ようやく迎えました、第56回JABA広島大会優勝決定戦。
相対するは、2年連続10度目の優勝を目指す(と言うか義務付けられた)広島東洋カープと、日本鋼管(福山)時代を含めて30年ぶり7度目の優勝を目指すJFE西日本の対戦となりました。

まずは一塁側広島東洋カープ。

予選リーグからここまで、色々と反則ぎみとも思えるスターティングオーダーながら、4試合中3試合で二桁得点を記録、失点も2点以下と、プロ野球チームらしさを遺憾なく発揮しています。
ロッカーの関係もあるのか、この大会で優勝決定トーナメントに進出した場合は一塁側固定、とされています。ユニフォームもホーム用となっていますが、考えてみれば、下手すれば「カープの本拠地マツダスタジアムでカープのさよなら敗けが見れる」可能性もあるんですが、そううまくいくか。

そして、第二試合から約30分のインターバルで、ベンチの移動とホームユニフォームからセカンドユニフォームへの「衣装替え」を強いられたJFE西日本。この辺りはやはり大変やなぁ、とも。

予選リーグから優勝決定戦まで、5試合の短期決戦ながら、ここまで4試合、いずれも接戦続き。しかしながらキャリアの浅い選手にとってはこの上ないよい経験になっている、と考えます。そして最後の最後に広島東洋カープとの対戦。言わば「短期集中講座」の成果が試される試合になるか、と。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(二)庄司隼人 (常葉学園橘高校)
2(中)高橋大樹 (龍谷大学付属平安高校)
3(三)アレハンドロ・メヒア(サン・ファン・バウティスタ・デ・ラ・サジェ高校)
4(右)下水流昂 (横浜高校~青山学院大学~Honda)
5(左)サビエル・バティスタ(サンタルチア中高)
6(捕)坂倉将吾 (日本大学附属第三高校)
7(一)美間優槻 (鳴門渦潮高校)
8(指)中村亘佑 (横浜商科大学付属高校)
9(遊)桒原 樹 (常葉学園菊川高校)


投:アドゥワ誠 (松山聖陵高等学校)
後攻:JFE西日本
1(指)本郷貴彦 (広陵高校~近畿大学工学部)
2(三)宮本夏輝 (広陵高校~MSH医療専門学校)
3(右)三木大知 (倉敷工業高校~岡山商科大学)
4(左)藤本知輝 (慶應義塾高校~慶應義塾大学)
5(一)橋本拓也 (岡山理大附高校~関西大学)
6(遊)岡 将吾 (西日本短期大学付属高校~駒澤大学)
7(捕)中山康太 (広島商業高校~MSH医療専門学校)
8(二)有村健太 (鹿児島実業高校)
9(中)友滝健弘 (盈進高校~駒澤大学)


投:森川達哉 (水戸短大附属高校~関西国際大学)
審判員
球審:佐々木浩 一塁:丸山久生 二塁:槇原満典 三塁:野間雅勝
打撃成績
1回表
庄司 0-2から3球目を打ってセンター前ヒット
高橋大 1-0から2球目を打ってサードゴロダブルプレイ
メヒア 1-0から2球目を打ってサードゴロ
1回裏
本郷 1-2から5球目を打ってセカンドゴロ
宮本 ストレートのフォアボール
三木 2-0から3球目を打ってセカンド二ゴロセカンドフォースアウト
次打者藤本の初球にワイルドピッチ
藤本 1-0から2球目を打ってショートゴロ
2回表
下水流 0-1から2球目を打ってライト前ヒット
次打者バティスタの5球目前にボークでファーストランナー下水流はセカンドへ
バティスタ 3-1から5球目を選んでフォアボール
坂倉 1-2から5球目を打ってレフトフライ
次打者美間の2球目にセカンドランナー下水流サード盗塁成功
美間 2-1から4球目を打ってセンターへ犠牲フライ
JFE西日本0-1広島東洋カープ
中村亘 1-1から3球目を打ってサードゴロ
2回裏
橋本 1-0から2球目を打ってレフトフライ
岡 0-2から3球目を空振り三振

中山 1-1から3球目を打ってレフトオーバーエンタイトルツーベースヒット
次打者有村の4球目(空振り)にセカンドランナー中山飛び出しタッチアウト
3回表
桒原 2-0から3球目を打ってショートフライ
庄司 0-2から4球目を打ってショートゴロ
高橋大 1-1から3球目を打ってショートゴロ
3回裏
有村 2-2から6球目を空振り三振
友滝 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
本郷 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット ファーストランナー友滝はサードへ
宮本 0-1から2球目をピッチャー前スクイズ失敗サードランナー友滝挟まれタッチアウト
三木 0-2から3球目を打ってライト前タイムリーヒット
JFE西日本1-1広島東洋カープ
藤本 2-2から5球目を打ってセカンドフライ
4回表
メヒア 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
下水流 2-2から5球目を打ってライト前ヒット ファーストランナーメヒアはサードへ
バティスタ キャッチャーファウルフライ
坂倉 初球を打ってセンター前タイムリーヒット
JFE西日本1-2広島東洋カープ
美間 初球を打ってサードゴロダブルプレイ
4回裏
広島東洋カープ選手交代
ピッチャーアドゥワに代えて中村恭平(立正大学淞南高校~富士大学)
橋本 1-1から3球目を打ってショート内野安打
岡 初球を送りバント失敗サードファウルフライ
中山 0-2から4球目を空振り三振
次打者有村の2球目にファーストランナー橋本セカンド盗塁成功
有村 フルカウントから10球目を打ってセカンドゴロ
5回表
JFE西日本選手交代
ファースト橋本に代えて綿屋樹(鹿児島実業高校)


