2023年度大阪府野球連盟春季大会、二日目第三試合です。



この時期は全国各地で大学野球部との対抗戦など、様々な形で「春季大会」が行われています。近畿地区も、京都府、大阪府、兵庫県の春季大会が、18日土曜日に一斉に開幕。京都府・大阪府は初日は雨天順延になってしまいましたが、飛び石連休の間の月曜日。何処へ行くか頭抱えました。




が、結局落ち着いたのは大阪府。パナソニックベースボールスタジアムはやや見辛い環境ですが、何かと繋がりを持たせて頂いてる、NSBベースボールクラブ、大阪ウイング硬式野球クラブ、八尾ベースボールクラブがいっぺんに観られる日もそうそうなかろう、と言う事で大阪府にしました。


クラブチームの公式戦は、大半が週末や休日に組まれます。もちろん「社会人野球」ですから、仕事があってこそ。そして、周囲の理解や協力があってこそ。残念ながら今回は、平日にずれてしまいました。もしかしたら休暇が確保出来ず「無念の参加見送り」をされた選手もおられるでしょう。



現在開催中の、ワールド・ベースボール・クラシックでは、とある国の選手の「副業」が話題になりましたが、社会人野球はそんな「選手」ばかりです。この試合に参加された某選手は、試合前にひとつ仕事をこなしてからの参加とか。みな大変な中で、大好きな野球を続けられておられます。
そんな中での「対企業チーム」の試合。全国大会には全く関係はありませんが、これから先の「糧」になる試合になれば、と思っております。
スターティングオーダー
先攻:八尾ベースボールクラブ
1(中)宮城 源 (岡山学芸館高校~履正社スポーツ医療専門学校)
2(遊)高宮一真 (日南学園高校)
3(右)岩崎将也 (金沢学院高校~太成学院大学)
4(二)萩原悠右 (鶴岡東高校~桜美林大学)
5(一)林 啓伍 (かわち野高校)
6(左)岡本貴哉 (東海大付属大阪仰星高校)
7(三)荻ノ迫睦輝(ルネサンス大阪高校)
8(指)岡山侑樹 (上宮高校~追手門学院大学)
9(捕)中原康聖 (住吉高校)



投:傳佐唯人 (興国高校)
後攻:NTT西日本
1(二)2水島滉陽 (拓殖大学紅陵高校~東京情報大学)
2(一)山田峻士 (大分東明高校~亜細亜大学)
3(遊)泉口友汰 (大阪桐蔭高校~青山学院大学)
4(三)徳丸天晴 (智辯学園和歌山高校)
5(右)藤井健平 (大阪桐蔭高校~東海大学)
6(中)串畑勇誠 (広陵高校~東海大学)
7(捕)古間木大登(遠軽高校~東京農業大学北海道オホーツク)
8(指)夏目 大 (常葉大学橘高校~専修大学)
9(左)石山励雄 (京都外国語大学西高校~創価大学)




