社会人野球の頂点を決める、この大会の優勝決定戦を、その年最後の野球観戦に決めて、もう6年目になります。ただ、2011年は都市対抗野球大会優勝との「兼」になり、2013年には「奈良県知事杯」、更に昨年は、日本選手権終了後に「兵庫県知事杯」を観戦。なかなか「最後」とはいきません。
これだから野球バカは困るんです。
で、対象大会、また地区予選を勝ち抜いてきた32チーム。都市対抗野球大会は「町の戦い」。日本選手権は「チームの戦い」。どちらが最強を決める戦いか?と問われると、歴史の深い浅いはありますが、個人的には後者。新加入の選手を迎えて約8か月。「今年一番強いチーム」を決する試合です。


JR大正駅から京セラドーム大阪界隈。もう秋も深まりました。

今年はプロ野球でもお世話になりました京セラドーム大阪。11月23日に休暇をもらえたので、もしかしたらオリックスバファローズのファン感謝デーでも見に来ようかな、とは思ってます。

平日雨天にも関わらずヒマジン多数(お前が言うな)。むしろ、この大会期間中は無職になりたひ、と思っている「社会人野球廃人」がこの世の中にどれくらいいらっしゃるのか問い詰めたひ。

結局今大会は一切前売り券を買わず、観戦全試合当日券にしました。微々たる金額ではありますが、社会人野球の下支えになれば。そしてチーム券、また応援グッズも頂きましたが、やはり好きなモノはなるべく近くで観たい。選手の「息づかい」を感じるにはバックネット裏が一番、と考えます。

17:00開場。そして定位置確保。良い席ではありますが、ビデオカメラを操作したりで、落ち着いて観られないのもまた事実。だからと言ってここを譲る気はさらっさらありません(笑)。
そしてこの優勝決定戦で相対するのは
ヤマハ (東海地区第一代表/2大会ぶり23回目出場)
対
日本通運 (JABA北海道大会優勝/9大会連続19回目出場)

元東京ヤクルトスワローズ・佐藤二朗(さとうつぎお)を擁するヤマハ野球部。今大会開幕直前のドラフト会議では、池田駿投手は読売ジャイアンツから4位指名を受けました。また、伊藤直輝選手(背番号19/日本文理高校~東北福祉大学)は、2009年夏の甲子園大会決勝戦で、堂林翔太(中京大学附属中京高校~広島東洋カープ)と投げ合った投手。話題は尽きません。


チームは初めての優勝決定戦進出。1982年の優勝チーム「ヤマハ発動機」は現在、クラブチームとして活動中。現在のヤマハ野球部は「日本楽器硬式野球部(1983年に改称)」と言う名前でした。そして2016年現在、静岡県下で唯一の「企業登録チーム」となっています。

かたや日本通運野球部。松本歩巳内野手(背番号2/千葉経済大学附属高校~早稲田大学)は、横浜DeNAベイスターズ・松本啓二朗の実弟(3歳下)、そして広島東洋カープ・丸佳浩と高校の同級生。ちなみに、関本憲太郎内野手(背番号10/龍谷大学平安高校~立正大学)は、前阪神タイガース・関本賢太郎とは何一つ関係ありません。


優勝した1994年の第21回大会以来の優勝決定戦進出の日本通運野球部。当時の主戦投手は、後に近鉄バファローズに入団する関口伊織。まだその当時は「日通浦和」と言う名前でした。
この試合。NHK-BS1で生中継がありました。試合終了後には、22:00からJスポーツで録画中継ありましたが、やっぱりテレビ中継と現地観戦は全くのベツモノ。やはり臨場感も違います。ベンチから飛んでくる選手の声、応援団、全てがダイレクトに伝わってくる。苦手な方もおられるかも知れませんが、それら全てを含めて社会人野球、と考えてます。
けど、個人的にはスティックバルーンは未だに苦手です(笑)。


試合開始前の両チーム応援団のエール交換。送る日本通運、受けるヤマハ、そして、送るヤマハに受ける日本通運。これがないと試合は始まりません。重要な「儀式」。
スターティングオーダー
先攻:日本通運
1(三)大谷昇吾 (樟南高校~上武大学)
2(遊)松本歩己 (千葉経済大学附属高校~早稲田大学)
3(左)藤嶋宏俊 (神港学園神港高校~関西大学)
4(右)北川利生 (大阪桐蔭高校~創価大学)
5(一)大槻悦史 (徳島商業高校~東洋大学)
6(二)浦部剛史 (広陵高校~神奈川大学)
7(指)関本憲太郎(平安高校~立正大学)
8(中)手銭竜汰 (秀岳館高校~九州共立大学)
9(捕)木南 了 (千葉経済大学付属高校~ 帝京大学)


投:高山亮太 (東海大学附属相模高校~東海大学~鷺宮製作所)
後攻:ヤマハ
1(指)石野雅之 (横浜隼人高 - 国士舘大学)
2(左)鈴木 光 (会津高校~東北福祉大学)
3(中)矢幡勇人 (相洋高校~専修大学)
4(一)佐藤二朗 (ワシントンルイス高校~東京ヤクルトスワローズ~シダックス)
5(二)河野拓郎 (北九州市立高校~九州国際大学)
6(三)前野幹博 (PL学園高校)
7(右)鈴木博志 (磐田東高校)
8(捕)川邊健司 (日本大学藤沢高 - 明治大)
9(遊)青柳直樹 (日本航空高 - 専修大)


投:池田 駿 (新潟明訓高校~専修大学/読売ジャイアンツ4位指名)
審判員


球審:堅田外司昭 一塁:南谷宏治 二塁:清水雅彦 三塁:浜田敏秀
いざ頂上決戦!
打撃成績
1回表
ヤマハ選手交代
ライト鈴木博に代えてセンター長谷川雄一(済美高校~近畿大学)
センター矢幡がライトへ
大谷 フルカウントから6球目を見逃し三振
松本歩 1-0から2球目を打ってセンターフライ
藤嶋 1-1から3球目を打って左中間へツーベースヒット
北川 0-1から2球目を打ってサードゴロ
1回裏
石野 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
鈴木光 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
矢幡 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
佐藤 初球を打ってキャッチャーファウルフライ
2回表
大槻 1-2から4球目を空振り三振
浦部 1-1から3球目を打ってライトフライ
関本 1-2から4球目を空振り三振
2回裏
河野 1-0から2球目を打ってファーストゴロ
前野 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
長谷川雄 0-2から3球目を打ってサードゴロダブルプレイ
3回表
手銭 1-2から4球目を空振り三振
木南 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
大谷 2-2から5球目を打ってファーストゴロ
ファーストランナー木南はセカンドへ
松本歩 フルカウントから6球目を打ってピッチャーゴロ
3回裏
川邉 2-2から5球目を打ってセカンドライナー
青柳 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット

