第43回社会人野球日本選手権に向けての壮行試合の日程が出揃いつつある10月2日、三重県は伊勢市にある、伊勢市倉田山公園野球場へ「第65回JABA伊勢・松阪大会」を観戦してきました。

この大会、以前は「JABA伊勢大会」と言う名称でしたが、3年前から会場に三重県営松阪野球場が加わり、現在の名称となりました。で、開催球場の選択肢としては前記の通り2か所あるんですが、迷い迷ってツィッターで投票を(笑)頂いた結果、伊勢市倉田山公園野球場、となりました。

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おはようございます朝6時過ぎの南海高野線初芝駅。この日の天気予報は「曇午後から雨」でしたが、既にバラパラ来てました。伊勢市の予報もほぼ同じ。さて、無事に試合は行われるのかどうか。

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月曜日の早朝の南海なんば駅。みなこんな朝早くから何処に行かれるんでしょうか。

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とっとこ歩いて近鉄大阪難波駅。ここからまずは大阪上本町駅へ。名古屋に行くわけではないんですが、イメージ的に「大阪難波駅」と言えばこれ。

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大阪上本町駅到着。やはり伊勢・志摩方面へ向かうにはこの駅から。

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時間があるので一旦改札外へ出てみました。地下ホームは近鉄難波線、奈良線。地上ホームは大阪線になっています。駅は大正15年に現在地に移転。同時に「日本初の駅ビル」として開業しました。周辺道路から一切段差がないままに大阪線電車に乗る事が出来る、究極のバリアフリー構造です。

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特急券を購入して朝食。地下ホームから地上ホームへの乗り換えコンコースにある「上六庵」にて「伊勢うどん(300円)」。値段、量ともに、朝食としては申し分なし、かと思われます。しかし何で今から伊勢に行こうとしているのに、先に伊勢うどんを食ってしまったのか。

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そしていよいよ「近鉄電車で早よ帰れ」近鉄特急宇治山田行。狙ったわけではありませんが、目的地最寄り駅は宇治山田駅。ゆっくり寝られる便を選択。でもってせっかくの「ビスタカーなので二階席を選択。ちなみに我が家からはどう足掻いても、第一試合開始(予定通りなら8:30、実際は08:08試合開始)には間に合いませんので、はなっから諦めました。

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09:36、近鉄山田線・鳥羽線宇治山田駅到着。

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駅構内は、行き止まり式の1・2番線ホームと、鳥羽・賢島方面に続く3・4番線ホームからなる、かなり立派なターミナル駅。昭和6年(当時は近鉄の前身・参宮急行電鉄)から昭和44年まで、長い間ここ宇治山田駅が終着駅として伊勢・志摩観光の拠点となっていました。

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1・2番線ホームの傍らには、昭和36年から平成6年まで使用された、鳥羽・賢島方面への特急バス、定期観光バスが乗り入れていたバス乗り場があり、バス転回の為の転車台が残されています。

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駅舎内部。改札階は二階。一階には特急券売り場等があります。ちょっとこの画像では分かりにくいですが、一階からニ階は吹き抜け。二階部分の天井部分は、昭和初期らしい、そしてターミナル駅らしい重厚な造り。八角形の明り取り窓もなかなか洒落ています。最近は見なくなりましたねぇ。

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駅舎外観。昭和6年の開業当時そのまま。設計は、南海難波駅や東武浅草駅も設計された久野節氏。2001年には国の「登録有形文化財」にも指定され、第1回中部の駅百選にも選ばれました。

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左画像は、駅舎南端にそびえ立つ「火の見櫓」。昭和43年までは、駅構内に伊勢市消防本部が置かれていたそうで、1時間交代で実際に見張りもされてたそうです。現在は非公開となっています。右画像は、1・2番線ホーム横の転車台を下から見た様子。

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でもってここからは、三重交通バスにお世話になります。宇治山田駅前4番乗り場より「イオン伊勢店」行のバスに乗車。日中はおおよそ1時間に2本あります。アクセスとしてはまずまず、かな。ちなみに、宇治山田駅前始発ではないので、多少遅れて到着することもあるようで・・・。

宇治山田駅には、観光案内所にレンタサイクルもありますが、丸一日借りると1000円と、球場の往復だけに使用するにはかなり割高。バスは片道220円。全国の交通系ICカードも使えます。

