第67回JABA京都大会、優勝決定戦はついに「三菱事業所対抗野球大会」になりました。

とは言うものの、JABA京都大会だけではなく、随所でその力を見せている両チーム。日本選手権にも幾度となく出場しています。好ゲームが期待されました。

ちなみに両チームとも、この試合に勝つとJABA京都大会は初優勝、そして重工広島は5大会連続16回目の日本選手権出場が決定、重工神戸・高砂は4大会連続22回目の出場が決定します。

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準決勝第二試合終了から20分。あらためてバッターボックスならびにダートサークルが書かれました。静かに決勝戦開始の時間を待ちます。

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試合開始予定時刻までの間、重工広島ナインはクラブハウスに下がって休息。國本選手ほかごく一部の選手が体慣らしに出てきた程度。さすがに「ダブルヘッダー」はスタミナ勝負。

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神戸・高砂ナインも、外野でのキャッチボールの他は、ベンチ前での守備練習のみ。

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試合開始前のスタンドへの挨拶終了。



スターティングオーダー
先攻:三菱重工神戸・高砂
1(三)渡邉祥平 (作陽高校~専修大学)
2(中)根来祥汰 (滝川第二高校)
3(左)黒川栄次 (広島広陵高校~関西学院大学)
4(二)津野祐貴 (東福岡高校~日本体育大学)
5(右)那賀裕司 (大阪桐蔭高校~立教大学)
6(一)福田和弘 (明徳義塾高~道都大)
7(指)松原鴻介 (大阪桐蔭高~関西学院大)
8(捕)渡  将太 (福岡第一高校~亜細亜大学)
9(遊)宮崎雅史 (柳川高校~城西大学)
P:中山勇也 (八戸工業大学第一高校)

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●神戸・高砂先発の中山投手。

後攻:三菱重工広島
1(左)市原一樹 (松商学園高校~専修大学)
2(遊)田中友博 (享栄高校~愛知学院大学)
3(指)実政太一 (如水館高校)
4(右)井口晴樹 (四日市工高校~愛知工業大学)
5(二)松永弘樹 (広陵高校~早稲田大学)
6(捕)國本剛志 (近大福山高校~近畿大学)
7(一)渕上大地 (球磨工業高~日本福祉大)
8(中)青木拓己 (関大北陽高~関西大)
9(三)田ノ窪泰基(市立呉高~近畿大工学部)
P:大下佑馬 (崇徳高~亜細亜大)

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〇重工広島先発の大下投手。

審判員
球審:堀口、一塁:宅間、二塁:左海、三塁:飯田



打撃成績
1回表
渡邉     1-1から3球目を打ってライトフライ
根来     初球を打ってショートゴロ
黒川     3-1から5球目を打ってショートゴロ

1回裏
市原     1-1から3球目を打って左中間突破ツーベースヒット
田中     初球をピッチャー前送りバント
実政     0-2から3球目を打ってサードゴロ 市原ホームタッチアウト
井口     2-2から6球目を打ってライト前ヒット
松永     3-1から5球目を選んでフォアボール
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國本     初球を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット
三菱重工広島2-0三菱重工神戸高砂
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しかしファーストランナー井口、サードオーバーランタッチアウト

2回表
津野     1-1から3球目を打ってレフトフライ
那賀     初球を打ってレフトフライ
福田     2-2から8球目を空振り三振

2回裏
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渕上     初球を打ってレフト前ヒット
青木     1-0から2球目がデッドボール
田ノ窪    2-1から4球目をピッチャー前送りバント

神戸・高砂選手交代
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DSC_7864.jpg DSC_7866_20160504055940dae.jpg
ピッチャー中山に代えて尾松義生(明徳義塾高~拓殖大)

市原     2-0から3球目を打ってセカンドゴロ
田中     1-0から2球目がデッドボール
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DSC_7902.jpg DSC_7903_2016050406201429e.jpg
実政     0-2から3球目を打ってショートライナー

3回表
松原     1-1から3球目を打ってセンターフライ
渡      ストレートのフォアボール
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宮崎     1-0から2球目を打ってライト前ヒット
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渡邉     1-1から3球目を打ってライト前ヒット
根来     0-1から2球目を打ってセカンドゴロホームフォースアウト
黒川     初球を打ってサードゴロタイムリーエラー
三菱重工広島2-2三菱重工神戸高砂
津野     1-1から3球目を打ってセンターフライ