次打者石野の初球に青柳セカンド盗塁失敗
石野 0-2から3球目を空振り三振
4回表
藤嶋 1-0から2球目を打ってサードライナー
北川 1-2から4球目を空振り三振
大槻 0-1から2球目、背中にデッドボール
次打者浦部の5球目に大槻セカンド盗塁失敗
4回裏
鈴木光 0-1から2球目を打ってキャッチャーゴロ
矢幡 1-1から3球目を打ってショートフライ
佐藤 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
河野 2-2から9球目を打ってサードフライ
5回表
浦部 2-1から4球目を打ってライト前ヒット
関本 初球をピッチャー前送りバント
手銭 フルカウントから9球目を見逃し三振
木南 フルカウントから6球目を空振り三振
5回裏
前野 1-0から2球目を打ってファーストファウルフライ
長谷川雄 1-0から2球目を打ってセンターフライ
川邉 2-2から5球目を見逃し三振
6回表
大谷 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
松本歩 初球を打ってショートゴロ
ファーストランナー大谷はセカンドへ
藤嶋 0-2から3球目を空振り三振
北川 初球を打ってファーストファウルフライ
6回裏
青柳 1-1から3球目を打ってライト前ヒット

石野 1-0から2球目をピッチャー前送りバント
鈴木光 0-1から2球目を打ってショートゴロタイムリーエラー

ヤマハ1-0日本通運
矢幡 1-0から2球目を打ってショートゴロ
ファーストランナー鈴木光はセカンドへ
佐藤 初球デッドボール

河野 0-2から5球目を打って左中間突破2点タイムリーツーベースヒット

ヤマハ3-0日本通運
前野 1-2から4球目を空振り三振
〇一回戦の対東京ガス戦で山岡泰輔投手を、準々決勝の対JR西日本戦で佃勇典投手を、準決勝で大阪ガスの土肥星也投手を粉砕した打線がここで爆発。先頭バッターの出塁もありますが「ここで一発」と言う嗅覚みたいなのが打線に備わっているのかな、とも。ここまで「一局集中打」の試合が続くと、そう見ざるを得ません。強いチームはどこもそうですよねぇ。
7回表
大槻 初球を打ってショートフライ
浦部 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
関本 2-2から7球目を打ってライト前ヒット
手銭 2-2から9球目を空振り三振
木南 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
大谷 2-1から球目を打ってセカンドタイムリー内野安打
ヤマハ3-1日本通運
松本歩 2-2から5球目を打ってサードゴロ
7回裏
長谷川雄 フルカウントから12球目を打ってショートゴロ
川邉 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット

青柳 1-0から2球目をサード前送りバント
石野の代打井上結貴(日南学園高校~ 東北福祉大学) 初球を打ってピッチャーゴロ
8回表
藤嶋 2-2から5球目を空振り三振
北川 初球を打って左中間へヒット
大槻 1-0から2球目を打ってファーストゴロセカンドフォースアウト
浦部 1-1から3球目を打ってライト前ヒット
ヤマハ選手交代


ピッチャー池田駿に代えて九谷青孝(南部高校~東京農業大学)
関本 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
関本の代走に今村恒太(金沢桜丘高校~法政大学)
手銭 2-2から5球目を打ってショートゴロ
8回裏
松本歩 1-2から4球目を打ってサードゴロ
矢幡 2-1から4球目を打って左中間へヒット しかしセカンドタッチアウト
佐藤 2-1から7球目を空振り三振
9回表
木南 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ捕球エラー
大谷 1-2から4球目を打って右中間突破タイムリースリーベースヒット


ヤマハ3-2日本通運
松本歩 0-1から2球目を打ってショートゴロ
藤嶋 1-2から4球目を空振り三振
北川 2-2から5球目を打ってセンターフライ
●何でもない凡ゴロだったショートへの打球。ただ、バウンドが高かった。もう一歩踏み込んでおれば捕れたかなぁと言う当たり。グラブを弾くも記録はエラー。たった一つのエラーで形勢は一気に日本通運に来るかと思われましたが、残念ながらその後が続かなかった。
―――――そして



ヤマハ野球部 創部58年目の選手権初優勝!
〇最後、ノーアウトランナーサードまで詰め寄られたヤマハ・九谷投手。歓喜の輪の中で一人、奥の方で泣き崩れていました。やはり初優勝へ向かっての試合での「クローザー」の役割。相当のプレッシャーの中での9回表だったと思います。本当におめでとうございます。
●そして、日本通運・高山投手。最後まで同点を信じて、ベンチ前でのキャッチボールをやってましたが、試合が決まった瞬間、膝まづいてしまいました。100球を超える熱投、その中での「自責点ゼロ」。胸を張っていいと思います。負けはしましたがナイスピッチングでした!
京セラドーム大阪 第42回社会人野球日本選手権 優勝決定戦
日本通運 000 000 101 2
日本楽器 000 003 00X 3
試合時間:2時間29分

投手成績
日本通運
高山 8 回 31打者 109球 8被安打 1与四死球 4奪三振 3失点 0自責点
ヤマハ
池田峻 7.2回 33打者 128球 8被安打 3与四死球 10奪三振 1失点 1自責点
九谷 1.1回 7打者 33球 1被安打 1与四死球 1奪三振 1失点 0自責点


挨拶の後、再び集まる歓喜の輪。そして始まる関係者の胴上げ。その横で行われる美甘将弘監督、青柳直樹主将、池田駿投手の優勝インタビュー。なぜか美甘監督よりもニッコニコなNHK大阪放送局・小野塚康之アナウンサー(これはわからんでもない)、そして準備される「ダイヤモンド旗」。