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下車するのは「河口外科前」と言う、普通は地元の方しか使わんような名前の停留所。アクセスとしては、球場の裏手にある「松尾観音」が一番近いんですが、午前中に都合のよい便がありません。右画像は宇治山田駅前方面に向かう乗り場。やっぱり、なんの変哲もない「町のバス停」。

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すぐ近くにある「河口外科前交差点」。ここを左折します。歓迎看板がお出迎え。

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ここからは「坂」。たいしてきつくはないですが、やはり雨降りともなると挫折感が。

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河口外科前バス停から歩くこと約5分。到着です。

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駐車場から見るスタジアム全景。スタジアム周囲はかなり狭いので、こうやって全景が見渡せるのは駐車場からだけ、になっています。山を開削したのがまる分かり。だから「倉田山」なんでしょうね。

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スタジアム周辺は、取り付け道路などに立派な大会用の幟。ただ、「第〇回」ってのが入ってないので使い回しかと思いますが(当たり前)チカラの入れようは並ではありません。ポスターもなかなかの造り。

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敷地内には、地元伊勢市(当時は宇治山田市)出身のプロ野球選手、沢村栄治氏(東京巨人軍/現読売ジャイアンツ)と、西村幸生氏(大阪タイガース/現:阪神タイガース)の胸像が建てられています。とは言っても、戦前の方なのでピンと来ません。昔は向かい合わせに建てられていたそうです、が現在は並べて建てられています。こんな所でまで啀み合わんでも、と言う事か。

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さらに、球場周辺の道路は、これまた伊勢市(宇治山田商業高校)出身のマラソンランナー・野口みずき氏にちなんだ「野口みずき金メダルロード」と言う名前のランニングコースがあります。

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さて、球場本編。2017年度から10年総額約3000万円で、地元伊勢市で飲食店を展開する、株式会社「ダイム」とのネーミングライツ契約を締結、球場の名称も「ダイムスタジアム伊勢」となりました。

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(いろいろすっ飛ばします)早速入ってみましょう。ちなみに正面玄関からスタンドまでは「エレベーター」も用意されています。2012年11月から2014年3月までの1年4か月、総工費約10億6000万円をかけて、スコアボード改修、スタンド改築とその下に屋内練習場設置、観客席増設、グラウンドのグラウンド排水設備の設置、人工芝化などの工事が行われたそうです。

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スコアボード。全面フルカラーLED表示。映像も表示出来ます。

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両翼97.5メートル、中堅122メートル。

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グラウンドのバックネット前付近にはでかでかと「ISE CITY」の文字。

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フィールドは内外野ともに人工芝になっていますが、マウンドとベース付近は土。このあたりは何となく、京セラドーム大阪っぽい作りになっています。

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内野スタンドの様子。バックネット裏正面付近は独立シート、それ以外はベンチ上付近までベンチシートになっています。屋根もありますが、ほんの「申し訳程度のもの。あまり日除けにもならないかなぁ。

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ワンクッション置いた、ベンチ上付近から両ポール際までの内野席もベンチシートになっています。グラウンドレベルで試合観戦をするなら、この席の最前列が最適かと思われます。

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外野席も、」コンクリート舗装ではありますが観客席が設けられています。収容人員は内外野あわせて10122人。地方球場としてはかなりハイレベルのスタジアムではないでしょうか。

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照明塔は内外野合計4基。かなり高い位置に照明があります。

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そしてここの球場の何がいいかって、バックネットはともかく、ベンチ上付近のネットはいわゆる「ゴルフネット」になっており、グラウンドの様子を撮影する際にも、ネットにピントを持って行かれると言うストレスをほとんど感じることなく、写真撮影に興じる事が出来まし、観戦にも支障はないものと思われます。直撃の打球には注意せねばなりませんが、これはホントありがたい。


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悪天候で、残念ながらたった1試合しか観戦出来ませんでしたが、最寄りの宇治山田駅からも遠いわけではなく、アクセスも非常に良いので、機会があればまた「天気のいい日に」訪れてみたいと思っています。とは言うものの、多分来年の「この大会かなぁ」などと考えております。

2017.10.04 / Top↑