今シーズン、セット券まで買って「よーし、関係ない試合でも観に行くぞ」とか意気込んだナゴヤ球場ですが、結局いつも通り、対カープ戦だけになってしまいました。もっとも、未明等に大雨が降ったらあっさり中止にしてしまうような状態では、なかなか「よし行くぞ」となれないのも事実。

まぁ開門前にセブンイレブンやらに寄らんでよくなっただけましと言えばまし、かな(笑)。そしてこの試合が、今シーズンのナゴヤ球場観戦ラストになります。毎度毎度お世話になりました。

そして、ドラゴンズにとってはこれは今シーズン最後のカード。カープにとっては今週が最後の遠征。そして、今回の遠征に帯同していない選手には、どのような動きがある、のかどうか。由宇練習場での最終戦に行かなかったので、あれこれ詮索したくはないですが、複雑な思いが巡らせなくても過ぎってしまう。それがシーズン終わり、とは言うものの、何とも複雑な季節になりました。

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今回は青春18きっぷのシーズンでもないので、近鉄電車で早よ帰れ、もとい往路のみ近鉄急行電車。だいたいナゴヤ球場は、朝08:30前後に試合の可否を決定するんですが、08:00のアーバンライナーで行くと、無条件に名古屋へ強制連行、途中で引き返せぬ、と言う事で急行電車乗り継ぎ。

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ここを通るのもこの日が最後です。シーズンオフに来る予定はありません(笑)。グラウンドでは練習を行ってなかったのか、屋内練習場から打球音が聞こえてきました。

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おはようございますナゴヤ球場。平日ゆえそんなに混まんだろうな、てんで開門40分前と、かなり遅めの到着。練習がろくすっぽ見学出来んので、来シーズン以降、平日はこんな感じになるかも知れません。しかもそこの日は、天気予報が微妙だったので、出足もかなり遅め。

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11:40開門。案の定、グラウンドでは何もやってませんでした。シートの跡も生々しいです。

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ファウルグラウンド付近はもっと悲惨。雨で流れでた土砂の跡もそのまんま。いっそ内野が全面土ならこんな事にもならんで済んだろうに、とは思いますが如何でしょう。



スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(一)堂林
2(二)庄司
3(左)天谷
4(指)プライディ
5(右)岩本
6(三)梵
7(中)土生
8(遊)桒原
9(捕)中村亘佑
P:中村恭平

ベンチ入り
投:29 34 41 46 47 53 62 67
捕:32 40 54
内:0 69 145 146
外:38

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試合前の円陣。声出しは青木陸。

後攻:中日ドラゴンズ
1(三)亀澤
2(遊)三ツ俣
3(中)古本
4(左)ナニータ
5(右)松井佑
6(指)石川
7(一)石岡
8(捕)加藤
9(二)溝脇
P:伊藤

ベンチ入り
投:20 24 25 34 41 42 50 98 203
捕:38 40 68 207
内:23
外:1 31 212 215

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試合前の円陣。声出しは石岡諒太。

審判と公式記録員
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球審:今岡諒平 一塁:梅木謙一 三塁:山村裕也 公式記録員:沢崎大輔

打撃成績
1回表
堂林     初球を打ってライト前ヒット
庄司     3-1から5球目を選んでフォアボール

天谷     フルカウントから8球目を打ってファーストライナートリプルプレイ

〇7球粘った天谷宗一郎。完璧に叩けた8球目の打球は、ダイビングキャッチを試みたファースト・石岡〇〇のミットへ。フルカウントからの打球ゆえ、飛び出していた堂林翔太、庄司隼人いずれも戻れず。いつかナマで見てみたいと思っていたトリプルプレイをこんな所で見ることが出来ました。

1回裏
亀澤     1-2から4球目を打ってショートゴロ
三ツ俣    0-1から2球目を打ってサードゴロ
古本     フルカウントから7球目を選んでフォアボール
ナニータ   初球を打ってサードゴロ

