

第18回兵庫県知事杯争奪大学・社会人野球大会。個人的にはこの試合が、2022年ラストです。


で、2回戦、三菱重工West対神戸大学の試合。この試合は本来、13日の日曜日に行われる予定だったんですが、雨天中止で一日順延。そして再び、三菱重工Westの試合を観る機会を得ました。思い返せばこの大会、毎年どこかで雨天順延だの、試合の中断があったりしてるようにも思います。
それとは別に、12日土曜日に飛び込んで来た、とんでもないニュース。


三菱重工West・守安玲緒投手引退






再編前の、三菱重工神戸、そして神戸・高砂と、その無尽蔵のスタミナで、完投完投また完投。「キングレオ」と呼ばれ、挙げ句の果てには「妖怪守安」とすら呼ばれた、三菱重工神戸の「絶対エース」。






2019年からは一時、兼任コーチをされていましたが、今年から再び選手一本。13年の長きに渡って君臨してきた大投手にも、残念ではありますが、ついに終わりの時が来てしまいました。






今だから記せるかと思いますが、去年のこの大会は、都市対抗野球大会前に行われました。その際に「(守安を)コーチと選手の、どちらでベンチ入りさせるか」的な話を立ち聞きしてしまいました。






その時点で「あぁ、あんな選手でもそんなに先は長くないのかな、そろそろそんな時期なのかな?」と思ったものです。そしてそれからちょうど1年後。いよいよ「その時」を迎えてしまいました。






ちなみに守安投手の引退の一報は、神戸新聞のウェブサイトで知りました。三菱重工神戸の選手に関しては、「引退しました」は以前にもあったそうですが、「引退します」は始めての事とか。






これもまた、スポーツ部門の再編を繰り返して生まれた「三菱重工スポーツチャレンジ」の一環なのかな、とも思ったり。もっとも、これだけ社会人野球で名を馳せた選手ですから、いつ引退のされようと、どこかのメディアで大々的に発表になってたとは思います。



試合開始前には、一塁側スタンドに、急遽作成された横断幕も設置されました。






守安投手最後の相手になった、神戸大学野球部。事前に報道は見ていたとは想いますが、まさかこの大会で、社会人野球のレジェンドの引退登板の相手になるとは思ってもみなかったと思います。






しかしながら相手の事情はどうあれ、試合は試合。勝たなければいけません。守安投手の存在はご存知かと思いますが、社会人野球界最高のピッチャー相手に、どんな試合を繰り広げてくれるか。
スターティングオーダー
先攻:神戸大学
1(中)前田幸希 (3年/姫路東高校)
2(右)牧 直希 (3年/白陵高校)
3(遊)梶川耕平 (3年/明和高校)
4(指)駒寿諒真 (3年/鹿児島玉龍高校)
5(左)日下 凌 (2年/畝傍高校)
6(三)宮原貫太 (3年/倉敷南高校)
7(一)金場永樹 (3年/高岡高校)
8(捕)喜田将生 (2年/長田高校)
9(二)増田幹太 (2年/国際大和田高校)














投:吉賀瑛音 (2年/鳥羽高校)
後攻:三菱重工守安・West
1(左)湯口郁実 (大垣日本大学高校~大阪商業大学)
2(二)藤原隆蒔 (近江高校~京都産業大学)
3(一)西田尚寛 (東大阪大学柏原高校~関西大学~三菱重工名古屋)
4(遊)中山将太 (市立和歌山高校~中部学院大学~三菱重工名古屋)
5(三)西岡武蔵 (三重高校)
6(中)笹治健汰 (近江高校~大阪商業大学~三菱重工名古屋)
7(指)谷合悠斗 (明徳義塾高校)
8(二)坂之下晴人(大阪桐蔭高校~関西大学)
9(捕)塚畝 諒 (履正社高校)






















投:守安玲緒 (菊華高校~富士大学)
審判員







球審:城下 一塁:長谷川 二塁:三浦 三塁:北野
成績
1回表




前田 1―1から3球目を打ってライト前ヒット




牧 2―2から5球目を打ってレフト前ヒット







梶川 初球をピッチャー前送りバント サードへ悪送球セカンドランナーホームイン



三菱重工West0―1神戸大学






次打者駒寿の2球目がワイルドピッチ




駒寿 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ サードランナーホームイン
三菱重工West0―2神戸大学







