

今年最後のビッグタイトルでもある、社会人野球日本選手権もいよいよファイナルを迎えました。


社会人野球の世界では、その歴史上の経緯その他の影響で、何かと都市対抗野球大会がクローズアップされがちです。日本野球連盟でも、どちらかと言えば都市対抗野球大会を推しているようにも思えますが、やはり野球と言うスポーツは、まずは単独のチームがあってこそ、とも思っています。
補強選手の動向で勝負が決しがちな都市対抗野球大会に比べ、社会人野球日本選手権は、チームの総合力が問われます。もちろん中には、補強選手を使わずに都市対抗野球大会に臨むチームもありますし、チーム単体ともなると、企業色が前面に押し出されがち、ではありますが、せっかくの全国大会。日本野球連盟ももっともっと、日本選手権を「推して欲しい」と考えています。


そしてその「チームNo.1」を決める優勝決定戦に進出したのは、トヨタ自動車とNTT東日本。トヨタ自動車は勝てば4大会ぶり6回目、NTT東日本は初優勝となります。






まずはトヨタ自動車。優勝決定戦に進出すれば必ず勝つ、と言う不思議なジンクスをお持ちですが、それ以上に、18大会連続21回目の出場と言うのも尋常ならざる数字。もちろんその上のチームもありますが、優勝確率はトヨタ自動車の方が断然上。






絶対神と化している佐竹功年投手を中心に、常に社会人野球界の真ん中にいる存在。しかしながら都市対抗野球大会では未だ優勝は1回。この辺りが社会人野球の難しさでもあり、都市対抗野球大会の大変さ、でもあったりするんでしょうか






相対するはNTT東日本。電電東京・NTT東京からの歴史的は長く、都市対抗野球大会は出場46回の優勝2回、社会人野球日本選手権は出場17回ではありますが、最高成績は昨年含め3度記録しているベスト4。そして今年は初のダイヤモンド旗挑戦。






長年崩せなかったベスト4の壁を突破し、勢いは出ていると思います。プレッシャーからも解き放たれたとも考えています。日本選手権初めての優勝決定戦進出。新たな歴史を作る事が出来るか。






試合開始前には、大阪桐蔭高校吹奏楽部によるデモンストレーション演奏がありました。



さらにもう一つ。優勝決定戦恒例の始球式を務めたのは、阪神タイガースWomanの、森若菜投手。











紆余曲折あって「女子プロ野球」は消滅しましたが、最近になって、企業主体でチームを運営したり、NPBチームがクラブとして、チームを所有するようになってます。広島県では、MSH医療専門学校や倉敷ピーチジャックスレディース、また高校の女子野球部等のチームが集まって「ルビーリーグ」と言うのが発足しています。どんなもんなんか?と言うのは一回観ておきたいな、とは考えています。
スターティングオーダー
先攻:NTT東日本
1(指)内山京祐 (習志野高校~中央大学)
2(二)丸山雅史 (星稜高校~国士舘大学)
3(三)下川知弥 (筑陽学園高校~駒澤大学)
4(右)向山基生 (法政大学第二高校~法政大学)
5(遊)中村 迅 (常総学院高校~法政大学)
6(一)喜納淳弥 (成立学園高校~桐蔭横浜大学)
7(左)火ノ浦明正(れいめい高校~専修大学)
8(捕)佐久本一輝(興南高校~亜細亜大学)
9(中)井上大成 (日本大学第三高校~青山学院大学)











投:多田裕作 (日本体育大学附属柏高校~拓殖大学)
後攻:トヨタ自動車
1(左)徳本健太朗(龍谷大学付属平安高校~青山学院大学)
2(三)北村祥治 (星稜高校~亜細亜大学)
3(右)多木裕史 (坂出高校~法政大学)
4(中)逢澤崚介 (関西高校~明治大学)
5(一)樺澤 健 (前橋商業高校~東京農業大学)
6(捕)高祖健輔 (玉野光南高校~環太平洋大学)
7(右)八木健太郎(早稲田実業学校高等部~早稲田大学)
8(二)佐藤勇基 (中京大学附属中京高校~法政大学)
9(遊)和田佳大 (鹿児島情報高校~中京大学)