インタビュー後に胴上げされる青柳直樹主将。そして最後は美甘監督、かな。

そして、創部60周年だった日本通運野球部。22年ぶりの全国制覇こそなりませんでしたが、日本生命、そしてトヨタ自動車を破って勝ち上がってきたその力は本物だと思います。そしてどのチームもそうだと思いますが、敗戦の悔しさは確実に、2017年への糧になる、はずです。来年も、どこかの球場、またどこかの大会でお目にかかれば、と思っています。ありがとうごxざいました。
でもって、優勝決定戦のあとは・・・・。
閉会式。、もちろんここも生中継されていましたが、せっかくなので最後まで動画撮影。


ダイヤモンド旗授与!また来年も、これを巡る戦いが繰り広げられます。
個人賞。

最高殊勲選手賞 池田駿投手(ヤマハ)

敢闘賞 浦部剛史内野手(日本通運)

首位打者賞 伊礼翼内野手(王子) 14打数8安打 打率0.571

打撃賞 河野拓郎(日本通運)
そして、何よりも嬉しかったのが


特別賞 加賀美希昇投手(JR西日本) 猿渡眞之(大阪ガス)

ともにこの大会で、過去41回の大会で、1度しか達成されていないノーヒットノーランを「2日連続」で成し得ました。思えば10月12日、大阪ガス今津総合グラウンドで行われた、大阪ガス対JR西日本のオープン戦、この2人が先発を努めました。まさかその2人が、日本選手権と言う大舞台で、揃ってノーヒットノーランをするとは思いもよりませんでした。
今後は何かと「ノーヒッター」の肩書きが付いて回る、かと思いますが、それに拘る事なく、更なる精進を続けていただきたいと思います。特に猿渡投手なんか、エース格が2人抜けるチーム事情。そしてそろそろ「もうひとつ上」を狙える年齢。これ以上のチャンスはない、でしょう―――――。

そして今年も無事、11日間の戦いが終わりました。31試合のうち1点差ゲームが12試合と、身の引き締まる思いの試合が多かったように思います。また、閉会式の中の「エライ人」の挨拶にもありましたが、今大会の観客動員は約15万7000人と、過去最高を記録したそうです。

大会前でしたか、京セラドーム大阪の隣にある「イオンモール大阪ドームシティ」で、いくらか買い物をしたら招待券がもらえる、みたいな事をやってました。もちろん、そのチケットで観戦に来られた方もおられるかも知れませんが、そんな事が切っ掛けでもいい。日本選手権に、興味を持ってくれる人が増えたらな、とも思います。企業同士の試合ではありますが、これもまた「野球」ですから。

―――――r来年の秋も、ここで、熱い戦いを。
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これだから野球バカは困るんです。
で、対象大会、また地区予選を勝ち抜いてきた32チーム。都市対抗野球大会は「町の戦い」。日本選手権は「チームの戦い」。どちらが最強を決める戦いか?と問われると、歴史の深い浅いはありますが、個人的には後者。新加入の選手を迎えて約8か月。「今年一番強いチーム」を決する試合です。




JR大正駅から京セラドーム大阪界隈。もう秋も深まりました。


今年はプロ野球でもお世話になりました京セラドーム大阪。11月23日に休暇をもらえたので、もしかしたらオリックスバファローズのファン感謝デーでも見に来ようかな、とは思ってます。


平日雨天にも関わらずヒマジン多数(お前が言うな)。むしろ、この大会期間中は無職になりたひ、と思っている「社会人野球廃人」がこの世の中にどれくらいいらっしゃるのか問い詰めたひ。


結局今大会は一切前売り券を買わず、観戦全試合当日券にしました。微々たる金額ではありますが、社会人野球の下支えになれば。そしてチーム券、また応援グッズも頂きましたが、やはり好きなモノはなるべく近くで観たい。選手の「息づかい」を感じるにはバックネット裏が一番、と考えます。

17:00開場。そして定位置確保。良い席ではありますが、ビデオカメラを操作したりで、落ち着いて観られないのもまた事実。だからと言ってここを譲る気はさらっさらありません(笑)。
そしてこの優勝決定戦で相対するのは
ヤマハ (東海地区第一代表/2大会ぶり23回目出場)
対
日本通運 (JABA北海道大会優勝/9大会連続19回目出場)

元東京ヤクルトスワローズ・佐藤二朗(さとうつぎお)を擁するヤマハ野球部。今大会開幕直前のドラフト会議では、池田駿投手は読売ジャイアンツから4位指名を受けました。また、伊藤直輝選手(背番号19/日本文理高校~東北福祉大学)は、2009年夏の甲子園大会決勝戦で、堂林翔太(中京大学附属中京高校~広島東洋カープ)と投げ合った投手。話題は尽きません。




チームは初めての優勝決定戦進出。1982年の優勝チーム「ヤマハ発動機」は現在、クラブチームとして活動中。現在のヤマハ野球部は「日本楽器硬式野球部(1983年に改称)」と言う名前でした。そして2016年現在、静岡県下で唯一の「企業登録チーム」となっています。

かたや日本通運野球部。松本歩巳内野手(背番号2/千葉経済大学附属高校~早稲田大学)は、横浜DeNAベイスターズ・松本啓二朗の実弟(3歳下)、そして広島東洋カープ・丸佳浩と高校の同級生。ちなみに、関本憲太郎内野手(背番号10/龍谷大学平安高校~立正大学)は、前阪神タイガース・関本賢太郎とは何一つ関係ありません。




優勝した1994年の第21回大会以来の優勝決定戦進出の日本通運野球部。当時の主戦投手は、後に近鉄バファローズに入団する関口伊織。まだその当時は「日通浦和」と言う名前でした。
この試合。NHK-BS1で生中継がありました。試合終了後には、22:00からJスポーツで録画中継ありましたが、やっぱりテレビ中継と現地観戦は全くのベツモノ。やはり臨場感も違います。ベンチから飛んでくる選手の声、応援団、全てがダイレクトに伝わってくる。苦手な方もおられるかも知れませんが、それら全てを含めて社会人野球、と考えてます。
けど、個人的にはスティックバルーンは未だに苦手です(笑)。




