※大会は、荒天での試合中断等ありましたが、無事、順延等もなく全日程を終了しております。ゆえに「あぁ、こんな試合だったんだ」程度に見ていただければこれ幸いです。



JABA京都大会最終日。優勝決定トーナメントの日を迎えました。

進出したのは、三菱重工広島、JR東海、JR西日本、NTT西日本の4チーム。いずれも予選リーグを3連勝で勝ち抜け、大会の優勝と、今年度の社会人野球日本選手権出場を賭した戦いに挑みます。

決戦の地、わかさスタジアム京都に到着したのはAM08:00。グラウンドでは粛々と整備が進行していました。無駄に緊張感の高まる時間。それこそ、嵐の前の静けさ、とでも申しましょうか。

で、優勝決定トーナメント第一試合。

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まずは三塁側・三菱重工広島。

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予選リーグ順位は「総失点差」で4位に終わりましたが、日立製作所、パナソニックと言った強豪を打ち負かしての優勝決定トーナメント進出は、ただただお見事としか言いようがありません。

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ここ数年、ほぼ固定されているスターティングメンバーは充実期を迎えていると思います。そして選手個々が、場面に応じて如何なるバッティングをすればよいか、も叩き込まれているはず。

町田公二郎監督が、ヘッドコーチとしてチームに加入して早4年目。そろそろ、頂点へ。

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そして一塁側・JR東海。

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予選リーグ3試合全てを完封勝ちで堂々、予選リーグ1位を勝ち取ってこの日を迎えました。「チームはプロ野球選手を育成する機関ではない」と言う事で、公式サイトもなく、なかなか詳細が掴めないチームではありますが、何かと底力を秘めているチームです。

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一昨年春には、中日ドラゴンズから中田亮二選手が加入し、昨年からは前オリックスバファローズの中山慎也投手も11年ぶりに「復帰」。会社のシンボルチームとしての地位をもう一度確固たるものにすべく、なりふりかまわぬ積極的な「戦力補強」をしているようにも伺えます。

スターティングオーダー
先攻:東海旅客鉄道
1(遊)長曽我部竜也(新田高校~亜細亜大学)
2(二)村井一輝 (京都外大西高校~京都学園大学)
3(左)秋田千一郎(市立岐阜商業高校~国際武道大学)
4(指)中田亮二 )明徳義塾高校~亜細亜大学~中日ドラゴンズ)
5(三)掛江勇輝 (神港学園高校~東海大学)
6(右)堀尾良馬 (神港学園高校~亜細亜大学)
7(一)池田樹哉 (愛知工業大学付属名電高校~明治大学)
8(捕)江口大樹 (佐賀東高校~関東学院学)
9(中)川瀬遼大 (愛知産業大学工業高校~福井工業大学)
投:戸田公星 (日田林工業高校~JR北海道)

後攻:三菱重工業広島製作所
1(遊)田中友博 (享栄高校~愛知学院大学)
2(左)市原一樹 (松商学園高校~専修大学)
3(右)実政太一 (如水館高校)
4(一)國本剛志 (近大福山高校~近畿大学)
5(指)松原匡志 (天理高校~同志社大学)
6(中)汐月祐太郎(熊本高校~筑波大学)
7(三)松永弘樹 (広陵高校~早稲田大学)
8(二)堤  裕貴 (龍谷高校~オリックスバファローズ)
9(捕)山崎善隆 (昭和第一学園高校~中京学院大学)
投:大下佑馬 (崇徳高校~亜細亜大学)

審判員
球審:善積重文 一塁:井尾謙太 二塁:諏合久雄 三塁:萩原義広

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さぁ、試合開始でございます。

打撃成績
1回表
長曽我部   1-2から6球目を打ってショートゴロ
村井     初球を打ってセンターフライ
秋田     0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
DSC_0072_2017050601162759d.jpg DSC_0075_20170506011622cce.jpg DSC_0076_2017050601161953c.jpg
中田     0-1から2球目を打ってセカンドゴロ

1回裏
田中     0-1から2球目を打ってセンターフライ
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市原     2-2から6球目を打ってファースト強襲内野安打
次打者実政の4球目にファーストランナー市原セカンド盗塁失敗
実政     3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者國本の初球前にファーストランナー実政牽制タッチアウト

2回表
掛江     1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
堀尾     1-1から3球目を打ってセカンドゴロ捕球エラー
池田     1-0から2球目を打ってセカンドゴロタイムリー捕球エラー
三菱重工広島0-1JR東海
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江口     0-1から2球目を送りバント失敗キャッチャーゴロダブルプレイ
川瀬     1-2から6球目を打ってレフト前ヒット
長曽我部   1-0から2球目を打ってライトフライ

