

今年は、3月のJABA東京スポニチ大会、そしてJABA岡山大会を観に行ける日は観に行くと言う「ピンポイント」で観戦して来ました。いずれの日も、中国地区のチームの試合が観戦出来ています。おそらく偶然かも知れませんが、全て個人的な「球暇」に当たっています。ありがたい事です。


そして今回のJABA京都大会。4月25日火曜日スタートの30日日曜日終了。残念ながら観戦出来るのは28日金曜日だけ、となりましたが、そこにも中国地区のチームが出場すると言う偶然。ある理由で今年は中国地区のチームだけを観戦して回ってますが、ここまで来ると宿命、とすら思います。




2023年に入って、松本旗三浦旗大会から通算7試合目観戦のJFE西日本。















松本旗三浦旗大会で4試合、オープン戦で1試合、JABA岡山大会で1試合と、圧倒的な戦力を駆使しての「観戦全勝」。JABA四国大会も、観戦こそ叶いませんでしたが、優勝決定トーナメント進出。続くJABA岡山大会を制して、今年の社会人野球日本選手権出場を早々と決めています。















とにかく今年のJFE西日本は「強い」のひと言。投手陣も、藤原投手、筒井投手が完全に一本立ち。津山投手と共に「三本柱」を形成。攻撃陣も、7年目を迎えた綿屋選手が四番に座り、新加入の土井克也選手が目覚ましい活躍。どこからでも点が取れる「超重量打線」へと変貌を遂げています。















京都大会をどのように位置付けておられるかは分かりませんが、仮に今大会を制するとなると、日本選手権の中国地区出場枠が一つ、増える事になります。とは言うものの、既にJFE西日本が出場を決めているので、一つ増えているようなもんだ、とは思いますが、勝つに越してことはありません。


そして相対するは三菱重工West。















発足当初は、相次ぐ統合その他で、巨大戦力rとなりましたが、今年は新加入の選手が5名と、だいぶ精査されてきた印象があります。大ベテランの「妖怪」守安 玲緒投手が昨年限りで勇退、投手陣は若返ったように思えますが「重鎮」鮫島優樹投手が健在ぶりを発揮されています。












既にEastが、今年の「JABA長野県知事旗争奪野球大会(これが正式名称です)」を制して、日本選手権出場を決めています。既に日本生命と東芝ブレイブアレウスに連勝、この試合を取ると予選通過となりますが、落とすと、この後の日本生命対東芝ブレイブアレウスの結果次第、となります。
スターティングオーダー
先攻:三菱重工West
1(中)根来祥汰 (滝川第二高校)
2(右)杉浦有佑 (大谷高校~同志社大学)
3(左)湯口郁実 (大垣日本大学高校~大阪商業大学)
4(一)西岡武蔵 (三重高校)
5(指)佐藤悠輝 (飛龍高校~東北福祉大学)
6(遊)中山将太 (市立和歌山高校~中部学院大学~三菱重工名古屋)
7(三)楠本 歩 (岡山城東高校~筑波大学~オセアン滋賀ブラックス)
8(捕)拾尾昌哉 (奈良大学付属高校~三菱重工名古屋)
9(二)朝日晴人 (彦根東高校~慶應義塾大学)















投:西 隼人 (福岡大学大濠高校~関西学院大学)
後攻:JFE西日本
1(一)土井克也 (北条高校~神奈川大学)
2(右)上西嵐満 (宇部鴻城高校~日本体育大学)
3(二)新田旬希 (市立呉高校~駒澤大学)
4(指)綿屋 樹 (鹿児島実業高校)
5(三)古田 塁 (天理高校~東洋大学)
6(左)高田桐利 (広陵高校~法政大学)
7(捕)後藤将太 (奈良大学付属高校~帝京大学)
8(遊)柴田海斗 (関東学園大学付属高校~帝京大学)
9(中)永山裕真 (報徳学園高校~青山学院大学)


















