野球どころとも言える兵庫県下には、阪神甲子園球場やほっともっとフィールド神戸に代表されるように、大なり小なり各都市に野球場なりスタジアムがあります。うらやましい限りではあります。

西宮市内にも、今年になって頻繁におぢゃましている鳴尾浜臨海公園野球場など、アマチュア野球を支えている野球場がありますが、今回はその内のひとつ、津門中央公園野球場に行ってきました。

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おはようございます。南海電鉄高野線初芝駅。ここに来ないと何も始まりません。

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時間もあるので、軽くうたた寝も兼ねて、各駅停車で南海難波駅到着。あまり通らなくなりましたが、最近になって高野線1番ホームに「ホームドア」が設置されました。2扉・4扉車が入り乱れている南海電車ですが、果たして急な発着番線変更やらに対応出来るのかな、とも思ったりします。

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途中、大阪メトロ御堂筋線なんば駅を通りますが、その連絡通路の頭上には、6月17日現在「大阪市営地下鉄の案内板」が残っています。わざとなのかそれとも心底忘れられているのか。

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阪神・近鉄大阪難波駅。奈良方面に向かう外国人旅行客でいつもごった返しています。そう言えば先日京都市内に於いて、観光地の外国人旅行客対応についての話し合いがあったそうですが、観光地のインフォメーション云々の前に、公共交通機関の整備が先では、とも思いますが如何でしょう。

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途中尼崎駅で乗り換え。今や非常に少なくなったと思われる、運用上の都合による「普通電車の車両交換」が見られました。阪急電車でも桂駅で見られましたが、今もあるんでしょうか。

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今津駅到着。昼間は快速急行が停車するのをすっかり忘れてました。

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改札を出て南に向かいます。ここまでは、大阪ガス今津グラウンドに向かう時と全く同じです。

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違うのはここから。阪神高速道路の下の今津交差点を渡り、右に曲がります。歩道にはかなりの段差があります。ご注意ください。

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今津駅からだいたい歩いて約6分。車道に案内板があります。小さな川(津門川)を渡ると、左手に無骨な鉄塔が見えます。これが、津門中央公園野球場の周囲を覆うネットを支える塔です。ここから見るだけでも、かなり旧さを感じます。

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その手前にある「津門中央公園」。この広場は東地区(防災公園)にあたるそうでして、コンクリート打ちっぱなしの建造物は「大型休憩所」。ここは、国道43号線沿いにあるからなのか、災害時の救援物資の集配所にも転用出来るとか。阪神・淡路大震災の教訓はこんな所にも生きています。

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その奥に、目指す「津門中央公園野球場」があります。フェンスの造作などは、大阪ガス今津グラウンドや、パナソニックベースボールスタジアムにそっくりと言えばそっくりですねぇ。

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元を正せば、1994年に解散した川崎製鉄神戸硬式野球部が、本拠地および練習グラウンドとして使用していた野球場。ゆえに造りはかなりしっかりしたもの。ただ、昭和のかほりが至る所に。

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入り口はごく狭いですが、入ったみましょう。本部棟の奥に、内野スタンドへの階段があります。

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フィールド部分は、内野は土、外野は天然芝になっています。

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両翼91メートル、中堅112メートル。現在の標準からするとかなり狭い野球場ですが、高校野球の春・秋のブロック予選、また春・夏の選手権大会の練習場としても使われているそうです。ブルペンは、両翼フェンスの内野側の外にあります。

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スコアボードは完全人力のパネル式。ボールカウントはBSO。何となくですが、昔の阪神甲子園球場のスコアボードを思い起こさせます。同じ西宮市内だけに、意識はあるんでしょう。また、黄色いラインがありますが、球場の狭さをカバーすべく、これが外野フェンスのてっぺんのようです。そしてスコアボード左のバックスクリーン。昨年の台風21号で、ここもかなり被害があったとかで、一部には補修の跡が残っています。ネットを支える鉄塔とかは大丈夫だったんでしょうか。

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外野フェンスはもうボロボロ。と言うよりも、これが球場の歴史。

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バックネットと、球場を囲うネット。外から見てもわかる通り、かなり無骨な造りになっています。周囲はほぼ住宅地、また球場利用者の駐車場などになっている為、かなり高いネットになっています。

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ベンチの様子。

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観戦スタンド。高校野球の地区予選に使用されるだけあって、ベンチシートとは言うもののかなり新しめ。もっとも、グラウンドとの仕切りのフェンスはかなり低いので、ファウルボールが直撃すれば一発アウト、だとは思いますが、幸いにもこの日は無事でした。

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住宅地とマンションと高速道路に囲まれた、とても狭い所にある昔ながらの野球場。現在では主に関メディベースボール学院の通常練習場として使われています。また草野球にも使われているとか。

設備は古めかしいですが、どうか末永く使って欲しいと思います。

2019.06.21 / Top↑
2006年に政令指定都市に移行したわが町堺市。しかしながら正直な話、古墳以外に見るべきものはありません。形のある古墳は空から見てなんぼ。地平から見たらただの丘、と言う風に考えていますが、その「百舌鳥・古市古墳群」も世界遺産になるとかならんとか。また辛気くさくなるなぁ。

それとは関係なく、全国の政令指定都市にはほぼ全てに、プロ野球公式戦が開催出来るだけの規模のスタジアムがありますが、残念ながら堺市には あ り ま せ ん 。 中区にある原池公園では現在、スタジアムの建設が進んでいますが、それでも収容人員は5000人規模。かなり弱いです。