投:嘉陽宗一郎(松山聖陵高校~亜細亜大学)
審判員






球審:左海資士 一塁:中西良太 二塁:太田和宏 三塁:文殊弘富
成績
1回表




内山 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ




丸山 2―1から4球目を打ってセンターフライ




下川 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ
1回裏







徳本 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ








北村 1―0から2球目を打ってセンター前ヒット




多木 1―0から2球目を打ってレフトフライ




逢澤 1―2から4球目を打ってレフト前ヒット







樺澤 初球を打ってサードファウルフライ
2回表




向山 1―0から2球目を打ってセンターフライ







中村 0―2から6球目を打ってレフト前ヒット







喜納 初球を打ってセンター前ヒット ファーストランナー中村はサードへ







火ノ浦 2―2から5球目を打ってファーストフライ




佐久本 1―2から4球目を打ってセンター前タイムリーヒット






トヨタ自動車0―1NTT東日本




井上 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ
2回裏







高祖 1―0から2球目を打ってショートゴロ




八木 フルカウントから11球目を打ってレフト前ヒット




佐藤 1―2から4球目を打ってファーストライナーダブルプレイ
3回表







内山 0―1から2球目を打ってレフト前ヒット




丸山 1―2から5球目を空振り三振







下川 1―0から2球目を打ってセンターフライ




向山 3―1から5球目を選んでフォアボール







中村 1―0から2球目を打ってセカンドファウルフライ
3回裏




和田 0―2から3球目を打ってショートライナー







徳本 0―2から3球目を打ってファースト内野安打




北村 1―0から2球目がデッドボール




多木 2―1から4球目を打ってセンターオーバータイムリースリーベースヒット












トヨタ自動車2―1NTT東日本




逢澤 初球を打ってセンター前タイムリーヒット



トヨタ自動車3―1NTT東日本




樺澤 0―1から2球目を打ってセカンドライナー







高祖 1―1から3球目を打ってセカンドフライ
4回表










喜納 1―2から4球目を打ってショートゴロ




火ノ浦 0―1から2球目を打ってレフトフライ




佐久本 1―1から3球目を打ってサードゴロ
4回裏




八木 フルカウントから8球目を打ってライトフライ




佐藤 2―1から4球目を打ってセカンドゴロ




和田 2―1から4球目を打ってレフト前ヒット



次打者の4球目(ボール)にファーストランナーセカンド盗塁成功




徳本 フルカウントから8球目を打ってセカンドゴロ
5回表




井上 2―0から3球目を打ってセカンドゴロ




内山 0―1から2球目を打ってセンターフライ




丸山 1―2から7球目を打ってセンター前ヒット







下川 初球を打ってレフトフライ
5回裏
NTT東日本選手交代














ピッチャー多田に代えて沼田優雅(天理高校~立正大学)




北村 1―1から3球目を打ってセンター前ヒット




多木 1―1から3球目を打ってセカンドゴロ ファーストランナー北村はセカンドへ




逢澤 フルカウントから7球目を選んでフォアボール







樺澤 2―1から4球目を打ってセンターフライ




高祖 1―2から4球目を打ってセカンドゴロ
6回表




向山 フルカウントから6球目を打ってライトフライ




中村 1―1から3球目を打ってレフトフライ




喜納 1―0から2球目を打ってセンターフライ
6回裏
NTT東日本選手交代















ピッチャー沼田に代えて片山楽生(音更・音更共栄~白樺学園高校)




八木 フルカウントから8球目を打ってセンターフライ
佐藤 初球を打ってショートゴロ
和田 0―2から3球目を打ってセンターフライ
7回表






火ノ浦の代打朝田光(高川学園高校~拓殖大学) 2―2から5球目を見逃し三振







佐久本 0―2から3球目を打ってキャッチャーゴロ




井上 フルカウントから7球目を選んでフォアボール







内山 2―0から3球目を打ってライト前ヒット ファーストランナー井上はサードへ




丸山 1―2から4球目を打ってセンターフライ
7回裏


NTT東日本シート変更
代打朝田に代えてレフト村岡勇樹(千葉経済大学付属高校~桜美林大学)
徳本 1―0から2球目を打ってサードゴロ




北村 1―2から4球目を打ってセンター前ヒット




多木 0―1から2球目を打ってショートフライ




逢澤 0―1から2球目を打ってレフト前ヒット




樺澤 3―1から5球目を選んでフォアボール




高祖 2―2から5球目を打ってセンターフライ
8回表




下川 1―2から6球目を見逃し三振




向山 1―2から4球目を空振り三振




中村 0―1から2球目を打ってレフト前ヒット




喜納 フルカウントから9球目を打ってライトフライ
8回裏
NTT東日本選手交代















ピッチャー片山に代えて堀誠(日本航空高校~立正大学)