ピッチャー森川に代えて河野竜生(鳴門高校)
中村亘 3-1から5球目を打ってショートゴロ
桒原 初球を打ってサードライナー
庄司 3-1から5球目を選んでフォアボール
高橋大 1-0から2球目を打ってレフトオーバーツーランホームラン
JFE西日本1-4広島東洋カープ
メヒア フルカウントから6球目を空振り三振
5回裏
広島東洋カープ選手交代


ピッチャー中村恭平に代えて中田廉(広陵高校)

友滝 1-1から3球目を打ってライトへツーベースヒット
本郷 1-1から3球目を打ってサードゴロ

宮本 2-2から5球目を見逃し三振

三木 1-2から4球目を空振り三振
6回表
下水流 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
バティスタ 1-0から2球目を打って左中間へツーランホームラン
JFE西日本1-6広島東洋カープ
坂倉 1-0から2球目を打ってセカンド内野安打
美間 初球を打ってレフトフライ
中村亘の代打青木陸(山形中央高校) 1-1から3球目を打ってファーストライナーダブルプレイ
6回裏
広島東洋カープ選手交代
ピッチャー中田廉に代えて今井啓介(中越高校)
藤本 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
綿屋 0-1から2球目を打ってセカンドライナー
岡 2-2から6球目を空振り三振 ファーストランナー藤本セカンド盗塁失敗
7回表
JFE西日本選手交代


ピッチャー河野に代えて佐薙晃貴(関西高校~関西国際大学)
桒原 初球を打ってライトフライ

庄司の代打多田大輔(鳴門渦潮高) 3-0から4球目を打ってショートフライ

高橋大 初球を打ってライトへソロホームラン

JFE西日本1-7広島東洋カープ
メヒア 3-1から5球目を打ってファーストフライ
7回裏
広島東洋カープ選手交代
代打多田に代えてセカンド木村聡司(常葉学園橘高校)
ピッチャー今井に代えて長井良太(つくば秀英高校)
中山 フルカウントから6球目を空振り三振

有村の代打松浦大則(金光学園高校~関西学院大学) 0-1から2球目を打ってショートゴロ

友滝 2-0から3球目を打ってセンターフライ
8回表
JFE西日本選手交代
代打松浦がそのまま入りサード
サード宮本がセカンド


ピッチャー佐薙に代えて宮崎翔(倉敷高校)
下水流 3-1から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ
バティスタ 2-1から4球目を打ってショートゴロ
坂倉 2-0から3球目を打ってライト前ヒット
美間 1-1から3球目を打ってライト前ヒット
青木 1-2から4球目を空振り三振
8回裏
広島東洋カープ選手交代
キャッチャー坂倉に代えて松浦耕大(八幡南高校~MSH医療専門学校)
ピッチャー長井に代えて小野淳平(大分商業高校~日本文理大学~読売ジャイアンツ)
本郷の代打高岡 0-2から4球目を空振り三振

宮本 初球を打って右中間へツーベースヒット
三木 1-2から4球目を空振り三振
藤本 2-2から5球目を空振り三振
9回表
JFE西日本選手交代
ピッチャー宮崎に代えて三好大倫(三本松高校)
キャッチャー中山に代えて黒田雅也(開星高校)
桒原 2-0から3球目を打ってショートゴロ
木村 3-1から5球目を選んでフォアボール

高橋大 1-1から3球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
メヒア 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット

下水流 初球を打って左中間へタイムリーツーベースヒット
JFE西日本1-9広島東洋カープ


バティスタ 1-2から4球目を打ってセンターオーバーツーランホームラン


JFE西日本1-11広島東洋カープ
松浦 1-2から4球目を打ってレフトフライ
9回裏
広島東洋カープ選手交代



ピッチャー小野に代えて辻空(岐阜城北高校)
綿屋 2-2から5球目を打ってセンターフライ飛
岡の代打法本剛弥(福岡第一高校~三重中京大学) フルカウントから6球目を空振り三振
黒田 フルカウントから8球目を打ってショートフライ
広島東洋カープ
010 122 104 11
001 000 000 1
JFE西日本
試合時間:2時間48分
表彰式/閉会式
そして・・・・

広島東洋カープ、JABA広島大会、2年連続10度目の優勝!

やっぱり「優勝」ってのは「旗」を貰うもんなんです。盾じゃダメなんですyねぇ・・・。

最高殊勲選手賞:高橋大樹(広島東洋カープ)

敢闘賞:谷中文哉(JFE西日本)

首位打者賞:本郷貴彦(JFE西日本)17打数9安打
今大会はとにかく、カープの充実っぷりが目を引きました。もはら反則とも思えるクリーンアップではありましたが、みな時間をかけて鍛え上げてきた選手ばかり。ひとつだけ苦言を呈するなら、日本人選手の長距離砲をどないかして作り上げていただきたい。やって出来ないはずはないんです。
個人的理想は江藤智。バッティングを活かすべく、ポジションを固定すべく、ノックの雨を降らせた。猛練習は時代遅れかも知れませんが、時には監督もコーチも「鬼」にならなければいけない。
アレハンドロ・メヒアも、サビエル・バティスタも、長距離砲としての魅力は十分だし、異例の長期契約を結んで支配下登録選手にはしましたが、いずれは帰国するでしょう。そうなった時のために、日本人選手の次世代の主力選手は必要。その旗頭が鈴木誠也であり、高橋大樹てなければいかんはず。勝ってイケイケなのも構いませんが、そろそろ次を見据えるなら、高橋大樹を「上」て使うべき。

この大会で、高橋大樹が最優秀選手賞を獲得しました。7月にはウエスタンリーグの月間MVPにも選出されました。打席での立ち姿にも「自信」が見て取れるようにもなりました。一軍メンバーを固定するのも大いに結構ですが、チームとしてさらに上を目指す為には「劇薬」も必要。高橋大樹はその劇薬に成り得る成果をようやく出しつつあります。送れて来たドラフト1位指名。使うなら今。