2回表
プライディ  1-2から4球目を空振り三振
岩本     1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
梵      2-2から5球目を打ってサードゴロ

〇ウエスタンリーグの規定打席に到達しつつ、打率最下位にいるジェイソン・プライディ。ここまで試合に出さなければいかん理由は果たして何なのか。高橋大樹が負傷離脱中とは言うものの、指名打者での出場くらいなら、他に選手はおるはず。モチベーションも下がっとるだろうしなぁ。

2回裏
松井佑    2-1から4球目を打って右中間突破ツーベースヒット
石川     1-2から4球目を打ってショートゴロ
石岡     1-2から4球目を打ってピッチャーゴロ
加藤     0-1から2球目を打ってセカンドゴロ

3回表
土生     1-2から6球目を空振り三振
桒原     1-2から5球目を空振り三振
亘佑     2-2から5球目を打ってセンターフライ

●1回表のトリプルプレイで、すっかり立ち直ってしまったか伊藤準規。結局打者ひと回りを三人ずつで片付ける快投。これを常時出来るようになっておれば、こんな所で投げんでも済むのになぁ。

3回裏
溝脇     初球を打ってショート内野安打
亀澤     1-0から2球目を打ってファースト内野安打
三ツ俣    初球をピッチャー前送りバント
古本     1-1から3球目を打ってセンターへ犠牲フライ
ドラゴンズ1-0カープ
ナニータ   初球を打ってセンターフライ

4回表
ドラゴンズ選手交代

レフトナニータに代えてセンター友永
センター松井佑がレフトへ

堂林     2-2から6球目を打ってセカンドフライ
庄司     2-2から6球目を打ってセカンドゴロ
天谷     3-1から5球目を選んでフォアボール
次打者プライディの初球がワイルドピッチ
プライディ  フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者岩本の3球目前に天谷飛び出し、二・三塁間に挟まれタッチアウト

4回裏
松井佑    2-1から4球目を打ってレフトフライ
石川     1-2から4球目を空振り三振
石岡     2-2から5球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット
加藤     2-2から5球目を空振り三振

5回表
岩本     2-1から4球目を打ってショートゴロ
梵      1-1から3球目を打ってショートゴロ
土生     2-1から4球目を打って左中間突破ツーベースヒット
桒原     2-2から6球目を空振り三振

5回裏
カープ選手交代

サード梵に代えてメヒア

溝脇     1-0から2球目を打ってファーストゴロ
亀澤     初球をピッチャー前セーフティバント内野安打
三ツ俣    1-2から4球目を空振り三振
しかし亀澤セカンド盗塁成功
古本     0-2から3球目を打ってセカンドゴロ

6回表
亘佑     初球を打ってライト前ヒット
堂林     2-1から4球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
庄司     2-0から3球目を打ってサードフライ

6回裏
カープ選手交代

ピッチャー中村恭平に代えて中村祐太

友永     2-1から4球目を打ってライトオーバー第1号ソロホームラン
ドラゴンズ2-0カープ
松井佑    1-2から4球目を打ってレフトフライ
石川の代打野本 1-0から2球目を打ってピッチャーゴロ
石岡     2-2から5球目を打ってショートフライ

7回表
ドラゴンズ選手交代

ピッチャー伊藤に代えて福谷

天谷     1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
プライディの代打バティスタ 1-2から4球目を空振り三振
岩本     初球を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
ドラゴンズ2-1カープ
岩本の代走に赤松
メヒア    1-1から3球目を打ってセンターフライ 赤松はサードへ
土生     0-1から2球目がデッドボール
桒原     フルカウントから8球目を打ってサードゴロ

●「それ行けカープ(オリジナル)」収録ついでに、福谷浩司の規定投球練習が入っていますが、とにかくコントロールがワヤ。今シーズンも、ほぼ昨年と同様の数字を残してはいますが、一昨年の大活躍があるだけに、ちょっとどころではない物足りなさ。登板イニングよりも多い被安打では、使う方も怖い。ちなみに収録はしてませんが、8回表開始前のウォーミングアップはもっと酷かったです。