日下 初球をピッチャー前スクイズ成功
三菱重工West0―3神戸大学








宮原 1―2から4球目を空振り三振



1回裏








湯口 フルカウントから8球目を打ってセンターフライ




藤原 1―2から4球目を見逃し三振




西田 フルカウントから8球目を空振り三振
2回表







金場 初球を打ってサードゴロ











喜田 ピフルカウントから6球目を打ってッチャーゴロ








増田 1―2から4球目を打ってライトフライ
2回裏
中山 初球を打ってショートフライ








西岡 フルカウントから6球目を打って左中間へツーベースヒット






次打者笹治の6球目がワイルドピッチ




笹治 フルカウントから7球目がデッドボール











谷合 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ サードランナーホームイン
三菱重工West1―3神戸大学








坂之下 0―2から3球目を打ってセンター前ヒット











塚畝 1―2から4球目を打ってセンターオーバータイムリースリーベースヒット
三菱重工West3―3神戸大学




湯口 初球を打ってファーストゴロ
3回表




前田 2―2から6球目を空振り三振
牧 初球を打ってライト前ヒット



次打者梶川の5球目(ボール)にファーストランナー牧セカンド盗塁失敗




梶川 フルカウントから7球目を空振り三振



3回裏




藤原 0―2から3球目を空振り三振








西田 初球を打ってセカンドフライ




中山 1―2から4球目を打ってファーストフライ
4回表




駒寿 初球を打ってピッチャーゴロ




日下 ストレートのフォアボール







宮原 0―1から2球目を打ってピッチャーライナーダブルプレイ



4回裏




西岡 3―1から5球目を選んでフォアボール




笹治 フルカウントから7球目を選んでフォアボール










谷合 初球を打ってサードゴロダブルプレイ




坂之下 2―2から5球目を打ってライト前ヒット









しかしセカンドランナーホームタッチアウト



5回表







金場 1―2から6球目を打ってレフト前ヒット







喜田 1―0から2球目をサード前送りバント




増田 ストレートのフォアボール
前田 フルカウントから7球目を空振り三振 セカンドランナー金場サード盗塁失敗



5回裏







塚畝 1―2から4球目を空振り三振




湯口 3―1から5球目を選んでフォアボール




藤原 2―1から4球目を打ってセンターフライ




西田 ストレートのフォアボール




中山 フフルカウントから9球目を選んでフォアボール




西岡 1―2から4球目を打ってライトフライ






6回表




牧 フルカウントから7球目を見逃し三振




梶川 2―2から5球目を見逃し三振




駒寿 2―0から3球目を打ってショートゴロ



6回裏











笹治 1―0から2球目を打ってレフト前ヒット








谷合 0―2から3球目を打ってライトファウルフライ




坂之下 1―1から3球目を打ってセンターフライ




塚畝 0―2から3球目を空振り三振












7回表
日下 1―2から4球目を見逃し三振




宮原 0―2から3球目を空振り三振




金場 0―2から4球目を打ってライトファウルフライ
7回裏







湯口 1―2から4球目を打ってセカンド内野安打




藤原 2―2から5球目を空振り三振




西田 3―1から5球目を打ってセンターフライ



次打者中山の4球目(ボール)にファーストランナーセカンド盗塁成功




中山 3―1から5球目を打ってセンターフライ
8回表








喜田 3―1から5球目を打ってセンター前ヒット




増田 初球をピッチャー前送りバント
前田 2―1から4球目を打ってセカンドゴロ








牧 初球を打ってレフトフライ









8回裏
西岡 1―0から2球目を打ってファーストファウルフライ




笹治 フルカウントから7球目を空振り三振




谷合 1―2から5球目を打ってサードゴロ
9回表




梶川 0―1から2球目を打ってレフトフライ




駒寿 1―2から4球目を打ってセンター前ヒット
神戸大学選手交代
ファーストランナー駒寿に代えて狩集雄己(3年/津高校)