そして、残念ながら叩きのめされてしまったJFE西日本。しかしながら前述のように、若い選手中心で、さらに短期決戦で接戦をモノにしてきた戦いぶりは、必ず今後の糧になると考えます。

9月半ばには周南市野球場で、第4回社会人野球日本選手権中国地区最終予選が始まります。最後まで戦い抜いたこの経験を、そしてプロ野球チームと相対した経験を、最終予選に生かして頂ければ。

プロ野球ウエスタンリーグ公式戦も、社会人野球のシーズンも9月に入りいよいよ大詰め。緊張感溢れる毎日が続くと思いますが、どうか皆さん、怪我のないよう、最後まで全力で走り抜いて下さい。
相対するは、2年連続10度目の優勝を目指す(と言うか義務付けられた)広島東洋カープと、日本鋼管(福山)時代を含めて30年ぶり7度目の優勝を目指すJFE西日本の対戦となりました。

まずは一塁側広島東洋カープ。


予選リーグからここまで、色々と反則ぎみとも思えるスターティングオーダーながら、4試合中3試合で二桁得点を記録、失点も2点以下と、プロ野球チームらしさを遺憾なく発揮しています。
ロッカーの関係もあるのか、この大会で優勝決定トーナメントに進出した場合は一塁側固定、とされています。ユニフォームもホーム用となっていますが、考えてみれば、下手すれば「カープの本拠地マツダスタジアムでカープのさよなら敗けが見れる」可能性もあるんですが、そううまくいくか。

そして、第二試合から約30分のインターバルで、ベンチの移動とホームユニフォームからセカンドユニフォームへの「衣装替え」を強いられたJFE西日本。この辺りはやはり大変やなぁ、とも。


予選リーグから優勝決定戦まで、5試合の短期決戦ながら、ここまで4試合、いずれも接戦続き。しかしながらキャリアの浅い選手にとってはこの上ないよい経験になっている、と考えます。そして最後の最後に広島東洋カープとの対戦。言わば「短期集中講座」の成果が試される試合になるか、と。
スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(二)庄司隼人 (常葉学園橘高校)
2(中)高橋大樹 (龍谷大学付属平安高校)
3(三)アレハンドロ・メヒア(サン・ファン・バウティスタ・デ・ラ・サジェ高校)
4(右)下水流昂 (横浜高校~青山学院大学~Honda)
5(左)サビエル・バティスタ(サンタルチア中高)
6(捕)坂倉将吾 (日本大学附属第三高校)
7(一)美間優槻 (鳴門渦潮高校)
8(指)中村亘佑 (横浜商科大学付属高校)
9(遊)桒原 樹 (常葉学園菊川高校)








投:アドゥワ誠 (松山聖陵高等学校)
後攻:JFE西日本
1(指)本郷貴彦 (広陵高校~近畿大学工学部)
2(三)宮本夏輝 (広陵高校~MSH医療専門学校)
3(右)三木大知 (倉敷工業高校~岡山商科大学)
4(左)藤本知輝 (慶應義塾高校~慶應義塾大学)
5(一)橋本拓也 (岡山理大附高校~関西大学)
6(遊)岡 将吾 (西日本短期大学付属高校~駒澤大学)
7(捕)中山康太 (広島商業高校~MSH医療専門学校)
8(二)有村健太 (鹿児島実業高校)
9(中)友滝健弘 (盈進高校~駒澤大学)








投:森川達哉 (水戸短大附属高校~関西国際大学)
審判員
球審:佐々木浩 一塁:丸山久生 二塁:槇原満典 三塁:野間雅勝
打撃成績
1回表
庄司 0-2から3球目を打ってセンター前ヒット
高橋大 1-0から2球目を打ってサードゴロダブルプレイ
メヒア 1-0から2球目を打ってサードゴロ
1回裏
本郷 1-2から5球目を打ってセカンドゴロ
宮本 ストレートのフォアボール
三木 2-0から3球目を打ってセカンド二ゴロセカンドフォースアウト
次打者藤本の初球にワイルドピッチ
藤本 1-0から2球目を打ってショートゴロ
2回表
下水流 0-1から2球目を打ってライト前ヒット
次打者バティスタの5球目前にボークでファーストランナー下水流はセカンドへ
バティスタ 3-1から5球目を選んでフォアボール
坂倉 1-2から5球目を打ってレフトフライ
次打者美間の2球目にセカンドランナー下水流サード盗塁成功
美間 2-1から4球目を打ってセンターへ犠牲フライ
JFE西日本0-1広島東洋カープ
中村亘 1-1から3球目を打ってサードゴロ
2回裏
橋本 1-0から2球目を打ってレフトフライ
岡 0-2から3球目を空振り三振



中山 1-1から3球目を打ってレフトオーバーエンタイトルツーベースヒット
次打者有村の4球目(空振り)にセカンドランナー中山飛び出しタッチアウト
3回表
桒原 2-0から3球目を打ってショートフライ
庄司 0-2から4球目を打ってショートゴロ
高橋大 1-1から3球目を打ってショートゴロ
3回裏
有村 2-2から6球目を空振り三振
友滝 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
本郷 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット ファーストランナー友滝はサードへ
宮本 0-1から2球目をピッチャー前スクイズ失敗サードランナー友滝挟まれタッチアウト
三木 0-2から3球目を打ってライト前タイムリーヒット
JFE西日本1-1広島東洋カープ
藤本 2-2から5球目を打ってセカンドフライ
4回表
メヒア 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
下水流 2-2から5球目を打ってライト前ヒット ファーストランナーメヒアはサードへ
バティスタ キャッチャーファウルフライ
坂倉 初球を打ってセンター前タイムリーヒット
JFE西日本1-2広島東洋カープ
美間 初球を打ってサードゴロダブルプレイ
4回裏
広島東洋カープ選手交代
ピッチャーアドゥワに代えて中村恭平(立正大学淞南高校~富士大学)
橋本 1-1から3球目を打ってショート内野安打
岡 初球を送りバント失敗サードファウルフライ
中山 0-2から4球目を空振り三振
次打者有村の2球目にファーストランナー橋本セカンド盗塁成功
有村 フルカウントから10球目を打ってセカンドゴロ
5回表
JFE西日本選手交代
ファースト橋本に代えて綿屋樹(鹿児島実業高校)