八木 フルカウントから10球目を選んでフォアボール




佐藤 フルカウントから12球目を選んでフォアボール




和田 初球をピッチャー前送りバント



徳本 申告敬遠




北村 2―2から6球目を打ってレフト前タイムリーヒット バックホームが逸れてセカンドへ



トヨタ自動車5―1NTT東日本
NTT東日本選手交代















ピッチャー堀に代えて熊谷拓也(平塚学園高校~法政大学)




多木 1―1から3球目を打ってライト前タイムリーヒット



トヨタ自動車6―1NTT東日本




逢澤 初球を打ってセカンドフライ




樺澤 2―2から5球目を打ってセンターオーバータイムリースリーベースヒット






トヨタ自動車8―1NTT東日本




高祖 1―2から4球目を空振り三振
9回表
トヨタ自動車選手交代















ピッチャー嘉陽に代えて渕上佳輝(堀越高校~星槎道都大学)







村岡 2―2から5球目を空振り三振




佐久本の代打伊東嵩基(東大阪大学柏原高校~創価大学) 初球を打ってライトフライ




井上の代打長澤壮徒(甲府工業高校~上武大学) 2―2から5球目を空振り三振




















トヨタ自動車レッドクルーザーズ 4大会ぶり6回目の社会人野球日本選手権優勝、おめでとうございます!










NTT東日本
010 000 000 1 H7 E1
003 000 05X 8 H13 E0
トヨタ自動車
試合開始18:06 試合終了21:01







NTT東日本も健闘はしましたが、やはり、優勝決定戦勝率10割のトヨタ自動車の牙城は崩せませんでした。試合終盤の集中力の差だったりするのかな、とすら思えました。それだけトヨタ自動車の、8回裏の攻撃は見事。NTT東日本は抗う術すらなかったような気もしますが如何でしょうか。






そして、トヨタ自動車レッドクルーザーズ、優勝おめでとうございます。




第二次世界大戦後のチーム発足ながら、都市対抗野球大会初出場は1963年、日本選手権の前身、日本産業対抗野球大会まではさすがに存じませんが、日本選手権初出場は比較的遅く1989年。それ以降2007年からの16年間で、日本選手権・都市対抗野球大会合計7度の優勝。そう言えば、初めて優勝決定戦を観戦した、2010年第37大会の優勝もトヨタ自動車でした。


その大会で投げていたピッチャーがまだ現役バリバリ、しかも兼任コーチでも何でもない、と言うのも恐ろしい話ですが、そう言った「コーチとはまた違った、カリスマ性のあるベテラン」が一人いるのも、またトヨタ自動車の強さの秘訣、なのかも知れませんし、そうとしか思えません。








ダイヤモンド旗授与




佐伯達夫杯と大阪市長杯の授与




優勝エンブレムとチャンピオンフラッグの授与




準優勝盾の授与


最高殊勲選手賞はトヨタ自動車・嘉陽宗一郎投手


敢闘賞はNTT東日本・多田裕作投手


ベスト4以上のチームから選出される首位打者賞は三菱重工East・矢野幸耶選手


打撃賞はNTT東日本・中村迅選手


細山田武史氏が今シーズンからコーチ専任、そして中日ドラゴンズでエースだったチームOBの吉見一起氏がテクニカルアドバイザーと、アマチュア野球でありながら、プロ野球のエッセンスを取り込んだトヨタ自動車。2000年代の社会人野球の先頭に立って然るべきチームだとも思います。


社会人野球、特に企業登録のチームは、企業のシンボルチームでもあるので、社員の士気を高める存在であると同時に、社員の結束を求め、さらには強さを求められます。それに相応しいチームを作ろうと思えば、ファンクラブその他に関して、それなりの活動内容も伴わなければいけません。


これらに関しては、トヨタ自動車「レッドクルーザーズ」は日本一だと思います。人の動きが鈍化し、お金の巡りも悪くなっているこの御時世ではありますが、スポーツの世界だけは、それを感じさせない、キラビヤカな世界であって欲しい。かなり大袈裟かも知れませんが、いつもそう考えています。


