「大阪→東京→博多→大阪 高速バスだけの旅」最終夜です。

長々と綴ってきた「やられ自慢の旅」もようやく最終回を迎えました。なかなか連休のとれない仕事に就いてるので、元旦から働いたんだからこの時期くらいは休ませてもらうぞと言う事で、落ち着いたこの時期に連休をいただいたんですが、幸か福岡(不幸か)ちっとも休んだ気がしません。

そんな連休二日目。新宿からのキングオブ深夜バス「はかた号」で約1年半ぶりに九州上陸を果たして、大阪に戻るまでの行程でございます。しかしながらまだこの先、ざっと計算で約620kmを移動しなければいけません。果たして五体満足で無事、我が家に戻る事が出来るんでしょうか。

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福岡市内の近距離路線バスだけでなく、九州各都市からの高速バスの集まる博多駅バスターミナル。待合室に立っているだけでも、西鉄バスはじめ九州各地のバス会社の名前を見る事が出来ます。

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熊本行・長崎行のバスは、経由地がいろいろありますが、おおよそ10分から20分に1本の頻度。宮崎行ですら30分に1本。西鉄バス系列全体で一体何台のバスを所有しているんでしょうか。

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すっかり「おしゃれな駅」になった博多駅と博多駅前。ただ、何度来てもほっと落ち着くのは何故か、未だに分かりません。もしかしたらこれが九州と言う土地の魅力なのかも知れません。

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博多まで来るとやはり喰っておかなければいかんのが「博多ラーメン」。しかし博多駅周辺にそれらしき店が思い付かない、と言うよりもいろいろ行った事がない、ので、地下鉄で中洲川端駅へ。プロ野球はオフシーズンでも、やはり地元ともなると、年がら年中「福岡ソフトバンクホークス」。

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中洲川端駅にくるのも久しぶり。

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中洲川端駅から、冷泉公園の横を抜けて歩いて約5分。随分と慣れ親しんだ「はかたや 川端店」。何と言っても、初めて博多で食べた博多ラーメンがここ。如何にも「外来客は相手にしてません」的な、よい感じに枯れた店。流れている有線放送も「歌謡曲」。全てに於いて「昭和」な店です。

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「はかたや」からの戻りは、腹ごなしついでに博多駅まで10分ほどかけて散歩。普段は泊まるだけに来るような街ゆえ、外を出歩くのは夜か朝。ゆえに日のあるうち、と言うのはかなり新鮮です。

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改めて、博多駅バスターミナル周辺の様子。

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大阪駅自体が再開発され、桜橋口にあった高速バスターミナルも駅北口に移転。かなりの本数の高速バスが出入りするようになりましたが、九州全土に向かって次々と高速バスが出発していくシーンってのはやはり圧倒されます。

さて、博多から大阪に帰らねばいかんのですが。残念ながら大阪に向かう「山陽道昼特急博多号」は2011年に運行休止。夜行の「ムーンライト号」も廃止。青春18きっぷでは当日中に大阪には帰れない。ならば、と言う事で、昼行の本州方面最遠方へ向かう長距離高速バスを利用しました。

広福ライナー

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広島と九州・博多を結ぶ唯一の昼行高速バス。これ以上の距離になると全て夜行バスになる、前述の通り青春18きっぷを使っても今日中に大阪に帰れるわけがない。ならば、慣れ親しんだ広島まで行って、お好み焼きを喰ったらええんやろ(乱暴)と言う事で、こう言う行程になった次第です。

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福山発着の夜行便を含め、現在10往復ある広福ライナー。博多駅交通センター15:00発の便は「広交観光」の担当。他にJR九州バス、中国ジェイアールバス、中国バスの共同運行となっています。総移動距離は約290km。発車時刻的に言うと「薄暮ゲーム」と言うところでしょうか。そして、この旅唯一の「4列シート」。しかしながらお客さんは全員、窓側席で落ち着きました。

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で、最近の高速路線バスに標準装備(と思われる)の携帯電話充電用コンセント。事前の調査では「広交観光便にはない」との事でしたが、窓側席には窓下に、通路側席は肘掛けの下にありました。

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はかた号同様に、福岡県から本州を目指すバス路線ですが、広福ライナーは小倉駅前には寄らず、ここ小倉南バスストップに停車します。市街からはかなり離れた所、さらにはバックがえらく長閑ですが「とりあえずは北九州市内にも停まっといた方がええかのぉ」的な感じを受けます。

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最初の休憩地・北九州市門司区にある吉志(きし)サービスエリア。

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今日2度目の関門橋。午前中の「はかた号」の際には爆睡してました。普段は関門トンネル・新関門トンネルで九州に渡るばっかりだったので、夕刻とは言うものの感慨深いモノがあります。