〇そしてカープ岩本貴裕。ウエスタンリーグのシーズン終了と共に、一軍で実績のある選手は「日本シリーズ出場有資格者」の40人枠が目標にもなるでしょうか。その勝負強さを生かすことが出来るか。そしてそれをそのまま、来シーズンに繋げる事が出来るか。ぶっちゃけ、背番号10の瀬戸際。

7回裏
カープ選手交代

代走赤松がそのまま入りレフト
レフト天谷がセンター
センター土生がライト

加藤     1-0から2球目を打ってレフトフライ
溝脇     1-2から4球目を打ってサードゴロ
亀澤     1-2から4球目を空振り三振

8回表
亘佑の代打倉さん 初球を打ってライトフライ
堂林     0-1から2球目を打ってサードゴロ
庄司     1-2から4球目を打ってショートゴロ

〇前日20日に現役引退を表明した倉さんが代打で出場。この日一番の歓声と拍手が起こりました。ただ、わがままを言わせてもらうなら、もう少し粘って欲しかったなぁ、などと(笑)。

8回裏
カープ選手交代

代打倉さんがそのまま入りキャッチャー

三ツ俣    1-2から5球目を見逃し三振
古本     1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
友永     1-0から2球目を打ってピッチャーゴロ

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〇倉さんが、代打から、そのままおそらく最後になるかも知れない、慣れ親しんだキャッチャーのポジションへ。25日にはセレモニーもありますが、願わくば、バッター1人でもいいから黒田博樹との、かつての「黄金バッテリー」を見たいと思ってるのは私だけではないはず。

9回表
ドラゴンズ選手交代

ピッチャー福谷に代えて浅尾

天谷     3-1から5球目を打ってファースト強襲内野安打
次打者バティスタの4球目がワイルドピッチ
バティスタ  2-2から5球目を打ってサードゴロ
赤松     0-1から2球目がデッドボール
メヒア    1-0から2球目を打ってライト前タイムリーヒット
ドラゴンズ2-2カープ
土生     2-0から3球目を打ってライト前タイムリーヒット
ドラゴンズ2-3カープ
桒原     2-2から5球目を打ってキャッチャーゴロ

ドラゴンズ選手交代
ピッチャー浅尾に代えて金子

倉さんの代打船越 1-1から3球目を打ってファーストフライ

●すっかり二軍に居着いてしまってるように思える浅尾拓也。そして以前にも増して、ピッチングフォームの「突っ立った感」が強調されてしまってる。これぢゃ球速が出ないのも当たり前だし、いつまた肩を負傷するか気が気でならない。背筋力は強いのは良いんですが、どうにかならぬものでしょうか。

9回裏
カープ選手交代

代打船越がそのまま入りキャッチャー

松井佑    初球を打ってキャッチャーファウルフライ
野本     1-1から3球目を打ってショートゴロ
石岡     1-1から3球目を打ってライトフライ

ナゴヤ球場 25回戦 中日10勝10敗5分
広島 000 000 102 3
中日 001 001 000 2

勝投手:中村祐太(10試合1勝3敗) プロ入り初勝利!
敗投手:浅尾拓也(28試合1勝2敗5セーブ)
本塁打:[中日]友永翔太1号(6回裏 ソロ 中村祐太から)
試合時間:2時間30分くらい

投手成績
広島東洋カープ
中村恭平 5  回 21打者 64球 5被安打 1与四死球 3奪三振 1失点 1自責点
中村祐太 4  回 10打者 43球 1被安打 0与四死球 2奪三振 1失点 1自責点