今年最後の大きな大会は無事終了しました。あと少しだけ、ローカル大会は残っていますが、これで2022年シーズンはひと段落。来年もここ京セラドーム大阪で、オリックスバファローズも、社会人野球日本選手権も、熱い戦いになる事を祈ります。
2022.11.10 / Top↑
第47回社会人野球日本選手権大会準々決勝。いよいよ第4試合を迎えました。


幸いにも20時前の試合開始となり、日付跨ぎは会費されそうでありましたが、実力伯仲の準々決勝ともなると、どこで何が起こるか分かりません。幸いにも今大会は、延長戦イコールタイブレーク突入と言う事で、早々に決着は付きそうではあります。


そしてこの第4試合で相対するのは、1回戦でJR西日本を豪打猛打で粉砕した三菱重工East。とは言うものの、旧三菱重工広島の選手もおられるので、応援せずにはいられません。せっかく出来た「ご縁」なんですから。

個人的には、ここまで来たら、春のJABA京都大会の優勝決定戦・三菱重工スポーツチャレンジ東西対決を観たかったんですが、残念ながらWestは第2試合で敗退。とうとう、応援しているチームが1つだけになってしまいましたが、もうこの際は、Eastに頑張って貰うしかありません。ちなみに私、三菱重工の従業員でもチーム関係者でも何でもありません。ご了承願います。

ちなみにここまでの画像の一部は、何をするわけでもなく観戦していた第3試合の終了直後に撮影したもの。選手の入れ替えと同時に、スタンドのお客さんの入れ替えも始まります。球場スタッフの追い出しもあります。このような慌ただしさなので、社会人野球日本選手権、ならびに都市対抗野球大会観戦の際は、手荷物はコンパクトになさる事をお薦めします。そこいら中に色々散らかしてでおくと、後々大変です。
スターティングオーダー
先攻:三菱重工East
1(遊)津田啓史 (横浜高校)
2(二)矢野幸耶 (福岡第一高校~北陸大学)
3(右)汐月祐太郎(熊本高校~筑波大学~三菱重工広島)
4(左)小栁卓也 (春日部共栄高校~日本体育大
5(中)武田健吾 (自由ケ丘高~オリックスバファローズ)
6(指)江越海地 (長崎海星高校)
7(一)久木田雄介(れいめい高校~第一工業大学)
8(三)江越啓太 (川崎工科高校~神奈川大学)
9(捕)対馬和樹 (駒澤大学苫小牧高校~九州共立大学)





投:本間大暉 (埼玉栄高校~専修大学)
後攻:日本通運
1(遊)添田真海 (作新学院高校~明治大学)
2(左)大谷昇吾 (樟南高校~上武大学)
3(三)稲垣誠也 (明豊高校~中部学院大学)
4(指)木下 朗 (戸塚高校~立正大学)
5(右)北川利生 (大阪桐蔭高校~創価大学)
6(一)森松裕次郎(延岡学園高校~九州産業大学)
7(捕)木南 了 (千葉経済大学付属高校~帝京大学)
8(中)髙橋俊流 (通経済大学付属柏高校~流通経済大学)
9(二)磯網栄登 (東海大学付属相模高校~国際武道大学)