投:前田峻也 (天理高校~大阪商業大学)
成績
1回表

宮城 フルカウントから6球目を選んでフォアボール


高宮 1―0から2球目をピッチャー前送りバント


岩崎 1―2から5球目を打ってセカンドゴロ

萩原 フルカウントから6球目を選んでフォアボール


林 2―2から5球目を打ってファーストフライ
1回裏

水島 1―1から3球目を打ってレフトフライ


山田 2―1から4球目を打ってセンターオーバーツーベースヒット


泉口 2―2から6球目を打ってファーストゴロ


徳丸 2―2から6球目を打ってショートゴロ
2回表


岡本、 初球を打ってショートゴロ


荻ノ迫 初球を打ってセカンドゴロ

岡山 フルカウントから8球目を空振り三振
2回裏

藤井 フルカウントから8球目を打ってライト前ヒット
次打者の初球(ストライク)にファーストランナー藤井セカンド盗塁成功


串畑 1―2から5球目を打ってライトフライ


古間木 初球を打ってサードゴロ

夏目 2―0から3球目を打ってショートゴロタイムリー捕球エラー
NTT西日本1ー0八尾BBC

次打者石山の初球前にファーストランナー夏目牽制タッチアウト
3回表

中原 2―2から5球目を打ってキャッチャーゴロ

宮城 0―2から3球目を空振り三振

高宮 1―2から4球目を空振り三振
3回裏


石山 1―2から4球目を打ってショートゴロ
水島 初球を打ってレフトフライ
山田 初球を打ってショートゴロ
4回表


岩崎 1―1から3球目を打ってライト前ヒット

萩原 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ
ファーストランナー岩崎はセカンドへ

林 0―2から3球目を空振り三振

岡本 1―2から4球目を空振り三振
4回裏

泉口 初球を打ってレフトフライ

徳丸 1―0から2球目を打ってライト前ヒット

藤井 1―2から4球目を打ってレフトフライ
次打者串畑の初球前にファーストランナー徳丸牽制タッチアウト
5回表

荻ノ迫 1―0から2球目を打ってライトフライ


岡山 1―2から4球目を打ってファーストゴロ

中原 1―2から4球目を空振り三振
5回裏

串畑 3―1から5球目を選んでフォアボール

古間木 初球を打ってセンターフライ
石山 初球を打ってセカンドゴロダブルプレイ
6回表
NTT西日本選手交代



ピッチャー前田に代えて波多野俊樹(日星高等学校~龍谷大学)

宮城 フルカウントから7球目を選んでフォアボール

高宮 2―2から5球目を空振り三振
次打者の初球がワイルドピッチ


岩崎 1―2から5球目を打ってショートゴロ

萩原 2―0から3球目を打ってショートライナー
6回裏

石山 1―2から4球目がデッドボール


水島 1―2から4球目を打って左中間へツーベースヒット

山田 1―2から4球目を打ってファーストゴロ サードランナー挟まれタッチアウト


泉口 0―1から2球目を打ってライトオーバータイムリースリーベースヒット
NTT西日本3ー0八尾BBC

徳丸 1―2から4球目を打ってファーストライナー

藤井 2―2から6球目を打ってファーストゴロ
7回表
NTT西日本選手交代


ピッチャー波多野に代えて吉本一彦(汎愛高校~大阪産業大学)
林 0―2から3球目を打ってファーストゴロ

岡本の代打椿健太郎(門司学園高校) 0―2から3球目を空振り三振

荻ノ迫 1―2から4球目を空振り三振

八尾ベースボールクラブ
000 000 0 0 H1 E1
010 002 X 0 H5 E0
NTT西日本
試合開始13:41 試合終了14:20

残念ながら八尾ベースボールクラブ、敗退となってしまいました。
しかしながら内容としては互角だったと思っています。もちろん、その中心はもちろん、エースの傳佐投手、なんですが。それ以上に目を見張ったのが、八尾ベースボールクラブの守備力。再三ランニングキャッチなどでピンチを切り抜け、強豪相手に接戦を演じる事が出来たと考えています。
一昨年より、八尾ベースボールクラブには、1980年代の高校野球を盛り上げた、徳島県・池田高校「やまびこ打線」の主将だった、江上光治氏がコーチに就任されました。
野手全般のコーチだそうですが、高校卒業後、早稲田大学から日本生命と言う「アマチュア野球の王道」を歩んで来られた「歴戦の勇士」の経験と知識は、必ずや八尾ベースボールクラブの力になる、と考えています。今後の健闘をお祈りします。
そして、初めて7イニング制で行われた、大阪府春季大会の観戦は終わりました。
7イニング制は、高砂市長杯争奪大会で見慣れてはいますが、あえて今、拡大する意味合いは何だろうな、と。試合時間の短縮、スピードアップなどの項目が挙げられていますが、実際、社会人野球の公式戦ともなると、余程の事がない限り、3時間を超えるような事はまずありません。
そんな中、バッテリー間の打ち合わせや、バッターが打席を外す回数まで制限する必要性は、個人的にはあまり感じられませんし、むしろそこまでやらなければいけないのか?と言う気もします。7イニングになってしまうと、出場したい選手も出場できないまま、と言う事も無きにしも非ず。
ただ一つ、プレイに関しての時間短縮と言えば「3度の牽制球でランナーをアウトに出来なければボーク」の項目。これは正直、社会人野球だけでなく、プロ野球にも導入して頂きたい。所謂「偽投」はq数年前に禁止になりましたが、ただ漠然と投げるだけの牽制球は正直不要だと思います。
この試合、八尾ベースボールクラブの傳佐投手が、ものの見事な牽制gタッチアウトを一球で二度決めました。ピッチャープレートを外すタイミング等、難しいとは思いますが、牽制球の制限は、ピッチャーの技術向上にも繋がるんではないか、と考えています。撮る方はなかなか大変ですが。
今年一年、試験導入の7イニング制。プレイに関してのスピードアップの成果が見えたのであれば、9イニングのままでいいと思います。k事実この日の試合、全て2時間以内で終わってますし。これまでのルールを捻じ曲げてまで、時間短縮を進める事はない、と思いますが如何でしょうか。
そして今週末からは、二つ目の7イニング制大会、松本旗三浦旗大会が始まります。