投:筒井恒匡 (松本工業高校~日本体育大学)
審判員










球審:那須健司 一塁:小野 二塁:田中一 三塁:五味多
成績
1回表




根来 ストレートのフォアボール








杉浦 初球をピッチャー前送りバント




湯口 フルカウントから6球目を選んでフォアボール







西岡 1―2から球目を打ってセンターフライ セカンドランナータッチアップでサードへ








佐藤 1―2から4球目を空振り三振
1回裏








土井 1―1から3球目を打って右中間へツーベースヒット








上西 初球を打ってライト前ヒット




新田 2―1から4球目を打ってライトフライ








綿屋 1―2から4球目を打ってセカンドフライ
次打者古田の5球目(ボール)にファーストランナー上西セカンド盗塁成功




古田 フルカウントから7球目を選んでフォアボール








高田 1―2から5球目を打ってライト前タイムリーヒット






JFE西日本2―0三菱重工West












後藤 2―0から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット



JFE西日本3―0三菱重工West








柴田 1―1から3球目を打ってファーストファウルフライ



2回表








中山 初球を打ってレフト前ヒット




楠本 1―2から4球目を空振り三振











拾尾 初球を打って左中間へツーベースヒット











朝日 0―2から3球目を打ってサードゴロ サードランナータッチアウト








根来 2―2から5球目を空振り三振



2回裏








永山 2―1から4球目を打ってセカンドゴロ








土井 初球を打ってレフトオーバーツーベースヒット




上西 1―2から4球目を空振り三振




新田 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ









3回表




杉浦 1―2から4球目を見逃し三振








湯口 1―1から3球目を打ってセンターフライ




西岡 2―2から5球目を打ってライトフライ






3回裏








綿屋 フルカウントから6球目を打ってライトフライ








古田 初球デッドボール








高田 2―1から4球目を送りバント失敗キャッチャーファウルフライ






次打者後藤の7球目前にファーストランナー古田セカンド盗塁失敗
4回表




佐藤 1―2から4球目を空振り三振








中山 フルカウントから6球目を空振り三振
楠本 初球を打ってファーストゴロ
4回裏
三菱重工West選手交代


















ピッチャー西に代えて鮫島優樹(神村学園高等部~MSH医療専門学校~三菱重工広島)
後藤 1―0から2球目を打ってレフト前ヒット




柴田 0―1から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ




永山 フルカウントから7球目を打ってライトフライ









5回表




拾尾 1―1から3球目を打ってライトファウルフライ




朝日 初球を打ってレフトフライ




根来 2―2から5球目を打ってセンター前ヒット
杉浦 2―2から5球目を空振り三振






5回裏




土井 2―2から5球目を空振り三振








上西 0―2から3球目を空振り三振




新田 2―2から5球目を打ってレフトフライ






6回表








湯口 1―1から3球目を打ってファーストゴロ








西岡 初球を打ってサードゴロ








佐藤 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ









6回裏




綿屋 0―2から3球目を空振り三振








古田 初球を打ってレフトフライ




高田 1―1から3球目を打ってレフトフライ












7回表




中山 0―2から3球目を見逃し三振








楠本の代打平湯蒼藍(長崎海星高校~専修大学) 2―2から6球目を見逃し三振




拾尾 3―1から5球目を選んでフォアボール




朝日 初球を打ってサードゴロ






7回裏
三菱重工West選手交代
代打平湯に代えてサード波多野優(天理高校~天理大学~三菱重工名古屋)




後藤 1―2から7球目を見逃し三振




柴田 1―2から4球目を打ってレフト前ヒット




永山 初球を送りバント失敗サードファウルフライ



三菱重工West選手交代














ピッチャー鮫島に代えて伊藤大和(創成館高校~三菱重工名古屋)



次打者土井の初球(ボール)にファーストランナー柴田セカンド盗塁成功








土井 1―1から3球目がデッドボール




上西の代打三木大知(倉敷工業高校~岡山商科大学) ストレートのフォアボール








新田 初球を打ってサードファウルフライ






8回表
JFE西日本選手交代
代打三木がそのまま入りライト




根来 0―2から4球目を打ってショートゴロ








杉浦 1―0から2球目を打ってレフトフライ




湯口 1―2から5球目を打ってレフト前ヒット








西岡 2―2から5球目を打ってサードゴロ
8回裏
三菱重工West選手交代



















ピッチャー伊藤に代えて竹田祐(履正社高校~明治大学)








綿屋 1―1から3球目を打ってライト前ヒット
JFE西日本選手交代



ファーストランナー綿屋に代えて河内愛哉(広島商業高校~富士大学)



次打者の2球目(ボール)にファーストランナー河内セカンド盗塁成功




古田 1―1から3球目をファースト前送りバント




高田 初球を打ってピッチャーゴロ
後藤 0―1から2球目を打ってファーストゴロ



9回表








佐藤 2―0から3球目を打ってライトフライ




中山 初球デッドボール








波多野 1―1から3球目を打ってショートゴロ捕球エラー











拾尾 初球を打ってレフト前ヒット
JFE西日本選手交代











ピッチャー筒井に代えて尾田恭平(智辯学園高校~大阪商業大学)








朝日 1―1から3球目を打ってファーストゴロホームフォースアウト




根来 0―1から2球目を打ってレフトフライ









三菱重工West
000 000 000 0 H5 E1
300 000 00X 3 H7 E1
JFE西日本
試合開始12:17 試合終了14:33

前日の対東芝ブレイブアレウス戦では、あれよあれよと言う間に失点を重ね、何とコールドゲーム敗戦となってしまったJFE西日本。対戦するどのチームも、ある程度戦略は練ってきているとは思いますが、この試合「も」、今年これまで観てきた通りの「序盤猛攻逃げ切り」の試合となりました。
勝手な話ではありますが、私が観戦したJFE西日本は「7連勝」。どこからでも点が取れる打線。津山投手、藤原投手、そしてこの日先発した筒井投手。社会人野球の短期決戦に必要不可欠とも言われる「先発三本柱」が確立された今のJFE西日本に、大きな穴は見当たらぬように思われます。
そして、この試合を落としてしまった三菱重工West。3連勝の懸かった試合に、今年新加入、そして初先発の西投手でしたが、ちょっと荷が重かったかな。個人的にはスタメン発表前、JFE西日本の勝手を知っている(これはお互い様)、鮫島投手の先発もあるかな?とは思ったんですけどね。
これで三菱重工Westは2勝1敗で予選リーグ終了。しかしながら、この後の第三試合、日本生命対東芝戦では東芝が勝利。JFE西日本もあと1試合勝って2勝1敗になる可能性もありますが、予選リーグの「総失点」で三菱重工Westが最小となる為、優勝決定トーナメント進出が決定しました。
2023.04.30 / Top↑
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