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〇3回表終了後、タイムリーエラーをやらかしてしまった田ノ窪内野手の肩を抱いて円陣の中心に立つ田中友博主将。

3回裏
実政     ストレートのフォアボール
井口     フルカウントから6球目を打って右中間ヒット
ファーストランナー実政はサードへ
國本     1-2から5球目を打ってサードゴロセカンドフォースアウト
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渕上     初球を打ってレフトへ犠牲フライ
三菱重工広島3-2三菱重工神戸高砂
青木     初球を打ってサードゴロ

4回表
那賀     2-2から6球目を空振り三振
福田     1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
松原     2-1から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ

4回裏
田ノ窪    0-2から3球目を打ってレフト前ヒット
市原     初球を打ってセカンドゴロダブルプレイ
田中     1-2から4球目を打ってライト前ヒット
実政     1-1から3球目を打ってファーストファウルフライ

5回表
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DSC_8133_20160504060936de9.jpg DSC_8134_201605040609350b4.jpg
渡      フルカウントから7球目を打ってショートゴロ
宮崎     初球を打ってライトフライ
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渡邉     3-1から5球目を打ってレフトオーバースリーベースヒット
根来     2-2から5球目を打ってセカンドゴロ

5回裏
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DSC_8183_20160504062328283.jpg DSC_8184.jpg
井口     0-2から4球目を打ってピッチャーゴロ
松永     フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット
次打者國本の2球目に松永牽制タッチアウト
國本     1-1から3球目を打ってセンター前ヒット
渕上     初球を打ってピッチャーゴロ

6回表
黒川     初球を打ってレフトフライ
津野     1-2から4球目を空振り三振
那賀     3-1から5球目を打ってショートゴロ送球エラー
福田     2-2から5球目を打ってライト前ヒット ファーストランナー那賀はサードへ
松原     2-1から4球目を打ってライトオーバータイムリースリーベースヒット
三菱重工広島2-4三菱重工神戸高砂
渡      1-1から3球目を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット
三菱重工広島2-5三菱重工神戸高砂

広島選手交代
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ピッチャー大下に代えて野上祐司 (藤蔭高校~コンピュータ教育学院)

宮崎     1-1から3球目を打ってサードゴロ

6回裏
神戸・高砂選手交代

ピッチャー尾松に代えて山田和也(長野県諏訪清陵高校~筑波大学)

青木     3-1から5球目を選んでフォアボール
田ノ窪    2-2から7球目を空振り三振
次打者市原の4球目前に牽制悪送球でファーストランナー青木は一気にサードへ
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市原     1-2から6球目を打ってファーストタイムリー内野安打
三菱重工広島3-5三菱重工神戸高砂
次打者田中の5球目に市原セカンド盗塁成功
田中     フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ
実政     フルカウントから球目を見逃し三振

7回表
渡邉     2-2から7球目を打ってセンター前ヒット
根来     1-0から2球目をキャッチャー前送りバント
黒川     初球を打ってレフト前タイムリーヒット
三菱重工広島3-6三菱重工神戸高砂
津野     3-1から5球目を打ってレフトフライ
那賀     1-1から3球目を打ってショートゴロ

7回裏
井口     フルカウントから6球目を打ってセンターフライ
松永     1-2から4球目を空振り三振
國本     2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
次打者渕上の3球目にワイルドピッチで國本はセカンドへ
渕上     2-2から5球目を打ってセンター前タイムリーヒット
三菱重工広島5-6三菱重工神戸高砂

神戸・高砂選手交代
ピッチャー山田に代えて堀田健吾(育英高校)

次打者青木の2球目にワイルドピッチ
青木     2-2から5球目を打って右中間突破タイムリースリーベースヒット
三菱重工広島6-6三菱重工神戸高砂

神戸・高砂選手交代
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DSC_8310_20160504062721eba.jpg DSC_8311_20160504062719c90.jpg
ピッチャー堀田に代えて高橋涼平(藤井学園寒川高校~ 駒沢大学)

