紆余曲折、七転八倒ありまして、今シーズン最初の由宇練習場観戦は、今シーズン最後の観戦となります。そして、いつ以来か記憶にないくらい久しぶりの「3試合連続登板」と相成りました。

やはり由宇練習場は大阪からだとおいそれと行けぬ場所。新大阪駅発06:00の「みずほ」に乗車しても、由宇駅到着は09:00。朝早く行こうと思うと、前日には広島入りせんとあきません。

シーズンも押し詰まってきて、いてもたってもおれんようになってきまして、「迷わず往けよ往けば分かるさ」てんで、高速バスに乗った次第です。

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WILLERバスターミナル大阪梅田。さすがにこの手のツアーバス事業者では第一人者。各所にこう言ったターミナルや、専用の停留所を設けておるようです。ちなみに今回が初乗車であります。JR高速バスよりも狭い4列シート)ですが、今回は一週間前決定と言う緊急ゆえ、安さを選択。

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広島八丁堀停留所。ここもウィラーオリジナル。とは言うものの、広電電停で言えば立町にあたります。バスはこの先広島駅前まで行きますが、八丁堀の方が短期滞在とは言え何かと便利かな、と。


そして、肝心のウエスタンリーグ優勝争い。

先週末の対バファローズ戦を1勝2敗で終え、最後の遠征でもある阪神鳴尾浜球場での対タイガース3連戦を0勝2雨のカープ。正直残り6試合を全勝で駆け抜けぬ限り、優勝はありません。

しかし、僅かながらでも可能性がある限り、全身全霊を掛けて戦い抜いて欲しい。全勝出来るチカラはあると思うし、あると信じたい。そんな思いを込め、今年最初で最後の由宇練習場観戦です。

※ここは少し手抜きします。



スターティングオーダー
先攻:中日ドラゴンズ
1(中)友永
2(指)谷
3(右)古本
4(三)高橋周
5(一)福田
6(左)井領
7(遊)三ツ俣
8(二)溝脇
9(捕)松井雅
P:岩田

後攻:広島東洋カープ
1(中)天谷
2(二)上本
3(右)土生
4(左)ロサリオ
5(一)岩本
6(捕)磯村
7(三)庄司
8(遊)桒原
9(投)中村恭平

審判と公式記録員
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球審:須山佑多、一塁:山村裕也、三塁:水口拓哉
公式記録員:足立大輔

打撃成績
1回表
友永      2-2から7球目を空振り三振
谷       2-2から6球目を打ってセカンドゴロ
古本      フルカウントから8球目を選んでフォアボール
高橋周    2-1から4球目を打ってレフト前ヒット
福田      初球を打ってセカンドゴロ

●試合開始早々からあまりボールに力強さを感じなかった中村恭平。球速表示が出ないので何とも言えませんが、何となく力がボールに伝わってないような印象を受けましたがいかがでしょうか。

1回裏
天谷     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
上本     1-0から2球目を送りバント失敗キャッチャーファウルフライ
次打者土生の4球目にワイルドピッチ 天谷サードへ
土生     フルカウントから6球目を打ってレフトへタイムリーツーベースヒット
カープ1-0ドラゴンズ
ロサリオ   3-1から5球目を打ってショートゴロ
岩本      初球を打ってレフトフライ

●フォアボールで貰ったランナー。最終的にはワイルドピッチでセカンドに進みましたが、上本崇司はまずしっかり送りバントを決めて欲しかったな、と。土生翔平のタイムリーが出てやれやれ。この辺り、ゲーム差は開けど優勝争いのプレッシャー、と考えるのは大袈裟かなぁ。

2回表
井領      2-2から5球目を打ってショートフライ
三ツ俣    1-2から4球目を打ってレフトへツーベースヒット
溝脇      初球をサード前送りバント
松井雅    フルカウントから6球目を打ってファーストファウルフライ

2回裏
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DSC_6872.jpg DSC_6873.jpg
磯村     フルカウントから7球目を打ってショートゴロ
庄司     0-2から3球目を打ってレフトフライ
桒原     初球を打ってショートゴロ