試合開始前の両チーム応援団のエール交換。送る日本通運、受けるヤマハ、そして、送るヤマハに受ける日本通運。これがないと試合は始まりません。重要な「儀式」。
スターティングオーダー
先攻:日本通運
1(三)大谷昇吾 (樟南高校~上武大学)
2(遊)松本歩己 (千葉経済大学附属高校~早稲田大学)
3(左)藤嶋宏俊 (神港学園神港高校~関西大学)
4(右)北川利生 (大阪桐蔭高校~創価大学)
5(一)大槻悦史 (徳島商業高校~東洋大学)
6(二)浦部剛史 (広陵高校~神奈川大学)
7(指)関本憲太郎(平安高校~立正大学)
8(中)手銭竜汰 (秀岳館高校~九州共立大学)
9(捕)木南 了 (千葉経済大学付属高校~ 帝京大学)




投:高山亮太 (東海大学附属相模高校~東海大学~鷺宮製作所)
後攻:ヤマハ
1(指)石野雅之 (横浜隼人高 - 国士舘大学)
2(左)鈴木 光 (会津高校~東北福祉大学)
3(中)矢幡勇人 (相洋高校~専修大学)
4(一)佐藤二朗 (ワシントンルイス高校~東京ヤクルトスワローズ~シダックス)
5(二)河野拓郎 (北九州市立高校~九州国際大学)
6(三)前野幹博 (PL学園高校)
7(右)鈴木博志 (磐田東高校)
8(捕)川邊健司 (日本大学藤沢高 - 明治大)
9(遊)青柳直樹 (日本航空高 - 専修大)




投:池田 駿 (新潟明訓高校~専修大学/読売ジャイアンツ4位指名)
審判員




球審:堅田外司昭 一塁:南谷宏治 二塁:清水雅彦 三塁:浜田敏秀
いざ頂上決戦!
打撃成績
1回表
ヤマハ選手交代
ライト鈴木博に代えてセンター長谷川雄一(済美高校~近畿大学)
センター矢幡がライトへ
大谷 フルカウントから6球目を見逃し三振
松本歩 1-0から2球目を打ってセンターフライ
藤嶋 1-1から3球目を打って左中間へツーベースヒット
北川 0-1から2球目を打ってサードゴロ
1回裏
石野 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
鈴木光 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
矢幡 0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
佐藤 初球を打ってキャッチャーファウルフライ
2回表
大槻 1-2から4球目を空振り三振
浦部 1-1から3球目を打ってライトフライ
関本 1-2から4球目を空振り三振
2回裏
河野 1-0から2球目を打ってファーストゴロ
前野 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
長谷川雄 0-2から3球目を打ってサードゴロダブルプレイ
3回表
手銭 1-2から4球目を空振り三振
木南 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
大谷 2-2から5球目を打ってファーストゴロ
ファーストランナー木南はセカンドへ
松本歩 フルカウントから6球目を打ってピッチャーゴロ
3回裏
川邉 2-2から5球目を打ってセカンドライナー
青柳 2-1から4球目を打ってレフト前ヒット


次打者石野の初球に青柳セカンド盗塁失敗
石野 0-2から3球目を空振り三振
4回表
藤嶋 1-0から2球目を打ってサードライナー
北川 1-2から4球目を空振り三振
大槻 0-1から2球目、背中にデッドボール
次打者浦部の5球目に大槻セカンド盗塁失敗
4回裏
鈴木光 0-1から2球目を打ってキャッチャーゴロ
矢幡 1-1から3球目を打ってショートフライ
佐藤 1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
河野 2-2から9球目を打ってサードフライ
5回表
浦部 2-1から4球目を打ってライト前ヒット
関本 初球をピッチャー前送りバント
手銭 フルカウントから9球目を見逃し三振
木南 フルカウントから6球目を空振り三振
5回裏
前野 1-0から2球目を打ってファーストファウルフライ
長谷川雄 1-0から2球目を打ってセンターフライ
川邉 2-2から5球目を見逃し三振
6回表
大谷 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
松本歩 初球を打ってショートゴロ
ファーストランナー大谷はセカンドへ
藤嶋 0-2から3球目を空振り三振
北川 初球を打ってファーストファウルフライ
6回裏
青柳 1-1から3球目を打ってライト前ヒット


石野 1-0から2球目をピッチャー前送りバント
鈴木光 0-1から2球目を打ってショートゴロタイムリーエラー


ヤマハ1-0日本通運
矢幡 1-0から2球目を打ってショートゴロ
ファーストランナー鈴木光はセカンドへ
佐藤 初球デッドボール


河野 0-2から5球目を打って左中間突破2点タイムリーツーベースヒット


ヤマハ3-0日本通運
前野 1-2から4球目を空振り三振
〇一回戦の対東京ガス戦で山岡泰輔投手を、準々決勝の対JR西日本戦で佃勇典投手を、準決勝で大阪ガスの土肥星也投手を粉砕した打線がここで爆発。先頭バッターの出塁もありますが「ここで一発」と言う嗅覚みたいなのが打線に備わっているのかな、とも。ここまで「一局集中打」の試合が続くと、そう見ざるを得ません。強いチームはどこもそうですよねぇ。
7回表
大槻 初球を打ってショートフライ
浦部 1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
関本 2-2から7球目を打ってライト前ヒット
手銭 2-2から9球目を空振り三振
木南 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
大谷 2-1から球目を打ってセカンドタイムリー内野安打
ヤマハ3-1日本通運
松本歩 2-2から5球目を打ってサードゴロ
7回裏
長谷川雄 フルカウントから12球目を打ってショートゴロ
川邉 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット


青柳 1-0から2球目をサード前送りバント
石野の代打井上結貴(日南学園高校~ 東北福祉大学) 初球を打ってピッチャーゴロ
8回表
藤嶋 2-2から5球目を空振り三振
北川 初球を打って左中間へヒット
大槻 1-0から2球目を打ってファーストゴロセカンドフォースアウト
浦部 1-1から3球目を打ってライト前ヒット
ヤマハ選手交代




ピッチャー池田駿に代えて九谷青孝(南部高校~東京農業大学)
関本 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
関本の代走に今村恒太(金沢桜丘高校~法政大学)
手銭 2-2から5球目を打ってショートゴロ
8回裏
松本歩 1-2から4球目を打ってサードゴロ
矢幡 2-1から4球目を打って左中間へヒット しかしセカンドタッチアウト
佐藤 2-1から7球目を空振り三振
9回表
木南 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ捕球エラー
大谷 1-2から4球目を打って右中間突破タイムリースリーベースヒット




