俗世間はゴールデンウィークだそうですが、予定が全くないので、自転車をこいで「撮り鉄」に徹しております。休みだからと言って終日ゴロゴロしててもあまりよくない。ましてや日中は暖かくなって来て、走り回るには最適の気候。自身「自転車でどこまで行けるか」への挑戦でもあります。

で、目的地は当然阪堺電車。堺市内・宿院電停から北は全て走り尽くしましたので、残すは南側、宿院電停から浜寺駅前電停まで。ここは12分に1本のサイクル。南海電気鉄道に合併前は、大阪市内~堺市内で、南海本線とデッドヒートを演じた過去もある、完全専用軌道主体の区間になります。



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おはようございます宿院電停。ここからスタートの楽な行程ではありますが、大道筋を抜けると比較的電停の間隔が空くので、実測はこれと言って何もしていませんが、以外に距離がありそうです。

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で、この日は、今年の3月28日にデビューを果たしたモ1101形が運用に入っていました。3本ある「堺トラム」モ1001形に続く、阪堺電気軌道の新たな起爆剤になるかどうか注目の車両。花盛りの堺市内沿線とともに、堺市の新しい顔になってくれるかどうか。

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寺地町電停。電停周辺ではツツジが満開になっていました。そう言えば浅香山浄水場のツツジの公開って今でもやっているんでしょうか。尤も今年はこのご時世ゆえ「中止」だとは思いますけどね。

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御陵前電停。区画整理された「旧堺市街」はここまでになります。

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綾ノ町電停からここ御陵前電停までは、電停周辺だけでなく、沿線にも様々な花が植えられています。これを見に来るだけでも充分価値はあると思います。

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ここから南側は、大道筋の中央を離れ、浜寺駅前停留所までの完全な専用軌道になります。周囲には高いマンションなどがあるわけでもなく、かと言って家並みの間を縫うような区間でもない、電車のサイズを考えなければ、速度も出て立派に郊外電車の雰囲気を醸し出してます。

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上町線・阿倍野電停付近では、軌道敷に芝生が植えられていますが、この区間はそれ以前から、軌道敷が緑鮮やか。わずかに西に向きを変え、しばらくは直線コース。踏切も少ないです。

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東湊電停。かつては住吉電停からここまでの、ほとんど堺市内専用の系統がありました。浜寺駅前方面行ホームには八百屋さん(と言う表記もしなくなりましたね)、恵美須町方面行ホームにはお好み焼き屋さんが接しています。ちなみに周辺はわりと賑やか。踏切も交通量は多いです。

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その昔、折り返しに使用されていたと思われる、上下線の渡り線。ポイントの切り換えは「手動」だったようです。今では各種入れ換えは自動になり、見なくなりましたが、稼働するんでしょうか。

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2015年3月に開業した石津北電停。長いスロープが目立ちます。浜寺駅前方面行ホームのスロープが、踏切側(大阪府道34号堺狭山線泉北1号線)とは逆を向いてるのは何故なんでしょうか。

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電停の傍には、利用者専用の無料駐輪場があります。周辺には新しめの高層マンションが建ち並んでおるので、この先乗客が増えればよいな、とも思います。今後の阪堺線のカギになるかどうか。

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石津電停。この付近の特徴と言えば、たいして高低差があるわけでもなく、さらにはかなり直線が続くので、心なしか架線柱の間隔がかなら広く取られているように思います。ただ石津電停の前後、特に南側の船尾電停までは、線路に沿う道がないのでご注意下さい。

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ホーム上屋は木造。かなりの年代物と思われます。

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石津電停のすぐ南側に、石津川を渡る小さな鉄橋があります。西側に道路橋があるので、そこから狙うのもよいかと思われます。河口に近いので、水量は満潮干潮にかなり左右されると思われます。

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船尾電停。すぐ傍には、南海本線諏訪ノ森駅に続く商店街があります。この辺りには、アーケードこそないものの、小さな商店街がたくさんあります。