中日ドラゴンズ
伊藤準規 6  回 20打者 92球 3被安打 3与四死球 4奪三振 0失点 0自責点
福谷浩司 2  回  9打者 27球 2被安打 1与四死球 1奪三振 1失点 1自責点
浅尾拓也 0.2回  6打者 22球 3被安打 1与四死球 0奪三振 2失点 2自責点
金子 丈  0.1回  1打者  3球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点



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入団3年目、ウエスタンリーグ登板通算14試合目にして、中村祐太がようやくプロ入り初勝利!負傷離脱等もあって、ウエスタンリーグですらも時間がかかりましたが、100km/hちょっとの大きなスローカーブをl駆使しての、4回1安打ピッチングは見事。若い選手はストレートの球速が話題になる事もありますが、現状は140km/hそこそこ。しかし、この先の「伸びしろ」は多い方がいい。

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1年、2年で頭角を現す選手もいれば、5年6年かかる選手もいてもいい。むしろ彼の場合は、投げる投げないよりも、もう少し時間をかけて、怪我をしにくいカラダづくりを目標にしてもいい、と思います。特にカープの若いピッチャーは「そう言えばしばらく見てねーな」的な、謎の戦線離脱が多いですからね。ちなみに画像に本人は写ってません。ものすごく残念です(笑)。

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そして、試合後の反省会での一コマ。佐々岡真司投手コーチの指導に対して、自分の考えを申し出る中村恭平の姿がありました。これが今シーズンの一軍登板8試合で身につけたモノ、なのかな。自分なりの考えを持って、マウンドに立つ。要求されたボールの意味を考えながら投げる。も音すごく難しいことだとは思いますが、こうやってそれをコーチに言えるようになっただけでも成長、かな。

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ドラゴンズに関しては・・・色々と思うところもありまするゆえに、また後日(笑)。ただ一つ言えるのは、中日ドラゴンズにも、阪神タイガース同様の「超変革」は必要かな、と思います。


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そして今シーズンの、ナゴヤ球場でのプロ野球観戦はこれにて終了です。近くて遠き、遠くて近きナゴヤ球場。この試合みたいに2時間半前後で終わってくれれば、自宅に戻るのも早くなってありがたいんですが、ごく当たり前のように3時間ゲームとかはホント勘弁していただきたい(笑)。暑くて長いロースコアのゲームってのは、もうナゴヤ球場名物になってますからね。

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―――――また来年、ここでお逢いしましょう。


そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
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広島東洋カープ 中日ドラゴンズ ウエスタン・リーグ
2016.09.22 / Top↑
盛夏です。頼みもしないのに暑いです。

特にナゴヤ球場の暑さは一種独特。日陰と言う逃げ場がないのもありますが、吹く風がこれまた緩い。阪神鳴尾浜球場あたりはいわゆる「浜風」もありますから、比較的快適なんですけどね。

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そんな訳で、試合開始30分前を目安にナゴヤ球場到着。早く着いても練習見学が出来るわけでもなし。先着順で何かもらえるわけでもなし。この時期、暑い中並ぶのはやはりキツイです。とは言えこの日は、強烈な日差しもなく、比較的穏やかに過ごせました。記事タイトルには反しますが。

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11:40開門。そして定位置確保。

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とは言うものの、グラウンドでは選手のバッティング練習ならびに守備練習は一切なし。前日中止になった雨の影響かとは思いますが、人工芝部分に砂が流れたまま、と言うのはいかがなものか。結局、両チーム選手は、試合開始50分位前にグラウンドに出てきて、外野付近で軽く体を動かした程度。尤も、屋内練習場で汗はかいて来たモノと思われますが、試合に影響するかな。

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いろんな球場で、内野全体を覆うシートを見るようになりました。しかしながらナゴヤ球場のグラウンドを見る限り、未だにバッテリー間のみのシートの様子。

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ここまで言ったら怒られるかも知れませんが、入場料が発生している以上、ここナゴヤ球場で行われるウエスタンリーグ公式戦は、鍛練の場であるとともに「興行」のはず。早朝に試合の可否を決定するのはありがたいですが、そこに至るまでに何らかの策はもう少し講じて欲しい、と思います。