日下 1―1から3球目を打ってサードゴロ ファーストランナー狩集はセカンドへ
次打者の2球目前にセカンドランナー狩集牽制タッチアウト
9回裏
坂之下 1―0から2球目を打ってセンター前ヒット
三菱重工West選手交代
ファーストランナー坂之下に代えて波多野優(天理高校~天理大学~三菱重工名古屋)




塚畝 1―0から2球目をサード前送りバント
神戸大学選手交代











ピッチャー吉賀に代えて友定舜(1年/彦根東高校)



湯口 2―1から4球目がデッドボール




藤原 2―1から4球目を打ってピッチャーゴロ処理エラー








西田 1―1から3球目を打ってファーストゴロホームフォースアウト




中山 3―1から5球目を選んでサヨナラ押し出しフォアボール



三菱重工West4―3神戸大学




神戸大学
300 000 000 3 H6 E2
030 000 001 4 H7 E1
三菱重工West
試合開始13:08 試合終了15:36

守安投手の「引退登板」のはずだったんですが、まるで「いつも通り」と言わぬばかりに、9イニング119球完投勝利でした。この辺が「妖怪守安」と言われる由縁でしょうか。正直者試合展開が展開なだけに、8回終了時点で、延長タイブレークも覚悟しましたが、さすがにそれななかったようで。
ただ、神戸大学野球部の選手の皆さんは「俺達が引導を渡す!」と言わんばかりに、三菱重工Westにぶつかってきました。特に先発の吉賀投手。本当によいピッチングだったと思います。


そして、当の守安投手。試合終了後は、ベンチ前で花束を貰い、挨拶の際には涙ぐんでおられました。




そして胴上げ。端から見れば、力感の感じられない、ゆったりとした大きなフォーム。これも13年間試行錯誤を繰り返してきた、苦労の結晶。コーチと呼ばれる人が沢山いる訳ではない社会人野球チーム。考えて、実践して、積み重ねての繰り返しが「現代の妖怪伝説」を生んだ、とも思っています。




まだ若い頃に「球速を追い求める事を止めた。そしてそれ以降、「プロ野球のスカウトが見に来なくなった(大意)」雑誌か何かの記事を見ました。今思えば、それはそれで良かったのかも知れません。




最速〇〇〇Km/hが持て囃されるようになったこの御時世、自身の判断で生きる道、投球スタイル、そしてピッチングフォームを作り上げたのは、ただただ凄いとした言いようがありません。試合後に鮫島さんに伺ったんですが「(トレーニングには)なかなかついていけなかった」とか。


今後、追随する人が出てくるかどうかすら分からない程偉大なる投手。確実に、社会人野球の歴史に名を残したピッチャーです。本当にお疲れさまでした。


そして、この試合をもちまして、2022年の全ての野球観戦が終了しました。また来年も、色んなチームの色んな選手の、色んなプレを観る事が出来ればこれ幸です。
2022.11.17 / Top↑


第18回兵庫県知事杯争奪大学・社会人野球大会初日第2試合です。






この手のローカル大会は、週末を中心に行われますが、日程や、使用する球場に照明設備がない等の都合上、平日日中行われる事が多いので、出場する社会人野球チームは基本的に、企業チーム、もしくは会社がスポンサーと言う形で全面的に支援をしているクラブチームが主となっています。






が、今大会は珍しく、経緯こそ分かりませんが、純粋に自主運営のクラブチームが参加しています。






KC西宮。設立から11年目を迎えた、純粋なクラブチーム。スポンサーを得ずに、純粋に部員の会費で運営をされています。クラブチームなので、練習場所は一定していませんが、時おり、関メディベースボール学院野球選手科が本拠地にしている、津門球場でも練習をされているようです。






登録されているメンバーは決して多くありません。さらには平日金曜日の大会と言う事で、選手は本当にギリギリの人数しかいません。もっとも、純粋なクラブチームではよくある事。