田ノ窪の代打戎 1-2から6球目を打ってレフトフライ

8回表
広島選手交代

代打戎に代えてファースト山本祐大 (松山商業高校~駒澤大学)
ファースト渕上がサードへ
ピッチャー野上に代えて武田真一 (飯塚高~横浜商科大)

福田     1-1から3球目を打ってレフトフライ
國久     3-1から5球目を打ってライト前ヒット

広島選手交代
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ピッチャー武田に代えて秋田教良 (光星学院高校)

渡      1-0から2球目をピッチャー前送りバント
宮崎     1-2から4球目を打ってライト前ヒット
渡邉     1-2から4球目を空振り三振

8回裏
市原     0-2から3球目を空振り三振
田中     3-1から5球目を打ってレフト前ヒット
実政     初球を打ってライト線ツーベースヒット
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井口     1-2から4球目を打ってセンター前タイムリーヒット
三菱重工広島7-6三菱重工神戸高砂

神戸・高砂選手交代
ピッチャー高橋に代えて若竹竜士(育英高校~阪神タイガース)

松永     2-1から4球目を打ってサードゴロダブルプレイ

9回表
根来     2-2から5球目を打ってレフト前ヒット 代走に殿川慎哉(神港学園神港高校)
次打者黒川の初球前にボーク(?)で殿川はセカンドへ
黒川     初球をピッチャー前送りバント
津野     2-2から7球目を空振り三振
那賀     初球を打ってレフト前タイムリーヒット
三菱重工広島7-7三菱重工神戸高砂
福田     1-1から3球目を打ってファーストゴロ

9回裏
國本     2-1から4球目を打ってサードフライ
渕上     1-2から5球目を打ってレフト前ヒット
青木     1-2から5球目を打ってセカンドライナー
山本     1-2から4球目を空振り三振

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さて、延長戦突入と言う時間になって、照明塔が点灯。

10回表
國久     1-0から2球目を打ってセカンドゴロ
渡      初球を打ってライトフライ
宮崎     1-2から5球目を見逃し三振

10回裏
市原     2-2から5球目を空振り三振
田中     0-1から2球目を打ってライトフライ
実政     1-1から3球目を打ってサードゴロ

11回表
タイブレーク1死満塁から
黒川     初球を打ってレフト犠牲フライ
三菱重工広島7-8三菱重工神戸高砂
津野     2-2から5球目を打ってセカンドゴロ

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とうとう、この日2試合目の「延長タイブレーク」に突入。11回表開始前に、バッターとランナーの確認を行う三菱重工広島・町田公二郎監督と、球審の堀口さん。

11回裏
タイブレーク1死満塁から
実政     初球を打ってセンターへ犠牲フライ
三菱重工広島8-8三菱重工神戸高砂
井口     2-2から7球目を打ってサードゴロ

12回表
タイブレーク1死満塁から
那賀     2-0から3球目を打ってサードゴロダブルプレイ

12回裏
タイブレーク1死満塁から
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DSC_8556_20160504063348ba9.jpg DSC_8557_201605040633570d2.jpg
松永     1-0から2球目を打ってライトへサヨナラ犠牲フライ
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※サードランナー田中、歓喜のホームイン!
三菱重工広島9-8三菱重工神戸高砂

わかさスタジアム京都 JABA京都大会 優勝決定戦
重工神高 002 003 101 010 8
重工広島 201 001 210 011 9
試合時間:3時間49分

三菱重工広島はJABA京都大会初優勝!
5大会連続16回目の日本選手権出場決定!

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そして、試合終了の挨拶。敵味方とは言え、同じ会社。広島ナインに手を振る神戸・高砂ナイン。

投手成績 ※タイブレークのイニングは除外します。
三菱重工神戸・高砂
中山  1.1回  9打者 26球 4被安打 2与四死球 0奪三振 2失点 2自責点
尾松  3.2回 16打者 60球 5被安打 2与四死球 0奪三振 1失点 1自責点
山田  1.2回  9打者 44球 3被安打 0与四死球 0奪三振 1失点 1自責点
堀田  0  回  1打者  5球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
高橋  0.2回  5打者 19球 3被安打 0与四死球 1奪三振 1失点 0自責点
若竹  2  回  7打者 28球 1被安打 0与四死球 2奪三振 0失点 0自責点