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そう言えば開門前、球場の前にある警備員詰所には、ひっきりなしに試合の開催を問い合わせる電話がかかっていたようです。いかにナゴヤ球場園芸の中の人がアテにされてないか、と言う話。



スターティングオーダー
先攻:広島東洋カープ
1(中)野間
2(二)庄司
3(三)堂林
4(一)エルドレッド
5(指)プライディ
6(右)天谷
7(左)土生
8(遊)桑原
9(捕)白濱
P:横山

〇実績を残しているにも関わらず、負傷え登録抹消のままお呼びのかからないブラッド・エルドレッド、そして同じくお呼びの「かかりそうにない」ジェイソン・プライディ。カープ二軍の試合で外国人選手の名前が並ぶのはもう見慣れましたが、正直これは違和感を感じます。

ベンチ入りメンバー
投:22 23 29 39 48 62 70 98
捕:40 64 68
内:0 6 59
外:26 50

後攻:中日ドラゴンズ
1(二)溝脇
2(中)友永
3(一)谷
4(三)高橋
5(指)野本
6(遊)阿部
7(右)古本
8(捕)木下
9(左)井領
P:小熊

ベンチ入りメンバー
投:16 25 32 34 41 43 50 98
捕:39 52 68 207
内:9 23 37
外:67 69 212

審判と公式記録員
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球審:水口 一塁:山村 三塁:梅木
公式記録員:貞比良

打撃成績
1回表
野間      2-2から5球目を打ってサードファウルフライ
庄司      初球を打ってライト前ヒット
堂林      フルカウントから7球目を打ってセンターフライ
エルドレッド 0-2から3球目を打ってセンター前ヒット
プライディ   フルカウントから7球目を見逃し三振

1回裏
溝脇     1-1から3球目を打ってファーストゴロ
友永     0-2から3球目を打ってピッチャーゴロ
谷       1-1から3球目を打って左中間へツーベースヒット
高橋     2-0から3球目を打ってセカンドゴロ

2回表
天谷     初球を打ってセンターフライ
土生     2-2から5球目を打ってセンターフライ
桒原     1-2から6球目を空振り三振

2回裏
野本     初球を打ってライトフライ
阿部     0-2から3球目を打ってライト前ヒット
古本     フルカウントから6球目を見逃し三振
木下     2-2から5球目を打ってレフト前ヒット
井領     初球を打ってショートフライ

3回表
白濱     初球を打ってショートゴロ
野間     0-1から2球目を打ってライト前ヒット
庄司     1-2から4球目を見逃し三振
堂林     2-2から5球目を打ってピッチャーゴロ

3回裏
溝脇     初球を打ってセンター前ヒット
友永     3-1から5球目を打ってセカンドゴロ 溝脇はセカンドへ
谷       1-1から3球目を打ってライトフライ 溝脇はサードへ
高橋     フルカウントから6球目を見逃し三振

●あくまでも印象の問題だとは思いますが、こうやって地道に進塁打とタッチアップを繰り返して次の塁へランナーを進める。これが今シーズンのドラゴンズ二軍の強さなんかな、とも思います。

●外国人選手がいるわけでもない、長打力にたけた選手が揃ってるわけでもない。正直小粒な打線出はありますが、谷哲也などは3番打者とは言うものの、いつも通りのバッティング。

4回表
エルドレッド 1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
プライディ   2-0から3球目を打ってレフトフライ
天谷     0-1から2球目を打ってセカンドゴロ

4回裏
野本     1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
阿部     1-2から7球目を打ってセカンドライナー
古本     フルカウントから12球目を打ってライトフライ

〇横山弘樹は4回裏までで降板。球数は65球。70球メドだったのか、ボールにキレがなくなって来た、と判断されたのか。いずれにしろこの回で交代はよいタイミングだったんではないかな。

