ゴールデンウイークも終盤戦となりまして、天候もぼちぼち初夏を思わせるようになりました。そして、プロアマ問わず、野球シーズンも、最初の盛り上がりの時期を見せています。
先日は長良川球場で、JABAベーブルース杯観戦。そしてこの日も、本来ならば長良川球場に出掛ける予定だったんですが、残念ながらJR西日本が予選リーグ敗退となってしまったので「第二候補」にしていた「第47回全日本クラブ野球選手権兵庫県一次予選 兼 第9回近畿クラブ会長杯兵庫県予選 第二代表決定トーナメント」観戦の為、兵庫県高砂市野球場に行ってきました。

平日の公式戦ともなると、クラブチームの選手の皆さんは、やはり仕事の都合等で、選手が揃わず、本来のポジションではない所で試合出場、と言う事も多々ありますが、休日開催の試合だと、人数も揃い、思い通りのオーダー、そしてチーム本来の力が発揮出来るもの、とも思っています。

とは言うものの、この日試合をする4チームは、比較的各種バックアップ体制の整ったチーム同士。そして、兵庫県下で覇権を争うであろうチームばかり。懸かっているのは全日本クラブ野球選手権出場権への道への入り口。熱い戦いになるのは間違いない、と考えています。





NOMOベースボールクラブは、言わずと知れた「トルネード」野茂英雄氏が立ち上げたチーム。大阪府堺市から、兵庫県豊岡市に本拠地を移転して以降、目立った成績は収めてはいませんが、移転して今年で丸8年。すっかり豊岡市(と言うよりも城崎温泉)に馴染んでいるような気もします。





最近の特記事項と言えば、一昨年限りで伯和ビクトリーズを退団した、田中心平選手が在籍している事。クラブチームから企業チームへの転籍と言うのはよく見られますが、企業チームからクラブチーム、と言うのは稀な例。思う所はあると思いますが、己の選んだ道ゆえ、迷う事無く邁進して頂きたい、と考えています。クラブチームは、余程の事がない限り、自らの意思でプレイ出来ますから。





そして、観れそうで観れないJFFシステムズ。と言うのも、兵庫県野球連盟所属でありながら、練習場所は堺市や富田林市と、たいがいが大阪府下。みなと堺グリーン広場野球場が主たる練習場。







比較的新しいチームゆえ、未だ目立った成績は収めていませんが、企業のバックアップ体制が整っているクラブチームは、自主運営のチームが解散や活動休止に追い込まれている現状を考えるとありがたい事。野球に限らず、スポーツ界の「底上げ」にはやはり、ある程度企業の支援が必要ではないかと考えます、チームの強弱云々の前にまず環境。これはどのスポーツにも言えると思います。
スターティングオーダー
先攻:JFFシステムズ
1(中)高橋倫平 (明徳義塾高校~大阪学院大学)
2(二)谷 凌河 (神戸弘陵学園高校~大阪体育大学)
3(左)藤原優也 (貝塚南高校~ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)
4(一)藤田七五斗(関東第一高校)
5(三)石田 恋 (ノースアジア大学明桜高)
6(遊)朝田健祥 (佐久長聖高校)
7(指)西村 翔 (益田東高校~ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)
8(右)三浦柊馬 (ノースアジア大学明桜高)
9(捕)大野晴之 (神戸弘陵学園高校~益田東高
ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)




投:釆野翔悟 (関西中央高校~ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)
後攻:NOMOベースボールクラブ
1(遊)大本 渉 (龍谷大学付属平安高校~びわこ成蹊スポーツ大学)
2(二)渡邊斗樹也(愛知工業大学名電高校)
3(三)平山雄大 (大阪商業大学付属堺高校)
4(中)田中心平 (大阪商業大学付属堺高校~伯和ビクトリーズ)
5(右)柳川昇嬉 (延岡学園高校~履正社医療スポーツ専門学校)
6(遊)清水公生 (興国高校~履正社医療スポーツ専門学校)
7(一)古田琉翔 (龍谷大学付属平安高校)
8(捕)松田政大 (柳ケ浦高校)
9(左)澤田伸親 (桂高校~ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)