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ちょうど1か月前にチケットを手配したので、座席は「1A」つまりは最前列左端。夕方から夜にかけての走行とは言うものの、どこかで前面展望は堪能しておかないとやられてしまいまするゆえ。

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2回目の休憩地は、18:10より15分間、山口県下松市にある下松(くだまつ)サービスエリア。「ミスターどうでしょう」こと鈴井貴之氏が「ケツの肉が取れる夢を見た」と告白したのは「サイコロ5 キングオブ深夜バス」ではかた号乗車の際の、下松サービスエリアの案内板の前。しかし残念ながら、日も暮れてしまい、当の案内板は見つけられぬままタイムアップとなってしまいました。

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19:20。広島市内に入り、まず停車するのは「広域公園前」。停留所。広島高速交通アストラムライン「広域公園前駅」のすぐ横になります。次の大塚駅共々、下車する人はいませんでした。

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五日市インターチェンジを降りて、広域公園前停留所~大塚駅停留所は一般道路、そして大塚駅南の沼田料金所より、広島高速道路4号線を走ります。大半がトンネルと言う、不思議な高速道路です。

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19:32、定刻に広島バスセンター到着。バスはこの後、広島駅南口が終点ですが、今回はここで下車します。比較的近距離とは言うものの、定刻到着と言うのはなかなか巡り会えません。

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最近は早朝もしくは午前中に到着して夕刻には離脱、と言う事が多いので、夜の広島の街をほっつき歩くのは久しぶり。もっとも、日のある時間帯でも、繁華街にいる事も本当に少なくなりました。

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広島に通うようになってもう25年になろうとしてます。その間、広島駅前にあった「広島百貨店」は「福屋エールエール」になり、ダイイチはデオデオを経てエディオンになりました。天満屋八丁堀店は、ビルの名前だけにその名前を残し、ヤマダ電機になりました。広電電車も「連結車」が幅を利かすようになりました。それでもやはり、ここに「帰って来る」と、どことなく安らぎを覚えます。

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そして二夜連続のお好み焼き。これもまた慣れ親しんだ、地蔵通りにある「貴家。」にて晩餐。

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毎回喰うものはほぼ決まっていますが「貴家。」さんのパリパリに焼かれたそばがメインのお好み焼きは絶品。最初にへらを差し込む時の「ザクッ」とする感触はいつ来てもたまりません。ただ、一人で3860円も飲み食いするのは如何なものか。まぁ普段は殆ど外食をしないので、たまの贅沢。

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絶品お好み焼きを堪能して、いよいよ最終走者「グランドリーム広島号」乗車のため広島駅北口へ。広島バスセンターからでもよかったんですが、やはり最後も始発から乗車したいですから。

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そう言えば、八丁堀から広島駅まで広電電車に乗ったんですが、初めて1000系「GREEN MOVER LEX」の「全扉乗降仕様」に当たりました。宮島線だけでなく、市内線全路線で「連結車」が当たり前になりつつある広電電車。いずれはこれも当たり前になるんでしょうか。

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広島駅電停。広島駅ビル「ASSE」が建て替え、その新駅ビルの2階に、的場町電停から駅前大橋を渡った広電電車がそのまま乗り入れる壮大な事業が、正式に認可されました。新駅ビル開業は2025年春。広電電車もまた、広島東洋カープとともに「広島の顔」なんですよねぇ。

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広島駅ビル「ASSE」の正面では、翌1月10日から始まる「全力閉館 WINTERクリアランスSALE」の準備が粛々と進行していました。開場して54年。ASSEになって「広島ステーションホテル」もなくなりましたが、広電電車の乗り入れで「二度目の改装」になります。

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南北連絡コンコースから新幹線口にかけて。きらびやかにきらびやかになりましたが、何となく無機質に感じるのは気のせいかな。と言うか新幹線乗車口がJR東海っぽく感じるんですが。

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広島駅新幹線口前周辺。広島駅前再開発はひと段落ついたんでしょうか。でかいホテルがポンポンと2つ建設され、見違えるような街並みになりました。それに伴い、バス乗り場も整備されました。

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そして23:03、最終走者が広島駅前に登場しました。

グランドリーム大阪号

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以前は「山陽ドリーム広島号」と言う名前でしたが、グランドリーム号車両を使用と言う事で、便名も変わりました。大阪・湊町バスターミナルまでの移動距離は約330km。下車休憩予定は1か所。ついに到達した最終ラウンド。果たして「KO」されずに済むか。わりとギリギリの戦いです。