三菱重工広島
大下  5.2回 26打者 91球 7被安打 1与四死球 3奪三振 5失点 2自責点
野上  1.1回  6打者 21球 2被安打 0与四死球 0奪三振 1失点 1自責点
武田  0.1回  2打者  8球 1被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
秋田  2.2回 11打者 35球 3被安打 0与四死球 3奪三振 1失点 1自責点



期待していた対戦になった決勝戦、そしてやってる方は大変でしょうけど、観てる方は楽しくて仕方のないシーソーゲーム。一発長打が國本選手以外望めそうにない(?)広島打線は単打単打で7得点。こんな野球大好きです。そして共に準決勝でエースを使い果たしているだけに、二番手投手がどれだけ投げれるか、だったと思うんですが、やはり大下投手の存在感はハンパなかった。

ともにエースを準決勝で消耗してしまっているだけに、チームの二番投手の出来如何に行方が掛かってたかと思いますが、そのあたりの戦力の厚さ薄さが出てしまったかなぁ。重工広島はまずは大下投手を「行けるところまで」だったと思います。そしてそのとおり5回までは投げ切った。対する神戸・高砂はしのいで凌いで総動員の投手リレー。けど結果は残念ながら出なかった。この差かな。

そして、広島県からまず、三菱重工広島が社会人野球日本選手権出場権を得ました。この後、都市対抗野球大会の予選等、まだまだ激闘は続きますが、まずは11月まで野球が楽しめることになりました。この大会には出場出来なかった期待の新戦力(と言うか新入社員)の方もまだまだおられます。半年先にはなりますが、熱い戦いを期待します。あわよくば昨年以上の成績を!


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そして、表彰式です。

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色々とカップが手渡されるんですが、場内アナウンスの音量が小さくて聞き取れず(笑)。

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最高殊勲選手賞は、三菱重工広島・鮫島優樹投手。

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敢闘選手賞は重工神戸・高砂から守安玲緒投手。

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首位打者賞は重工神戸・高砂から福田和宏選手。13打席12打数6安打。

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1日、雨天順延がありました。そして決勝トーナメントは、女子プロ野球・京都フローラ対埼玉アストライアの試合が控えていたので、グラウンドでの胴上げもありませんでしたが、無事、三菱重工広島が日本選手権出場権を獲得しました。もちろんnこの先も、対象大会があったり、地区予選もありますが、中国地区のどのチームも、重工広島に続けと言わんばかりの戦いを繰り広げるはず。

もちろんその前には、都市対抗野球大会の県予選、地区予選も入ります。気の抜けない戦いがまだまだ続きますが、各チームの健闘を、草葉の陰からこっそりとお祈りしたいと思います。


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2016.05.06 / Top↑
準決勝第二試合、三菱重工広島対日本生命です。

たいがいの場合、一日で2試合戦わなければいけない社会人野球の「地方大会」の決勝トーナメントですが、この場合、エース投手を準決勝と決勝のどちらで起用するか、そして2番手ピッチャーの出来如何が多分に影響するモノと思われます。二本柱が確立されておれば申し分ないんですけどね。

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DSC_7085.jpg DSC_7088_2016050405060733e.jpg
試合の合間を見て、食事等取らなければいけないんですが、その間に終わってしまった三菱重工広島の試合前練習。どっかで何かを犠牲にしなければ、一日3試合も観戦出来ません。

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と言う訳で、日本生命の試合前練習。いつ見てもキビキビテキパキ。

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思うに、普段は業務の合間を縫っての練習かと思います。もちろんそうでないチームもありますが、練習時間ってのは限られてます。故に、大会の試合前の練習、通常のノック時間は7分間ですが、それすらも疎かにできない、と言う緊張感すら漂い、ます。一球たりとも見逃せない。

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練習で出来ない事は試合でも出来る訳ありません。つまり、練習ですべてを想定していたら試合でも出来る、と言う事。ジャンピングスローやグラブトスやらが頻発するのもごく当たり前。けっして「体慣らし」ではない練習、と言うよりも「鍛錬」と言った方がいいでしょうかね。