投:高取将之介(門真西高校~ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)
審判員



球審:岡本 一塁:江夏 二塁:金丸 三塁:森田
成績
1回表


高橋 2―2から7球目を空振り三振


谷 3―1から5球目を打ってセンター前ヒット


藤原 1―1から3球目を打ってサードゴロ

藤田 2―2から5球目を空振り三振

1回裏

大本 フルカウントから8球目を打ってファーストライナー

渡辺 1―2から4球目を空振り三振


平山 0―2から3球目を打ってライト前ヒット


田中 フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット
次打者柳川の2球目(空振り)にファーストランナー田中セカンド盗塁成功

柳川 2―2から6球目を打ってピッチャーゴロ


2回表

石田 1―0から2球目を打ってファーストゴロ

朝田 0―2から3球目を空振り三振


西村 1―2から4球目を打ってピッチャーゴロ


2回裏


清水 1―0から2球目を打ってセンター前ヒット


古田 初球をピッチャー前送りバント

松田 1―2から4球目を見逃し三振


澤田 1―0から2球目を打ってショートゴロ
3回表

三浦柊 1―2から4球目を見逃し三振

大野 2―2から5球目を空振り三振

高橋 フルカウントから7球目を見逃し三振
3回裏

大本 2―1から4球目を打ってショートゴロ

渡辺 2―2から5球目を空振り三振


平山 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ


4回表

谷 3―1から5球目を打ってレフト前ヒット


藤原 1―2から4球目をキャッチャー前送りバント


藤田 3―1から5球目を打ってセンターフライ
次打者石田の2球目(ボール)にセカンドランナー谷サード盗塁成功


石田 2―2から7球目を打ってライトフライ
4回裏

田中 初球をピッチャー前セーフティバント内野安打
柳川 初球をファースト前セーフティバント内野安打

清水 初球をピッチャー横送りバントサードへ悪送球 セカンドランナーホームイン
NOMO1―0JFF

古田 2―2から5球目を打ってサードゴロ

次打者松田の2球目がワイルドピッチ サードランナーホームイン

NOMO2―0JFF

松田 1―1から3球目をスクイズ成功ファーストセーフ
NOMO3―0JFF
澤田 フルカウントから7球目を打ってショートフライ

大本 1―1から3球目を打ってライト前ヒット


渡辺 フルカウントから7球目を打ってキャッチャーファウルフライ
5回表

朝田 1―2から4球目を空振り三振


西村 0―1から2球目を打ってサードゴロ


三浦柊 2―0から3球目を打ってショートゴロ送球エラー

大野 初球を打ってセカンドゴロ



5回裏


平山 2―0から3球目を打ってセカンドフライ

田中 初球を打ってセカンドゴロ


柳川 1―1から3球目を打ってレフト前ヒット


清水 1―1から3球目を打ってサードゴロ
6回表

高橋 2―2から5球目を見逃し三振

谷 フルカウントから7球目を選んでフォアボール


次打者藤原の2球目(ボール)にファーストランナー谷セカンド盗塁成功

藤原 フルカウントから9球目を選んでフォアボール

藤田 初球を打ってライト前ヒット

石田 0―2から3球目を空振り三振

朝田 2―1から4球目を打ってファーストゴロ


6回裏

古田 0―2から4球目を打ってピッチャーゴロ

松田 0―1から2球目がデッドボール


澤田 2―2から8球目を打ってファーストフライ

大本 2―2から6球目を打ってファーストライナー


7回表


西村 初球を打ってセカンドゴロ

三浦柊 1―1から3球目を打ってサードライナー

大野 フルカウントから7球目を空振り三振


7回裏

渡辺 2―2から5球目を空振り三振

平山 1―0から2球目を打ってレフトフライ

