回表


新田 2―2から5球目を打ってセンターフライ

古田 1―2から4球目を打ってピッチャーゴロ

河内 初球デッドボール


田中 2―1から4球目を打って右中間へタイムリースリーベースヒット

ツネイシ3―3JFE西日本

宮原 3―1から5球目を選んでフォアボール

上西 3―1から5球目を打ってファーストゴロ

2回裏


小林 2―2から5球目を打ってサードゴロ

工 2―2から5球目を見逃し三振


中里 1―1から3球目をセンター前ヒット

前本 0―2から3球目を空振り三振
3回表

土井 ストレートのフォアボール
綿屋 0―2から3球目を打ってセカンドゴロ


篠原 0―2から4球目を打ってキャッチャーゴロダブルプレイ

新田 0―1から2球目を打ってレフトフライ
3回裏

河野 1―2から4球目を空振り三振

手束の代打中村拓貴(長門高校~徳山大学) 初球を打ってセンターオーバーツーベースヒット

栗栖 0―1から2球目を打ってレフトフライ


新田 1―2から4球目を打ってショートゴロ
4回表
古田 初球を打ってサードゴロ


河内 0―1から球目を打ってセカンドゴロ



田中 1―1から3球目を打って左中間へツーベースヒット

宮原 初球を打ってセカンドゴロ

4回裏

林 初球を打ってセカンドゴロ

小林 1―2から4球目を空振り三振

工 2―1から4球目を打ってライトフライ
5回表
ツネイシブルーパイレーツ選手交代




ピッチャー谷本に代えて赤坂大輔(川口高校~共栄大学)
上西 0―2から3球目を打ってファースト内野安打

土井 四球3―1から5球目を選んでフォアボール


綿屋 1―2から4球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト


篠原 フルカウントから7球目を空振り三振 ファーストランナー綿屋は盗塁成功

新田 2―2から5球目を打ってセンター前タイムリーヒット

ツネイシ3―5JFE西日本

古田 1―0から2球目を打ってライトフライ
5回裏

中里 0―1から2球目を打ってレフト前ヒット
前本 初球をピッチャー前送りバント

河野の代打草薙海杜(東海大甲府高校~神奈川工科大学) 初球を打ってライトフライ

セカンドランナー中里はタッチアップでサードへ

中村 初球を打ってショートライナー
6回表
ツネイシブルーパイレーツ選手交代
代打草薙に代えて中若狭大地(今治西高校~筑波大学) センター林がライトへ

河内の代打安藤大一郎(西条高校~関西大学) フルカウントから7球目を打ってレフトフライ

田中 1―2から4球目を見逃し三振

宮原 2―2から7球目を打ってサードライナー
6回裏
JFE西日本選手交代
代打安藤に代えてショート柴田海斗(関東学園大学付属高校~帝京大学)


栗栖 初球を打ってセカンドゴロ

新田 初球を打ってファーストフライ

林 2―2から6球目を空振り三振
7回表
ツネイシブルーパイレーツ選手交代




ピッチャー赤坂に代えて上村爽真(星琳高校)

上西の代打高田桐利(広陵高校~法政大学) 1―2から4球目を空振り三振


土井の代打鳥井凌(尽誠学園高校~仙台大学) 2―2から7球目を空振り三振


綿屋 初球を打ってレフトフライ
7回裏
JFE西日本選手交代とシート変更
代打鳥井がそのまま入りレフト
代打高田に代えてセンター永山裕真(報徳学園高校~青山学院大学)
センター田中がライトへ
小林 初球を打ってショートゴロ

工 3―1から5球目を打ってファーストゴロ

中里 2―2から5球目を打ってレフトフライ

JFE西日本
210 020 0 5 H5 E0
300 000 0 3 H4 E2
ツネイシブルーパイレーツ
試合開始12:03 試合終了13:59

大乱調だったJFE西日本先発の藤原投手。バッター4人でそれたストライクは、バント失敗のファウルのみと言う惨状。とは言うものの、低め低めを突き過ぎてのピッチングの結果。相手も勝手を知っているだけに結果的にはこうせざるを得なかったんだろう、とは思いますが、少し心配ではあります。

ただ、その後を受けた尾田投手が素晴らしかった。普段は1~2イニングのリリーフ登板(抑え)が主ですが、この試合では結果的に6回2/3のロングリリーフで自責点ゼロの快投。この辺りにも、JFE西日本投手陣全体の、飛躍的なレベルアップを垣間見る事が出来ました。日本選手権も期待大。

そして、残念ながら敗れてしまったツネイシブルーパイレーツ。3点は先制したものの、その後が続きませんでした。ただ、兼任コーチの谷本投手を始め、リリーフの赤坂投手、上村投手のリレーで、強力JFE西日本打線を5安打に封じ込めたのは特筆すべき内容。後は打線をどう組むか、かなぁ。