仕事を終えて球場直行、試合が終われば仕事直行など、ごく当たり前。もちろん、休暇が取れない等の理由で、試合に参加出来ない選手の方が多いのもしばしば。そんな中でもやはり「試合」ともなると、何とか都合をつけて、皆さん参加されています。これもまた「野球好き」の極みの見本。






でもってこの試合は指名打者なし、スターティングオーダーは9人。ペンチ入りは12人。少数精鋭で戦いを挑みます。
スターティングオーダー
先攻:KC西宮
1(二)青木虎琉 (福山誠之館高校)
2(投)藤本颯太 (芦屋学園高校~流通科学大学)
3(中)中村大樹 (鹿児島工業高校)
4(三)浅田大輝 (西脇工業高校)
5(捕)北村 智 (仁川学院高校~泉州大阪野球団~関西爽球会)
6(遊)山田康輔 (仁川学院高校)
7(右)藤原瑛佑 (市立尼崎高校)
8(左)戎 健登 (育英高校~履正社医療スポーツ専門学校)
9(一)岡崎 隼 (神村学園高校)


















先発の藤本投手。
後攻:神戸国際大学
1(一)岩崎 光 (宇部商業高校)
2(右)吉川昌宏 (関西高校)
3(中)藤原楓凡 (聖光学院高校)
4(三)清水佑樹 (尽誠学園高校)
5(指)中嶋 慎 (北嵯峨高校)
6(捕)高田隼杜 (神戸村野工業高校)
7(二)長谷川修都(東海大学大阪仰星高校)
8(遊)有馬真大 (京都国際高校)
9(左)金山朋也 (上宮高校)















投:水野浩誠 (川之江高校)
審判員




球審:花尾 一塁:江夏 二塁:美野 三塁:長谷川
成績
1回表




青木 初球を打ってサードゴロ




藤本 1―1から3球目を打ってライト前ヒット








中村 2―1から4球目を打ってピッチャー強襲内野安打








浅田 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
1回裏








岩崎 1―1から3球目を打ってレフト前ヒット




吉川 初球をキャッチャー前送りバント








藤原 0―1から2球目を打ってライト前ヒット
次打者清水の2球目(ボール)にファーストランナーセカンド盗塁成功








清水 フルカウントから8球目を打ってライト前タイムリーヒット



神戸国際大学1―0KC西宮
次打者中嶋の初球がワイルドピッチでサードランナーホームイン



神戸国際大学2―0KC西宮
中嶋 1―0から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット



神戸国際大学3―0KC西宮



次打者高田の2球目(ボール)にファーストランナー中嶋セカンド盗塁成功




高田 2―2から5球目を打ってサードゴロ




長谷川 1―0から2球目を打ってライトフライ
2回表








北村 1―2から5球目を打ってショートゴロ








山田 3―1から5球目を打ってサードフライ








藤原 0―1から2球目を打ってレフト前ヒット








戎 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ
2回裏








有馬 2―1から4球目を打ってライトオーバースリーベースヒット




金山 2―2から5球目を打ってショートゴロ




岩崎 1―1から3球目を打ってショートタイムリー内野安打
神戸国際大学4―0KC西宮
次打者吉川の初球(ボール)にファーストランナーセカンド盗塁成功




吉川 ストレートのフォアボール




藤原 0―1から2球目を打ってセカンドゴロセカンドフォースアウト
次打者の2球目(空振り)にファーストランナーセカンド盗塁成功




清水 フルカウントから8球目を選んでフォアボール




中嶋 1―1から3球目を打ってサードフライ
3回表




岡崎 2―2から5球目を空振り三振




青木 フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ




藤本 0―2から3球目を打ってサードゴロ
3回裏




高田 0―1から2球目を打ってファーストフライ




長谷川 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ




有馬 1―2から5球目を選んでフォアボール
金山 1―0から2球目をサード前セーフティバント内野安打




岩崎 ストレートのフォアボール




吉川 1―2から5球目を打ってピッチャーゴロ






4回表







中村 2―か4ら球目を打ってレフト前ヒット




浅田 2―2から6球目を打ってサードゴロダブルプレイ




北村 フルカウントから6球目を選んでフォアボール








山田 1―1から3球目を打ってセカンドゴロ
4回裏
KC西宮シート変更
ライト藤原がセンター センター中村がライト
藤原 3―1から5球目を選んでフォアボール
次打者の初球目(ボール)にファーストランナーセカンド盗塁成功