この時期は全国各地で大学野球部との対抗戦など、様々な形で「春季大会」が行われています。近畿地区も、京都府、大阪府、兵庫県の春季大会が、18日土曜日に一斉に開幕。京都府・大阪府は初日は雨天順延になってしまいましたが、飛び石連休の間の月曜日。何処へ行くか頭抱えました。











が、結局落ち着いたのは大阪府。パナソニックベースボールスタジアムはやや見辛い環境ですが、何かと繋がりを持たせて頂いてる、NSBベースボールクラブ、大阪ウイング硬式野球クラブ、八尾ベースボールクラブがいっぺんに観られる日もそうそうなかろう、と言う事で大阪府にしました。






クラブチームの公式戦は、大半が週末や休日に組まれます。もちろん「社会人野球」ですから、仕事があってこそ。そして、周囲の理解や協力があってこそ。残念ながら今回は、平日にずれてしまいました。もしかしたら休暇が確保出来ず「無念の参加見送り」をされた選手もおられるでしょう。









現在開催中の、ワールド・ベースボール・クラシックでは、とある国の選手の「副業」が話題になりましたが、社会人野球はそんな「選手」ばかりです。この試合に参加された某選手は、試合前にひとつ仕事をこなしてからの参加とか。みな大変な中で、大好きな野球を続けられておられます。
そんな中での「対企業チーム」の試合。全国大会には全く関係はありませんが、これから先の「糧」になる試合になれば、と思っております。
スターティングオーダー
先攻:八尾ベースボールクラブ
1(中)宮城 源 (岡山学芸館高校~履正社スポーツ医療専門学校)
2(遊)高宮一真 (日南学園高校)
3(右)岩崎将也 (金沢学院高校~太成学院大学)
4(二)萩原悠右 (鶴岡東高校~桜美林大学)
5(一)林 啓伍 (かわち野高校)
6(左)岡本貴哉 (東海大付属大阪仰星高校)
7(三)荻ノ迫睦輝(ルネサンス大阪高校)
8(指)岡山侑樹 (上宮高校~追手門学院大学)
9(捕)中原康聖 (住吉高校)











投:傳佐唯人 (興国高校)
後攻:NTT西日本
1(二)2水島滉陽 (拓殖大学紅陵高校~東京情報大学)
2(一)山田峻士 (大分東明高校~亜細亜大学)
3(遊)泉口友汰 (大阪桐蔭高校~青山学院大学)
4(三)徳丸天晴 (智辯学園和歌山高校)
5(右)藤井健平 (大阪桐蔭高校~東海大学)
6(中)串畑勇誠 (広陵高校~東海大学)
7(捕)古間木大登(遠軽高校~東京農業大学北海道オホーツク)
8(指)夏目 大 (常葉大学橘高校~専修大学)
9(左)石山励雄 (京都外国語大学西高校~創価大学)