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試合開始前の挨拶。



スターティングオーダー
先攻:日本生命
1(中)伊藤悠人 (宇治山田商業高校~近畿大学)
2(左)神里和毅 (糸満高校~中央大学)
3(三)原田拓実 (天理高校~立正大学)
4(指)高橋英嗣 (九産大九州高校~東海大学)
5(遊)山本真也 (PL学園高校~東洋大学)
6(一)廣本拓也 (浪速高校~法政大学)
7(右)上西主起 (県立和歌山高校~中部学院大学)
8(二)籾山雄人 (報徳学園高校~関西学院大学)
9(捕)椎名亮介 (調子商業高校~立正大学)
P:藤井貴之 (天理高校~同志社大学)

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●先攻の日本生命は、エースの清水翔太投手を準決勝は温存、藤井貴之投手で勝負に出ました。皇子山球場での試合では、NPBのスカウトからは手厳しい言葉が聞かれましたが、さてどうなるか。

後攻:三菱重工広島
1(左)市原一樹 (松商学園高校~専修大学)
2(遊)田中友博 (享栄高校~愛知学院大学)
3(右)実政太一 (如水館高校)
4(指)井口晴樹 (四日市工高校~愛知工業大学)
5(二)松永弘樹 (広陵高校~早稲田大学)
6(捕)國本剛志 (近大福山高校~近畿大学)
7(一)渕上大地 (球磨工業高~日本福祉大)
8(中)青木拓己 (関大北陽高~関西大)
9(三)田ノ窪泰基(市立呉高~近畿大工学部)
P:鮫島優樹 (神村学園高~MSH医療専門学校)

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〇後攻め重工広島は、エース鮫島優樹投手を準決勝で起用。尤も三菱重工広島の場合は、大下佑馬投手が控えているので、たいして問題ではないのかも。鮫島投手は27日以来、中4日での登板。

審判員
球審:田中聖、一塁:西本、二塁:萩原、三塁:井尾

打撃成績
1回表
伊藤     0-1から2球目を打ってライトフライ
神里     2-1から4球目を打ってライトフライ
原田     初球を打ってライト前ヒット
高橋     2-2から5球目を空振り三振

1回裏
市原     初球を打ってレフト前ヒット
田中     1-0から2球目をキャッチャー前送りバント
実政     2-2から6球目を打ってライト前ヒット
井口     初球を打ってライトへ犠牲フラ
三菱重工広島1-0日本生命
次打者松永の3球目に実政セカンド盗塁失敗

2回表
山本     2-2から5球目を見逃し三振
廣本     フルカウントから7球目を打ってセカンドニゴロエラー
上西     3-1から5球目を選んでフォアボール
籾山     0-1から2球目を打ってピッチャーゴロダブルプレイ

2回裏
松永     0-1から2球目を打ってピッチャーゴロ
國本     初球を打ってサードフライ
渕上     0-1から2球目を打ってライトフライ

3回表
椎名     2-2から6球目を打ってライトフライ
伊藤     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
神里     1-2から4球目を打ってライトフライ
原田     2-2から5球目を打ってセンターフライ

3回裏
青木     2-2から6球目を打ってセンター前ヒット
田ノ窪    1-1から3球目を打ってセンター前ヒット
市原     1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
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田中     1-0から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット
三菱重工広島2-0日本生命
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実政     初球を打ってセンターへ犠牲フライ
三菱重工広島3-0日本生命
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井口     初球を打ってレフト前タイムリーヒット
三菱重工広島4-0日本生命
松永     初球を打ってセカンドゴロ
國本     初球を打ってサードフライ

4回表
高橋     2-1から4球目を打ってサードゴロ
山本     初球を打ってライト前ヒット
廣本     1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
上西     1-2から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ

4回裏
日本生命選手交代
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ピッチャー藤井に代えて小林慶佑(八千代松陰高校~東京情報大学)

渕上     0-2から3球目を打ってサードゴロ
青木     1-2から6球目を打ってライトフライ
田ノ窪    1-0から2球目を打ってライト前ヒット
市原     1-2から6球目を空振り三振

5回表
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籾山     初球を打ってサードゴロ
椎名     0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
伊藤     0-1から2球目を打ってレフト前ヒット
神里     2-2から7球目を打ってセンターフライ
原田     2-1から4球目を打ってセンターフライ

