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※動画は後日ボチボチ追加していきます。


さて、ほんと間髪入れずに決勝戦、であります。

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決勝トーナメント第二試合が終了したのが14:11。決勝戦開始予定時刻は14:35。NPBの場合、うる覚えですが第一試合終了から40分後開始のはず。多少延びる事があるとは言え、過酷な戦いに変わりはありません。昨今NPBでもダブルヘッダー論議が高まっていましたが、社会人野球ではごく当たり前のこと。むしろその分鍛えているんだから、恒常的に入れてもいいと思うんでしがどうでしょう。

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グラウンド整備の後、JFE西日本の選手が姿を見せましたが、カープ選手はロッカールームに引き上げたまま。第一試合は日差しも強かったですからね。



スターティングメンバー
先攻:JFE西日本
1(右)橋本駿介 (福岡第一高~日本経済大)
2(三)籾山康平 (日大三高~関西国際大)
3(中)友滝健弘 (盈進高~駒澤大)
4(遊)岡将吾 (西日本短大附属高~駒澤大)
5(指)松浦大則 (金光学園高~関西学院大)
6(一)橋本拓也 (岡山理大附高~関西大)
7(捕)浦翔太郎 (明徳義塾高~拓殖大)
8(佐)皿木進也 (福井工大福井高~日本経済大)
9(二)宮本夏輝 (広陵高~MSH医療専門学校)
投手:藤井主文 (PL学園高~東京農大)

後攻:広島東洋カープ
1(遊)安部友裕 (福岡工大城東高)
2(三)庄司隼人 (常葉学園橘高)
3(指)松本高明 (帝京高)
4(右)岩本貴裕 (広島商高~亜細亜大学)
5(一)松山竜平 (鹿屋中央高~九州国際大)
6(中)下水流昴 (横浜高等学校~青山学院大)
7(左)中村憲  (京都すばる高校)
8(捕)中村亘 (横浜商科大学高)
9(二)上本崇司 (広陵高校~明治大学)
投手:今村猛 (清峰高)

打者成績
1回表
橋本駿    フルカウントから8球目を選んでフォアボール
籾山     1‐1から3球目をキャッチャー前送りバントが内野安打
友滝     1‐1から3球目をピッチャー前送りバント
岡      フルカウントから7球目を打ってセンター前タイムリーヒット
カープ0‐1JFE
松浦     0‐1から2球目を打ってファースト強襲タイムリー内野安打
カープ0‐2JFE
橋本拓    フルカウントから6球目を空振り三振
浦      1‐2から4球目を空振り三振

●籾山選手の送りバント。高いバウンドのキャッチャー前の送りバントでしたが、高く上がったうちに捕球出来なかった上に、ワンバウンドして打球自体に変な回転がついたせいか、キャッチャー中村亘祐目の前で変な方向に転がり処理出来ず。これでこの回の雰囲気を一気にJFEに持って行かれました。

●その後はつるべ打ち状態。試合序盤からボールが高めに浮きがちだったカープ先発今村猛の、苦し紛れっぽい打ち頃のストレートを確実に捉えて2点先制したJFE。これで主導権を握ったように思います。三塁側に座っているせいか、本当にいい雰囲気のベンチ。

1回裏
安部     0‐1から2球目を打ってレフト前ヒット
庄司     初球を打ってショートフライ
松本     1‐1から3球目を打ってライト前ヒット
岩本     フルカウントから7球目を打ってセンターフライ
松山     2‐2から5球目を打ってサードファウルフライ

2回表
皿木     0‐2から3球目を空振り三振
宮本     2‐2から5球目を打ってサードゴロ
橋本駿    ストレートのフォアボール
次打者籾山の初球に橋本駿セカンド盗塁成功
籾山     1‐2から4球目を打ってファーストファウルフライ

○カープ先発今村猛の前回登板は12日、由宇練習場での対バファローズ戦147球完投。先発転向(?)の意図までは分からないけども、久しぶりの炎天下での先発、そして完投の疲れは残っていなかったか、高めに浮くボールがまだ続く。中6日空けたとしても、やはり由宇は別、なのかな。