投:前田敬太 (中部商業高校~専修大学)
審判員



球審:文珠弘富 一塁:左海資士 二塁:堀井明 三塁:近藤将人
成績
1回表


津田 2―2から5球目を空振り三振

矢野 ストレートのフォアボール



汐月 フルカウントから7球目を打ってファーストゴロエラー

小栁 1―2から5球目を空振り三振

武田 1―2から4球目を打ってショートゴロ
1回裏

添田 3―1から5球目を選んでフォアボール

大谷 3―1から5球目を選んでフォアボール


稲垣 2―2から6球目を打ってファーストファウルフライ


木下 0―1から2球目を打ってピッチャーゴロセカンドフォースアウト


北川 1―1か3ら球目を打ってショートフライ

2回表


江越海 0―2から3球目を打ってファーストゴロ

久木田 初球を打ってショートライナー
江越啓 1―3から球目を打ってライトフライ
2回裏

森松 フルカウントから6球目を選んでフォアボール


木南 2―2から6球目を打ってセンターフライ



髙橋 0―1から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ


3回表


対馬 フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット

津田 0―2から3球目を空振り三振

矢野 0―1から2球目を打ってセカンドゴロセカンドへ送球もセーブ

汐月 0―2から3球目を空振り三振

小栁 フルカウントから7球目を選んでフォアボール

武田 0―2から3球目を見逃し三振
3回裏

木村 1―2から4球目を空振り三振

添田 2―2から5球目を打ってセンターフライ


大谷 フルカウントから8球目を打ってライト線ツーベースヒット


稲垣 フルカウントから6球目を打ってライトファウルフライ
4回表


江越海 2―0から3球目を打ってセカンドゴロ

久木田 1―2から5球目を空振り三振

江越啓 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ
4回裏

木下 初球を打ってセカンドゴロ

北川 初球を打ってセカンドフライ


森松 0―1から2球目を打ってライト前ヒット
次打者木南の初球(ボール)にファーストランナー森松セカンド盗塁失敗
5回表

対馬 1―2から4球目を空振り三振

津田 1―0から2球目を打ってセンターフライ

矢野 2―2から5球目を打ってファーストゴロ
5回裏


木南 初球を打ってセンター前ヒット

髙橋 2―2から6球目を見逃し三振


木村 3―1から5球目を打ってサードファウルフライ

添田 ストレートのフォアボール


大谷 1―1から3球目を打ってセンター前ヒット

稲垣 2―2から6球目を空振り三振


6回表

汐月 ストレートのフォアボール

小栁 1―2から4球目がデッドボール


武田 初球をピッチャー前送りバント


江越海の代打八戸勝登(清峰高校~西南学院大学) 3―1から5球目を打ってセンター前タイムリーヒット




日本通運0―2三菱重工East


久木田 1―2から4球目を空振り三振

江越啓 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ


6回裏
三菱重工East選手交代





ピッチャー本間に代えて長島彰(中部大学第一高校~中京学院大学)

木下 フルカウントから6球目を選んでフォアボール

北川 1―2から4球目を打ってレフトフライ

森松 1―2から4球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ

7回表

日本通運選手交代



ピッチャー前田に代えて中田浩貴(大宮東高校~東洋大学)

対馬 1―1から3球目を打ってショート内野安打


津田 0―2から3球目をピッチャー前送りバント失敗セカンドフォースアウト

矢野 1―2から5球目を見逃し三振

汐月 3―0から4球目を打ってレフトフライ
7回裏


木南 2―2から5球目を打ってショートライナー

髙橋 1―1から3球目を打ってレフトフライ


木村の代打沓澤侑輝(千葉経済大学付属高校~獨協大学) 0―1から2球目を打って左中間へツーベースヒット

添田 フルカウントから7球目を選んでフォアボール


大谷 1―2から5球目を打ってライトオーバータイムリーツーベースヒット

日本通運1―2三菱重工East

稲垣 1―2から4球目を見逃し三振
8回表
日本通運選手交代




ピッチャー中田に代えて古田島成龍(取手松陽高校~中央学院大学)
代打沓澤に代えてセカンド浦部剛史(広陵高校~神奈川大学)

小栁 3―1から5球目を選んでフォアボール



武田 1―0から2球目をピッチャー前送りバント




八戸 2―2から7球目を空振り三振


久木田の代打園田崇人(帝京高校~国際武道大学) 1―2から4球目を打ってサードファウルフライ
8回裏
三菱重工East選手交代



代打園田に代えてファースト南亮介(中京高校~中京学院大学)

木下 初球を打ってショートゴロ

北川 1―1から3球目を打ってレフトフライ

森松 0―2から3球目を空振り三振
9回表
日本通運選手交代




ピッチャー古田島に代えて相馬和磨(横浜高校~国際武道大学)

江越啓 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ


対馬 3―1から5球目を打ってセカンドフライ

津田 1―2から4球目を見逃し三振


9回裏

木南 初球を打ってライトフライ



髙橋 初球をセーフティバントピッチャー横セーフティバント内野安打


浦部 2―0から3球目を打ってレフトフライ


次打者添田の2球目(ボール)にファーストランナー髙橋セカンド盗塁成功

添田 2―1から4球目を打ってレフト前ヒット



大谷 1―1から3球目を打ってセカンドフライ



三菱重工East
000 002 000 2 H4 E0
000 000 100 1 H8 E1
日本通運
試合開始19:44 試合終了22:32

1点を争う熱戦になりました。そしてやはり1日4試合は、観る方としては厳しいものとなりました。

が、それを感じさせない両チームの熱闘。負ければ2022年シーズンの終了を意味するだけに、生半可な試合にはなりません。その象徴だったのが、先発の本間投手の後を受け、6回からマウンドに立った、三菱重工Eastの長島彰投手。