そして23:15、粛々と出発。ちなみに既にカーテンは閉め切られています。

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当初の予定では、唯一の解放休憩、山陽自動車道八幡パーキングエリアでしたが、何らかのアクシデントがあったのか、急遽福山サービスエリアになった模様。時間は00:55より20分間。本気で寝るつもりでおったんですが、結局は全行程の全解放休憩、下車する事態になってしまいました。

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そして、5:50。意外な所で降ろされましたが大阪駅に帰って来ました。大きなアクシデントやトラブルもなく、予定通り事も進み、体調もほぼ「やられる事なく」戻って来る事が出来ました。

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どうせなので、最後は日の出直後06:52の南海高野線初芝駅。これにて全行程終了です。

計画を思いついた11月半ば時点では「果たして無事に帰って来れるのか(とくに体調面)」などなどありましたが、意外にも体調を崩す事なく帰って来る事が出来ました。帰宅後無事、午後からの勤務もこなすことが出来ました。やれば出来るもんなんやなぁ、とは思います、が・・・・・・。


・・・・・・・・当分高速バスは結構です。とは言うものの、もうすぐ野球シーズン。またバスの予約に躍起になるんでしょうねぇ。次にこんな事をやる時は、もう少し予定に余裕を持たせたいものです。でまはた、どこかのバスターミナルでお会いしましょう。ありがとうございました。

2020.01.13 / Top↑


「大阪→東京→博多→大阪 高速バスだけの旅」第二夜です。

無事、東京駅日本橋口に「グラン昼特急6号」で到着。そして五反田の「本格お好み焼きと広島地酒の店 ほじゃひ」で鋭気を養い、いよいよ「キングオブ深夜バス」はかた号との14時間超の戦いに挑む為、バスタ新宿へと向かいます。果たして50過ぎのオッサンが太刀打ち出来るのかどうか。

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山手線五反田駅から、外回り電車に揺られる事約15分。新宿駅に到着です。過去に幾度か新宿駅に来た事はありますが、横浜駅同様「いつ来てもどこか工事をしてる」印象があります。そしてよく迷います。いつかは覚えてませんがいつの間にか同じ場所に戻って来てしまった事もありました。

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目指す「新宿南口交通ターミナル(バスタ新宿)」は駅の西口にあります。以前ここから中央自動車道経由のドリーム号に乗車した事がありますが、当時の駅周辺は、大規模な工事中。西口にあった高速バス乗り場もプレハブの仮設の建物だったのを覚えています。

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これまで、新宿駅周辺19か所に分散していた各方面への高速バスの乗り場。「新宿駅南口地区基盤整備事業」の一環として建設されたバスタ新宿。立派なバスターミナルですが、交通法規上では3階・4階および進入路は、駅前を走る国道20号線(甲州街道)の一部になっているそうです。

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夜行バスのターミナルと言うのは、どことなく気だるい空気が流れてて、何となくジメッとしてる感じもします。かつて夜行列車の始発駅のホーム(上野駅とか大阪駅11番ホームとか)がこんな感じやったなぁ、などと。まぁこれから「寝る」のであって、キャッキャしててもおかしいんですが。

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でもって、長距離の乗車なので、必要と思われる食糧と水分を確保。途中の下車休憩が何分あるか分からない、ともなると飲料だけでは済みません。何と言っても翌日昼前までの長期戦ですからね。

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目指す「はかた号」の出発する乗り場は「D10」。待合所を出てぐるっと半周。もう完全に外。

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そして20:45、まさに「悠然と」バスタ新宿D10番乗り場に登場しましたキングオブキングス。

はかた号

走行距離は、第一夜で紹介した通り約1097km、所要時間は14時間17分。過去には大阪・あべの橋~鹿児島・いづろ高速バスセンター間の夜行高速バス「トロピカル号」に乗車経験もありますが、トロピカル号は所要約12時間。はかた号はさらにその上を行きます。これがキングたる所以。

そして、走行経路がものすごい。バスタ新宿発車後、首都高速初台南入口から首都高速中央環状線・3号渋谷線、東名高速道路、新東名高速道路、伊勢湾岸自動車道、東名阪自動車道、新名神高速道路、中国自動車道、山陽自動車道、広島岩国道路(これがちと意外)、再び山陽自動車道~中国自動車道から関門橋を渡って北九州都市高速から小倉駅前、砂津、黒崎インターチェンジ(引野口)に停車。九州自動車道から福岡都市高速4号線を経て、西鉄天神高速バスターミナル、そして終点の博多駅バスターミナルに至ります。

そして使用されるバス。「水曜どうでしょう」に頻繁に登場していた頃は、一般的な3列独立シートの夜行高速バスでしたが、2009年に二階建て車両を導入後、様々な変遷を経て、現在ではハイデッカー車を使用。座席も「プレミアムシート」と「ビジネスシート」の二本立てとなりました。