2回裏
下水流    フルカウントから7球目を選んでフォアボール
中村憲    0‐2から3球目を空振り三振
中村亘    0‐1から2球目を打ってレフトフライ
上本     1‐1から3球目にデッドボール
安部     フルカウントから6球目を打ってショートライナー

3回表
友滝     1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
岡      初球を打ってピッチャーゴロダブルダブルプレイ
松浦     0‐2から3球目を打ってサードゴロ送球エラー
橋本拓    1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ

3回裏
庄司     1‐0から2球目にデッドボール
次打者松本の2球目前に庄司牽制タッチアウト

松本     0-1から2球目を打ってライトスタンドへホームラン
カープ1‐2JFE
岩本     1‐2から4球目を打ってピッチャーゴロ
松山     1‐1から3球目を打ってレフトフライ

○頂けないのは庄司隼人。頭部付近へのデッドボールは、社会人野球ではピッチャー退場にならないんですが、何の不満があったか、足元に転がったヘルメットを蹴飛ばす暴挙、と言うか愚行。

○3回表の送球エラーを挽回したかったのかも知れません。成績が上がらない鬱憤が蓄積してたのかも知れません。ただそれは取り返せば良いだけ。ヘルメットにぶつけるもんじゃない。

○さらに頂けなかったのは、その直後の牽制タッチアウト。もうこれは相手バッテリーに心情を見透かされていたとしか思えない。いずれの行動も、ベンチから水本オジキの野太い声が飛び、その後も試合には出場してましたが、即刻懲罰交代になっても何ら不思議ぢゃないプレイ。猛省を促します。

○気を取り直したところで飛び出したのが、あっと驚く松本高明のソロホームラン。ぶっちゃけスターティングメンバー発表の際には、試合途中にブラッド・エルドレッドと交代かな、とか思ってましたごめんなさい。けとこれって、松本高明マツダスタジアム初ホームラン、かな。

4回表
カープ選手交代

レフト中村憲に代えて鈴木将光(遊学館高)

浦      1‐1から3球目を打ってファーストゴロ
皿木     0‐2から3球目を空振り三振
宮本     2‐2から5球目を打ってセカンドゴロ

4回裏
下水流    1‐2から4球目を打ってライトフライ
鈴木将    1‐2から5球目を打ってショートゴロ
中村亘    2‐2から5球目を空振り三振

5回表
橋本駿    フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
籾山     1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ
友滝     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者岡の初球に友滝のセカンド盗塁失敗

5回裏
上本     1‐1から3球目を打ってレフト横へツーベースヒット
安部     1‐0から2球目をピッチャー前送りバント
庄司の代打美間優槻(鳴門渦潮高) 2‐2から5球目を打ってライトへ犠牲フライ
カープ2‐2JFE
松本     0‐2から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ

○試合が同点のまま膠着状態に入りつつあった中で飛び出した、上本崇司のツーベースヒット。それを手堅く送って回って来たのが美間優槻。一発長打に加えて今シーズンは勝負強さも身についてきたように思います。そう言えばこの「連戦」打順は髙橋大樹よりも上。これは内田監督の意図するところか。

6回表
カープ選手交代

代打美間がそのままサード

岡      1‐2から4球目を見逃し三振
(次打者松浦の2球目のファウルチップで中村亘悶絶)
松浦     1‐2から5球目を打ってショートゴロ
橋本拓    1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ

6回裏
岩本     2‐2から5球目を空振り三振
松山     1‐2から4球目を見逃し三振
下水流    初球を打ってライトフライ

7回表
浦      1‐2から6球目を打ってファーストゴロ
皿木の代打中本健太(岩国高~朝日大) 1‐2から4球目を打ってセンター前ヒット
宮本     2‐1から4球目をサード前送りバント
橋本駿    0‐2から3球目を空振り三振

7回裏
JFE選手交代

代打中本がそのままサード入りレフト
ピッチャー藤井に代えて藤谷修平(玉野光南高~天理大)

鈴木将の代打土生翔平(広陵高~早稲田大学) 1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ
中村亘    2‐2から6球目を打ってショートゴロ
上本     1‐0から2球目を打ってレフト前ヒット
安部     初球を打ってセカンドゴロ