2回裏
國本     1-2から7球目を打って右中間突破ツーベースヒット
松原     1-0から2球目を打ってセカンド内野安打
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汐月     1-1から3球目を打ってセカンドゴロタイムリー捕球エラー
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三菱重工広島1-1JR東海
松永     ストレートのフォアボール
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堤      1-2から4球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト
サードランナーホームイン

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三菱重工広島2-1JR東海
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山崎     1-0から2球目を打ってレフト前タイムリーツーベースヒット
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三菱重工広島3-1JR東海
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田中     1-0から2球目を打ってライトへ犠牲フライ
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三菱重工広島4-1JR東海
市原     2-2から7球目を空振り三振

3回表
村井     初球を打ってセカンドゴロ
秋田     0-1から2球目を打ってショートゴロ
中田     初球を打ってレフトへツーベースヒット
掛江     2-0から3球目を打ってライトフライ

3回裏
実政     0-1から2球目を打ってサードゴロ
DSC_0286_201705060134137d1.jpg DSC_0288_201705060134033f7.jpg DSC_0289_20170506013414ebd.jpg
國本     1-1から3球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット
松原     3-0から4球目を打ってショートフライ
DSC_0339_2017050601373214a.jpg DSC_0340_2017050601373409f.jpg DSC_0341_20170506013733f71.jpg
汐月     2-1から4球目を打ってレフトフライ

4回表
堀尾     2-2から7球目を打ってショートフライ
池田     1-1から3球目を打ってレフトフライ
江口     1-0から2球目を打ってセカンドゴロ

4回裏
松永     1-1から3球目を打ってレフト前ポテンツーベースヒット
堤      1-0から2球目をキャッチャー前送りバント サード送球も掛江落球
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山崎     1-0から2球目を打ってライト前タイムリーヒット
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三菱重工広島5-1JR東海
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田中     初球をファースト前送りバント
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DSC_0402_2017050601462658b.jpg DSC_0404_20170506014626884.jpg DSC_0405_201705060146233d5.jpg
市原     初球を打ってファーストゴロ サードランナータッチアウト
バッターランナー市原はセカンドへ
実政     2-2から5球目を打ってファーストゴロ

5回表
川瀬     0-1から2球目を打ってサードゴロ
長曽我部   フルカウントから8球目を選んでフォアボール
村井     1-1から3球目を打ってサードゴロセカンドフォースアウト
秋田     2-2から7球目を打ってレフト前ヒット
中田     1-0から2球目を打ってショートフライ

5回裏
國本     0-2から3球目を打ってライト前ヒット
松原     1-2から4球目を打ってセンターフライ
汐月     初球を打ってライト前ヒット
松永     0-1から2球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
三菱重工広島7-1JR東海
JR東海選手交代
ピッチャー戸田に代えて上村勇太(東邦高校)

堤      初球デッドボール
山崎     初球を打ってライト前ヒット

JR東海選手交代
ピッチャー上村勇に代えて川本祐輔(尾道高校~亜細亜大学)

田中     2-2から6球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ

6回表
掛江     1-2から4球目を打ってセンターフライ
堀尾     初球を打ってライトフライ
池田     1-0から2球目を打ってライト前ヒット
次打者河合の2球目にワイルドピッチ
江口の代打河合優介(明徳義塾高校~専修大学) フルカウントから7球目を見逃し三振

6回裏
JR東海選手交代
代打河合がそのまま入りライト
ライト堀尾がセンター
センター川瀬に代えてキャッチャー中村雄太朗(愛知工業大学付属名電高校)

市原     2-1から4球目を打ってセカンドゴロ捕球エラー
実政     1-0から2球目を打ってレフトへツーベースヒット
DSC_0589_20170506014913df3.jpg DSC_0590_20170506014912f87.jpg DSC_0591_20170506014916445.jpg
國本     1-0から2球目を打ってセンターオーバータイムリーツーベースヒット
DSC_0596_20170506015103f7f.jpg DSC_0597_20170506015100e61.jpg DSC_0599_2017050601505437a.jpg
三菱重工広島8-1JR東海

JR東海選手交代
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ピッチャー川本→中山慎也(桐生南高校~城西大学~JR東海~オリックスバファローズ)

松原の代打山本祐大(松山商業高校~駒澤大学) 初球を打ってライトへ犠牲フライ
三菱重工広島9-1JR東海
汐月     1-0から2球目が頭部デッドボール
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松永     フルカウントから6球目を打ってサードゴロセカンドフォースアウト
堤      3-1から5球目を選んでフォアボール
山崎     フルカウントから7球目を打ってファーストゴロ