そのアンダースローともサイドスローとも取れる変則フォームで、三菱重工広島の頃は、どちらかと言えばワンポイント、ツーポイント、また短いイニングのリリーフ登板が多かったですが、この試合では堂々4イニングのロングリリーフの0封。もちろん、Eastに加入してからの鍛練の賜物だとは思いますが、本当に凄く、そして強いピッチャーになられたなぁ、と感慨深いものがありました。

もうそろそろ、こだわるる必要もなくなるかとは想いますが、本間投手、長島投手、南選手、佐々木選手、そして汐月選手は、三菱重工広島硬式野球部の最後を飾ったメンバー。三菱重工Westにもまだ残られていますが、皆さんが活躍する事によって「広製」は語り継がれるものと思っています。何れ、何らかの形でユニフォームを脱がれる事になるとは想いますが、その日まで、応援し続けます。
今後ともよろしくお願いいたします。




幸いにも20時前の試合開始となり、日付跨ぎは会費されそうでありましたが、実力伯仲の準々決勝ともなると、どこで何が起こるか分かりません。幸いにも今大会は、延長戦イコールタイブレーク突入と言う事で、早々に決着は付きそうではあります。




そしてこの第4試合で相対するのは、1回戦でJR西日本を豪打猛打で粉砕した三菱重工East。とは言うものの、旧三菱重工広島の選手もおられるので、応援せずにはいられません。せっかく出来た「ご縁」なんですから。



個人的には、ここまで来たら、春のJABA京都大会の優勝決定戦・三菱重工スポーツチャレンジ東西対決を観たかったんですが、残念ながらWestは第2試合で敗退。とうとう、応援しているチームが1つだけになってしまいましたが、もうこの際は、Eastに頑張って貰うしかありません。ちなみに私、三菱重工の従業員でもチーム関係者でも何でもありません。ご了承願います。



ちなみにここまでの画像の一部は、何をするわけでもなく観戦していた第3試合の終了直後に撮影したもの。選手の入れ替えと同時に、スタンドのお客さんの入れ替えも始まります。球場スタッフの追い出しもあります。このような慌ただしさなので、社会人野球日本選手権、ならびに都市対抗野球大会観戦の際は、手荷物はコンパクトになさる事をお薦めします。そこいら中に色々散らかしてでおくと、後々大変です。
スターティングオーダー
先攻:三菱重工East
1(遊)津田啓史 (横浜高校)
2(二)矢野幸耶 (福岡第一高校~北陸大学)
3(右)汐月祐太郎(熊本高校~筑波大学~三菱重工広島)
4(左)小栁卓也 (春日部共栄高校~日本体育大
5(中)武田健吾 (自由ケ丘高~オリックスバファローズ)
6(指)江越海地 (長崎海星高校)
7(一)久木田雄介(れいめい高校~第一工業大学)
8(三)江越啓太 (川崎工科高校~神奈川大学)
9(捕)対馬和樹 (駒澤大学苫小牧高校~九州共立大学)



















投:本間大暉 (埼玉栄高校~専修大学)
後攻:日本通運
1(遊)添田真海 (作新学院高校~明治大学)
2(左)大谷昇吾 (樟南高校~上武大学)
3(三)稲垣誠也 (明豊高校~中部学院大学)
4(指)木下 朗 (戸塚高校~立正大学)
5(右)北川利生 (大阪桐蔭高校~創価大学)
6(一)森松裕次郎(延岡学園高校~九州産業大学)
7(捕)木南 了 (千葉経済大学付属高校~帝京大学)
8(中)髙橋俊流 (通経済大学付属柏高校~流通経済大学)
9(二)磯網栄登 (東海大学付属相模高校~国際武道大学)















