※大会は、荒天での試合中断等ありましたが、無事、順延等もなく全日程を終了しております。ゆえに「あぁ、こんな試合だったんだ」程度に見ていただければこれ幸いです。



今年もやってまいりました「第68回JABA京都大会」。

ゴールデンウィークにわかさスタジアム京都と、皇子山球場で行われるこの大会。今年は広島県下からJR西日本、三菱重工広島の2チームが参加と言う事で、個人的にはワクワクしております。

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まずは、初戦を迎えたJR西日本

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先のJABA岡山大会では、最後は大阪ガスに敗れ、惜しくも決勝トーナメント進出を逃し、言わばイチから出直しの京都大会。とは言うものの、この大会が最後の「日本選手権対象大会出場」。つまりここを落とすと、9月に行われる中国地区予選に出場せねばなりません。これまた大変です。

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5月半ばには、都市対抗野球の広島県予選、そして中国地区予選と続きます。5連勝で日本選手権出場を決めて、ひとつ肩の荷を降ろして、都市対抗野球予選に臨んでいただきたいものですが。

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こちらも初戦の(初日なので当たり前)三菱重工神戸・高砂

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まだ今年は1試合しか見れてません。とは言え昨年もこの大会は優勝決定戦まで進んだチーム。1年経過してそう大きくチームが変わるとは考えにくいですが、強豪である事に変わりはありません。

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都市対抗野球大会には31回、社会人野球日本選手権には21回出場。推しも推されぬ、新日鐵住金広畑と並ぶ、兵庫県の双璧。申し訳ないですが、JR西日本からしたら、「神船」を倒して勢いをつけて、大会を一気に制圧してもらいたい、とも考えておりますが、さて。どうなります事やら。

スターティングオーダー
先攻:三菱重工神戸・高砂
1(指)國久智義 (高知中央高校~明星大学)
2(遊)渡邉祥平 (作陽高校~日本体育大学) 
3(左)黒川栄次 (広陵高校~関西学院大学)
4(右)那賀裕司 (大阪桐蔭高校~立教大学)
5(二)津野祐貴 (東福岡高校~日本体育大学)
6(一)西岡武蔵 (三重高校)
7(三)藤原隆蒔 (近江高校~京都産業大学)
8(捕)森山 誠 (金沢高校~専修大学)
9(中)殿川慎哉 (神港学園高校)

投:守安玲緒 (菊華高校~富士大学)

●あまりオープン戦等では登板せず、大事な試合にしか投げない、とされる守安投手が先発。比較的淡々と投げるタイプのように見えるので、如何にしてマウンド上であわてさす事が出来るか。スタミナも充分なだけに、JR西日本側の人間としては、早めに打ち崩したいなぁ、などと。

後攻:JR西日本
1(左)春原直登 (佐久長聖高校~関東学院大学)
2(二)安田直人 (明徳義塾高校~拓殖大学)
3(三)藤澤拓斗 (柳ヶ浦高校~西濃運輸~中日ドラゴンズ)
4(遊)田村 強 (玉野高校~大阪体育大学)
5(指)蔵枡孝宏 (広陵高校~法政大学)
6(中)松野 光 (南陽工業高校~日本文理大学)
7(一)高木智大 (福岡大学付属大濠高校~法政大学)
8(右)佐藤直樹 (報徳学園高校)
9(捕)原田廣大 (東大阪大学付属柏原高校~近畿大学)

投:加賀美希昇 (桐蔭学園高校~法政大学)

〇ほぼ固定メンバー、とも思えますが、割りと入れ替わりのあるのが「二番・セカンド」。石嵜健人選手や、新入社員の伊與田一起選手も居ますが、JR西日本・花本監督の選択は安田直人選手。

審判員
球審:太田 一塁:乗金 二塁:和田匡 三塁:近藤


さて、試合開始でございます。

打撃成績
1回表
國久     0-2から3球目を打ってレフトフライ
渡邉     初球を打ってセンター前ヒット
黒川     0-2から3球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ

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1回表のピンチを、ダブルプレイで切り抜けて、ほっと一息の加賀美投手。

1回裏
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春原     2-1から4球目を打ってショートゴロ
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安田     初球を打ってセカンドフライ
藤澤     2-1から4球目を打ってセンターフライ

2回表
那賀     1-1から3球目を打ってファーストファウルフライ
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津野     1-2から4球目を空振り三振
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西岡     2-2から6球目を打ってセンターフライ

2回裏
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田村     0-1から2球目を打ってライトへシングルヒット
蔵桝     2-0から3球目をピッチャー前送りバント
松野     1-2から4球目を打ってセンターフライ
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高木     1-1から3球目を打ってセンターフライ

3回表
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藤原     0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
森山     2-1から4球目を打ってセンターフライ
殿川     1-2から4球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
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國久     初球を打ってセカンドゴロ

3回裏
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佐藤     初球を打ってショートゴロ
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原田廣    フルカウントから11球目を打ってレフト前ヒット
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春原     初球を打ってショート内野安打
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ファーストランナー原田廣はサードへ
安田     フルカウントから7球目を打ってレフト前タイムリーヒット
JR西日本1-0三菱重工神戸・高砂
藤澤     初球を打ってショートフライ
田村     1-1から3球目を打ってセカンドフライ

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〇粘りに粘った原田廣大選手のヒットを足掛かりに、春原選手の内野安打と来て、結果的には決勝のタイムリーヒットになった安田選手のタイムリーヒット。普段から「いざ」という時にの為に準備を怠ってなかった証拠。ベンチに居る全員が戦力、とはこの事。ちなみに「セカンド志願してみれば?」と助言したのは藤澤選手とか。新入社員の伊與田選手、そして石嵜選手と良い争いになりそう。