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で、どうせならと言う事で、一台に4部屋しかない「プレミアムシート」を選択。夜行バスでは、東京~大阪間の「プレミアムドリーム」号や、東京~大阪・広島間で両備バス・関東バスが運行する「ドリームスリーパー」に個室がありますが、はかた号にも2014年から導入されています。

運賃は、この日(1月8日)発は18350円。4段階あるうちの下から2番目。土日・休日・休前日は20400円となります。いずれにしても、新幹線や航空機よりは安く設定はされています。

まずは車内の様子から。

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手前、まるっきり漫画喫茶のような仕切りがあるのが、これから乗車する「プレミアムシート」。奥の3列になっている座席が「ビジネスシート」。最後列4席は女性専用席になっています。

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進行方向左側1A席。完全個室なので最前列もへったくれもないですが、1番席に関しては、完全ではないながらも前が見えます。但し深夜にはカーテンで締め切られます。これは安全上の問題。

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当然個室なので、シートは後ろを気にせずに倒せます。そしてすぐ脇には、車内専用のスリッパ。やはり靴を脱ぎたくなる長距離夜行バスには欠かせません。そしてその裏の紙は、マッサージチェアになっているシートの取扱い説明書。マッサージする事はなかったですが、至れり尽くせり。

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こちらも取扱い説明書。シートヒーターが装備されていますが、これは重宝しました。そしてプレミアムシートを含めた全座席にSOSボタンも設置されています。勿論押す事はありませんでした。

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正面窓下には「ホットアイマスク」と「にしてつニュース」。テーブルは、窓側の肘掛けを開くと出てきます。あまり重いものは乗せられないようです。近鉄特急でよくあるタイプのモノ。

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携帯電話充電用のコンセントは、両方の肘掛けの先に1か所ずつあります。さらに、窓側のコンセントの下にはUSBボートもあり、都合3台の機器を充電する事が出来ます。これも重宝しました。

乗務員さんは二人。交代制で14時間を走破します。途中御在所サービスエリア、三木サービスエリア、福山サービスエリアで、車両の点検と乗務員交代の為の停車があります。起きてられるかな。

そして定刻21:00。「死出の旅路」へ出発・・・。

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23:05、最初の休憩地・静岡サービスエリア。ここで15分の休憩。「水曜どうでしょう」に登場してた頃は、中央自動車道経由だった為、諏訪湖サービスエリアが最初の休憩地でした。これだけ長距離を走行しながら、下車休憩は二回だけ。この時間ならせいぜいトイレ程度で終わります。

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トイレに行って戻って来ると、はかた号のすぐ隣に、同じく東京駅~博多駅間を走行する「オリオンバス」との、もはや狂気としか思えないツーショットが実現。因みにオリオンバスは、トイレなし車両を使用するのでその分解放休憩も多くなっており、所要時間は15時間50分かかるそうです。

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翌朝08:00、2度目の下車休憩は、山口県は山陽自動車道・佐波川サービスエリア。

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鈴井貴之氏が「やっぱりいません」の名言(?)を残したのは、ここ佐波川サービスエリアの石庭公園の看板の前ですが、残念ながら「サイコロ3後編」放送当時とはかなり様相が変わってました。

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関門橋を爆睡したまま通り過ぎ、まず小倉駅前(高速バス乗り場)に停車します。下車する人は多いです。かつてここから、今はなき「ムーンライト号」に乗るはずが「間に合わなかった」と言う大失態を犯してしまいました。何とか「(これも今はなき)あかつき号」で帰っては来れましたが。

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ちなみに小倉駅前には、高速バス乗り場から道路を挟んで「小倉駅バスセンター」と言う施設がありますが、ここは西鉄バスと競合関係にあるJR九州が所有している為、小倉駅周辺の路線バス(西鉄バス北九州)は使用しているものの、高速路線バスは残念ながら乗り入れが出来なくなってます。

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09:42。「砂津(バスセンター)」に停車します。西鉄天神高速バスターミナルからの北九州方面着のバスはここが終点となります。経路等多々ありますが、かなりの本数が運行されています。

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11:20、いよいよ福岡市内に突入。博多駅バスターミナルももうすぐです。

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やられたかどうかは別にして、はかた号は無事、博多駅バスターミナルに到着しました。

「メインイベント」は終わりましたが、まだまだ旅は続きます。

※最後に、西日本鉄道博多自動車営業所の皆様、いろいろお手数をおかけしました。感謝しております。この場を借りてではございますが、改めて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

2020.01.12 / Top↑