DSC_0719_2017050601571232b.jpg DSC_0720_2017050601572046a.jpg DSC_0721_201705060157219c5.jpg
キャッチャーがイニングの最終打者だったり、ランナーに残ってたりすると、守備に入る前は「総動員」でレガースやプロテクターの装着にかかります。とにかく、無駄な時間がない。

7回表
中村     1-0から2球目を打ってレフトフライ
長曽我部  1-1から3球目を打ってキャッチャーファウルフライ
村井     1-0から2球目を打ってサードフライ

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難敵とも思われたJR東海をいとも簡単に粉砕。ほっと一息の広製ナイン。

東海 010 000 0 1
広島 040 122 X 9




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予選リーグ3試合全てを完封勝ちで、堂々予選1位を獲得して優勝決定トーナメントに勝ち上がってきたJR東海ではありますが、序盤のエラーやら何やらで、ピッチャーが完全に試合のリズムに乗れなかった印象。打たれようが何しようが、守備がしっかりしておれば、とも感じました。

痛かったのは4回裏の掛江選手の捕球エラーでしょうかね。完全に打ち取っている場面。捕球を焦ったのか何なのか、グラブからポロリ。こうしたミスは防げるはずだし、もっと減らせるはずなのに。

対する三菱重工広島。正直この試合は投手戦になるかと思いましたが、何の心配もありませんでした。JR東海のミスもありましたが、いつも通り繋いでつないでの9得点。主軸の國本選手も、強引に一発を狙いに行くのではなく、繋ぎに徹している打線。あまりにも怖すぎる打線になってます。

そして、その三菱重工広島と、優勝決定戦で相対するのは、JR西日本か、はたまたNTT西日本か。

2017.05.07 / Top↑
※大会は、荒天での試合中断等ありましたが、無事、順延等もなく全日程を終了しております。ゆえに「あぁ、こんな試合だったんだ」程度に見ていただければこれ幸いです。



いよいよ、対戦する両チームにとって、最後の予選リーグの試合。しかも、予選リーグは両チームともここまで2戦2勝。つまりは勝った方が優勝決定トーナメント進出。ただならぬ試合、です。

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先攻は一塁側・JR西日本。

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初戦の三菱重工神戸・高砂戦は加賀美投手、2戦目の西部ガス戦は湧川投手と、両エースの奮闘で1点差で連勝を飾ったJR西日本。試合開始前の時点である程度予想はしていましたが、相手が相手なだけに「投手陣総動員」は必至。攻撃陣の奮起も期待されます。

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予選リーグ組み合わせが発表になってから、三菱重工神戸・高砂、西部ガスはともかくとして、一昨年の「夏秋連覇」を知るメンバーが多数残る王者・日本生命。ここに勝てば、京都大会の結果はともかく、今後の大きな糧にもなる、どの大会本選にも負けない、良い経験になる、と考えていました。

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後攻は三塁側・日本生命。

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初戦の対ニチダイ戦こそ、阿部投手の完封で逃げ切ったものの、2戦目の対三菱重工神戸・高砂戦は、6点差で楽勝ムードのはずが一転、終盤8回に1点差まで追い上げられる試合展開。5投手のリレーで何とか振り切ったものの、若干ピッチャー陣に「波」があるのかなぁ、とも。

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エース(と勝手に思っている)清水翔太投手までリリーフで登板させただけに、この日の試合の投手リレーが見ものではありましたが、7安打で6点取った打線はいいとしても、肝心なところで2エラーだった野手陣も気になるところ。大舞台には慣れているはず、だと思うんですけどねぇ。

スターティングオーダー
先攻:JR西日本
1(左)春原直登 (佐久長聖高校~関東学院大学)
2(二)安田直人 (明徳義塾高校~拓殖大学)
3(三)藤澤拓斗 (柳ヶ浦高校~西濃運輸~中日ドラゴンズ)
4(遊)田村 強 (玉野高校~大阪体育大学)
5(指)亀井優輝 (東洋大姫路高校~関西国際大学)
6(中)松野  光 (南陽工業高校~日本文理大学)
7(一)高木智大 (福岡大学付属大濠高校~法政大学)
8(捕)原田廣大 (東大阪大学付属柏原高校~近畿大学)
9(右)佐藤直樹 (報徳学園高校)
投:西川昇吾 (愛知大成高校~日本福祉大学)