投:前田峻也 (天理高校~大阪商業大学)
成績
1回表




宮城 フルカウントから6球目を選んでフォアボール








高宮 1―0から2球目をピッチャー前送りバント








岩崎 1―2から5球目を打ってセカンドゴロ




萩原 フルカウントから6球目を選んでフォアボール








林 2―2から5球目を打ってファーストフライ
1回裏




水島 1―1から3球目を打ってレフトフライ








山田 2―1から4球目を打ってセンターオーバーツーベースヒット








泉口 2―2から6球目を打ってファーストゴロ








徳丸 2―2から6球目を打ってショートゴロ
2回表








岡本、 初球を打ってショートゴロ








荻ノ迫 初球を打ってセカンドゴロ




岡山 フルカウントから8球目を空振り三振
2回裏




藤井 フルカウントから8球目を打ってライト前ヒット
次打者の初球(ストライク)にファーストランナー藤井セカンド盗塁成功








串畑 1―2から5球目を打ってライトフライ








古間木 初球を打ってサードゴロ




夏目 2―0から3球目を打ってショートゴロタイムリー捕球エラー
NTT西日本1ー0八尾BBC



次打者石山の初球前にファーストランナー夏目牽制タッチアウト
3回表




中原 2―2から5球目を打ってキャッチャーゴロ




宮城 0―2から3球目を空振り三振




高宮 1―2から4球目を空振り三振
3回裏








石山 1―2から4球目を打ってショートゴロ
水島 初球を打ってレフトフライ
山田 初球を打ってショートゴロ
4回表








岩崎 1―1から3球目を打ってライト前ヒット




萩原 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ
ファーストランナー岩崎はセカンドへ




林 0―2から3球目を空振り三振




岡本 1―2から4球目を空振り三振
4回裏




泉口 初球を打ってレフトフライ




徳丸 1―0から2球目を打ってライト前ヒット




藤井 1―2から4球目を打ってレフトフライ
次打者串畑の初球前にファーストランナー徳丸牽制タッチアウト
5回表




荻ノ迫 1―0から2球目を打ってライトフライ








岡山 1―2から4球目を打ってファーストゴロ




中原 1―2から4球目を空振り三振
5回裏




串畑 3―1から5球目を選んでフォアボール




古間木 初球を打ってセンターフライ
石山 初球を打ってセカンドゴロダブルプレイ
6回表
NTT西日本選手交代











ピッチャー前田に代えて波多野俊樹(日星高等学校~龍谷大学)




宮城 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




高宮 2―2から5球目を空振り三振
次打者の初球がワイルドピッチ








岩崎 1―2から5球目を打ってショートゴロ




萩原 2―0から3球目を打ってショートライナー
6回裏




石山 1―2から4球目がデッドボール








水島 1―2から4球目を打って左中間へツーベースヒット




山田 1―2から4球目を打ってファーストゴロ サードランナー挟まれタッチアウト








泉口 0―1から2球目を打ってライトオーバータイムリースリーベースヒット
NTT西日本3ー0八尾BBC




徳丸 1―2から4球目を打ってファーストライナー




藤井 2―2から6球目を打ってファーストゴロ
7回表
NTT西日本選手交代








ピッチャー波多野に代えて吉本一彦(汎愛高校~大阪産業大学)
林 0―2から3球目を打ってファーストゴロ




岡本の代打椿健太郎(門司学園高校) 0―2から3球目を空振り三振




荻ノ迫 1―2から4球目を空振り三振



八尾ベースボールクラブ
000 000 0 0 H1 E1
010 002 X 0 H5 E0
NTT西日本
試合開始13:41 試合終了14:20

残念ながら八尾ベースボールクラブ、敗退となってしまいました。
しかしながら内容としては互角だったと思っています。もちろん、その中心はもちろん、エースの傳佐投手、なんですが。それ以上に目を見張ったのが、八尾ベースボールクラブの守備力。再三ランニングキャッチなどでピンチを切り抜け、強豪相手に接戦を演じる事が出来たと考えています。
一昨年より、八尾ベースボールクラブには、1980年代の高校野球を盛り上げた、徳島県・池田高校「やまびこ打線」の主将だった、江上光治氏がコーチに就任されました。
野手全般のコーチだそうですが、高校卒業後、早稲田大学から日本生命と言う「アマチュア野球の王道」を歩んで来られた「歴戦の勇士」の経験と知識は、必ずや八尾ベースボールクラブの力になる、と考えています。今後の健闘をお祈りします。
そして、初めて7イニング制で行われた、大阪府春季大会の観戦は終わりました。
7イニング制は、高砂市長杯争奪大会で見慣れてはいますが、あえて今、拡大する意味合いは何だろうな、と。試合時間の短縮、スピードアップなどの項目が挙げられていますが、実際、社会人野球の公式戦ともなると、余程の事がない限り、3時間を超えるような事はまずありません。
そんな中、バッテリー間の打ち合わせや、バッターが打席を外す回数まで制限する必要性は、個人的にはあまり感じられませんし、むしろそこまでやらなければいけないのか?と言う気もします。7イニングになってしまうと、出場したい選手も出場できないまま、と言う事も無きにしも非ず。
ただ一つ、プレイに関しての時間短縮と言えば「3度の牽制球でランナーをアウトに出来なければボーク」の項目。これは正直、社会人野球だけでなく、プロ野球にも導入して頂きたい。所謂「偽投」はq数年前に禁止になりましたが、ただ漠然と投げるだけの牽制球は正直不要だと思います。
この試合、八尾ベースボールクラブの傳佐投手が、ものの見事な牽制gタッチアウトを一球で二度決めました。ピッチャープレートを外すタイミング等、難しいとは思いますが、牽制球の制限は、ピッチャーの技術向上にも繋がるんではないか、と考えています。撮る方はなかなか大変ですが。
今年一年、試験導入の7イニング制。プレイに関してのスピードアップの成果が見えたのであれば、9イニングのままでいいと思います。k事実この日の試合、全て2時間以内で終わってますし。これまでのルールを捻じ曲げてまで、時間短縮を進める事はない、と思いますが如何でしょうか。
そして今週末からは、二つ目の7イニング制大会、松本旗三浦旗大会が始まります。
2023.03.23 / Top↑
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