清水 1―1から3球目を打ってライト前タイムリーヒット



神戸国際大学5―0KC西宮
次打者の初球目(ボール)にファーストランナーセカンド盗塁成功 さらに4球目前に牽制悪送球でサードへ




中嶋 フルカウントから8球目を選んでフォアボール




高田 初球を打ってファーストゴロホームフォースアウト
長谷川 1―1から3球目を打ってセカンドゴロ サードランナーホームイン
神戸国際大学6―0KC西宮




有馬 0―2から3球目を空振り三振
5回表
神戸国際大学選手交代















ピッチャー水野に代えて福重翔三(天理高校)




藤原 0―2から3球目を打ってセカンドゴロ
戎 初球を打ってサードゴロ




岡崎 0―2から3球目を空振り三振
5回裏




金山 0―1から2球目を打ってライト前ヒット




岩崎の代打佐多海秋(三田松聖高校) 初球を打ってショートゴロ




吉川の代打河原 1―1から3球目を打ってセカンドゴロタイムリー捕球エラー
神戸国際大学7―0KC西宮




藤原 1―0から2球目を打ってライトフライ







清水 初球を打ってサードファウルフライ
6回表
神戸国際大学シート変更
代打佐多がそのまま入りファースト
代打河原がそのまま入りセンター




青木 3―1から球目を選んでフォアボール
次打者藤本の初球目がワイルドピッチ
神戸国際大学選手交代















ピッチャー福重に代えて川畑心玖(綾部高校)








藤本 1―2から4球目を打ってセカンドフライ








中村 フルカウントから6球目を選んでフォアボール








浅田 2―2から6球目を打ってレフト前ヒット








北村 2―0から3球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ




6回裏







中嶋の代打平見知樹(尽誠学園高校) 1―1から3球目を打ってレフトフライ








髙田の代打土谷 2―2から5球目を打ってセンターフライ落球
次打者の2球目(ボール)にセカンドランナーサード盗塁成功
長谷川の代打織田友斗(神戸国際大学付属高校) 2―0から球目を打ってライト前タイムリーヒット
神戸国際大学8―0KC西宮
有馬 初球を打ってショートライナーダブルプレイ
7回表
神戸国際大学シート変更
代打土谷に代えてキャッチャー片山莉希(精華高校)
代打織田にショート大杉唯斗(日南学園高校)
ショート有馬がセカンド
山田 1―1から3球目をショートゴロ
藤原 初球を打ってセカンドゴロ








戎の代打鳥越祐真(伊川谷北高校~大阪経済大学) 2―2から5球目を空振り三振



KC西宮
000 000 0 0 H 5 E2
310 211 X 8 H11 E0
神戸国際大学
試合開始13:10 試合終了14:59

残念ながらKC西宮、コールドゲームで敗戦となってしまいました。しかしながら、少人数で大会に臨む意味合いはたくさんあると思います。理由は「ただ野球が好きなだけ」。これに尽きます。


高校や大学で野球を続けてはみたものの、レギュラーポジションに届かぬまま終える選手はたくさんおられます。それでも野球を続けたい、誰の為でもなく、ただ純粋に野球が好き。こんな気持ちだけあれば、野球に限らず、スポーツは何歳になっても続けられるもの。やりたくなったら、身体が動く限り続ければいいと思っています。と申しますか、クラブチームの存在意義はそこにもある、と考えています。


そして、クラブチームでも「全日本クラブ野球選手権」と言う、目標になる立派な大会があります。そこで勝てば、社会人野球日本選手権にも出場出来ます。目標は、見つければ幾らでもある、とすら思います。そして兵庫県には、こうやって大学野球部や、企業チームと対戦出来る試合もたくさんあります。これもまたクラブの皆さんにとっては楽しみであり、目標のはず。


KC西宮のチームの皆様、またどこかで、お目にかかる機会があれば、と思います。その際はよろしくお願いいたします。
2022.11.16 / Top↑