来るべき、社会人野球日本選手権中国地区最終予選。予選リーグは、今大会で勝ったJR西日本、そして今大会では予選リーグ敗退となったものの、2019年以来の本選出場を目論むシティライト岡山。強豪相手にはなりますが、今大会の結果を見る限り「出来る」と感じています。


まずはJFE西日本。












今シーズンは序盤から、投打共に他を圧倒、3月末の松本旗三浦旗大会を制し、JABA岡山大会で優勝。早々に社会人野球日本選手権出場が決定。都市対抗野球大会予選は、広島県予選、中国地区予選共に全試合コールド勝ち。残念ながら本選は一回戦敗退となってしまいましたが、中国地区では、頭一つどころか三つ四つ抜けた存在となっています。ここ10年では最強かなぁ。












今大会予選リーグも、四国銀行に6対0、航空自衛隊防府クラブに7対1と、圧勝しての堂々優勝決定トーナメント進出。日本選手権最終予選出場がないので、7イニング制とは言え、当分公式戦がない中「集中的なオープン戦」と捉えると、良い調整の場になっている、と考えています。


そして相対するは、ツネイシブルーパイレーツ。
























初戦のMSH医療専門学校、そして二戦目、日本選手権最終予選でも当たるJR西日本に連勝しての優勝決定トーナメント進出。ここで立ちはだかるのはJFE西日本。同じ福山市のチームとして、全国大会に何ら関係ない大会ではありますが、ひとつ大きなインパクトを残して、勝っておきたい所。





















大きく衣替えをして7シーズン目を迎えました。昨年の社会人野球日本選手権中国地区最終予選。あと一歩で全国大会、と言う所までたどり着きながらの連敗。この屈辱は忘れていないでしょう。この大会を含めて残り三週間。ツネイシブルーパイレーツの事その「正念場」がやってきました。
スターティングオーダー
先攻:JFE西日本
1(三)宮原怜人 (玉島商業高校~大阪経済大学)
2(右)上西嵐満 (宇部鴻城高校~日本体育大学)
3(中)土井克也 (北条高校~神奈川大学)
4(指)綿屋 樹 (鹿児島実業高校)
5(捕)篠原翔太 (報徳学園高校~明治大学)
6(二)新田旬希 (市立呉高校~駒澤大学)
7(一)古田 塁 (天理高校~東洋大学)
8(遊)河内愛哉 (広島商業高校~富士大学)
9(左)田中多聞 (呉港高校)















投:藤原拓実 (今治西高校)
後攻:ツネイシブルーパイレーツ
1(遊)中里壱成 (関東学園大学附属高校~共栄大学)
2(左)前本武蔵 (広陵高校~近畿大学)
3(中)河野椋斗 (尾道高校~上武大学)
4(指)手束海斗 (鳴門高校)
5(一)栗栖 徹 (岩国商業高校~福岡大学)
6(三)新田大晟 (近江高校~大阪商業大学)
7(中)林 和宏 (崇徳高校~関東学院大学)
8(捕)小林亮太 (倉敷商業高校~東北福祉大学)
9(二)工 遼汰 (広陵高校~大阪商業大学)












投:谷本憲哉 (済美高校~専修大学)
審判員










球審:丸山久生 一塁:佐々木浩 二塁:瀧隆志 三塁:橘修
公式記録員:廣重望(MSH医療専門学校)
成績
1回表




宮原 初球デッドボール








上西 1―0から2球目を打って右中間へタイムリースリーベースヒット






ツネイシ0―1JFE西日本




土井 0―2から3球目を打ってセンターへ犠牲フライ



ツネイシ0―2JFE西日本







綿屋 1―1から3球目を打ってセンターフライ




篠原 1―2から4球目を打ってサードゴロ
1回裏




中里 ストレートのフォアボール




前本 ストレートのフォアボール




河野 3―1から5球目を選んでフォアボール




手束 1―1から3球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト



ツネイシ1―2JFE西日本




栗栖 ストレートのフォアボール



JFE西日本選手交代















ピッチャー藤原に代えて尾田恭平(智辯学園高校~大阪商業大学)








