日付変わって8月29日火曜日、第56回JABA広島大会優勝決定トーナメントの日を迎えました。

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4日間に及ぶ予選リーグを勝ち抜いてこの日を迎えたのは、広島東洋カープ、三菱重工広島、JR西日本、そしてJR西日本の4チーム。いずれ劣らぬ、どこに出しても恥ずかしくないチームです。

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そしてその優勝決定トーナメント第一試合で相対するのは、広島東洋カープと三菱重工広島、です。

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まずは先攻の三菱重工広島。

熾烈極まりない予選リーグを僅差で勝ち抜いて迎えた対カープ戦。前日は第三試合、そしてこの日は午前9時からの第一試合と、残暑厳しい屋外球場の連戦で、どれだけ体調を整えてこれるか。

特に気になるのは投手陣。対シティライト岡山戦で、先発の宮地投手がバッター1人に投げただけで緊急降板。リリーフピッチャーは総動員の様相。エース鮫島投手まで「つぎ込んでしまった(もしくは、つぎ込まざるをえなかった)」影響は果たしてあるのかどうか。これがこの試合最大の焦点。

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かたや広島東洋カープ。

アレハンドロ・メヒア、そしてザビエル・バティスタと言う支配下外国人選手を攻撃の軸に置き、圧倒的な攻撃力と、活きのよい投手陣で予選リーグを圧倒して勝ち抜いてきました。と言うかプロを自負する以上、この場にいるのは当たり前、と考えてもらわないと困るんどすけどね。



スターティングオーダー
先攻:三菱重工広島
1(左)汐月祐太郎(熊本高校~筑波大学)
2(遊)田中友博 (享栄高校~愛知学院大学)
3(右)実政太一 (如水館高校)
4(一)國本剛志 (近大福山高校~近畿大学)
5(指)山崎善隆 (昭和第一学園高校~中京学院大学)
6(二)渕上大地 (球磨工業高~日本福祉大)
7(三)田ノ窪泰基(市立呉高校~近畿大学工学部)
8(中)青木拓己 (関大北陽高校~関西大学)
9(捕)佐々木駿 (桐光学園高~國學院大学)
投:大下佑馬  (崇徳高校~亜細亜大学)

後攻:広島東洋カープ
1(中)天谷宗一郎(福井商業高校)
2(指)梵  英心 (三次高校~駒澤大学~日産自動車」)
3(一)アレハンドロ・メヒア(サン・ファン・バウティスタ・デ・ラ・サジェ高校)
4(左)サビエル・バティスタ(サンタルチア中高)
5(右)土生翔平 (広陵高校~早稲田大学)
6(三)ラミロ・ペーニャ(プレパラトリア プエンテス高)
7(捕)船越涼太 (柏高校~王子)
8(遊)木村聡司 (常葉学園橘高校)
9(二)桒原  樹 (常葉学園菊川高校)
投:加藤拓也 (慶應義塾高校~慶應義塾大学)

審判員
球審:櫻井俊郎 一塁:山本貴彦 二塁:丸山久生 三塁:南場浩治



打撃成績
1回表
汐月     初球を打ってセンター前ヒット
田中     初球を送りバント失敗キャッチャーファウルフライ
実政     1-1から3球目を打ってショートゴロダブルプレイ

1回裏
天谷     初球をセーフティバントもキャッチャーゴロ
梵      初球を打ってセンター前ヒット
メヒア    1-1から3球目を打ってレフトへタイムリーツーベースヒット
広島東洋カープ1-0三菱重工広島
バティスタ  フルカウントから6球目を打って左中間タイムリーツーベースヒット
広島東洋カープ2-0三菱重工広島
土生     2-1から4球目を打ってレフトフライ
ペーニャ   1-2から4球目を打ってライトフライ

2回表
國本     初球を打ってセンターフライ
山崎     1-2から4球目を見逃し三振
渕上     1-2から4球目を打ってサードゴロ

2回裏
船越     初球を打ってショートゴロ
木村     2-2から5球目を空振り三振
桒原     フルカウントから6球目を打ってサード内野安打
次打者天谷の初球にファーストランナー桒原セカンド盗塁成功
天谷     2-2から5球目を空振り三振

3回表
田ノ窪    2-2から5球目を空振り三振
青木     2-2から7球目を打ってライトへソロホームラン
広島東洋カープ2-1三菱重工広島
佐々木    2-2から5球目を打ってサードゴロ
汐月     0-2から4球目を打ってレフト前ヒット
田中     2-2から5球目を見逃し三振

3回裏
梵      2-2から5球目を打ってレフトへツーベースヒット
メヒア    フルカウントから7球目を打ってセンター前タイムリーヒット
広島東洋カープ3-1三菱重工広島
バティスタ  0-1から2球目を打ってレフトCGC看板直撃2ランホームラン
広島東洋カープ5-1三菱重工広島
土生     0-2から5球目を打ってセンター前ヒット
ペーニャ   1-0から2球目を打ってショートゴロ捕球エラー
船越     1-0から2球目を打ってセンターオーバータイムリーツーベースヒット
広島東洋カープ6-1三菱重工広島
木村     1-1から3球目を打ってレフトへタイムリーヒット
広島東洋カープ8-1三菱重工広島
桒原     フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ
天谷     フルカウントから6球目を選んでフォアボール