ピッチャー森川に代えて河野竜生(鳴門高校)
中村亘 3-1から5球目を打ってショートゴロ
桒原 初球を打ってサードライナー
庄司 3-1から5球目を選んでフォアボール
高橋大 1-0から2球目を打ってレフトオーバーツーランホームラン
JFE西日本1-4広島東洋カープ
メヒア フルカウントから6球目を空振り三振
5回裏
広島東洋カープ選手交代








ピッチャー中村恭平に代えて中田廉(広陵高校)



友滝 1-1から3球目を打ってライトへツーベースヒット
本郷 1-1から3球目を打ってサードゴロ



宮本 2-2から5球目を見逃し三振



三木 1-2から4球目を空振り三振
6回表
下水流 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
バティスタ 1-0から2球目を打って左中間へツーランホームラン
JFE西日本1-6広島東洋カープ
坂倉 1-0から2球目を打ってセカンド内野安打
美間 初球を打ってレフトフライ
中村亘の代打青木陸(山形中央高校) 1-1から3球目を打ってファーストライナーダブルプレイ
6回裏
広島東洋カープ選手交代
ピッチャー中田廉に代えて今井啓介(中越高校)
藤本 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
綿屋 0-1から2球目を打ってセカンドライナー
岡 2-2から6球目を空振り三振 ファーストランナー藤本セカンド盗塁失敗
7回表
JFE西日本選手交代








ピッチャー河野に代えて佐薙晃貴(関西高校~関西国際大学)
桒原 初球を打ってライトフライ



庄司の代打多田大輔(鳴門渦潮高) 3-0から4球目を打ってショートフライ



高橋大 初球を打ってライトへソロホームラン



JFE西日本1-7広島東洋カープ
メヒア 3-1から5球目を打ってファーストフライ
7回裏
広島東洋カープ選手交代
代打多田に代えてセカンド木村聡司(常葉学園橘高校)
ピッチャー今井に代えて長井良太(つくば秀英高校)
中山 フルカウントから6球目を空振り三振



有村の代打松浦大則(金光学園高校~関西学院大学) 0-1から2球目を打ってショートゴロ



友滝 2-0から3球目を打ってセンターフライ
8回表
JFE西日本選手交代
代打松浦がそのまま入りサード
サード宮本がセカンド








ピッチャー佐薙に代えて宮崎翔(倉敷高校)
下水流 3-1から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ
バティスタ 2-1から4球目を打ってショートゴロ
坂倉 2-0から3球目を打ってライト前ヒット
美間 1-1から3球目を打ってライト前ヒット
青木 1-2から4球目を空振り三振
8回裏
広島東洋カープ選手交代
キャッチャー坂倉に代えて松浦耕大(八幡南高校~MSH医療専門学校)
ピッチャー長井に代えて小野淳平(大分商業高校~日本文理大学~読売ジャイアンツ)
本郷の代打高岡 0-2から4球目を空振り三振



宮本 初球を打って右中間へツーベースヒット
三木 1-2から4球目を空振り三振
藤本 2-2から5球目を空振り三振
9回表
JFE西日本選手交代
ピッチャー宮崎に代えて三好大倫(三本松高校)
キャッチャー中山に代えて黒田雅也(開星高校)
桒原 2-0から3球目を打ってショートゴロ
木村 3-1から5球目を選んでフォアボール



高橋大 1-1から3球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
メヒア 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット



下水流 初球を打って左中間へタイムリーツーベースヒット
JFE西日本1-9広島東洋カープ






バティスタ 1-2から4球目を打ってセンターオーバーツーランホームラン






JFE西日本1-11広島東洋カープ
松浦 1-2から4球目を打ってレフトフライ
9回裏
広島東洋カープ選手交代












ピッチャー小野に代えて辻空(岐阜城北高校)
綿屋 2-2から5球目を打ってセンターフライ飛
岡の代打法本剛弥(福岡第一高校~三重中京大学) フルカウントから6球目を空振り三振
黒田 フルカウントから8球目を打ってショートフライ
広島東洋カープ
010 122 104 11
001 000 000 1
JFE西日本
試合時間:2時間48分
表彰式/閉会式
そして・・・・


広島東洋カープ、JABA広島大会、2年連続10度目の優勝!


やっぱり「優勝」ってのは「旗」を貰うもんなんです。盾じゃダメなんですyねぇ・・・。


最高殊勲選手賞:高橋大樹(広島東洋カープ)


敢闘賞:谷中文哉(JFE西日本)


首位打者賞:本郷貴彦(JFE西日本)17打数9安打
今大会はとにかく、カープの充実っぷりが目を引きました。もはら反則とも思えるクリーンアップではありましたが、みな時間をかけて鍛え上げてきた選手ばかり。ひとつだけ苦言を呈するなら、日本人選手の長距離砲をどないかして作り上げていただきたい。やって出来ないはずはないんです。
個人的理想は江藤智。バッティングを活かすべく、ポジションを固定すべく、ノックの雨を降らせた。猛練習は時代遅れかも知れませんが、時には監督もコーチも「鬼」にならなければいけない。
アレハンドロ・メヒアも、サビエル・バティスタも、長距離砲としての魅力は十分だし、異例の長期契約を結んで支配下登録選手にはしましたが、いずれは帰国するでしょう。そうなった時のために、日本人選手の次世代の主力選手は必要。その旗頭が鈴木誠也であり、高橋大樹てなければいかんはず。勝ってイケイケなのも構いませんが、そろそろ次を見据えるなら、高橋大樹を「上」て使うべき。