ヤマハ3-2日本通運
松本歩 0-1から2球目を打ってショートゴロ
藤嶋 1-2から4球目を空振り三振
北川 2-2から5球目を打ってセンターフライ
●何でもない凡ゴロだったショートへの打球。ただ、バウンドが高かった。もう一歩踏み込んでおれば捕れたかなぁと言う当たり。グラブを弾くも記録はエラー。たった一つのエラーで形勢は一気に日本通運に来るかと思われましたが、残念ながらその後が続かなかった。
―――――そして







ヤマハ野球部 創部58年目の選手権初優勝!
〇最後、ノーアウトランナーサードまで詰め寄られたヤマハ・九谷投手。歓喜の輪の中で一人、奥の方で泣き崩れていました。やはり初優勝へ向かっての試合での「クローザー」の役割。相当のプレッシャーの中での9回表だったと思います。本当におめでとうございます。
●そして、日本通運・高山投手。最後まで同点を信じて、ベンチ前でのキャッチボールをやってましたが、試合が決まった瞬間、膝まづいてしまいました。100球を超える熱投、その中での「自責点ゼロ」。胸を張っていいと思います。負けはしましたがナイスピッチングでした!
京セラドーム大阪 第42回社会人野球日本選手権 優勝決定戦
日本通運 000 000 101 2
日本楽器 000 003 00X 3
試合時間:2時間29分


投手成績
日本通運
高山 8 回 31打者 109球 8被安打 1与四死球 4奪三振 3失点 0自責点
ヤマハ
池田峻 7.2回 33打者 128球 8被安打 3与四死球 10奪三振 1失点 1自責点
九谷 1.1回 7打者 33球 1被安打 1与四死球 1奪三振 1失点 0自責点




挨拶の後、再び集まる歓喜の輪。そして始まる関係者の胴上げ。その横で行われる美甘将弘監督、青柳直樹主将、池田駿投手の優勝インタビュー。なぜか美甘監督よりもニッコニコなNHK大阪放送局・小野塚康之アナウンサー(これはわからんでもない)、そして準備される「ダイヤモンド旗」。




インタビュー後に胴上げされる青柳直樹主将。そして最後は美甘監督、かな。

そして、創部60周年だった日本通運野球部。22年ぶりの全国制覇こそなりませんでしたが、日本生命、そしてトヨタ自動車を破って勝ち上がってきたその力は本物だと思います。そしてどのチームもそうだと思いますが、敗戦の悔しさは確実に、2017年への糧になる、はずです。来年も、どこかの球場、またどこかの大会でお目にかかれば、と思っています。ありがとうごxざいました。
でもって、優勝決定戦のあとは・・・・。






ダイヤモンド旗授与!また来年も、これを巡る戦いが繰り広げられます。
個人賞。


最高殊勲選手賞 池田駿投手(ヤマハ)


敢闘賞 浦部剛史内野手(日本通運)


首位打者賞 伊礼翼内野手(王子) 14打数8安打 打率0.571


打撃賞 河野拓郎(日本通運)
そして、何よりも嬉しかったのが




特別賞 加賀美希昇投手(JR西日本) 猿渡眞之(大阪ガス)

ともにこの大会で、過去41回の大会で、1度しか達成されていないノーヒットノーランを「2日連続」で成し得ました。思えば10月12日、大阪ガス今津総合グラウンドで行われた、大阪ガス対JR西日本のオープン戦、この2人が先発を努めました。まさかその2人が、日本選手権と言う大舞台で、揃ってノーヒットノーランをするとは思いもよりませんでした。
今後は何かと「ノーヒッター」の肩書きが付いて回る、かと思いますが、それに拘る事なく、更なる精進を続けていただきたいと思います。特に猿渡投手なんか、エース格が2人抜けるチーム事情。そしてそろそろ「もうひとつ上」を狙える年齢。これ以上のチャンスはない、でしょう―――――。

そして今年も無事、11日間の戦いが終わりました。31試合のうち1点差ゲームが12試合と、身の引き締まる思いの試合が多かったように思います。また、閉会式の中の「エライ人」の挨拶にもありましたが、今大会の観客動員は約15万7000人と、過去最高を記録したそうです。


大会前でしたか、京セラドーム大阪の隣にある「イオンモール大阪ドームシティ」で、いくらか買い物をしたら招待券がもらえる、みたいな事をやってました。もちろん、そのチケットで観戦に来られた方もおられるかも知れませんが、そんな事が切っ掛けでもいい。日本選手権に、興味を持ってくれる人が増えたらな、とも思います。企業同士の試合ではありますが、これもまた「野球」ですから。


―――――r来年の秋も、ここで、熱い戦いを。
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2016.11.10 / Top↑
さてこの日の第3試合、です。
パナソニック (22大会連続37回目/近畿地区第一代表)
対
JFE西日本 (8大会連続11回目/中国地区第一代表)

半ば無理やりっぽいですが、中国地区からの代表3チーム目の観戦、と言うよりも応援。もちろん何処が出てきても応援するつもりではいましたが、3チームとも広島県下から、と言うのは、やはり中国地区でもチームの多さ、またそのチーム同士の切磋琢磨の結果ではないでしょうか。