田中 1―1から3球目を打ってライトフライ
8回表

高橋 2―か4ら球目を空振り三振

谷 3―1から5球目を選んでフォアボール


藤原 1―0から2球目を打ってライトファウルフライ


藤田 1―0から2球目を打ってセンターフライ
8回裏

柳川 1―0から2球目を打ってレフトフライ

清水 1―2から4球目を空振り三振

古田 1―0から2球目を打ってライト線ツーベースヒット


次打者松田の初球がワイルドピッチでセカンドランナー古田ホームイン

NOMO4―0JFF
松田 1―0から2球目を打ってショートゴロ


9回表


石田 1―か4ら球目を打ってショートゴロ

朝田 1―0から2球目を打ってセンター前ヒット

西村の代打三浦圭介(金足農業高校~ノースアジア大学) 初球を打ってサードファウルフライ

三浦 2―2から5球目を打ってセンター前ヒット


次打者大野の4球目前にファーストランナー三浦牽制タッチアウト


JFFシステムズ
000 000 000 0 H5 E0
000 400 01X 4 H8 E1
NOMOベースボールクラブ
試合開始09:48 試合終了12:05

終始、外野からホーム方向に強風が吹いている環境。「これは長打は難しいな」とは思っていました。案の定、試合序盤はその通りの展開になりましたが、NОМОベースボールクラブは、それを逆手に取り、徹底的に転がす作戦に出ました。そして、外野に飛球がひとつも飛ばないままに3得点。

水島新司氏の「ドカベン」と言う漫画がありました。元明訓高校、そして信濃川高校の監督として、明訓高校と相対した徳川家康監督は、徹底的にバント作戦で明訓バッテリーに揺さぶりをかけた回がありましたが、正にその通りの展開。そしてJFFシステムズのミスと動揺に付け込んだ形。

最近はバントを嫌う風潮にありますが、やりようによってはヒットにもなるし、得点にも繋がる。先の徳川監督は「と金作戦」と名付けていましたが、やりようによっては「王将」にもなる。こう言う作戦はもっともっと、プロ野球でもやってもいいと思うんですけどね。打つばかりが野球じゃない、飛ばすばかりがバッターの役割じゃない。それを再認識させられた試合。本当にNOMOクラブ、お見事でした。
先日は長良川球場で、JABAベーブルース杯観戦。そしてこの日も、本来ならば長良川球場に出掛ける予定だったんですが、残念ながらJR西日本が予選リーグ敗退となってしまったので「第二候補」にしていた「第47回全日本クラブ野球選手権兵庫県一次予選 兼 第9回近畿クラブ会長杯兵庫県予選 第二代表決定トーナメント」観戦の為、兵庫県高砂市野球場に行ってきました。


平日の公式戦ともなると、クラブチームの選手の皆さんは、やはり仕事の都合等で、選手が揃わず、本来のポジションではない所で試合出場、と言う事も多々ありますが、休日開催の試合だと、人数も揃い、思い通りのオーダー、そしてチーム本来の力が発揮出来るもの、とも思っています。


とは言うものの、この日試合をする4チームは、比較的各種バックアップ体制の整ったチーム同士。そして、兵庫県下で覇権を争うであろうチームばかり。懸かっているのは全日本クラブ野球選手権出場権への道への入り口。熱い戦いになるのは間違いない、と考えています。















NOMOベースボールクラブは、言わずと知れた「トルネード」野茂英雄氏が立ち上げたチーム。大阪府堺市から、兵庫県豊岡市に本拠地を移転して以降、目立った成績は収めてはいませんが、移転して今年で丸8年。すっかり豊岡市(と言うよりも城崎温泉)に馴染んでいるような気もします。















最近の特記事項と言えば、一昨年限りで伯和ビクトリーズを退団した、田中心平選手が在籍している事。クラブチームから企業チームへの転籍と言うのはよく見られますが、企業チームからクラブチーム、と言うのは稀な例。思う所はあると思いますが、己の選んだ道ゆえ、迷う事無く邁進して頂きたい、と考えています。クラブチームは、余程の事がない限り、自らの意思でプレイ出来ますから。