3回表
友永      3-1から5球目を選んでフォアボール
谷       1-1から3球目を打ってファーストファウルフライ
古本      フルカウントから8球目を選んでフォアボール
高橋周    フルカウントから7球目を打ってライト前ヒット
福田     フルカウントから8球目を選んで押し出しフォアボール
カープ1-1ドラゴンズ
井領     0-1から2球目を打ってレフトへ犠牲フライ
カープ1-2ドラゴンズ
三ツ俣    フルカウントから8球目を打ってライトフライ 土生ナイスキャッチ

●立ち上がりの不安を引き摺ったまま迎えた3回表。もう限界、と言わぬばかりに崩壊していく中村恭平。このイニングだけで41球を費やした割には、よく2失点で済んだ、と言うのが正直な所。春先の中村恭平は一体ドコに行ったのか。乱高下が酷すぎる。これではお呼びはかからない。

●そして土生翔平のナイスキャッチ。ファウルグラウンドが(傍目から見て)阪神鳴尾浜球場の倍はあろうかと言う由宇練習場。広いだけにフェンスを気にする事なく思い切り走れるのが利点。

3回裏
ドラゴンズ選手交代

ピッチャー岩田に代えて西川

中村恭    1-1から3球目を打ってショートゴロ
天谷      1-1から3球目を打ってセカンドゴロ
上本      0-1から2球目を打ってライトフライ

○印象として、先発ピッチャーとしてそこそこ長いイニングを投げる事の出来るであろう岩田慎司ではありますが、謎の2イニング降板。調整なのか、よそのアレなのでとやかくは言いませんが、たった2イニングを投げさせる為だけに、わざわざ山口県の山奥まで連れて来たんかな?と言う疑問。

4回表
溝脇      1-1から3球目を打ってセンターフライ
松井雅    1-0から2球目を打ってセンター前ヒット
友永      1-1から3球目を打ってファーストゴロ
谷の代打石川 初球を打ってショートライナー

●序盤の乱調どこへやら、の中村恭平。いったい3回表までは何だったのか。

4回裏
土生      0-1から2球目を打ってサードファウルフライ
ロサリオ   2-1から4球目を打ってサードゴロファーストへ悪送球ロサリオはセカンドへ
岩本      1-0から2球目を打ってレフトフライ
磯村      0-1から2球目を打ってサード内野安打
しかしロサリオサードを回った所で戻れずタッチアウト

●カープの走塁ミス、と言うか何と言うか。ライネル・ロサリオのオーバーランタッチアウト。最近サード近辺での意思疏通に関して色々なミスが目立ちます。ただ単に、しばらく現場を離れていた山田和利コーチの勘の問題、だけならいいんですが、試合をやってる以上泣き言は言えません。

5回表
古本      0-1から2球目を打ってショートゴロ
高橋周    0-1から2球目を打ってセカンドゴロ
福田      初球を打ってセンターフライ

5回裏
庄司     3-1から5球目を選んでフォアボール
桒原     1-2から5球目を打ってセンター前ヒット
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中村恭の代打鈴木将 0-1から2球目をサード前送りバント
(画像は、送りバントを決めて戻ってくる鈴木将光を労う天谷宗一郎)
天谷     2-2から6球目を打ってセカンドゴロ サードランナー庄司生還
カープ2-2ドラゴンズ
上本     0-2から3球目を打ってセカンドゴロ

●火曜日の対タイガース戦で、走塁の際に痛めた、らしい鈴木将光が代打で登場。翌日は軽めのノックを受けましたが、やはり負傷は負傷。ほぼ定位置のサードだっただけに万全なら内野安打かと思いますが、やはり全力疾走は無理なのか途中で失速。野手起用の計画もあるとは思いますが、あまり無理をしても、と言う思いと、優勝に向かって無理をする時期なのか、と言う複雑な思い交錯。

●そして、天谷宗一郎のセカンドゴロでホーム突入を試みた庄司隼人。ドラゴンズ内野陣は前進守備ではありますが、ここはいわゆる「ゴロGO」の場面かとは思いますが、しかしサードランナー庄司隼人はホーム手前で、一旦停止。同点にはなったものの、危うい走塁は相変わらず。