この大会で、高橋大樹が最優秀選手賞を獲得しました。7月にはウエスタンリーグの月間MVPにも選出されました。打席での立ち姿にも「自信」が見て取れるようにもなりました。一軍メンバーを固定するのも大いに結構ですが、チームとしてさらに上を目指す為には「劇薬」も必要。高橋大樹はその劇薬に成り得る成果をようやく出しつつあります。送れて来たドラフト1位指名。使うなら今。

そして、残念ながら叩きのめされてしまったJFE西日本。しかしながら前述のように、若い選手中心で、さらに短期決戦で接戦をモノにしてきた戦いぶりは、必ず今後の糧になると考えます。

9月半ばには周南市野球場で、第4回社会人野球日本選手権中国地区最終予選が始まります。最後まで戦い抜いたこの経験を、そしてプロ野球チームと相対した経験を、最終予選に生かして頂ければ。

プロ野球ウエスタンリーグ公式戦も、社会人野球のシーズンも9月に入りいよいよ大詰め。緊張感溢れる毎日が続くと思いますが、どうか皆さん、怪我のないよう、最後まで全力で走り抜いて下さい。
2017.09.04 / Top↑
第56回JABA広島大会優勝決定トーナメント第二試合、JR西日本対JFE西日本の試合です。

今年の都市対抗野球中国地区二次予選。JFE西日本は尽くJR西日本に行く手を阻まれました。と言うよりも、西川投手にやられた、と言った方がいいかな、とも。それだけ苦汁を舐めました。


もちろんこの先、日本選手権予選なり、大小問わず何らかの大会て対戦するであろうJR西日本。苦手意識を払拭するには好都合の試合(?)ともなります。こう言うのは早い方がいいかな。

そしてこの試合で、今年の観戦試合数が19試合目になるJR西日本。


長らくの活動休止(解散・廃部ではありません)から、再結成されて5年目。全国大会で名を馳せる機会も増えてきました。まだまだ若いチームながら着実にチーム力は年々上向き。これも花本監督はじめ、選手・スタッフの皆さんの努力、会社を挙げてのバックアップ体制の賜物かと思います。
この優勝決定トーナメント、JR西日本野球部が制すれば初優勝、JFE西日本野球部が優勝すれば、前身の「日本鋼管福山」で優勝した1987年以来、なんと30年ぶりとなります。
スターティングオーダー
先攻:JFE西日本
1(指)本郷貴彦 (広陵高校~近畿大学工学部)
2(三)宮本夏輝 (広陵高校~MSH医療専門学校)
3(右)三木大知 (倉敷工業高校~岡山商科大学)
4(左)藤本知輝 (慶應義塾高校~慶應義塾大学)
5(一)橋本拓也 (岡山理大附高校~関西大学)
6(遊)岡 将吾 (西日本短期大学付属高校~駒澤大学)
7(捕)中山康太 (広島商業高校~MSH医療専門学校)
8(二)有村健太 (鹿児島実業高校)
9(中)友滝健弘 (盈進高校~駒澤大学)


投:谷中文哉 (盈進高校~駒沢大学)
後攻:JR西日本
1(左)春原直登 (佐久長聖高校~関東学院大学)
2(二)石嵜健人 (如水館高校~近畿大学工学部)
3(三)藤澤拓斗 (柳ヶ浦高校~西濃運輸~中日ドラゴンズ)
4(遊)田村 強 (玉野高校~大阪体育大学)
5(右)亀井優樹 (東洋大学附属姫路高校~関西国際大学)
6(中)田中勇次 (鳴門工業高校~明治大学)
7(一)高木智大 (福岡大学附属大濠高校~法政大学)
8(指)吉澤翔吾 (日本大学附属第三高校~早稲田大学)
9(捕)原田廣大 (東大阪大学付属柏原高校~近畿大学)


投:前元良太 (徳之島高校~日本福祉大学)
審判員
球審:楠誠之 一塁:橘修 二塁:曽田卓司 三塁:高橋義彦
打撃成績
1回表
本郷 1-1から3球目を打ってサードファウルフライ
宮本 1-0から2球目を打ってショートゴロ

三木 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
藤本 0-2から3球目を空振り三振
1回裏

春原 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
石嵜 フルカウントから6球目を打ってショートライナーダブルプレイ
藤澤 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
田村 3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者亀井の初球にワイルドピッチ
亀井 1-2から4球目を空振り三振
2回表
橋本 2-2から5球目を打ってピッチャーゴロ
岡 1-2から4球目を打ってピッチャーゴロ

中山 フルカウントから9球目を打ってセカンドフライ
2回裏

田中 2-1から4球目を打ってレフトフライ
高木 2-2から5球目を打ってセカンド二ゴロ

吉澤 フルカウントから10球目を打ってセカンドゴロ
3回表

有村 1-2から5球目を空振り三振

友滝 0-2から3球目を打ってセンター前ヒット
次打者本郷の2球目にファーストランナー友滝セカンド盗塁成功
本郷 1-2から4球目を打ってサードゴロ

宮本 初球を打ってレフト前タイムリーヒット
JR西日本0-1JFE西日本
次打者三木の4球目にファーストランナー宮本セカンド盗塁失敗
3回裏

原田廣 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ
春原 0-1から2球目を打ってピッチャーゴロ
石嵜 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
4回表
三木 0-1から2球目を打ってライト前ヒット
藤本 初球をキャッチャー前送りバント
橋本 1-0から2球目を打ってファーストゴロ セカンドランナー三木はサードへ
岡 0-1から2球目を打ってセンターオーバータイムリーツーベースヒット
JR西日本0-2JFE西日本