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○マツダスタジアムでウエスタンリーグやらを観戦する場合の私の定位置ってのは、三塁側砂ばかり席(笑)のすぐ上なんですが、この頃にすぐ脇の通路では、表彰式の準備が進んでいました。

8回表
カープ選手交代

ピッチャー今村に代えて江草仁貴(盈進高~専修大)
代打土生がそのまま入りレフト

籾山     2‐2から10球目を打ってピッチャーゴロ
友滝     1‐1から3球目を打ってライトフライ
岡      1‐2から4球目を打ってレフト前ヒット
松浦     1‐1から3球目を打ってショートゴロ捕球エラー
橋本拓    2‐2から5球目を空振り三振

○JABA広島大会は調整の場、対外試合の場ではありますが、個人的意見になりますが、江草仁貴を出すのは少し怖いんですよね。テンポよく投げるのは決して悪い事ではないと思いますがそれが、ストライクならどんどん打ちに来る社会人チームのリズムにならんとは限らない。事実三者凡退とはいきませんでした。尤も、実績があるんだからこんな所に出てきてもらってもアレなんですが。

○しかしながらこうやって、短い登板間隔でも球数を投げれるようになったのはいい兆候。手薄なリリーフ陣ですから、何人いてもいいはず。その前に「おらんおらん」:と騒ぎ過ぎなんだ。そして、そんんあ江草仁貴はまもなく出場選手登録とか。活躍を期待します。

8回裏
JFE選手交代

ピッチャー藤谷に代えて太田勝也 (東洋大姫路高~甲南大)

美間     初球を打ってセンターフライ
松本     2‐2から7球目を打ってライトフライ
岩本     1‐0から2球目を打ってライト線ツーベースヒット
松山     2‐2から6球目を打ってセンター前タイムリーヒット
カープ3‐2JFE

JFE選手交代
ピッチャー太田に代えて陶山大介(倉敷工高)

下水流    2‐2から5球目を空振り三振

○同点に追いついて以降、いい所を作らせてもらえなかったカープ。正直「やられる」と思いました。が、やはりここでも活躍したのは岩本貴裕・松山竜平。特に松山竜平のセンター前タイムリーヒットはまさに「粘り腰」の一本。ここまでしが飛ばない、ここに落とさなければヒットにならない一本。

○最近はカープも若い選手が取り上げられるようになり、28歳の岩本貴裕、29歳の松山竜平、どっちかと言えば「中堅」に届こうかと言う年齢に達してきた彼らは半ば置いてきぼりを食らっているようにも見えます。ただ、プロ野球選手としてはこれからが熟してくる頃、だと思うんですよ。

○一軍でもある程度起用され、二軍で苦汁を味わい、それこそ酸いも甘いも知ったるキャリア。野村謙二郎監督が「勢い」と言う言葉を頻繁に使うように、若いうちはそれこそ勢いも必要かと思いますが、それが止まった時に、彼らの活躍が必ず必要になってくると思います。

9回表
カープ選手交代

キャッチャー中村亘に代えて白濱裕太(広陵高)
ピッチャー江草に代えて池ノ内亮介(中京高等学校~中京学院大学)

友滝の代打法本剛弥(福岡第一高~三重中京大) 1‐0から2球目を打ってセンターフライ
中本     2‐2から5球目を打ってファーストゴロ
岡の代打三木大知(倉敷工高~岡山商科大) 2‐1から4球目を打ってサードゴロ

鋼管福山 200 000 000 2 H E
東洋工業 001 010 01X 3 H E
勝利投手:江草仁貴
セーブ投手:池ノ内亮介 ←なかったけど胴上げ投手(笑)
敗戦投手:太田勝也
本塁打:[広島]松本高明1号(大会第15号)

投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打数、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
JFE西日本
藤井  6   24  89  4  3  4  2  2
藤谷  1    4  13  1  0  0  0  0
太田  0.2  4  16  2  0  0  1  1
陶山  0.1  1   5  0  0  1  0  0

広島東洋カープ
今村  7   28 113  5  3  4  2  2
江草  1    5  25  1  0  1  0  0
池ノ内 1    3  11  0  0  0  0  0

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広島東洋カープ二軍、3年連続8回目の優勝!