後攻:日本生命
1(中)神里和毅 (糸満高校~中央大学)
2(左)皆川  仁 (学法石川高校~立正大学)
3(右)上西主起 (県立和歌山高校~中部学院大学)
4(指)高橋英嗣 (九産大九州高校~東海大学)
5(一)廣本拓也 (浪速高校~法政大学)
6(二)原田拓実 (天理高校~立正大学)
7(三)中井竜基 (光星学院高校~中部学院大学)
8(捕)古川昌平 (大阪産業大学付属高校~ 愛知学院大学)
9(遊)河野勇磨 (延岡工業高校~福岡工業大学)
投:高橋拓巳 (前橋育英高校~横浜桐蔭大学)

審判員
球審:堀口 一塁:高畑 二塁:大屋 三塁:清水誠

打撃成績
1回表
春原     フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
安田     1-1から3球目を打ってサードゴロ
藤澤     初球を打ってレフトフライ

1回裏
神里     0-2から3球目がデッドボール
皆川     1-0から2球目をピッチャー前送りバント
DSC_0087_20170503102900e62.jpg DSC_0088_20170503102913ba1.jpg DSC_0089_20170503102900e27.jpg
上西     1-2から4球目を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット
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日本生命1-0JR西日本

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〇ここでJR西日本・花本輝男監督がマウンドへ行き、若干の間を取る。

高橋英    1-1から3球目を打ってライト前ヒット
廣本     2-2から6球目を空振り三振
ファーストランナー高橋英は挟まれタッチアウト

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〇何とかピンチを切り抜けた野手陣を迎えるベンチ。

2回表
田村     1-2から4球目を空振り三振
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亀井     1-1から3球目を打ってライト前ヒット
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松野     初球を打ってキャッチャーファウルフライ
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高木     2-0から3球目を打ってライトフライ

2回裏
原田     0-2から3球目を打ってピッチャーゴロ
中井     2-2から6球目を打ってセカンドゴロ
古川     1-1から3球目を打ってピッチャーゴロ

3回表
原田廣    初球を打ってピッチャーゴロ
DSC_0176_20170503103959e98.jpg DSC_0178_20170503103952a9c.jpg DSC_0179_20170503104000a54.jpg
佐藤     フルカウントから12球目を選んでフォアボール
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春原     0-1から2球目を打ってライト前ヒット
安田     フルカウントから7球目を空振り三振
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藤澤     フルカウントから8球目を選んでフォアボール
田村     フルカウントから6球目を選んで押し出しフォアボール
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日本生命1-1JR西日本
亀井     2-2から5球目を空振り三振

3回裏
河野     1-2から4球目を打ってサードゴロ
神里     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
皆川     2-1から4球目を打ってライト前ヒット
ファーストランナー神里はサードへ
上西     1-2から4球目を空振り三振
高橋英    2-2から7球目を打ってライト前タイムリーヒット
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日本生命3-1JR西日本
廣本     フルカウントから9球目を打ってショートゴロ

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〇ちょっと厳しい先発マウンドになった西川投手。それでもベンチはその「健投」を称える。

4回表
松野     フルカウントから6球目を打ってレフトフライ
高木     初球を打ってライトへツーベースヒット
DSC_0384_201705031053585e4.jpg DSC_0385_201705031054003e4.jpg DSC_0386_2017050310535082d.jpg
原田廣    2-1から4球目を打ってセンターフライ
佐藤     1-2から4球目を空振り三振

4回裏
JR西日本選手交代

ピッチャー西川に代えて前元良太(徳之島高校~日本福祉大学)

原田     初球を打ってショートゴロ
中井     初球を打ってファーストファウルフライ
古川     1-0から2球目を打ってファーストゴロ

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〇日本福祉大学の先輩・西川昇吾投手の跡を継いだ前元良太投手。好リリーフを見せてマウンドを降りる。一塁塁審からフォームのチェックを受ける。

5回表
春原     初球を打ってショートゴロ
安田     1-2から4球目を空振り三振
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藤澤     2-2から5球目を打ってライト前ヒット
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田村     0-1から2球目を打ってショートゴロ

5回裏
河野     初球を打ってショートゴロ
神里     2-2から5球目を打ってセンター前ヒット
次打者皆川の2球目前にボーク
皆川     3-1から5球目を選んでフォアボール
上西     2-2から5球目がデッドボール
高橋英    3-1から5球目を打ってセカンドライナーダブルプレイ

6回表
亀井     1-1から3球目を打ってライト前ヒット
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松野     初球をピッチャー前送りバント失敗セカンドフォースアウト
高木     2-0から3球目を打ってセンターフライダブルプレイ

6回裏
JR西日本選手交代

ピッチャー前元に代えて加賀美希昇( 桐蔭学園高校~法政大学~横浜DeNAベイスターズ)
センター松野に代えて田中勇次(鳴門工業高校~明治大学)