そして、観れそうで観れないJFFシステムズ。と言うのも、兵庫県野球連盟所属でありながら、練習場所は堺市や富田林市と、たいがいが大阪府下。みなと堺グリーン広場野球場が主たる練習場。


















比較的新しいチームゆえ、未だ目立った成績は収めていませんが、企業のバックアップ体制が整っているクラブチームは、自主運営のチームが解散や活動休止に追い込まれている現状を考えるとありがたい事。野球に限らず、スポーツ界の「底上げ」にはやはり、ある程度企業の支援が必要ではないかと考えます、チームの強弱云々の前にまず環境。これはどのスポーツにも言えると思います。
スターティングオーダー
先攻:JFFシステムズ
1(中)高橋倫平 (明徳義塾高校~大阪学院大学)
2(二)谷 凌河 (神戸弘陵学園高校~大阪体育大学)
3(左)藤原優也 (貝塚南高校~ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)
4(一)藤田七五斗(関東第一高校)
5(三)石田 恋 (ノースアジア大学明桜高)
6(遊)朝田健祥 (佐久長聖高校)
7(指)西村 翔 (益田東高校~ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)
8(右)三浦柊馬 (ノースアジア大学明桜高)
9(捕)大野晴之 (神戸弘陵学園高校~益田東高
ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)















投:釆野翔悟 (関西中央高校~ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)
後攻:NOMOベースボールクラブ
1(遊)大本 渉 (龍谷大学付属平安高校~びわこ成蹊スポーツ大学)
2(二)渡邊斗樹也(愛知工業大学名電高校)
3(三)平山雄大 (大阪商業大学付属堺高校)
4(中)田中心平 (大阪商業大学付属堺高校~伯和ビクトリーズ)
5(右)柳川昇嬉 (延岡学園高校~履正社医療スポーツ専門学校)
6(遊)清水公生 (興国高校~履正社医療スポーツ専門学校)
7(一)古田琉翔 (龍谷大学付属平安高校)
8(捕)松田政大 (柳ケ浦高校)
9(左)澤田伸親 (桂高校~ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)















投:高取将之介(門真西高校~ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)
審判員








球審:岡本 一塁:江夏 二塁:金丸 三塁:森田
成績
1回表








高橋 2―2から7球目を空振り三振








谷 3―1から5球目を打ってセンター前ヒット








藤原 1―1から3球目を打ってサードゴロ




藤田 2―2から5球目を空振り三振



1回裏




大本 フルカウントから8球目を打ってファーストライナー




渡辺 1―2から4球目を空振り三振








平山 0―2から3球目を打ってライト前ヒット








田中 フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット
次打者柳川の2球目(空振り)にファーストランナー田中セカンド盗塁成功