6回表
カープ選手交代

代打鈴木将に代えてピッチャー九里

井領      1-2から4球目を打ってセカンドゴロ
三ツ俣    1-1から3球目がデッドボール
溝脇      初球を打ってレフトフライ
松井雅    1-2から球目を見逃し三振

6回裏
土生      フルカウントから6球目を見逃し三振
ロサリオ   2-2から6球目を空振り三振
岩本      1-2から4球目を打ってファーストゴロ

7回表
友永     2-2から5球目を空振り三振
石川     1-2から4球目を打ってショートフライ
古本     1-2から4球目を打ってファーストゴロ

●先発の中村恭平がヘロヘロだっただけに、九里亜蓮の小気味良さが際立ちました。彼もまた、どう起用したら力を発揮するかまだまだ見えてない、と言うかチームが曖昧にし過ぎ、のようにも思えます。これは今のカープ一軍にも二軍にも言える事と思いますが、その辺はまた別の機会に。

7回裏
磯村     1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
代走に森下
庄司     初球をピッチャー前送りバント
桑原     初球を打ってセカンドライナーダブルプレイ

●桑原樹のセカンドライナー。三塁側から見るにショートバウンドしたように見えました。これはそれこそ「ビデオ判定」でもしてみましょう。

8回表
カープ選手交代

ピッチャー九里に代えて久本
代走森下に代えてキャッチャー白濱

高橋周    2-2から5球目を打ってレフトへツーベースヒット
福田     初球を打ってライトオーバータイムリーツーベースヒット
カープ2-3ドラゴンズ
井領     初球をピッチャー前送りバント

カープ選手交代
ピッチャー久本に代えて西原

次打者三ツ俣の3球目にワイルドピッチでサードランナー福田生還
カープ2-4ドラゴンズ
三ツ俣    フルカウントから6球目を空振り三振
溝脇     2-1から4球目を打ってショートゴロ

●今シーズン初めて見る久本佑一のピッチング。違和感なくしっかり腕は振れてると思います。ただやはり左肘ってのは商売道具。球団は最後まで支配下登録枠をひとつ空けていましたが、ぶっちゃけ来年の7月31日まで、と考えればまだまだ慌てる事はないかと思います。ただネックは年齢。

●それ以上にいただけないのは白濱裕太。ワイルドピッチはワイルドピッチでも、横に弾くんではなく真後ろへスルー。ランナーが一人しかおらんかったので大量失点には繋がりませんでしたが、これが一軍に定着出来ない最大の原因なのかも。と言うか最近、試合前のキャッチャー練習から外される事もある状態を、本人はどう考えているのか問いたい問い詰めたい小一時間問い詰めたい。

8回裏
ドラゴンズ選手交代

ピッチャー西川に代えて小川

西原の代打中村憲の代打廣瀬 2-2から7球目を打ってショートゴロ
天谷の代打高橋 1-2から5球目を打ってサードゴロ
上本     初球を打ってレフト前ヒット
土生の代打下水流 ストレートのフォアボール

ドラゴンズ選手交代
ピッチャー小川に代えて山本雅

ロサリオ   初球を打ってファーストゴロ

9回表
カープ選手交代

代打廣瀬に代えてピッチャーザガースキー
代打高橋がそのまま入りライト
代打下水流がそのまま入りセンター

松井雅    0-2から3球目を空振り三振
友永      1-0から2球目を打ってセカンドゴロ
石川      1-1から3球目を打ってセンターフライ

9回裏
ドラゴンズ選手交代

ピッチャー山本雅に代えて高橋聡文
レフト井領に代えて工藤

岩本の代打美間 1-2から4球目を空振り三振
白濱     1-0から2球目を打ってレフト前ヒット
庄司     1-2から4球目を打ってレフト前ヒット
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桒原の代打栗原 0-2から3球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ

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●栗原健太の立場も正直な所微妙です。スタメンから外れた選手はベンチ横のスペースで素振りをしながら戦況を見つめてたりするんですが、そこにもなかなか出てこない。やっと出て来たと思いきや、何となしに心ここにあらずの表情。それ以上に痩せた、と言うかやつれた風に見えました。