中山 1-1から3球目を打ってセンターフライ
4回裏
藤澤 2-2から5球目を打ってサードファウルフライ

田村 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット

亀井 0-2から3球目を打ってサードゴロセカンドへ悪送球ファーストランナー田村ホームイン
JR西日本1-2JFE西日本
バッターランナー亀井はセカンドへ
田中 1-0から2球目を打ってショート内野安打

高木 1-2から4球目を打ってショートフライ
吉澤の代打蔵桝孝宏(広陵高校~法政大学) 1-2から4球目を打ってファーストゴロ
5回表
先頭バッター有村の初球(ファウル)でセカンド石嵜負傷、セカンドに伊與田
有村 1-2から4球目を空振り三振
友滝 1-2から4球目を空振り三振
本郷 0-1から2球目を打ってセカンドフライ
5回裏

原田廣 2-2から7球目を打ってセカンドゴロ
春原 1-1から球目を打ってセカンドゴロ
伊與田 3-1から5球目を選んでフォアボール

藤澤 初球を打ってライト前ヒット
田村 3-1から5球目を選んでフォアボール
JFE西日本選手交代


ピッチャー谷中に代えて藤井主文(PL学園高校~東京農業大学)
亀井 2-0から3球目を打ってレフト前2点タイムリーヒット
JR西日本3-2JFE西日本
次打者田中の4球目にワイルドピッチでサードランナー生還
JR西日本4-2JFE西日本

田中 1-2から4球目を打ってセンターフライ
6回表
宮本 1-1から3球目を打ってライトオーバースリーベースヒット
三木 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
藤本 1-1から3球目を打って浅いレフトフライ
橋本 2-2から6球目を打ってショートゴロ
6回裏
高木 1-2から5球目を空振り三振
蔵桝 1-1から3球目を打ってライトフライ
原田廣 1-2から4球目を打ってショートゴロ
7回表
岡 フルカウントから6球目を打ってセンター前ヒット

中山 2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ ファーストランナー岡はセカンドへ

有村 2-0から3球目を打ってファーストゴロ セカンドランナー岡はサードへ
友滝の代打法本剛弥(福岡第一高校~三重中京大学) 3-1から5球目を打ってサードファウルフライ
7回裏
JFE西日本選手交代
代打法本に代えてレフト松浦大則(金光学園高校~関西学院大学)
レフト藤本がセンター
春原 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ

伊與田 0-1から2球目を打ってショートゴロ
藤澤 フルカウントから7球目を打ってファーストゴロ
8回表
JR西日本選手交代


ピッチャー前元に代えて加賀美希昇 (桐蔭学園高校~法政大学~横浜DeNAベイスターズ)
本郷 1-2から5球目を打ってレフト前ヒット

宮本 初球をキャッチャー前送りバント
三木 1-1から3球目を打ってセンターフライ

藤本 1-1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット 藤本はセカンドへ
JR西日本4-3JFE西日本

橋本 初球を打ってセンター前タイムリーヒット 橋本はセカンドへ
JR西日本4-4JFE西日本

岡 フルカウントから6球目を打ってライト前タイムリーヒット
JR西日本4-5JFE西日本
中山の代打綿屋 1-2から4球目を空振り三振
8回裏
JFE西日本選手交代
代打綿屋に代えてキャッチャー浦翔太郎(明徳義塾高校~拓殖大学)
田村 1-2から4球目を見逃し三振

亀井 2-2から11球目を打ってサードゴロ

田中 1-2から4球目を打ってサードゴロ
9回表
JR西日本選手交代

ピッチャー加賀美に代えて佃勇典(広島商業高校~拓殖大学)

有村 1-1から3球目を打ってショートゴロ
松浦 0-2から3球目を空振り三振
本郷 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット

宮本 0-2から3球目を空振り三振
9回裏
高木の代打佐藤 0-2から4球目を見逃し三振
蔵桝 ストレートのフォアボール 代走に原田拓実(秀岳館高校)

原田廣の代打西山 1-2から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ
JFE西日本
001 100 030 5
000 130 000 4
JR西日本
試合時間:2時間43分
>
現在の広島の社会人野球を代表する「(ある意味)新進気鋭」と「古豪」の試合に相応しい攻めぎあいとなりましたが、最後に制したのは「復活」にかける若い選手の多いJFE西日本、でした。

2年目の有村健太内野手、1年目の中山康太捕手、河野竜生投手、綿屋樹内野手らがごく当たり前にグラウンドに立ち、「ベテラン」と言う年齢には少し早いですが、バックアップとして浦翔太郎捕手や高岡一朗外野手らがベンチに控えてる。多少若い選手がやらかいても、実績のある選手がいつでもカバーを出来る体制にあるのは、若い選手にとっては心強いんではないかと考えます。
都市対抗野球大会地区予選敗退と言う、区切りを迎えたところで、多祥なりともチーム方針の転換を迫られた、とは思いますが、今大会は予選リーグからここまで、良い方向に向いてると考えます。

そして、残念ながら優勝決定戦に進出出来なかったJR西日本。湧川投手も西川投手も投げる所を見ずに終わる、とは思いませんでした、が、まぁ強豪同士なだけに、これは致し方なし、と言う所。

それにしても炎天下の中、前元良太投手がよく投げてくれました。公称身長190cm体重kgの超細身。春先から大きくなった気配が感じられません。そう言う体質なんでしょう。何度か見た事はありますが、スタミナ面ではいかがなものか?と懸念してましたが、ぶっちゃけ余計な心配でした。