5回裏
田中     1-1から3球目を打ってライトフライ
実政     ストレートのフォアボール
井口     3-1から5球目を打ってセカンドゴロ送球エラー
松永     1-0から2球目を打ってセンター前タイムリーヒット
三菱重工広島5-0日本生命
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※ホームインした実政選手を出迎える重工広島ベンチ
國本     0-2から3球目を空振り三振
渕上     1-1から3球目を打ってショートライナー

6回表
高橋     2-2から5球目を打ってセンター前ヒット
山本     1-2から4球目を打ってショートゴロセカンドフォースアウト
廣本     0-2から3球目を打ってサードゴロ
上西     2-2から6球目を空振り三振

6回裏
青木     2-2から5球目を見逃し三振
田ノ窪    フルカウントから6球目を打ってピッチャーゴロ
市原     0-1から2球目を打ってレフトフライ

7回表
籾山の代打福富裕(慶応義塾高校~慶應義塾大学) 1-0から2球目を打ってレフトファウルフライ
椎名     フルカウントから7球目を空振り三振
伊藤     2-0から3球目を打ってファーストゴロ

7回裏
日本生命選手交代

代打福富に代えてセカンド田中啓嗣(日本大学第三高校~明治大学)

田中     ストレートのフォアボール
実政     1-2から7球目を打ってセンターフライ
井口     0-1から2球目を打ってレフト前ヒット

日本生命選手交代
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ピッチャー小林に代えて山形晃平(土佐高~慶應義塾大学)

松永     1-0から2球目を打ってライト前ヒット
國本     0-1から2球目に押し出しデッドボール
三菱重工広島6-0日本生命
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DSC_7649_20160504053325675.jpg DSC_7650.jpg
渕上     0-1から2球目を打ってライト前タイムリーヒット
三菱重工広島7-0日本生命

わかさスタジアム京都 JABA京都大会準決勝第二試合
日本生命 000 000 0
重工広島 103 010 2 7
※大会規定によりコールドゲーム
試合時間:2時間8分

投手成績
日本生命
藤井  3  回 15打者  35球 7被安打 0与四死球 0奪三振 4失点 4自責点
小林  3.1回 16打者  63球 3被安打 2与四死球 3奪三振 2失点 2自責点
山形  0  回  3打者   6球 1被安打 1与四死球 0奪三振 3失点 2自責点

三菱重工広島
鮫島  7  回 27打者 103球 5被安打 2与四死球 2奪三振 0失点 0自責点



この試合は鮫島投手の出来如何にすべてがかかってると、思ってた通りの試合展開。崩れそうで崩れないのはやはり彼も「絶対エース」だからでしょうね。27日の対ニチダイ戦のように、立ち上がりが不安定でもなく、黙々と投げている印象。あまり感情を表さないのもいいなぁ、と。

そして打線は、長打のないまま7得点。つなぎの野球、と言う言葉がありますが、先の松本旗三浦旗大会以降、継続出来ている様に見受けられます。こんな事を言ったら関係者の方に怒られるかも知れませんし、実際のところどうか分かりませんが、長打の望めそうなのが國本選手しかいてあい、かな。

豪快な野球、と言うのは社会人野球では求められてないかも知れません。しかしながら、ビッグイニングというのは単打の積み重ねて簡単に作れる、と言うのを改めて思い知らされた試合でした。

それ以上に驚いたのが日生のコールド負け。知らないピッチャーではないとは思うんですが、さすがに予選で「打ち疲れ」なのかな。結局日生はこの大会、全試合コールドゲーム(〇〇〇●)と言う珍記録?達成。さらに日生は藤井投手がぱっとせなんだ。そう言えば皇子山球場にたくさん来られてたNPBのスカウトの評判(と言うか真後ろで繰り広げらていた雑談)もあまり芳しくなかったなぁ。

この先、日本生命野球部は、5月7日から行われるJABA東北大会、さらにんは6月20日から行われるJABA北海道大会で、改めて日本選手権出場を目指すことになります。その前に都市対抗野球の予選も始まります。昨年の夏秋連覇の底力を見せるのはこれからかなぁ。

そしてついに、優勝決定戦は、三菱重工広島対三菱重工神戸・高砂の顔合わせになりました。


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2016.05.05 / Top↑