ミニ大会とは言え、予選リーグから4連勝しなければ優勝出来ません。予選リーグと決勝トーナメントと言う、典型的社会人野球大会の進め方ではありますが、苛酷な事に変わりありません。

特にカープの4試合を見る限り、社会人野球部のレベルは本当に上がってきてます。決勝トーナメント2試合、いつ負けてもおかしくなかった。第一試合は一時逆転され、決勝戦はいきなり2点を追いかける展開。いずれもカープ一軍、二軍が苦手としている試合。

社会人野球だから、と言う考えはこの大会では通用しません。昨年、カープ二軍が社会人オール広島に惨敗した時、話題になりました。プロチームが参加しているのであれば「一発食っちゃろか」ってんで、気合十分で挑んできます。第一試合の三菱重工広島・馬澤選手のヘッドスライディング然り。

ナントカカントカ、三連覇を成し遂げましたが、来年はやばいかも。



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試合後は表彰式。

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カープからの代表選手は、髙橋大樹、美間優槻、上本崇司の3人。上本崇司が優勝旗を持つと、彼の背の低さと優勝旗の大きさが際立ちます。この大会も旗と言う名誉を掛けた「ペナントレース」。

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JFE西日本には準優勝盾(左)。最高殊勲選手賞は広島東洋カープ・岩本貴裕(右)。首位打者賞はJFE西日本・松浦大則選手(13打数7安打、0.538)。敢闘選手はJFE西日本・森川達哉投手。


表彰式の様子。岩本君、最優秀選手選手なんだからもっと「ドヤ顔」していいんですよ(笑)。

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来年もまた「火を吐く好ゲーム」を期待します。


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2014.08.21 / Top↑
8月15日に始まった、第53回JABA広島大会、4日間の予選リーグを無事終え、最終日19日にマツダスタジアムでの決勝トーナメントを迎えました。

週間天気予報の段階から荒天が予想された今大会ではありますが、関係者各位のご尽力によって、何とか決勝トーナメント当日が無事迎えられた事に、ただ感謝するのみであります。

私はと言えば、大会の日程が発表された時点で「8月19日は休む」と決めていたゆえ、雨天順延がなかったのでホッとしています。ちなみに予選リーグ2試合は、たまたま仕事のシフトがあのようになっただけで、全くの偶然であります。別に上司を恫喝したわけでも何でもありませぬ故。

そして第53回JABA広島大会。広島東洋カープは13年連続の参加。今年は予選リーグでツネイシを6-3、JR西日本を3-2で下し、今年も最終日の決勝トーナメント戦に進出しました。勝ててなかったら「無駄休み」になるところだったのでホッとしています。

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広島駅到着は10時すぎ。平日なので駅前再開発工事がガンガン進められています。同時に2ブロックの工事が進められているので、急に駅前から建物がなくなった感じがします。良いのか悪いのか。

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マツダスタジアムに到着したのは○○:○○。前日入り後第一試合から腰を据えて観戦出来れば良かったんですが、予算その他の都合で途中幾度かの「小ワープ」を繰り返しての、日帰り観戦です。右のマイクロバスは伯和ビクトリーズのバス、左はJFE西日本の選手バスでしょうか。

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当然と言えば当然ですが、まだ決勝トーナメント第一試合、伯和ビクトリーズ対JFE西日本の真っ最中。もちろん第二試合のカープ、また三菱重工広島の対戦相手を決める上で大事な試合。

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11:10、第一試合終了。4対2で、JFE西日本が勝ち、決勝戦進出を決めました。ちなみに決勝戦でJFE西日本が勝てば、27年ぶり(まだその当時は前身の日本鋼管福山)6回目の優勝となります。

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そして息つく暇もなく、広島東洋カープ対三菱重工広島の試合。試合開始時刻は11:40。内野ノックの時間は7分間。もちろんそれまでにウォーミングアップは済ませておかなければいけません。

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そして私はといえば、長丁場に備えての腹ごしらえ。当然喰らうはカープうどん。しかし暑さに負けて「冷やし」に走ってしまいました。天気予報は曇りだったんですが、何であんなに晴れていたのか(笑)。