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船尾電停から5つ目の「船尾5号踏切」。海側を走る南海本線を越える為、急カーブを描きながら勾配を上ります。住宅地の中をほぼ直線で走って来た阪堺線南部の、数少ない見所かと思います。

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線路が南西に向くので、午前中の早い時間なら大丈夫かと思いますが、午後からだと逆光になります。ちなみにこれらを撮影したのは13:15前後です。

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その踏切を渡り、大阪府道204号線海岸通に出て南下。南海本線と阪堺線の交差地点へ。ここには昔「海道畑(かいどうばた)」と言う名前の電停がありました。線路際にはコンクリートの基礎らしきモノ(と言っても新しそうなのでやや怪しげ)が残り、西側の築堤には、ホームへ続く階段の跡も残っています。南海本線の高架工事が完成すると、この付近の風景も一変するんでしょう。

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「海道畑」の名前は、ひっそりと、浜寺駅前までの踏切の名前として残っています。側に資材置き場があるのが「海道畑1号踏切」もう少し南側に「海道畑2号踏切」があります。

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ここから、浜寺駅前を発車して、南海本線を越える坂を昇り降りする電車を撮る事が出来ます。

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最終目的地・浜寺駅前停留所に到着しました。まず目に付くのが、現在は使われていない(であろう)、降車専用の1番線ホーム。もう完全に「道端」です。

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こちらも道端の「2番線ホーム」。こちらは現役です。駅舎直前にはスプリングポイント。到着した電車はお客さんを降ろした後、折り返しまでしばらくの間、2番線ホームで待機します。

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浜寺駅前停留所。平成を飛び越えて、令和になって、新しい電車が続々と登場してますが、雰囲気は昭和年代のまま。交通系ICカードの飲料自動販売機が似合いません。

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駅舎内部。いつの時代かは分かりませんが「停車位置表示(と言えばいいのかどうか)」もあります。主要駅に当たるので、定期券や回数券の発売所もありますが、シャッターが降ろされていました。

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この一角だけで充分「ストラクチャー」として機能しそうです。

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モ706号が出発。代わって待機していたモ704号が入線。

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寄り道して、高架工事中の、南海本線浜寺公園駅を見に行ってきました。1998年に「登録有形文化財」に指定、2000年に制定された「近畿の駅百選」栄えある第一回選定25駅のうちの一つ。

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1907年(明治40年)に建てられた初代駅舎は、2017年に建物を解体せずにそのまま移動させる「曳家」と呼ばれる工法で30メートル移動、2018年に「カフェ駅舎」として再オープンしました。

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浜寺駅前停留所に戻ってきました。2番線ホームで待ち受けていたのは「堺トラム」モ1003。その横を、モ704が、天王寺駅前停留所に向けて出発して行きました。

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30分かけて、再び宿院電停に戻ってきました。



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都合3日間で、阪堺電気軌道沿線を自転車(クロスバイク)で走り回りました。もうゴールデンウィーク、しかも快晴と言う事で、半袖姿でサイクリングを楽しんでおられる方を多数見掛けました。

世間では依然「緊急事態宣言」が発令されたまま。さらには1か月程の「延長タイブレーク(行き先不透明なので)」が施行されるらしいです。まだまだ収まりのつかぬ中、致し方ない事でしょう。

しかしながらテレビのニュースや新聞記事(前向きな話が一切ないのでウェブ記事は見なくなりました)ではいわゆる「突発的長期引きこもり」の影響がそろそろ出始めているとかいないとか。

ならばそろそろ「如何にして外に出るか」を考えてもよい時期のはず。「家にいろ外出するな」も良いですが、やはり人間、生物ですから、日にあたって外の空気を吸うのが一番だとは思うんです。

幸いにも堺市は「自転車の町」とも称します(とは言うものの、割りと走りにくかったりしますが)。自転車の町でなくとも、せめて天気の良い日くらい、クルマではなく自転車で運動がてら、目的地はなくとも、ある程度時間を決めて、春の風を浴びながら走ってみるのもよいのではないでしょうか。

2020.05.02 / Top↑