この体型でこの手足の長さとピッチングフォーム。二度三度見たところでなかなか打ち崩せるもんではないでしょうし、もしかしたらまだまだ何処かに「改善の余地」を見いだす可能性もある。ある種の「カイブツ」である事に代わりありません。この先どんな「伸び」を見せてくれるのやら。
しかしちょっと心配なのは加賀美希昇投手。力が入り過ぎる部分もあるのか、たまにこうやって燃えてしまう事がありますね。大勢に影響がない(とは言え優勝はして欲しいですが)大会ではありますが、メンタル面のコントロールの問題か、はたまた「(社会人野球)2年目のジンクス」なのか。
何にしろ、点を取れる時にきちっと取れた試合だっただけに、惜しい敗戦となりました。

今年の都市対抗野球中国地区二次予選。JFE西日本は尽くJR西日本に行く手を阻まれました。と言うよりも、西川投手にやられた、と言った方がいいかな、とも。それだけ苦汁を舐めました。






もちろんこの先、日本選手権予選なり、大小問わず何らかの大会て対戦するであろうJR西日本。苦手意識を払拭するには好都合の試合(?)ともなります。こう言うのは早い方がいいかな。

そしてこの試合で、今年の観戦試合数が19試合目になるJR西日本。






長らくの活動休止(解散・廃部ではありません)から、再結成されて5年目。全国大会で名を馳せる機会も増えてきました。まだまだ若いチームながら着実にチーム力は年々上向き。これも花本監督はじめ、選手・スタッフの皆さんの努力、会社を挙げてのバックアップ体制の賜物かと思います。
この優勝決定トーナメント、JR西日本野球部が制すれば初優勝、JFE西日本野球部が優勝すれば、前身の「日本鋼管福山」で優勝した1987年以来、なんと30年ぶりとなります。
スターティングオーダー
先攻:JFE西日本
1(指)本郷貴彦 (広陵高校~近畿大学工学部)
2(三)宮本夏輝 (広陵高校~MSH医療専門学校)
3(右)三木大知 (倉敷工業高校~岡山商科大学)
4(左)藤本知輝 (慶應義塾高校~慶應義塾大学)
5(一)橋本拓也 (岡山理大附高校~関西大学)
6(遊)岡 将吾 (西日本短期大学付属高校~駒澤大学)
7(捕)中山康太 (広島商業高校~MSH医療専門学校)
8(二)有村健太 (鹿児島実業高校)
9(中)友滝健弘 (盈進高校~駒澤大学)








投:谷中文哉 (盈進高校~駒沢大学)
後攻:JR西日本
1(左)春原直登 (佐久長聖高校~関東学院大学)
2(二)石嵜健人 (如水館高校~近畿大学工学部)
3(三)藤澤拓斗 (柳ヶ浦高校~西濃運輸~中日ドラゴンズ)
4(遊)田村 強 (玉野高校~大阪体育大学)
5(右)亀井優樹 (東洋大学附属姫路高校~関西国際大学)
6(中)田中勇次 (鳴門工業高校~明治大学)
7(一)高木智大 (福岡大学附属大濠高校~法政大学)
8(指)吉澤翔吾 (日本大学附属第三高校~早稲田大学)
9(捕)原田廣大 (東大阪大学付属柏原高校~近畿大学)








投:前元良太 (徳之島高校~日本福祉大学)
審判員
球審:楠誠之 一塁:橘修 二塁:曽田卓司 三塁:高橋義彦
打撃成績
1回表
本郷 1-1から3球目を打ってサードファウルフライ
宮本 1-0から2球目を打ってショートゴロ



三木 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
藤本 0-2から3球目を空振り三振
1回裏



春原 2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
石嵜 フルカウントから6球目を打ってショートライナーダブルプレイ
藤澤 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
田村 3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者亀井の初球にワイルドピッチ
亀井 1-2から4球目を空振り三振
2回表
橋本 2-2から5球目を打ってピッチャーゴロ
岡 1-2から4球目を打ってピッチャーゴロ



中山 フルカウントから9球目を打ってセカンドフライ
2回裏



田中 2-1から4球目を打ってレフトフライ
高木 2-2から5球目を打ってセカンド二ゴロ



吉澤 フルカウントから10球目を打ってセカンドゴロ
3回表



有村 1-2から5球目を空振り三振



友滝 0-2から3球目を打ってセンター前ヒット
次打者本郷の2球目にファーストランナー友滝セカンド盗塁成功
本郷 1-2から4球目を打ってサードゴロ



宮本 初球を打ってレフト前タイムリーヒット
JR西日本0-1JFE西日本
次打者三木の4球目にファーストランナー宮本セカンド盗塁失敗
3回裏



原田廣 2-1から4球目を打ってセカンドゴロ
春原 0-1から2球目を打ってピッチャーゴロ
石嵜 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
4回表
三木 0-1から2球目を打ってライト前ヒット
藤本 初球をキャッチャー前送りバント
橋本 1-0から2球目を打ってファーストゴロ セカンドランナー三木はサードへ
岡 0-1から2球目を打ってセンターオーバータイムリーツーベースヒット
JR西日本0-2JFE西日本



中山 1-1から3球目を打ってセンターフライ
4回裏
藤澤 2-2から5球目を打ってサードファウルフライ



田村 1-1から3球目を打ってレフト前ヒット



亀井 0-2から3球目を打ってサードゴロセカンドへ悪送球ファーストランナー田村ホームイン
JR西日本1-2JFE西日本
バッターランナー亀井はセカンドへ
田中 1-0から2球目を打ってショート内野安打



高木 1-2から4球目を打ってショートフライ
吉澤の代打蔵桝孝宏(広陵高校~法政大学) 1-2から4球目を打ってファーストゴロ
5回表
先頭バッター有村の初球(ファウル)でセカンド石嵜負傷、セカンドに伊與田
有村 1-2から4球目を空振り三振
友滝 1-2から4球目を空振り三振
本郷 0-1から2球目を打ってセカンドフライ
5回裏