今年に入って6試合目の観戦。遠征最後の対大阪ガス戦は、これまで見たことのないようなオーダーでしたが、相手が相手なだけに、手の内を徹底的に隠した結果だったのか、それとも普段あまり試合に出ない選手の調整の場に充てたのか。そして、その真価が問われる1回戦。重要です。
今年に入って4試合目観戦のパナソニック。オリックスバファローズを倒しての「大阪プロアマ交流戦」優勝が記憶に新しいところです。阪神タイガースからドラフト指名された藤谷投手が見もの。もしかしたら温存して、藤井聖太投手で来るか。いずれにしろ強豪であることに変わりはありません。
試合開始前、JFE西日本・陶山大介投手の「10回出場表彰」がありました。
スターティングオーダー
先攻:JFE西日本
1(一)橋本拓也 (岡山理大附高校~関西大学)
2(右)本郷貴彦 (広陵高校~近畿大学工学部)
3(中)友滝健弘 (盈進高校~駒澤大学)
4(左)松浦大則 (金光学園高~関西学院大)
5(三)三木大知 (倉敷工業高校~岡山商科大学)
6(指)高岡一郎 (近畿大学付属高校~近畿大学)
7(遊)岡 将吾 (西日本短期大学附属高校~駒澤大学)
8(捕)浦翔太郎 (明徳義塾高校~拓殖大学))
9(二)宮本夏輝 (広陵高校~MSH医療専門学校)
投:藤井主文 (PL学園高校~東京農業大学)
後攻:パナソニック
1(指)深瀬愛斗 (武相高校~東京農業大学北海道オホーツク)
2(遊)横田拓也 (沖学園高校~福岡大学)
3(二)泉 裕斗 (宇治山田商業高校~東北福祉大学)
4(一)柳田一喜 (神港学園高校~立命館大学)
5(中)田中宗一郎(佐賀西高校~立教大学)
6(左)福原健太 (北谷高校~東濃大オホーツク)
7(捕)三上恭平 (桐生第一高校~上武大学)
6(右)井上貴晴 (報徳学園高校~青山学院大学)
9(三)阪口哲也 (市立和歌山高校~阪神タイガース)
投:藤谷洸介 (周防大島高校)
審判員
球審:宅間寛 一塁:飯田昌幸 二塁:大滝達也 三塁:西貝雅裕
さぁ、試合開始です。
打撃成績
1回表
橋本拓 フルカウントから7球目を打ってライトフライ
本郷 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
次打者友滝の初球前のボークでファーストランナー本郷はセカンドへ
友滝 1-1から3球目を打ってファーストファウルフライ
松浦 1-2から4球目を打ってサードゴロ
1回裏
深瀬 1-2から4球目を打ってセカンドフライ
横田 0-1から2球目を打ってサードゴロ
泉 2-1から4球目を打ってライトフライ
2回表
三木 2-2から7球目を空振り三振
高岡 1-1から3球目を打ってセカンドフライ
岡 フルカウントから7球目を打ってサードライナー
2回裏
柳田 0-1から2球目を打ってレフトへツーベースヒット
田中 1-2から4球目を打ってライト前ヒット
福原 1-1から3球目を打ってサードファウルフライ
次打者三上の4球目にワイルドピッチでファーストランナー田中はセカンドへ
三上 3-1から5球目を選んでフォアボール
井上貴 フルカウントから7球目を空振り三振
阪口 2-2から6球目を見逃し三振
3回表
浦 2-2から9球目を打ってセカンドゴロ
宮本 初球を打ってレフトライナー
橋本拓 2-1から4球目を打って右中間へツーベースヒット
本郷 2-2から5球目がデッドボール
友滝 3-1から5球目を打ってサードライナー
3回裏
深瀬 初球を打ってセカンドフライ
横田 0-2から3球目を空振り三振
泉 0-2から3球目を打ってファーストフライ
4回表
松浦 1-2から4球目を打ってレフトフライ
三木 2-2から9球目を打ってレフト線ツーベースヒット
高岡 フルカウントから7球目を見逃し三振
岡 2-2から6球目を打ってセカンドゴロ
4回裏
柳田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
田中 0-1から2球目をピッチャー前送りバント
福原 初球を打ってライト前ヒット
JFE西日本選手交代
ピッチャー藤井に代えて陶山大介(倉敷工業高校)
次打者三上の2球目に福原セカンド盗塁成功
三上 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
井上貴 1-2から6球目を打ってライト前2点タイムリーヒット
パナソニック2-0JFE西日本
阪口 初球を打ってファーストゴロセカンドフォースアウト
深瀬 2-0から3球目を打ってサード強襲タイムリー内野安打
パナソニック3-0JFE西日本
次打者横田の4球目にワイルドピッチ
横田 2-2から5球目を打ってショートフライ
5回表
浦 1-2から5球目を空振り三振
宮本 1-1から3球目を打ってライトオーバースリーベースヒット
橋本拓 フルカウントから9球目を空振り三振
本郷 1-2から4球目を打ってファーストゴロ
5回裏
泉 1-2から4球目を空振り三振
柳田 初球を打ってライト前ヒット
田中 2-1から5球目を打ってライトフライ
福原 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
三上 初球を打ってセンター前タイムリーヒット
パナソニック4-0JFE西日本
井上貴 2-2から5球目を打ってファーストゴロ
6回表
友滝 1-1から3球目を打ってライトフライ
松浦 0-1から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ
三木 初球デッドボール
高岡 2-0から3球目を打ってサードゴロ
6回裏
阪口 初球を打ってサードゴロ
深瀬 3-1から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ
横田 1-0から2球目を打ってサードゴロ
7回表
岡 初球を打ってセカンドフライ
浦 0-1から2球目を見逃し三振
宮本 1-2から5球目を打ってライトフライ
6回裏から7回表にかけては、意図せず「ノンストップ」になってしまいました。
7回裏
泉 1-0から2球目を打ってショート内野安打
柳田 3-1から5球目を打ってライトフライ
JFE西日本選手交代
ピッチャー陶山に代えて三好大倫(香川県立三本松高校)
田中 初球を打ってピッチャーゴロ
福原 1-0から2球目を打ってショートゴロ
8回表
橋本拓 初球を打ってセンター前ヒット
本郷 2-2から6球目を空振り三振
友滝 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
松浦 2-2から5球目を空振り三振
8回裏
三上 ストレートのフォアボール
井上貴 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット バッターランナーは送球間に二塁へ
さらにサードへの送球がベンチに入りファーストランナーが生還
パナソニック5-0JFE西日本
阪口の代打藤井健(智辯和歌山高校~奈良学園大学) フルカウントから6球目を選んでフォアボール
JFE西日本選手交代
ピッチャー三好に代えて藤谷修平(玉野光南高校~天理大学)
深瀬の代打岩本大祐(智辯学園高校~東北福祉大学) 初球を打ってライト前タイムリーヒット
パナソニック6-0JFE西日本
横田 初球をキャッチャー前送りバント失敗ダブルプレイ
泉 フルカウントから6球目を打ってショートフライ
9回表
三木 1-1から3球目を打ってショートゴロ
高岡の代打有村 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
岡 フルカウントから6球目を打って左中間へツーベースヒット
浦の代打法本 フルカウントから6球目を打ってショートフライ
京セラドーム大阪 第42回社会人野球日本選手権1回戦
鋼管福山 000 000 000 0
松下電器 000 310 02X 6
試合時間:2時間49分
投手成績
JFE西日本
藤井 3.1回 15打者 53球 3被安打 2与四死球 3奪三振 2失点 2自責点
陶山 3 回 16打者 60球 6被安打 1与四死球 1奪三振 2失点 2自責点
三好 0.2回 5打者 16球 1被安打 2与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
藤谷 1 回 3打者 8球 1被安打 0与四死球 0奪三振 2失点 0自責点
パナソニック>
藤谷 9 回 35打者 152球 6被安打 2与四死球 7奪三振 0失点 0自責点