●素振りをするにしても、中村憲や下水流昂あたりはバットをブンブン言わせてるんですが、まだ肘に自信が持てないのか、力がもう入らないのか、タイミングを確かめるような動きだけ。それより何より、すっかりオーラが消えてしまっているのが気がかりです。再起を望む声は多いんです、が。


広島東洋カープ由宇練習場 22回戦 広島14勝8敗
中日 002 000 020 4 H7 E1
広島 100 010 000 2 H6 E0
勝投手:西川健太郎(23試合4勝3敗2セーブ)
S投手:高橋聡文(13試合1勝0敗1セーブ)
敗投手:久本佑一(5試合0勝1敗)

投手成績
中日ドラゴンズ
岩田   2  回  8打者 31球 1被安打 1与四死球 0奪三振 1失点 1自責点
西川   5  回 18打者 59球 2被安打 1与四死球 2奪三振 1失点 1自責点
小川   0.2回  4打者 17球 1被安打 1与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
山本雅 0.1回  1打者  1球 0被安打 0与四死球 0奪三振 0失点 0自責点
高橋聡 1  回  4打者 13球 2被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点

広島東洋カープ
中村恭 5  回 23打者 97球 5被安打 3与四死球 1奪三振 2失点 2自責点
九里   2  回  7打者 25球 0被安打 1与四死球 2奪三振 0失点 0自責点
久本   0.1回  3打者  7球 2被安打 0与四死球 0奪三振 2失点 1自責点
西原   0.2回  2打者 10球 0被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点
ザガ   1  回  3打者  8球 0被安打 0与四死球 1奪三振 0失点 0自責点



そして、遠く阪神鳴尾浜球場では、ほぼ同時刻に「ホークス勝利」の報。

阪神鳴尾浜球場 21回戦 阪神8勝12敗1分
福岡 000 000 005 5
阪神 000 000 000 0

勝投手:島袋洋奨(8試合1勝1S)
敗投手:玉置隆(33試合3勝3敗6S)
本塁打 江川智晃16号(9回表 玉置から)

タイガースも全く歯が立たなかった、わけではないようですが、やはり底力の差なんでしょうか。

福岡 残り8試合   広島 残り5試合
1勝7敗 0.617
0勝8敗 0.608  5勝0敗 0.615


とうとう、数字上は「マジック1」なりました。どう考えても今日は雨が降りそうにないので、いくら水性マジックといえども消えそうにはありません。今日にも鳴尾浜球場で、ホークス・水上善雄監督の胴上げになりそうです。見に行ってはみたいんですが、仕事なので行けません(笑)。

今のカープ二軍に、5連勝する力は残されているか。正直、決まったようなもんですが、いっそ最後は5連勝で今シーズンを締めていただきたい、とも。それが必ず、近い将来のチカラになるものと考えます。


あと・・・・・・・今日の一生のお願い。タイガースがんばれ!


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ウエスタン・リーグ 広島東洋カープ 中日ドラゴンズ
2015.09.19 / Top↑
去る9月19日にウエスタンリーグは、福岡ソフトバンクホークスが、福岡移転後3年連続4回目(通算9回目)の優勝を遂げて、一応の決着をみました。ただただ、おめでとうございます。

しかしながらカープには、まだ試合は残されています。本当ならこの由宇練習場での2連戦で雌雄を決したかったんですが、想像以上にドラゴンズが不甲斐なかったし弱すぎた(どうにかしろ笑)。

やっぱり優勝ってのは、他力本願寺で頂くもんではなく、勝って勝って勝ちまくって、自分達で勝ち取るものだと痛感した次第。もちろんそれを痛感しているのは選手だと思うんですけどね。

ただ、カープは今シーズン「も」ホークスには対戦成績で勝っています(通算13勝10敗1分)。もうここまで来たら、負け惜しみとも、負け犬の遠吠えと言われても、返す言葉もございませんが、ホークスさんには「あんたらは完全優勝ぢゃないんじゃけ」てのを思い知らせていただきたい。