4回表
渡邉     1-2から5球目を打ってライト前ヒット
黒川     初球をピッチャー前送りバント失敗セカンドフォースアウト
那賀     2-2から6球目を打ってレフトフライ
津野     初球を打ってセカンドゴロ

4回裏
蔵桝     2-0から3球目を打ってセンターフライ
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松野     1-2から6球目を打ってレフトフライ
高木     2-2から5球目を空振り三振

5回表
西岡     1-2から6球目を打ってセカンドゴロ
藤原     1-1から3球目を打ってライトオーバーツーベースヒット
森山     フルカウントから7球目を選んでフォアボール
殿川     1-2から5球目を空振り三振
國久     フルカウントから10球目を打ってセカンドゴロ

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〇若干ながらこの辺りから、ストレートのコントロールに苦しみ出す加賀美投手。しかしながらここで生きたのが、昨年の日本選手権で威力を発揮したカーブ。完全に神船打線が翻弄されてた。ヒットを打たれたのはこのイニングが最後。以降は「ノーヒットノーラン」ピッチング。

〇もちろんその裏には、原田廣大捕手のリードあり。西山捕手の台頭もあってか、石畑捕手がすっかり出番なし(?)。しかしこれもまたチームには必要な新陳代謝、かな?

5回裏
佐藤     1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
原田廣    1-0から2球目をピッチャー前送りバント
春原     1-2から4球目を打ってショートゴロ ファーストランナー佐藤はサードへ
安田     0-1から2球目を打ってライトフライ

〇ランナーは塁上を賑わすも、なかなかあと1本が出ないのは昨年からのお決まり。チーム打率や個々の成績はよさげなものの、もうひとつ爆発力に欠ける。短期リーグ戦には必要不可欠な要素。

6回表
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渡邉     1-1から3球目を打ってキャッチャーゴロ
黒川     3-1から5球目を打ってライトフライ
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那賀     1-2から5球目を打ってライトフライ

6回裏
藤澤     1-0から2球目を打ってレフトへシングルヒット
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田村     0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
蔵桝     0-2から4球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト
松野     初球を打ってファーストフライ
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高木の代打鳥居丈寛(愛工大名電高校~東洋大学) 2-2から5球目を打ってサードファウルフライ

〇勿体無かった藤澤選手の打球。手応え充分だったのか、ゆっくり打球を見ながらファーストへ。しかしながらフェンス直前で失速。後が続いただけに、しっかり走って欲しかった。勿体無いイニング。

7回表
JR西日本選手交代

代打鳥居に代えてファースト林誉之(清峰高校~福岡大学)

津野     1-1から3球目を打ってセカンドフライ
西岡     初球を打ってセカンドゴロ
藤原     2-2から7球目を打ってショートゴロ捕球エラー
森山     1-0から2球目を打ってサードゴロ

7回裏
佐藤     2-2から5球目を空振り三振
原田廣    0-2から3球目を打ってライトファウルフライ
春原     初球を打ってレフトフライ

8回表
殿川     0-2から4球目を見逃し三振
國久     1-0から2球目を打ってライトフライ
渡邉     1-2から5球目を打ってショートフライ落球エラー
黒川     0-1から2球目を打ってサードゴロ

8回裏
安田     1-1から3球目を打ってセンターフライ
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藤澤     0-2から3球目を打ってサードゴロ捕球エラー
田村     2-2から5球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
蔵桝     初球を打ってセンターフライ

9回表
JR西日本選手交代

レフト春原に代えて田中

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那賀     2-2から6球目を打ってショートゴロ
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津野     2-2から5球目を打ってセカンドライナー
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西岡     0-2から4球目を打ってピッチャーゴロ
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試合終了!JR西日本、辛勝!

菱神高 000 000 000 0
西日本 001 000 00X 1




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試合中盤、ストレートは走ってはいましたが、徐々に高めに浮き出したJR西日本先発・加賀美投手。しかしながらカーブでカウントを整えたり、決め球に使ったりと言う、原田廣大捕手の工夫のリードで、終わってみれば4被安打無四球完封。勝負のかかった大会ゆえ、球数やらの集計こそしてはおりませんが、日本選手権のノーヒッターらしい、堂々のピッチング、だったと思います。

短期決戦ゆえ、どれも落とせぬ試合ではありますが、予選リーグ初戦、つまりチームの開幕戦は絶対に取って勢いをつけておきたいところでエースの登板。そして期待にたがわぬピッチング内容。登板間隔を鑑みると、勝ち抜けば中3日と言う、近年のプロ野球ではほとんど見られなくなった間隔ではありますが、優勝決定トーナメントの日に登板、になるはずかと思います。

プロ野球でやり残した事、燃え尽きぬ野球への情念、そしてその先にある帰着点。素人には分からぬろいろな思いがある、とは思いますが「勝ちたい」気持ちでマウンドに上がる、のはどんなレベルの野球とて同じ事。日本選手権対象大会のあとには都市対抗大会の予選も控えています。プロ野球とは違った、情熱を傾けられる目標がいくつもあります。

心身・技術両面で、今のJR西日本野球部は、加賀美投手に頼る部分は少なくないはず、あと何年ユニフォームを着る事になるか分かりませんが、是非長くユニフォームを着続けて、と思います。

2017.05.02 / Top↑