じわりじわりと突き放しにかかるパナソニック打線に、強さと底力を感じました。大会前最後のオープン戦、対三菱重工長崎戦では一発攻勢でしたが、本来の力ってのはこれなのかなぁ、とも。

9イニング152球(手許集計です。アテになりませんが)の完封勝利の藤谷投手。人伝に聞きましたが、若干メンタル面に引っ掛かりがあるとか。実際立ち上がりから5回あたりまではとにかく不安定だったものの、徐々に立て直せたのか、中盤以降は「らしい」ピッチング。やはり194cmの長身から投げ下ろすボールは威力あり。タイガースさん、慌てず騒がず育ててやってくださいな。

かたやJFE西日本。藤谷投手の身長に翻弄されたか、いまいちタイミングが撮りづらかったか、決定打が出なかった。橋本拓選手や浦選手ファウルで粘っては見たものの、さすがに崩れなかった。
個人的に痛かったなぁ、と思うのは3回表の攻撃。ツーアウトながらランナー1・2塁で、友滝選手の放った打球は、サード阪口哲也選手のグラブにダイレクトに(動画では全く追えていません)。これが抜けておればもしかしたら2点先制。主導権は握れたかも知れないなぁ。5回まで103球を費やしていたパナソニック・藤谷投手。一発勝負のトーナメントゆえ、序盤で崩せなかったのが残念・・・・。
広島県勢3チーム揃っての一回戦突破はなりませんでしたが、この大会はこれで終わり、ではありません。また来年もあります。もちろん来年は「新入社員」の方も入って来られます。もうそろそろ「内定者」の名前も聞こえてきそうな季節にもなりましたが、来年はまた新しい「JFE西日本野球部」を見せてくれるものと思います。来年もまた、。事あるごとに観に行こうと思っています。
―――――ありがとうございました!
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パナソニック (22大会連続37回目/近畿地区第一代表)
対
JFE西日本 (8大会連続11回目/中国地区第一代表)

半ば無理やりっぽいですが、中国地区からの代表3チーム目の観戦、と言うよりも応援。もちろん何処が出てきても応援するつもりではいましたが、3チームとも広島県下から、と言うのは、やはり中国地区でもチームの多さ、またそのチーム同士の切磋琢磨の結果ではないでしょうか。








今年に入って6試合目の観戦。遠征最後の対大阪ガス戦は、これまで見たことのないようなオーダーでしたが、相手が相手なだけに、手の内を徹底的に隠した結果だったのか、それとも普段あまり試合に出ない選手の調整の場に充てたのか。そして、その真価が問われる1回戦。重要です。