で、堺市内でアマチュア野球の公式戦が開催出来る「野球場」はあるか?と言うとなきにしもあらず。大阪湾に面した、堺泉北臨海工業地帯の思い切り端っこにある「みなと堺グリーンひろば」。ここに、スタンドこそないけど、硬式野球場がある。しかもそこで、第45回全日本クラブ野球選手権大会大阪・和歌山予選がある、と言う事で、思い付く限りの公共交通機関を駆使して行ってきました。

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おはようございます南海高野線初芝駅。まずは南海バス。駅前ロータリーにある、池田泉州銀行の前の停留所から出発する「堺駅南口」行きに乗車します。昔は1時間に2本あったんです(大浜体育館に行くのによく利用してました)が、いつの間にか大幅に削減されてしまいました。

堺市内の公共交通機関(鉄道)は、南海本線・高野線、JR阪和線、阪堺電気軌道とありますが、いずれも南北方向、大阪市内に向いて走っています。故に、泉北ニュータウンに代表されるように、大阪市のベッドタウンとして発展してきましたが、残念な事に東西の移動が不便極まりないです。

その不便を打破すべく運行を開始した(と思われる)堺シャトルバスですが、東西交通としては弱いです。過去にはLRT構想もありましたが、反対運動もあり結局は立ち消えになってしまいました。

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そんなこんなで約25分。堺駅南口に到着。バス乗り場こそ立派ですが、そこから堺駅までは、何となく裏路地っぽい雰囲気。堺駅本駅舎とも、川を挟んだ所になる為、別の駅のようにも思えます。

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その堺駅の南口改札入口。ホームの南端にあたります。駅ビルが建てられている本駅とうって変わって、日曜日の早朝だからでしょうか、何となくうら寂しい雰囲気。南海本線が高架化される前は、南側がメインだったように記憶しているんですが。

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ここからは南海本線普通電車に乗車します。

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南海電車に揺られる事ふた駅約4分、石津川駅に着きました。高架下の「ショップ南海石津川」にコンビニエンスストアがあるので、ここで食糧は確保しておいた方がいいでしょう。

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ここからも本来はバスに乗りたいところ。実際に南海バスもあるんですが、残念ながらみなと堺グリーンひろば方面に向かう路線は 「 日 曜 ・ 祝 日 運 休 」 。もっとも、乗車した所で、みなと堺グリーンひろばまでは行ってくれないので、途中から歩かないといけないんですが。

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なので、タクシー。やはり臨海工業地帯の玄関駅ゆえか、常時数台、客待ちをしている模様です。

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大規模工場・事業所が立ち並ぶ広い道路、臨海六区と呼ぶそうですが、走ること約10分、中型タクシー運賃にして1800円。ほぼ突き当たりに「みなと堺グリーンひろば」の入り口があります。

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駐車場のすぐ横は既に「みどりの広場」。そこにある未舗装の道を歩きます。左手遠くには大阪湾。何かえらい所に来てしまった感があります。埋立て地とは言うもののまさに「辺境の地」。やがて遠くに、それらしき設備が見えてきます。

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着きました。

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硬式野球場はA・Bと二面あり、同じ造り。クラブ選手権予選はBで。隣のAグラウンドでは、リトルリーグの試合(ジュニアホークスが出場)が行われていました。

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フィールド部分は全面土となっています。表示はありませんが、両翼90メートル、中堅110メートル。周囲荷物は比較対象物がなく、観客席がグラウンドに近いので、さらに狭く感じます。

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スコアボードは完全人力。スコアこそ数字が用意されていますが、当然チーム名は手書きです。

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観戦スタンドは芝生、と言うよりもただの土手。敷物は必携でしょう。そして何よりも、フェンスの低さが目を引きます。さらには周囲を囲う、高いネットがない(低いゴルフネットはあります)ので、ファウルボールが飛んだ場合には「(自主的に)危なーい!!」と叫ぶしかありません。mた、内野に当たる部分には、若干の木陰もあります。ここなら比較的快適に観戦出来るものと思われます。

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ダッグアウトは観客席から丸見え。ロッカールームなる小洒落た設備はないので、選手の荷物はベンチ裏付近に置くしかありません。貴重品の管理は厳重に。そして、場内アナウンスが出来るのか出来ないのか、本部席もあります。

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公共交通機関とは無縁な場所にあるので、おいそれと来れない野球場ですが、最近では、昨年発足したクラブチーム・JFFシステムズなどが練習場として使用しているようです。

堺市中区にある原池公園では現在、収容5000人規模のスタジアムの建設が進んでいます。おそらく開場する来年度以降は、JABA公式戦の一部はそちらで行われると思います。そしてみなと堺グリーンひろばに来て改めて思ったんですが、ここの野球場も何らかの形で生かせんかな、とも。

新しい球場は、堺シュライクスと言う独立リーグのチームが本拠地として使用するとか。ならばこの野球場も、もう少し手を加えて、スタジアムとまでは行かんでも「ひろばの一部」を脱した野球場にして欲しいなぁ、と。それだけ大和川以南の南大阪には情けない程野球場が本当に少ないんです。

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土地はあるので、公共交通機関さえ、もうちっとましならなぁ、と考えざるを得ません。

2019.06.20 / Top↑