スターティングメンバー
先攻:三菱広島重工広島
1(遊)田中友博 (享栄高校~愛知学院大学)
2(中)市原一樹  (松商学園高~専修大学)
3(指)國本剛志 (近大福山高校~近畿大学)
4(左)松原匡志 (天理高校~同志社大学)
5(三)松永弘樹 (広陵高校~早稲田大学)
6(右)戎至誠 (智弁学園~神戸学院大学)
7(捕)実政太一 (如水館高校)
8(一)仲野裕典 (戸畑商業高校~九州産業大学)
9(二)馬澤優也 (神村学園高等部)
投手:白濱尚貴 (明豊高~京都学園大)

●「ナカノって、野手でいたっけ?」と思いながらパンフレットを見てたんですが何と、ピッチャーの仲野裕典選手。と言う事は偵察メンバー。社会人野球の大会で初めて見ました。カープの先発ピッチャーの動きは公式サイトを見ればある程度予想は出来ますが、やはり無理だったか。

後攻:広島東洋カープ
1(遊)安部友裕 (福岡工大城東高)
2(二)庄司隼人 (常葉学園橘高)
3(右)松山竜平 (鹿屋中央高~九州国際大)
4(指)ブラッド・エルドレッド (フロリダ国際大学)
5(一)岩本貴裕 (広島商高~亜細亜大学)
6(三)美間優槻 (鳴門渦潮高)
7(中)土生翔平 (広陵高校~早稲田大学)
8(左)高橋大樹 (龍谷大付平安高)
9(捕)白濱裕太 (広陵高)
投手:デュアンテ・ヒース (テネシー大学)

○予選リーグの期間中は大野練習場での「調整」に終始していたブラッド・エルドレッドがまさしく満を持してスターティングメンバー。焦る気持ちはリフレッシュ出来たのか。そしてその前後を固めるのは松山竜平、岩本貴裕。見方は多々ありますが、現時点で考えられる二軍のベストメンバーか。

○そして気になった先発ピッチャー。試合前には戦友と「九里亜蓮が来るんかねぇ、決勝戦なら登板間隔からして今村が来るかな」などと話をしてましたが、蓋を開ければデュアンテ・ヒース。重量級クリーンアップに、調整とは言え外国人選手2人。これで負けたら笑いもの。

打撃成績
1回表
田中     初球を打ってセンターフライ
市原     1‐2から4球目を空振り三振
國本     初球を打ってレフトフライ

>1回裏
重工広島選手交代
ファースト仲野に代えて亀田健人(智弁和歌山高校~法政大学)

安部     初球を打ってセンターフライ
庄司     0‐1から2球目を打ってセンター前ヒット
松山     2‐1から4球目を打ってライト前ヒット

エルドレッド 2‐0から3球目を打ってセンターフライ
岩本     2‐2から5球目を打って左中間へタイムリーツーベースヒット
カープ1‐0重工広島
美間     1‐1から3球目を打ってレフトフライ

○好調を維持し続けている岩本貴裕。この試合でも先制タイムリーツーベースヒット。とかく一軍の打線は一発頼みになってますが、何もホームランばかりが得点源じゃない。岩本貴裕や松山竜平などは、一発を狙わなくなった分、力が抜けていい打球が飛ぶようになってると思います。

○そしてブラッド・エルドレッドの復帰打席はフェンス際へのセンターフライ。打席に入る前から、とにかく両脇を締めるような仕草が目を引きました。これまでそう言う仕草が目立たなかっただけで、今までもやってたのかも知れませんが。そして若干ながらスイングがコンパクトになったようにも思います。

2回表
松原     1‐0から2球目を打ってファーストゴロ
松永     1‐2から6球目を見逃し三振
戎      1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ

2回裏
土生     フルカウントから7球目を打ってセンターフライ
高橋     1‐2から5球目を打ってサードゴロ
白濱     初球を打ってサードゴロ

3回表
実政     2‐1から4球目を打ってセンターフライ
亀田     2‐2から5球目を打ってセンターフライ
馬澤     2‐1から4球目を打ってショート内野安打最後はヘッドスライディング
田中     初球を打ってライト前ヒット
次打者市原の6球目に田中セカンド盗塁成功
市原     フルカウントから7球目を打ってセンター前逆転タイムリーヒット
カープ1‐2重工広島
次打者國本の初球に市原セカンド盗塁成功
國本     1‐0から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット
カープ1‐3重工広島
次打者松原の初球にワイルドピッチ
松原     1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ

●このイニングだけ動画がありません。ゴメンナサイ。そろそろ見切られてきたかデュアンテ・ヒース。以前観た時と同様、とにかくストレートで空振りが満足に取れない。その上に145km/hの棒球ストレートなのでしっかり捉えられている。どの打球も気持ちの良いくらいの音。

●加えてピッチングフォームの癖、と言うかクイックモーションの出来ないデュアンテ・ヒース、それをあざ笑うかの如く重工広島打線は走る走る。内野安打に盗塁2つ。このイニング、長打がないのに一挙3点。カープがやらなければいけない野球を、重工広島打線が見本を見せてくれました。

3回裏
安部     2‐2から9球目を打ってレフトフライ
庄司     0‐1から2球目を打ってレフトフライ
松山     初球を打って右中間へツーベースヒット

エルドレッド 1‐1から3球目を打って左中間へタイムリーツーベースヒット
カープ2‐3重工広島
岩本     3‐1から5球目を打ってセンターオーバータイムリーツーベースヒット
カープ3‐3重工広島
美間     初球を打ってセンターフライ

○ブラッド・エルドレッドの2打席目。ツーベースヒットと言う形で明確な結果は残りました。もともと体躯もあるんだから、力任せに振り回さなくてもいいんですよ。この位置からなので球種等は分かりかねますが、スイングがコンパクトなのはわかっていただけるかと思います。それでもあそこまで飛ぶんです。

○2打席だけで交代してしまったので何とも言えませんが、あとはこれを維持出来るかどうか。本塁打王、打点王も狙える位置にあるとは思いますが、まずは今日の試合、この打席を「冷静に」迎えることが出来るか。ホームランの当たりそこねがヒットのバッターだとは思いますが、パワーはあるんだから、むちゃ振りせんでもしっかり捉えたらホームランになると思いますよ。

4回表
松永     初球を打ってファーストゴロ
戎      1‐1から3球目を打ってピッチャーゴロ
実政     2‐2から5球目を打ってセカンドゴロ

4回裏
土生     初球を打ってキャッチャーゴロ
高橋     2‐1から4球目を打ってセンターフライ
白濱     2‐0から3球目を打ってライトフライ

5回表
亀田     初球を打ってファーストゴロ
馬澤     2‐2から6球目を打ってセカンドゴロ
田中     1‐2から5球目を打ってショートゴロ

5回裏
安部     2‐1から4球目を打って左中間へツーベースヒット
庄司     初球のサード前送りバントが内野安打
松山     フルカウントから6球目を打ってレフト前ポテンタイムリーヒット
カープ4‐3重工広島

重工広島選手交代
ピッチャー白濱に代えて鮫島優樹(神村学園高等部~MSH医療専門学校)

エルドレッドの代打鈴木将 2‐2から9球目を打ってファーストフライ
岩本     初球を打ってセンターへ犠牲フライ
カープ5‐3重工広島
美間     初球デッドボール
土生     1‐1から3球目を打ってセンターフライ

○とかくこの試合はブラッド・エルドレッドの動向が気になる報道陣も多くいたかと思いますが、その目の前で存在感を占める岩本貴裕・松山竜平。どことなく、長距離砲としては失格、の烙印を押されてしまたようにも思いますが、こうやって中距離安打をコンスタントに打てるようになれば道はある。

○たった2打席で交代してしまったブラッド・エルドレッド。フル出場しないのか出来ないのか、いずれにしろまだ時間はかかるでしょう。ライネル・ロサリオも好調をキープしているようなので、多少時間はかかってもいいとは思いますが、その感激をついて、この二人、昇格させていいと思います。

6回表
市原     2‐2から6球目を空振り三振
國本     初球を打ってショートゴロ
松原     フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ

6回裏
重工広島選手交代
ファースト亀田に代えて山本祐大(松山商業高校~駒澤大学)

高橋     2‐1から4球目を打ってファーストファウルフライ
白濱     2‐1から4球目を打ってショートフライ
安部     初球を打ってセンターフライ

7回表
松永     1‐1から3球目を打ってセンター前ポテンヒット
戎      0‐2から3球目を打ってショートゴロセカンド封殺のみ
実政     0‐1から2球目を打ってショートゴロセカンド封殺のみ
山本     0‐2から3球目を空振り三振

○積極的に早いカウントから打って出る社会人チーム相手ゆえ、なかなかぼろは出ないように見えますが、ここまで相変わらずストレートのコントロールが悪い。さすがに分が悪いと思ったのかキャッチャー白濱裕太は、決め球をストレートから変化球にチェンジ。これが功を奏しました。

○ただこれがプロチーム相手だとどうなるか。ある程度見切られてフォアボール連発、と言う事態にならなければいいんですが、このままだと「ただ最初に投げるだけのピッチャーになりかねない。

7回裏
庄司     2‐2から5球目を打ってファーストフライ
松山     2‐2から5球目を打ってライトフライ
鈴木将の代打上村 1‐0から2球目を打ってセカンドフライ

8回表
カープ選手交代
ピッチャーヒースに代えて篠田純平(前橋商高~日本大学)

馬澤     0‐1から2球目を打ってファーストゴロ
田中     2‐1から4球目を打ってセンター前ヒット
市原     1‐2から5球目を空振り三振
國本     1‐2から4球目を打ってファーストゴロ

8回裏
岩本     1‐0から2球目を打ってセンターフライ
美間     2‐2から6球目を空振り三振
土生     1‐2から4球目を打って右中間突破ツーベースヒット
高橋     2‐2から8球目を打って何か知らんけどバッターアウト

9回表
松原     1‐1から3球目を打ってレフト前ヒット
松永     初球を打ってセカンドゴロダブルプレイ
戎      3‐1から5球目を打ってファーストゴロ

○イニングが押し詰まってからの先頭バッターを不用意に出してしまうのはいかがなものか篠田純平。リリーフ登板ですが当然調整登板。とは言うものの勝負がかかっている「公式戦」。ランナーひとりでも一気に攻めにかかってくることもあります、。幸いダブルプレイで切り抜けれたものの。

重工広島 003 000 000 3 H7  E0
東洋工業 102 020 00X 5 H10 E0
勝利投手:デュアンテ・ヒース
セーブ投手:篠田純平
敗戦投手:白濱尚貴

投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打数、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
三菱重工広島
白濱  4.0 21  72  9  0  0  5  5
鮫島  4   14  53  1  1  0  0  0

広島東洋カープ
ヒース 7   26  88  5  0  3  3  3
篠田  2    7  24  2  0  1  0  0



序盤から点の取り合いになりましたが、かろうじてカープがかわした、と言う印象しか残りませんでした。10安打放ったものの5点止まり。逆転された時はどうなる事か、と思いましたよ。

しかも打ち込まれたのは、これまで当たったことがないであろう外国人ピッチャー。そんな選手を試合開始からの短時間で冷静に分析し、それを即実行に移せる三菱重工広島ってのはやっぱり強いです。もちろんその中には、元カープの町田公二郎ヘッドコーチの手腕もあるのかも知れません。

プロ野球ってのは半年間続くものですから、データ分析やその他も重要になります。しかしながら一番大きいのは「その日の様子」。一発勝負の多い社会人野球。社業をこなしながらそんな時間は取れません。ならば、その日に見た事をその場で分析し、即行動に移す判断力が必要かと思います。

負けた事はつまらんことだと思いますが、その場その場の「適応力」がまだまだカープには足りないな、と三菱重工広島に叩き込まれたようにも見えました。思い返せば、カープがリードしてるのに、終始試合のペースは三菱重工広島だったような。ぶっちゃけ、負けても不思議じゃなかった試合。

野球の厳しさを教えられました。

そしていよいよ決勝戦。相手は都市対抗野球出場チーム、JFE西日本。


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2014.08.20 / Top↑