何か私怨丸出しですが(笑)、そんな由宇練習場最終の、対ホークス25回戦、であります。
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DSC_2372.jpg DSC_2378.jpg DSC_2380.jpg
当然ではありますが前日は深夜まで仕事。ゆえに出立は朝一番の新幹線「みずほ601号」。これに乗れば九州・鹿児島中央駅には10時迄に到着します。鹿児島県もホント近くなりました。

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広島駅到着は07:26。ここで一旦下車、この日の宿「ヴィアイン広島」に、観戦に必要がない荷物を預けます。最近はチェックイン前、さらにはチェックアウト後でも荷物を預かってくれる所も増え、楽になりました。何だかんだ言いながら、コインロッカーも高くなりましたからね。

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あらためて、ここからは在来線で山陽本線由宇駅を目指します。乗車するのは07:51発岩国行普通電車。これに乗車すると、由宇駅前09:08発の「笠塚カープ練習場前行」に間に合います。

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由宇駅前からいつものバス。「そのスジの人」が大半。地元の方も「由西小学校前」と「老人福祉センター前」で下車してしまい、以降は乗り降りなし。ごくたまに「長田公会堂前」やら「みどり病院前」で降りる人がいますが、寺山停留所や横吹停留所での乗り降りは見たことがありません。

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笠塚カープ練習場前到着、までに愛は割らずとんでもない所を通ります、しかもいつもに比べて「対向車」が多かった。連休位して出かける人が多かったせいもあるのかも知れません。

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で、到着した頃いは既に選手は外野でウォームアップ中。もちろんここからは練習の画像がひたすら続きますが割愛し、また別の機会にて。



スターティングメンバー
先攻:福岡ソフトバンクホークス
1(遊)牧原
2(二)亀澤
3(左)塚田
4(一)猪本
5(中)安田
6(三)上林
7(右)真砂
8(捕)拓也
9(投)川原

バーバロ・カニザレスが出場選手登録され、純和製打線になりましたが、ウエスタンリーグの打率、長打率、出塁率争いをしている牧原大成、塚田正義、猪本健太郎が上位を占めているだけでも十分驚異。さらに猪本健太郎はホームラン王、これで何故全球団勝ち越しが出来ないのか不思議(笑)。

後攻:広島東洋カープ
1(遊)安部
2(捕)磯村
3(中)下水流
4(一)キラ
5(右)岩本
6(三)美間
7(二)庄司
8(左)高橋
9(投)中村佑太

昨年のドラフト指名選手で、最後のデビューとなった中村祐太がプロ入り2試合目で初先発。しかし相手は超重量打線のホークス。素材は前田健太と言われるピッチングがどこまで通用するか。

審判球審:今岡、一塁:須山、三塁:山村裕也
公式記録員:足立大輔
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打者成績
1回表
牧原     1‐0から2球目を打ってファーストライナー
亀澤     1‐0から2球目を打ってライトスタンドへホームラン
広島0-1福岡
塚田     フルカウントから7球目を打ってショートゴロ捕球エラー
猪本     フルカウントから7球目を打ってサードゴロ
安田     1‐2から4球目を空振り三振

○いきなり相手チームと自チームから「プロの洗礼」を浴びてしまった中村祐太。とは言うものの、亀澤恭平も育成選手とは言えホークス二軍のレギュラー。ぶっちゃけ打たれて当たり前。

1回裏
安部     フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ
磯村     フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
下水流    2‐2から5球目を打ってサードゴロ

2回表
上林     初球を打ってキャッチャーファウルフライ
真砂     1‐0から2球目を打ってレフトフライ
拓也     1‐1から3球目を打ってピッチャーゴロ

2回裏
キラ     2‐2から5球目を空振り三振
岩本     初球を打ってサードゴロ
美間     1‐1から3球目を打ってライトフライ

3回表
川原     1‐2から4球目を空振り三振
牧原     初球を打ってライト前ヒット
亀澤     0‐1から2球目を打ってセカンドフライ
塚田     初球を打って左中間スタンドへホームラン
広島0-3福岡
猪本     初球を打ってレフトフライ