原田廣 2-2から7球目を打ってセカンドゴロ
春原 1-1から球目を打ってセカンドゴロ
伊與田 3-1から5球目を選んでフォアボール



藤澤 初球を打ってライト前ヒット
田村 3-1から5球目を選んでフォアボール
JFE西日本選手交代






ピッチャー谷中に代えて藤井主文(PL学園高校~東京農業大学)
亀井 2-0から3球目を打ってレフト前2点タイムリーヒット
JR西日本3-2JFE西日本
次打者田中の4球目にワイルドピッチでサードランナー生還
JR西日本4-2JFE西日本



田中 1-2から4球目を打ってセンターフライ
6回表
宮本 1-1から3球目を打ってライトオーバースリーベースヒット
三木 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
藤本 1-1から3球目を打って浅いレフトフライ
橋本 2-2から6球目を打ってショートゴロ
6回裏
高木 1-2から5球目を空振り三振
蔵桝 1-1から3球目を打ってライトフライ
原田廣 1-2から4球目を打ってショートゴロ
7回表
岡 フルカウントから6球目を打ってセンター前ヒット



中山 2-1から4球目を打ってピッチャーゴロ ファーストランナー岡はセカンドへ



有村 2-0から3球目を打ってファーストゴロ セカンドランナー岡はサードへ
友滝の代打法本剛弥(福岡第一高校~三重中京大学) 3-1から5球目を打ってサードファウルフライ
7回裏
JFE西日本選手交代
代打法本に代えてレフト松浦大則(金光学園高校~関西学院大学)
レフト藤本がセンター
春原 2-2から5球目を打ってセカンドゴロ



伊與田 0-1から2球目を打ってショートゴロ
藤澤 フルカウントから7球目を打ってファーストゴロ
8回表
JR西日本選手交代






ピッチャー前元に代えて加賀美希昇 (桐蔭学園高校~法政大学~横浜DeNAベイスターズ)
本郷 1-2から5球目を打ってレフト前ヒット



宮本 初球をキャッチャー前送りバント
三木 1-1から3球目を打ってセンターフライ



藤本 1-1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット 藤本はセカンドへ
JR西日本4-3JFE西日本



橋本 初球を打ってセンター前タイムリーヒット 橋本はセカンドへ
JR西日本4-4JFE西日本



岡 フルカウントから6球目を打ってライト前タイムリーヒット
JR西日本4-5JFE西日本
中山の代打綿屋 1-2から4球目を空振り三振
8回裏
JFE西日本選手交代
代打綿屋に代えてキャッチャー浦翔太郎(明徳義塾高校~拓殖大学)
田村 1-2から4球目を見逃し三振



亀井 2-2から11球目を打ってサードゴロ



田中 1-2から4球目を打ってサードゴロ
9回表
JR西日本選手交代






ピッチャー加賀美に代えて佃勇典(広島商業高校~拓殖大学)



有村 1-1から3球目を打ってショートゴロ
松浦 0-2から3球目を空振り三振
本郷 2-1から4球目を打ってセンター前ヒット



宮本 0-2から3球目を空振り三振
9回裏
高木の代打佐藤 0-2から4球目を見逃し三振
蔵桝 ストレートのフォアボール 代走に原田拓実(秀岳館高校)



原田廣の代打西山 1-2から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ
JFE西日本
001 100 030 5
000 130 000 4
JR西日本
試合時間:2時間43分

現在の広島の社会人野球を代表する「(ある意味)新進気鋭」と「古豪」の試合に相応しい攻めぎあいとなりましたが、最後に制したのは「復活」にかける若い選手の多いJFE西日本、でした。


2年目の有村健太内野手、1年目の中山康太捕手、河野竜生投手、綿屋樹内野手らがごく当たり前にグラウンドに立ち、「ベテラン」と言う年齢には少し早いですが、バックアップとして浦翔太郎捕手や高岡一朗外野手らがベンチに控えてる。多少若い選手がやらかいても、実績のある選手がいつでもカバーを出来る体制にあるのは、若い選手にとっては心強いんではないかと考えます。
都市対抗野球大会地区予選敗退と言う、区切りを迎えたところで、多祥なりともチーム方針の転換を迫られた、とは思いますが、今大会は予選リーグからここまで、良い方向に向いてると考えます。

そして、残念ながら優勝決定戦に進出出来なかったJR西日本。湧川投手も西川投手も投げる所を見ずに終わる、とは思いませんでした、が、まぁ強豪同士なだけに、これは致し方なし、と言う所。


それにしても炎天下の中、前元良太投手がよく投げてくれました。公称身長190cm体重kgの超細身。春先から大きくなった気配が感じられません。そう言う体質なんでしょう。何度か見た事はありますが、スタミナ面ではいかがなものか?と懸念してましたが、ぶっちゃけ余計な心配でした。




この体型でこの手足の長さとピッチングフォーム。二度三度見たところでなかなか打ち崩せるもんではないでしょうし、もしかしたらまだまだ何処かに「改善の余地」を見いだす可能性もある。ある種の「カイブツ」である事に代わりありません。この先どんな「伸び」を見せてくれるのやら。
しかしちょっと心配なのは加賀美希昇投手。力が入り過ぎる部分もあるのか、たまにこうやって燃えてしまう事がありますね。大勢に影響がない(とは言え優勝はして欲しいですが)大会ではありますが、メンタル面のコントロールの問題か、はたまた「(社会人野球)2年目のジンクス」なのか。
何にしろ、点を取れる時にきちっと取れた試合だっただけに、惜しい敗戦となりました。
2017.09.03 / Top↑