柳川 2―2から6球目を打ってピッチャーゴロ






2回表




石田 1―0から2球目を打ってファーストゴロ




朝田 0―2から3球目を空振り三振








西村 1―2から4球目を打ってピッチャーゴロ






2回裏








清水 1―0から2球目を打ってセンター前ヒット








古田 初球をピッチャー前送りバント




松田 1―2から4球目を見逃し三振








澤田 1―0から2球目を打ってショートゴロ
3回表




三浦柊 1―2から4球目を見逃し三振




大野 2―2から5球目を空振り三振




高橋 フルカウントから7球目を見逃し三振
3回裏




大本 2―1から4球目を打ってショートゴロ




渡辺 2―2から5球目を空振り三振








平山 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ






4回表




谷 3―1から5球目を打ってレフト前ヒット








藤原 1―2から4球目をキャッチャー前送りバント








藤田 3―1から5球目を打ってセンターフライ
次打者石田の2球目(ボール)にセカンドランナー谷サード盗塁成功








石田 2―2から7球目を打ってライトフライ
4回裏




田中 初球をピッチャー前セーフティバント内野安打
柳川 初球をファースト前セーフティバント内野安打



清水 初球をピッチャー横送りバントサードへ悪送球 セカンドランナーホームイン
NOMO1―0JFF




古田 2―2から5球目を打ってサードゴロ



次打者松田の2球目がワイルドピッチ サードランナーホームイン



NOMO2―0JFF




松田 1―1から3球目をスクイズ成功ファーストセーフ
NOMO3―0JFF
澤田 フルカウントから7球目を打ってショートフライ




大本 1―1から3球目を打ってライト前ヒット








渡辺 フルカウントから7球目を打ってキャッチャーファウルフライ
5回表




朝田 1―2から4球目を空振り三振








西村 0―1から2球目を打ってサードゴロ








三浦柊 2―0から3球目を打ってショートゴロ送球エラー




大野 初球を打ってセカンドゴロ









5回裏








平山 2―0から3球目を打ってセカンドフライ




田中 初球を打ってセカンドゴロ








柳川 1―1から3球目を打ってレフト前ヒット








清水 1―1から3球目を打ってサードゴロ
6回表




高橋 2―2から5球目を見逃し三振




谷 フルカウントから7球目を選んでフォアボール






次打者藤原の2球目(ボール)にファーストランナー谷セカンド盗塁成功




藤原 フルカウントから9球目を選んでフォアボール




藤田 初球を打ってライト前ヒット




石田 0―2から3球目を空振り三振




朝田 2―1から4球目を打ってファーストゴロ






6回裏




古田 0―2から4球目を打ってピッチャーゴロ




松田 0―1から2球目がデッドボール








澤田 2―2から8球目を打ってファーストフライ




大本 2―2から6球目を打ってファーストライナー






7回表








西村 初球を打ってセカンドゴロ




三浦柊 1―1から3球目を打ってサードライナー




大野 フルカウントから7球目を空振り三振






7回裏




渡辺 2―2から5球目を空振り三振




平山 1―0から2球目を打ってレフトフライ




田中 1―1から3球目を打ってライトフライ
8回表




高橋 2―か4ら球目を空振り三振




谷 3―1から5球目を選んでフォアボール








藤原 1―0から2球目を打ってライトファウルフライ








藤田 1―0から2球目を打ってセンターフライ
8回裏




柳川 1―0から2球目を打ってレフトフライ




清水 1―2から4球目を空振り三振




古田 1―0から2球目を打ってライト線ツーベースヒット






次打者松田の初球がワイルドピッチでセカンドランナー古田ホームイン



NOMO4―0JFF
松田 1―0から2球目を打ってショートゴロ






9回表








石田 1―か4ら球目を打ってショートゴロ




朝田 1―0から2球目を打ってセンター前ヒット




西村の代打三浦圭介(金足農業高校~ノースアジア大学) 初球を打ってサードファウルフライ




三浦 2―2から5球目を打ってセンター前ヒット






次打者大野の4球目前にファーストランナー三浦牽制タッチアウト






JFFシステムズ
000 000 000 0 H5 E0
000 400 01X 4 H8 E1
NOMOベースボールクラブ
試合開始09:48 試合終了12:05

終始、外野からホーム方向に強風が吹いている環境。「これは長打は難しいな」とは思っていました。案の定、試合序盤はその通りの展開になりましたが、NОМОベースボールクラブは、それを逆手に取り、徹底的に転がす作戦に出ました。そして、外野に飛球がひとつも飛ばないままに3得点。


水島新司氏の「ドカベン」と言う漫画がありました。元明訓高校、そして信濃川高校の監督として、明訓高校と相対した徳川家康監督は、徹底的にバント作戦で明訓バッテリーに揺さぶりをかけた回がありましたが、正にその通りの展開。そしてJFFシステムズのミスと動揺に付け込んだ形。


最近はバントを嫌う風潮にありますが、やりようによってはヒットにもなるし、得点にも繋がる。先の徳川監督は「と金作戦」と名付けていましたが、やりようによっては「王将」にもなる。こう言う作戦はもっともっと、プロ野球でもやってもいいと思うんですけどね。打つばかりが野球じゃない、飛ばすばかりがバッターの役割じゃない。それを再認識させられた試合。本当にNOMOクラブ、お見事でした。
2023.05.05 / Top↑
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