三菱重工広島選手交代
ピッチャー大下に代えて秋田教良(光星学院高校)

梵      1-2から4球目を見逃し三振
メヒアの代打小窪哲也(PL学園高校~青山学院大学) 初球を打ってセンター前タイムリーヒット
広島東洋カープ9-1三菱重工広島
バティスタの代打高橋大樹(龍谷大学付属平安高校) 0-2から3球目を打ってショートゴロ

4回表
広島東洋カープ選手交代

代打小窪がそのまま入りファースト
代打高橋大がそのまま入りレフト

実政     1-1から3球目を打ってレフトフライ
國本     0-1から2球目を打ってサードゴロ
山崎     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
渕上     初球を打ってセンターフライ

4回裏</span>
土生     0-1から2球目を打ってショートフライ
ペーニャ   フルカウントから6球目を打ってライト前ヒット
船越     0-1から2球目を打ってファーストフライ
木村     2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ

5回表
田ノ窪    0-1から2球目を打ってレフトのフジ看板直撃ソロホームラン
広島東洋カープ9-2三菱重工広島
青木     1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
佐々木    1-2から5球目を打ってサードファウルフライ
汐月     2-2から6球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト
田中     1-0から2球目を打ってライトフライ

5回裏
三菱重工広島選手交代

ピッチャー秋田に代えて杉山一樹(駿河総合高校)

桒原     フルカウントから13球目を選んでフォアボール
次打者天谷の3球目にファーストランナー桑原セカンド盗塁成功
天谷     3-1から5球目を打ってサードフライ
梵      初球を打ってファースト強襲内野安打
次打者小窪の3球目にファーストランナー梵セカンド盗塁成功
小窪     3-から5球目を打って左中間へタイムリーツーベースヒット 代走に青木陸(山形中央高校)
広島東洋カープ11-2三菱重工広島
高橋大    フルカウントから6球目を打ってファーストゴロ
土生     2-1から4球目を打ってセカンドライナー

6回表
広島東洋カープ選手交代

代走青木がそのまま入りファースト
キャッチャー船越に代えて白濱裕太(広陵高校)
ピッチャー加藤に代えて永川勝浩(広島新庄高校~亜細亜大学)

実政     0-2から3球目を打ってセンターフライ
國本     1-2から4球目を打ってセンターフライ

広島東洋カープ選手交代
ピッチャー永川に代えて江草仁貴(盈進高校~専修大学)

山崎     1-2から5球目を見逃し三振

6回裏
三菱重工広島選手交代

ピッチャー杉山に代えて伊藤一輝(中京大学附属中京高校~駒澤大学)

ペーニャ   1-0から2球目を打ってレフトフライ
白濱     1-2から4球目を空振り三振
木村     0-1から2球目を打ってピッチャーゴロ

7回表
広島東洋カープ選手交代

ピッチャー江草に代えてブレイディン・ヘーゲンズ(マーセッド大学)

渕上の代打松原 初球を打ってセカンド内野安打
田ノ窪の代打市原 3-1から5球目を打ってファーストゴロセカンドフォースアウト
青木     フルカウントから6球目を空振り三振 しかしファーストランナー市原盗塁成功
佐々木の代打戎 初球を打ってショートゴロ

三菱広島 001 010 0  2
広島東洋 207 020 X  11

※大会規定により7回コールドゲーム
試合時間:2時間20分



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前日の、宮地投手の降板以降の投手リレーが、当初予定されていたものかどうかまでは知る由もありませんが、大下投手、秋田投手が「連投」。やはり懸念していた通り、カープの餌食となり、予想通りの展開になってしまいました。もうこれは致し方ない、としか言いようがありません。

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それ以上にカープの打線が元気いっぱい。とにかく打球音が半端ない。打てるボールを逃さずしっかり打てている証拠ではないでしょうか。これがウエスタンリーグで上位争いをしてるチームの力。

しかしこの、1番から6番までのオーダーはやはり解せません。現状、ラミロ・ペーニャが、一軍からは「いらない子」のようになってる。サードと言う穴を埋めるべく獲得したのはいいけれど、すっかり二軍生活も長くなり、完全に安部友裕や西川龍馬にポジションを奪われている。勿体ない。

いろんなポジションに不安を感じるのは、編成グループの仕事か、とも思いますが、その反面選手の成長度合いや力のつけようを見極めるのも編成グループの仕事のはず。昨年は鈴木誠也の急成長で、ジェイソン・プライディが同じような扱いになりましたが、また「不幸な助っ人」になるのかな。

そしてこの試合、梵英心の充実っぷりが目立ちました。朝早くからの試合をフル出場で3安打1盗塁。一時、劣化と言うか老化が著しいなぁ、とは思いましたが、まだまだ元気な所を披露しました。

現在、カープ内野陣のベテラン枠と言えば、新井貴浩が該当しますが、そろそろ梵英心にも出番が回ってきてもいいんではなかろうかと。暑い中でもしっかり準備は出来ておると思います。

確かに現在の主力選手は20代後半の、一番動ける年齢の選手が中心になっていますが、シーズン土壇場になって、ここ一番のジョーカー的存在でもいい。この辺りを緒方孝市監督はどうお考えか。

いずれにしろ、カープ二軍の充実っぷりをまざまざと見せつけられた試合になりました。

2017.09.02 / Top↑