○2回表は三者凡退で切り抜けた中村祐太ではありますが、3回表は今度は塚田正義につかまった。とは言うものの、フォアボールのn連発で自滅して、挙げ句の果てにホームラン、よりはまだマシ。しっかり投げて、勝負に行ってホームランを打たれてるんだから

3回裏
庄司     初球を打ってショートライナー
高橋     3‐1から5球目を打ってセンター前ヒット
中村祐太の代打上村 2‐1から4球目にデッドボール
安部     フルカウントから8球目を打って高いバウンドのショート内野安打
磯村     初球を打ってレフト前タイムリーヒット
広島1-3福岡
下水流    1‐0から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ

○とにかく高卒ルーキーに負けはつけられない、と言う打線の気魄か、2番に入った磯村嘉孝がレフト前タイムリーヒット。ただ、ここでもう1~2点は欲しかったなぁ。

4回表
カープ選手交代
代打上村に代えてピッチャー永川光浩

安田     1‐1から3球目を打ってセンターフライ
上林     2‐2から7球目を打ってキャッチャーファウルフライ
真砂     2‐2から5球目を打ってレフトフライ、高橋奇跡のダイビングキャッチ

○代打・上村和裕で降板した中村祐太のあとを受けてマウンドに立ったのは永川光浩。中村祐太の短いイニングでの降板は予定通りとして、ここから先は今シーズン登板機会の少なかった人、もしくは数字お上がらなかった人の試練の場。もうすぐ10月なんですよね。

4回裏
キラ     ストレートのフォアボール
代走に鈴木将
岩本     2‐0から6球目を打ってサードファウルフライ
DSC_3522.jpg DSC_3523.jpg DSC_3524.jpg
DSC_3525.jpg DSC_3526.jpg DSC_3527.jpg
美間     2‐2から5球目を打ってレフト前ヒット
庄司     3‐1から5球目を選んでフォアボール
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DSC_3564.jpg DSC_3563_20140923002953e30.jpg
高橋     初球を打ってライトへ犠牲フライ
広島2-3福岡
永川光浩の代打廣瀬 2‐2から5球目を空振り三振

○ホークスが優勝を決めた試合のように、じわりじわりと得点を重ねていくカープ打線。髙橋大樹も無理をせずライト方向へ。美間優槻の台頭で若干影が薄くなってしまいましたが、いずれにしろ、鈴木誠也とのトリオで売り出せる日は近いはず。ホームランも欲しいと思うけど、今年は我慢の年だったか。

5回表
カープ選手交代
代走鈴木将がそのまま入りライト
ライト岩本がファーストへ
代打廣瀬に代えてピッチャー大島

拓也     2‐1から4球目を打ってセカンドゴロ
川原     0‐2から3球目を空振り三振
牧原     1‐2から4球目を打ってサードゴロ

5回裏
安部     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
磯村の代打中村亘佑 初球を打ってレフト前ヒット
下水流    1‐0から2球目をピッチャー前送りバント
鈴木将    2‐2から6球目を打ってレフトへ犠牲フライ
広島3-3福岡
岩本の代打迎 ‐から球目を打ってレフト前タイムリーヒット
広島4-3福岡
美間     初球を打ってサードゴロ

6回表
カープ選手交代
代打迎がそのまま入りファースト
代打中村亘がそのまま入りキャッチャー
ピッチャー大島に代えて武内

亀澤     1‐2から4球目を空振り三振
塚田     1‐0から2球目を打ってライトフライ
猪本     1‐2から4球目を打ってサードゴロ

○武内久士がどうなんだ、と言う話。最近梅津智弘や小野淳平を乾燥させたりしていますが、武内久士も完投だ完封だはなかったものの、二軍で先発ローテーションを守って、新境地を見い出せたはず。

6回裏
ホークス選手交代
ピッチャー川原に代えて二保

庄司     2‐1から4球目を打ってセカンドゴロ
高橋     フルカウントから6球目を打ってセンターライナー安田スライディングキャッチ
武内の代打松本 2‐0から3球目を打ってライトフライ