5回表
土生     初球を打ってセカンドゴロ
桒原     1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
白濱     初球を打ってセンターフライ
次打者野間の2球目に桑原セカンド盗塁失敗

5回裏
カープ選手交代

ピッチャー横山に代えて薮田

木下     1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
井領     0-2から3球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト
溝脇     1-1から3球目を打ってショートゴロダブルプレイ

6回表
野間     1-2から4球目を打ってセンター前ヒット
庄司     2-2から6球目を打ってレフト前ヒット
堂林     1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
エルドレッド 初球を打ってライトへ犠牲フライ
ドラゴンズ0-1カープ
プライディ  2-1から4球目を打ってセンター前タイムリーヒット
ドラゴンズ0-2カープ
天谷     1-2から6球目を打ってファーストゴロセカンドフォースアウト
土生     ストレートのフォアボール
桒原     2-2から5球目を空振り三振

〇個人的にはまず最初の見せ場。初球、2球目と送りバントを失敗した庄司隼人。気を取り直して3球目以降はヒッテイング、つか進塁打。飛び付くような打球の後、2つボールを見極めて、レフト線へ執念のヒット。送りバント失敗は頂けませんでしたが、2番打者の仕事はしっかり出来てます。

6回裏
カープ選手交代

ファーストエルドレッドに代えて美間

友永     1-2から4球目を見逃し三振
谷      2-1から4球目を打ってセンター前ヒット
高橋     フルカウントから6球目を打ってレフトフライ
野本     フルカウントから7球目を打って右中間突破タイムリーツーベースヒット
ドラゴンズ1-2カープ
阿部     2-2から5球目を打ってセカンドライナー

7回表
白濱     初球を打ってサードゴロ
野間     2-2から5球目を打ってセカンドゴロ
庄司     2-2から6球目を打ってレフトフライ

〇たいして大勢に影響はないですが白濱裕太。3打席連続で初球で凡退、は如何なものか。

7回裏
古本     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
木下     1-1から3球目をキャッチャー前送りバント
井領の代打遠藤 初球を打ってレフトフライ
溝脇     2-2から5球目を打ってセンター前ヒット
しかしセカンドランナー古本はホームタッチアウト

〇守備ならびに走塁に関しては充分、一軍レベルにある野間峻祥の見事なまでのバックホーム。足りぬモノと言えば、将来的に1番打者として生きていく「覚悟」かな。まだまだ打ち気にはやる部分もあるし、我慢して選球眼その他「何が何でも塁に出る術」を身に付けてもらわないと。

8回表
ドラゴンズ選手交代

代打遠藤に代えてセンター近藤
センター友永がレフト

堂林     1-1から3球目を打ってショートゴロ
美間     1-2から5球目を打ってライトフライ
プラの代打廣瀬 初球を打ってセンター前ヒット
天谷     0-1から2球目を打ってセカンドゴロ

8回裏
カープ選手交代
ピッチャー薮田に代えてスティーヴ・デラバー(来日初登板)


友永     3-1から5球目を打ってセンターフライ
谷      0-1から2球目を打ってライト前ヒット
高橋     1-2から5球目を打ってレフト前ヒット
野本     2-2から6球目を空振り三振
阿部     初球を打ってファーストライナー

〇シーズン途中にカープに入団する新外国人選手の「御披露目」は、比較的ビジターゲームが多いように思います。その慣例に従ったのか(?)スティーヴ・デラバーが来日初登板のマウンドへ。この日のピッチングは九分九厘、Max152km/hのストレート中心の組み立て、ではありましたが、ちょっとコントロールが定まらない。速さはあってもコントロールが出来ねばあかんなぁ。

〇そのストレートも、谷哲也や高橋周平に簡単に反対方向へ弾き返されてる。友永翔太へのピッチングを見ての、ドラゴンズベンチの策だったと思いますが、それ以上に「速いだけ」のような気も。ファーストライナーにはなりましたが、阿部寿樹もきっちり捉えられていた。ブルペンの様子を見てた方から伺いましたが、チェンジアップ等投げていたようですが、コントロールがままならなんだとか。