新田 1―1から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット












ツネイシ3―2JFE西日本








林 0―2から3球目を打ってライトフライダブルプレイ
2回表








新田 2―2から5球目を打ってセンターフライ




古田 1―2から4球目を打ってピッチャーゴロ




河内 初球デッドボール








田中 2―1から4球目を打って右中間へタイムリースリーベースヒット



ツネイシ3―3JFE西日本




宮原 3―1から5球目を選んでフォアボール




上西 3―1から5球目を打ってファーストゴロ



2回裏








小林 2―2から5球目を打ってサードゴロ




工 2―2から5球目を見逃し三振








中里 1―1から3球目をセンター前ヒット




前本 0―2から3球目を空振り三振
3回表




土井 ストレートのフォアボール
綿屋 0―2から3球目を打ってセカンドゴロ








篠原 0―2から4球目を打ってキャッチャーゴロダブルプレイ




新田 0―1から2球目を打ってレフトフライ
3回裏




河野 1―2から4球目を空振り三振




手束の代打中村拓貴(長門高校~徳山大学) 初球を打ってセンターオーバーツーベースヒット




栗栖 0―1から2球目を打ってレフトフライ








新田 1―2から4球目を打ってショートゴロ
4回表
古田 初球を打ってサードゴロ








河内 0―1から球目を打ってセカンドゴロ












田中 1―1から3球目を打って左中間へツーベースヒット




宮原 初球を打ってセカンドゴロ



4回裏




林 初球を打ってセカンドゴロ




小林 1―2から4球目を空振り三振




工 2―1から4球目を打ってライトフライ
5回表
ツネイシブルーパイレーツ選手交代














ピッチャー谷本に代えて赤坂大輔(川口高校~共栄大学)
上西 0―2から3球目を打ってファースト内野安打




土井 四球3―1から5球目を選んでフォアボール








綿屋 1―2から4球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト







篠原 フルカウントから7球目を空振り三振 ファーストランナー綿屋は盗塁成功




新田 2―2から5球目を打ってセンター前タイムリーヒット



ツネイシ3―5JFE西日本




古田 1―0から2球目を打ってライトフライ
5回裏




中里 0―1から2球目を打ってレフト前ヒット
前本 初球をピッチャー前送りバント




河野の代打草薙海杜(東海大甲府高校~神奈川工科大学) 初球を打ってライトフライ




セカンドランナー中里はタッチアップでサードへ




中村 初球を打ってショートライナー
6回表
ツネイシブルーパイレーツ選手交代
代打草薙に代えて中若狭大地(今治西高校~筑波大学) センター林がライトへ




河内の代打安藤大一郎(西条高校~関西大学) フルカウントから7球目を打ってレフトフライ




田中 1―2から4球目を見逃し三振




宮原 2―2から7球目を打ってサードライナー
6回裏
JFE西日本選手交代
代打安藤に代えてショート柴田海斗(関東学園大学付属高校~帝京大学)








栗栖 初球を打ってセカンドゴロ




新田 初球を打ってファーストフライ




林 2―2から6球目を空振り三振
7回表
ツネイシブルーパイレーツ選手交代















ピッチャー赤坂に代えて上村爽真(星琳高校)




上西の代打高田桐利(広陵高校~法政大学) 1―2から4球目を空振り三振








土井の代打鳥井凌(尽誠学園高校~仙台大学) 2―2から7球目を空振り三振








綿屋 初球を打ってレフトフライ
7回裏
JFE西日本選手交代とシート変更
代打鳥井がそのまま入りレフト
代打高田に代えてセンター永山裕真(報徳学園高校~青山学院大学)
センター田中がライトへ
小林 初球を打ってショートゴロ




工 3―1から5球目を打ってファーストゴロ




中里 2―2から5球目を打ってレフトフライ



JFE西日本
210 020 0 5 H5 E0
300 000 0 3 H4 E2
ツネイシブルーパイレーツ
試合開始12:03 試合終了13:59

大乱調だったJFE西日本先発の藤原投手。バッター4人でそれたストライクは、バント失敗のファウルのみと言う惨状。とは言うものの、低め低めを突き過ぎてのピッチングの結果。相手も勝手を知っているだけに結果的にはこうせざるを得なかったんだろう、とは思いますが、少し心配ではあります。


ただ、その後を受けた尾田投手が素晴らしかった。普段は1~2イニングのリリーフ登板(抑え)が主ですが、この試合では結果的に6回2/3のロングリリーフで自責点ゼロの快投。この辺りにも、JFE西日本投手陣全体の、飛躍的なレベルアップを垣間見る事が出来ました。日本選手権も期待大。


そして、残念ながら敗れてしまったツネイシブルーパイレーツ。3点は先制したものの、その後が続きませんでした。ただ、兼任コーチの谷本投手を始め、リリーフの赤坂投手、上村投手のリレーで、強力JFE西日本打線を5安打に封じ込めたのは特筆すべき内容。後は打線をどう組むか、かなぁ。


来るべき、社会人野球日本選手権中国地区最終予選。予選リーグは、今大会で勝ったJR西日本、そして今大会では予選リーグ敗退となったものの、2019年以来の本選出場を目論むシティライト岡山。強豪相手にはなりますが、今大会の結果を見る限り「出来る」と感じています。
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