廣本     1-1から3球目を打ってショートフライ
原田     初球を打ってライトフライ
中井     2-2から5球目を空振り三振

7回表
日本生命選手交代

ピッチャー高橋拓に代えて藤井貴之(天理高校~同志社大学)

原田     1-2から4球目を空振り三振
佐藤     0-2から3球目を空振り三振
春原     1-2から4球目を空振り三振

●JR西日本が加賀美投手で試合を引き締めにかかれば、日本生命ベンチも藤井投手をマウンドに送って逃げ切りにかかる。両チームの前に両エースのガチンコのぶつかり合い。

7回裏
古川     1-2から6球目を打ってショートライナー
河野     1-2から4球目を打ってサードゴロ捕球エラー
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神里     1-2から4球目を打ってレフトフライ
皆川     1-0から2球目を打ってセンターフライ

8回表
安田の代打伊與田一起(明徳義塾高校~専修大学) 1-0から2球目を打ってセンターフライ
藤澤     2-2から6球目を打ってレフト前ヒット
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田村     初球を打ってセンターフライ
亀井     初球を打ってセカンドフライ

8回裏
JR西日本選手交代

代打伊與田がそのまま入りセカンド

上西     2-2から5球目を空振り三振
高橋英    2-2から7球目を打ってショートゴロ
廣本     1-1から3球目を打ってセンターフライ

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〇必勝リレー、ではありませんが、JR]西日本ベンチは3番手ピッチャーに加賀美希昇投手を投入。決勝トーナメントのいずれかに投げると思っていただけにちょっと驚き。それ以上に花本監督の、この試合に懸ける思いが垣間見えた采配。そしてそれに応えるピッチングを見せる加賀美投手。そしてベンチには「まだまだいける!」の雰囲気がありあり。そう、まだ2点ビハインドなだけ。

9回表
田中の代打鳥居丈寛(愛工大名電高校~東洋大学) 1-1から3球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット
代走に吉澤翔吾(日本大学第三高校~早稲田大学)
高木     初球を打ってファーストゴロ
※しかしながら打撃妨害があり、JR西日本サイドは、代走吉澤をセカンドに戻す条件で、ノーアウトランナー1、2塁での試合続行を選択。
高木の代走に原田拓実(秀岳館高校)
原田廣    1-1から3球目をピッチャー前送りバント
佐藤の代打蔵桝孝宏(広陵高校~法政大学) 1-0から2球目を打ってライト前タイムリーヒット
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日本生命3-2JR西日本
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春原     2-1から4球目を打ってライト線タイムリーツーベースヒット
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日本生命3-3JR西日本
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伊與田    フルカウントから7球目を選んでフォアボール

日本生命選手交代
ピッチャー藤井に代えて阿部翔太(酒田南高校~成美大学)

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藤澤     2-2から9球目を打ってレフトへ犠牲フライ
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日本生命3-4JR西日本
田村     0-2から3球目を打ってライトフライ

9回裏JR西日本選手交代
代走吉澤がそのまま入りライト
代走原田拓がそのまま入りセンター
代打鳥居に代えてファースト林誉之(清峰高校~福岡大学)」

原田     1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
中井の代打山本 3-2から7球目を打ってライトフライ
古川     初球デッドボール
河野の代打福富 3-1から5球目を選んでフォアボール
神里     2-2から5球目を空振り三振

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〇最後のバッター、神里選手を空振り三振に取って、派手なガッツポーズを見せる加賀美投手。ロングリリーフにはなりましたが、ナイスピッチング!

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そして、試合終了!JR西日本、3戦全勝で予選リーグ突破!

広島 001 000 003 4
日生 102 000 000 3




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正直、2点ビハインドで9回表を迎えた時点で「アカンかも」と勝手に腹を括ってました。しかしながら先頭バッターの代打・鳥居選手のツーベースヒットで、明らかにベンチの空気が変わりました。

そこに輪を描けての蔵桝選手のタイムリーヒット、春原選手のタイムリーツーベースヒット。身震いしました。さらには、ツーアウトながらも、そして緊張感の高まる中、粘り粘ってフォアボールを選んだ伊與田選手。打席3枚目の画像を見て頂ければ、緊張の度合いが解って頂けると思います。

下位に向かう打線でありながらも、粘れば、そして上位に回せば何とかなる。打撃妨害の選択権をも駆使して、試合の空気を完全に支配する事が出来た試合だったと思います。堪らん試合でした。

そして、無傷の3連勝で文句なしの優勝決定トーナメント進出。いよいよ翌日はクライマックスです。

2017.05.06 / Top↑