〇シーズンも折り返しをとうに過ぎ、リリーフ陣にも疲れの見える頃とは思いますが、ここ数年外国人選手枠をいじりまくっているカープ。果たして今後、上からお呼びはかかるか。

9回表
ドラゴンズ選手交代

ピッチャー小熊に代えて福

土生の代打高橋大 1-2から4球目を空振り三振
桒原     1-2から9球目を打ってライトフライ
白濱     1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
野間     フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ

9回裏
カープ選手交代

代打高橋大がそのまま入りレフト
レフト天谷がライト
ピッチャーデラバーに代えて中村恭平

古本の代打石川 初球を打ってライトフライ
木下     1-2から4球目を打ってセカンドフライ
近藤     初球を打ってセンターフライ

〇先日久しぶりに出場選手登録を抹消された中村恭平がマウンドへ。多分調整の一環だと思われますが、マウンドさばきは貫禄すら感じました。次の昇格まで気を抜く事なく、寝坊などせぬよう。

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ナゴヤ球場 17回戦 中日8勝7敗2分
広島 000 002 000 2
中日 000 001 000 1 

勝投手:薮田和樹(11試合2勝4敗)
S投手:中村恭平(9試合3勝0敗1セーブ)
敗投手:小熊凌祐(7試合2勝2敗)
試合時間:3時間00分
観衆:789

投手成績
広島東洋カープ
横山   4回 16打者  65球 4被安打 0与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
薮田   3回 13打者  49球 4被安打 1与四死球 1奪三振 1失点 1自責点
デラバ  1回  5打者  19球 2被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
中村恭 1回  3打者   6球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点

中日ドラゴンズ
小熊   8回 33打者 119球 9被安打 0与四死球 3奪三振 2失点 2自責点
福    1回  4打者  23球 1被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点



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両軍10安打ずつ放ちながらも1-2のロースコア、しかもおおよそ3時間ゲームという、いかにもナゴヤ球場らしい試合でした。幸いなのは比較的快適に過ごせた事、くらいでしょうか。

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たびたび申し上げてはおりますが、今シーズンのカープ二軍は、安部友裕、下水流昂、鈴木誠也がしっかりと一軍の戦力となり、明らかに「過渡期」にあります。その過渡期の中で、次に「我こそは」と成績を上げる選手、まずは二軍のレギュラーに定着して欲しい選手はいます。

特に投手陣。スティーヴ・デラバーと言う外国人選手が加わりましたが、これをいい刺激として、来年以降のリリーフ陣を築いていただきたい。外国人選手に頼りっぱなしでは、チームは強くなるかもしれませんが、選手個々は強くなりません。下では先発、上ではリリーフと言うよりも、スターターならスターターで、リリーフならリリーフで、確固たる選手を作り上げて欲しい、と思っています。

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ドラゴンズ然り。JX-ENEOSで中軸を担った井領雅貴、その同僚だった石川駿など、地力を持って入団てきた選手はたくさんいます。勝ち星も重要かと思いますが、使える選手はどんどん上で使って欲しい。アンダーソン・エルナンデス、ダヤン・ビシエド、リカルド・ナニータ、いい外国人選手を獲得してくるのはほんと上手ですが、それに甘んじてては長期的に強いチームは作れない。

ウエスタンリーグは調整の場である以上に「選手の鍛錬の場、実践の場」でもあります。そして、5年もあればチームの血が入れ替わることすらあります。その時のために、徐々に選手は入れ替えて欲しい。タイガースみたいに、何もかもを入れ替えすぎるのもどうかと思いますが(とは言うもののそれなりに結果は出てますが)、3年先の主力選手が、ここから出ることを楽しみにしています。


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2016.07.28 / Top↑