今年に入って4試合目観戦のパナソニック。オリックスバファローズを倒しての「大阪プロアマ交流戦」優勝が記憶に新しいところです。阪神タイガースからドラフト指名された藤谷投手が見もの。もしかしたら温存して、藤井聖太投手で来るか。いずれにしろ強豪であることに変わりはありません。
試合開始前、JFE西日本・陶山大介投手の「10回出場表彰」がありました。
スターティングオーダー
先攻:JFE西日本
1(一)橋本拓也 (岡山理大附高校~関西大学)
2(右)本郷貴彦 (広陵高校~近畿大学工学部)
3(中)友滝健弘 (盈進高校~駒澤大学)
4(左)松浦大則 (金光学園高~関西学院大)
5(三)三木大知 (倉敷工業高校~岡山商科大学)
6(指)高岡一郎 (近畿大学付属高校~近畿大学)
7(遊)岡 将吾 (西日本短期大学附属高校~駒澤大学)
8(捕)浦翔太郎 (明徳義塾高校~拓殖大学))
9(二)宮本夏輝 (広陵高校~MSH医療専門学校)
投:藤井主文 (PL学園高校~東京農業大学)
後攻:パナソニック
1(指)深瀬愛斗 (武相高校~東京農業大学北海道オホーツク)
2(遊)横田拓也 (沖学園高校~福岡大学)
3(二)泉 裕斗 (宇治山田商業高校~東北福祉大学)
4(一)柳田一喜 (神港学園高校~立命館大学)
5(中)田中宗一郎(佐賀西高校~立教大学)
6(左)福原健太 (北谷高校~東濃大オホーツク)
7(捕)三上恭平 (桐生第一高校~上武大学)
6(右)井上貴晴 (報徳学園高校~青山学院大学)
9(三)阪口哲也 (市立和歌山高校~阪神タイガース)
投:藤谷洸介 (周防大島高校)
審判員
球審:宅間寛 一塁:飯田昌幸 二塁:大滝達也 三塁:西貝雅裕
さぁ、試合開始です。
打撃成績
1回表
橋本拓 フルカウントから7球目を打ってライトフライ
本郷 0-1から2球目を打ってセンター前ヒット
次打者友滝の初球前のボークでファーストランナー本郷はセカンドへ
友滝 1-1から3球目を打ってファーストファウルフライ
松浦 1-2から4球目を打ってサードゴロ
1回裏
深瀬 1-2から4球目を打ってセカンドフライ
横田 0-1から2球目を打ってサードゴロ
泉 2-1から4球目を打ってライトフライ
2回表
三木 2-2から7球目を空振り三振
高岡 1-1から3球目を打ってセカンドフライ
岡 フルカウントから7球目を打ってサードライナー
2回裏
柳田 0-1から2球目を打ってレフトへツーベースヒット
田中 1-2から4球目を打ってライト前ヒット
福原 1-1から3球目を打ってサードファウルフライ
次打者三上の4球目にワイルドピッチでファーストランナー田中はセカンドへ
三上 3-1から5球目を選んでフォアボール
井上貴 フルカウントから7球目を空振り三振
阪口 2-2から6球目を見逃し三振
3回表
浦 2-2から9球目を打ってセカンドゴロ
宮本 初球を打ってレフトライナー
橋本拓 2-1から4球目を打って右中間へツーベースヒット
本郷 2-2から5球目がデッドボール
友滝 3-1から5球目を打ってサードライナー
3回裏
深瀬 初球を打ってセカンドフライ
横田 0-2から3球目を空振り三振
泉 0-2から3球目を打ってファーストフライ
4回表
松浦 1-2から4球目を打ってレフトフライ
三木 2-2から9球目を打ってレフト線ツーベースヒット
高岡 フルカウントから7球目を見逃し三振
岡 2-2から6球目を打ってセカンドゴロ
4回裏
柳田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
田中 0-1から2球目をピッチャー前送りバント
福原 初球を打ってライト前ヒット
JFE西日本選手交代
ピッチャー藤井に代えて陶山大介(倉敷工業高校)
次打者三上の2球目に福原セカンド盗塁成功
三上 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
井上貴 1-2から6球目を打ってライト前2点タイムリーヒット
パナソニック2-0JFE西日本
阪口 初球を打ってファーストゴロセカンドフォースアウト
深瀬 2-0から3球目を打ってサード強襲タイムリー内野安打
パナソニック3-0JFE西日本
次打者横田の4球目にワイルドピッチ
横田 2-2から5球目を打ってショートフライ
5回表
浦 1-2から5球目を空振り三振
宮本 1-1から3球目を打ってライトオーバースリーベースヒット
橋本拓 フルカウントから9球目を空振り三振
本郷 1-2から4球目を打ってファーストゴロ
5回裏
泉 1-2から4球目を空振り三振
柳田 初球を打ってライト前ヒット
田中 2-1から5球目を打ってライトフライ
福原 1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
三上 初球を打ってセンター前タイムリーヒット
パナソニック4-0JFE西日本
井上貴 2-2から5球目を打ってファーストゴロ
6回表
友滝 1-1から3球目を打ってライトフライ
松浦 0-1から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ
三木 初球デッドボール
高岡 2-0から3球目を打ってサードゴロ
6回裏
阪口 初球を打ってサードゴロ
深瀬 3-1から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ
横田 1-0から2球目を打ってサードゴロ
7回表
岡 初球を打ってセカンドフライ
浦 0-1から2球目を見逃し三振
宮本 1-2から5球目を打ってライトフライ
6回裏から7回表にかけては、意図せず「ノンストップ」になってしまいました。
7回裏
泉 1-0から2球目を打ってショート内野安打
柳田 3-1から5球目を打ってライトフライ
JFE西日本選手交代
ピッチャー陶山に代えて三好大倫(香川県立三本松高校)
田中 初球を打ってピッチャーゴロ
福原 1-0から2球目を打ってショートゴロ
8回表
橋本拓 初球を打ってセンター前ヒット
本郷 2-2から6球目を空振り三振
友滝 1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
松浦 2-2から5球目を空振り三振
8回裏
三上 ストレートのフォアボール
井上貴 1-1から3球目を打ってセンター前ヒット バッターランナーは送球間に二塁へ
さらにサードへの送球がベンチに入りファーストランナーが生還
パナソニック5-0JFE西日本
阪口の代打藤井健(智辯和歌山高校~奈良学園大学) フルカウントから6球目を選んでフォアボール
JFE西日本選手交代
ピッチャー三好に代えて藤谷修平(玉野光南高校~天理大学)
深瀬の代打岩本大祐(智辯学園高校~東北福祉大学) 初球を打ってライト前タイムリーヒット
パナソニック6-0JFE西日本
横田 初球をキャッチャー前送りバント失敗ダブルプレイ
泉 フルカウントから6球目を打ってショートフライ
9回表
三木 1-1から3球目を打ってショートゴロ
高岡の代打有村 0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
岡 フルカウントから6球目を打って左中間へツーベースヒット
浦の代打法本 フルカウントから6球目を打ってショートフライ
京セラドーム大阪 第42回社会人野球日本選手権1回戦
鋼管福山 000 000 000 0
松下電器 000 310 02X 6
試合時間:2時間49分
投手成績
JFE西日本
藤井 3.1回 15打者 53球 3被安打 2与四死球 3奪三振 2失点 2自責点
陶山 3 回 16打者 60球 6被安打 1与四死球 1奪三振 2失点 2自責点
三好 0.2回 5打者 16球 1被安打 2与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
藤谷 1 回 3打者 8球 1被安打 0与四死球 0奪三振 2失点 0自責点
パナソニック>
藤谷 9 回 35打者 152球 6被安打 2与四死球 7奪三振 0失点 0自責点

じわりじわりと突き放しにかかるパナソニック打線に、強さと底力を感じました。大会前最後のオープン戦、対三菱重工長崎戦では一発攻勢でしたが、本来の力ってのはこれなのかなぁ、とも。

9イニング152球(手許集計です。アテになりませんが)の完封勝利の藤谷投手。人伝に聞きましたが、若干メンタル面に引っ掛かりがあるとか。実際立ち上がりから5回あたりまではとにかく不安定だったものの、徐々に立て直せたのか、中盤以降は「らしい」ピッチング。やはり194cmの長身から投げ下ろすボールは威力あり。タイガースさん、慌てず騒がず育ててやってくださいな。

かたやJFE西日本。藤谷投手の身長に翻弄されたか、いまいちタイミングが撮りづらかったか、決定打が出なかった。橋本拓選手や浦選手ファウルで粘っては見たものの、さすがに崩れなかった。
個人的に痛かったなぁ、と思うのは3回表の攻撃。ツーアウトながらランナー1・2塁で、友滝選手の放った打球は、サード阪口哲也選手のグラブにダイレクトに(動画では全く追えていません)。これが抜けておればもしかしたら2点先制。主導権は握れたかも知れないなぁ。5回まで103球を費やしていたパナソニック・藤谷投手。一発勝負のトーナメントゆえ、序盤で崩せなかったのが残念・・・・。
広島県勢3チーム揃っての一回戦突破はなりませんでしたが、この大会はこれで終わり、ではありません。また来年もあります。もちろん来年は「新入社員」の方も入って来られます。もうそろそろ「内定者」の名前も聞こえてきそうな季節にもなりましたが、来年はまた新しい「JFE西日本野球部」を見せてくれるものと思います。来年もまた、。事あるごとに観に行こうと思っています。
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