7回表
カープ選手交代
代打松本に代えてピッチャー齋藤

安田     0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ
上林     フルカウントから7球目を打ってセンターフライ
真砂     初球を打ってセカンドゴロ

○一時はメリハリのない、力強さのないピッチングフォームでどうなる事かと思いましたが、若干ながらも腕の振りに力強さが戻ってきたでしょうか。今後は、背番号がもう一つ大きくなるのか。それともまた他の試練が待っているのか。この登板だけで破断していいものかどうか。

7回裏
ホークス選手交代
ピッチャー二保に代えて星野
センター安田に代えてレフト宮崎
真砂がセンター
塚田がレフトへ

安部     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
中村亘    1‐1から3球目をピッチャー前送りバント
下水流の代打土生 初球を打ってライト前ヒット
鈴木将    1‐2から4球目をピッチャー前送りバント
迎      1‐0から2球目を打ってレフトスタンドへスリーランホームラン
広島7-3福岡
美間     初球を打ってレフトフライ

8回表
カープ選手交代
ピッチャー齋藤に代えて上野
代打土生がそのまま入りセンター

拓也     2‐2から6球目を空振り三振
星野の代打新崎 0‐1から2球目を打ってライト前ヒット
牧原     1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ、ランナーはセカンドへ
亀澤の代打李杜軒 初球を打ってライトフライ

8回裏
ホークス選手交代
代打新崎がそのまま入りセカンド
代打李杜軒に代えてピッチャー金無英

庄司     1‐0から2球目を打ってセンターフライ
高橋     1‐2から4球目を打ってショートゴロ
上野の代打東出 初球を打ってサードファウルフライ

9回表
カープ選手交代
代打東出に代えてピッチャー池ノ内

塚田     1‐2から4球目を打ってサードゴロ
猪本     フルカウントから6球目を打ってファーストファウルフライ
宮崎     1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
次打者白根の3球目にワイルドピッチ
上林の代打白根 1‐2から5球目を打ってセカンドフライ

福岡 102 000 000 3 H5 E0
広島 001 120 30X 7 H8 E1
勝利投手:大島崇行(5試合1勝0敗)
敗戦投手:川原弘之(2試合1勝1敗)
本塁打:[福岡]亀澤恭平2号(1回表ソロ 中村祐から)塚田正義15号(3回表ツーラン 中村祐から)
     [広島]迎祐一郎4号(7回裏スリーラン 星野から)

投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打数、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
福岡ソフトバンクホークス
川原  5   23  98  6  4  0  4  4
二保  1    3  13  0  0  0  0  0 
星野  1    6  17  2  1  0  3  3
金無  1    3   7  0  0  0  0  0 

広島東洋カープ
祐太  3   13  37  3  0  1  3  3
光浩  1    3  15  0  0  0  0  0
大島  1    3  11  0  0  0  0  0
武内  1    3  10  0  0  1  0  0
齋藤  1    3  10  0  0  0  0  0
上野  1    4  11  1  0  1  0  0
池ノ内 1    4  17  1  0  0  0  0



4回以降はそれこそ「立場的にアレなリレー」ではありますが、振り返ってみれば6イニング2被安打無失点と言う内容。ただ、優勝を決めたあとのいわゆる調整試合での成績ですから何とも言えませんが、敢えて言うなら「このピッチングを早くやっとけよ」って事。下手したら「今更」になるのに。

ただ、中村祐太に黒星がつかなかったのはこれ幸い。付くんなら、黒星よりも白星の方がいいですからね。とにかく中村勇太、内容はともあれ、まずは3イニングを投げられたこと、これに尽きると思います。3年くらいはじっくり鍛え上げて、4年目以降にドカーンと飛び出すのもいいかと。

―――――そしてこれで、ホークスには今シーズン14勝10敗。これだけ勝っているのになぜ優勝できないのか。それがウエスタンリーグの謎。そして福岡ソフトバンクホークスの謎。


ちょっと適当ではありますが、この試合はこれにて。24日以降に若干いじります。


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2014.09.23 / Top↑