投:前田敬太 (中部商業高校~専修大学)
審判員







球審:文珠弘富 一塁:左海資士 二塁:堀井明 三塁:近藤将人
成績
1回表








津田 2―2から5球目を空振り三振




矢野 ストレートのフォアボール












汐月 フルカウントから7球目を打ってファーストゴロエラー




小栁 1―2から5球目を空振り三振




武田 1―2から4球目を打ってショートゴロ
1回裏




添田 3―1から5球目を選んでフォアボール




大谷 3―1から5球目を選んでフォアボール








稲垣 2―2から6球目を打ってファーストファウルフライ








木下 0―1から2球目を打ってピッチャーゴロセカンドフォースアウト








北川 1―1か3ら球目を打ってショートフライ



2回表








江越海 0―2から3球目を打ってファーストゴロ




久木田 初球を打ってショートライナー
江越啓 1―3から球目を打ってライトフライ
2回裏




森松 フルカウントから6球目を選んでフォアボール








木南 2―2から6球目を打ってセンターフライ










髙橋 0―1から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ






3回表








対馬 フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット




津田 0―2から3球目を空振り三振




矢野 0―1から2球目を打ってセカンドゴロセカンドへ送球もセーブ




汐月 0―2から3球目を空振り三振




小栁 フルカウントから7球目を選んでフォアボール




武田 0―2から3球目を見逃し三振
3回裏




木村 1―2から4球目を空振り三振




添田 2―2から5球目を打ってセンターフライ








大谷 フルカウントから8球目を打ってライト線ツーベースヒット








稲垣 フルカウントから6球目を打ってライトファウルフライ
4回表








江越海 2―0から3球目を打ってセカンドゴロ




久木田 1―2から5球目を空振り三振




江越啓 2―2から5球目を打ってセカンドゴロ
4回裏




木下 初球を打ってセカンドゴロ




北川 初球を打ってセカンドフライ








森松 0―1から2球目を打ってライト前ヒット
次打者木南の初球(ボール)にファーストランナー森松セカンド盗塁失敗
5回表




対馬 1―2から4球目を空振り三振




津田 1―0から2球目を打ってセンターフライ




矢野 2―2から5球目を打ってファーストゴロ
5回裏








木南 初球を打ってセンター前ヒット




髙橋 2―2から6球目を見逃し三振








木村 3―1から5球目を打ってサードファウルフライ




添田 ストレートのフォアボール







大谷 1―1から3球目を打ってセンター前ヒット




稲垣 2―2から6球目を空振り三振






6回表




汐月 ストレートのフォアボール




小栁 1―2から4球目がデッドボール








武田 初球をピッチャー前送りバント







江越海の代打八戸勝登(清峰高校~西南学院大学) 3―1から5球目を打ってセンター前タイムリーヒット












日本通運0―2三菱重工East






久木田 1―2から4球目を空振り三振




江越啓 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ






6回裏
三菱重工East選手交代


















ピッチャー本間に代えて長島彰(中部大学第一高校~中京学院大学)




木下 フルカウントから6球目を選んでフォアボール




北川 1―2から4球目を打ってレフトフライ




森松 1―2から4球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ



7回表


日本通運選手交代











ピッチャー前田に代えて中田浩貴(大宮東高校~東洋大学)




対馬 1―1から3球目を打ってショート内野安打








津田 0―2から3球目をピッチャー前送りバント失敗セカンドフォースアウト




矢野 1―2から5球目を見逃し三振




汐月 3―0から4球目を打ってレフトフライ
7回裏






木南 2―2から5球目を打ってショートライナー




髙橋 1―1から3球目を打ってレフトフライ








木村の代打沓澤侑輝(千葉経済大学付属高校~獨協大学) 0―1から2球目を打って左中間へツーベースヒット




添田 フルカウントから7球目を選んでフォアボール








大谷 1―2から5球目を打ってライトオーバータイムリーツーベースヒット



日本通運1―2三菱重工East




稲垣 1―2から4球目を見逃し三振
8回表
日本通運選手交代















ピッチャー中田に代えて古田島成龍(取手松陽高校~中央学院大学)
代打沓澤に代えてセカンド浦部剛史(広陵高校~神奈川大学)




小栁 3―1から5球目を選んでフォアボール











武田 1―0から2球目をピッチャー前送りバント




八戸 2―2から7球目を空振り三振




久木田の代打園田崇人(帝京高校~国際武道大学) 1―2から4球目を打ってサードファウルフライ
8回裏
三菱重工East選手交代



代打園田に代えてファースト南亮介(中京高校~中京学院大学)




木下 初球を打ってショートゴロ




北川 1―1から3球目を打ってレフトフライ




森松 0―2から3球目を空振り三振
9回表
日本通運選手交代















ピッチャー古田島に代えて相馬和磨(横浜高校~国際武道大学)




江越啓 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ








対馬 3―1から5球目を打ってセカンドフライ




津田 1―2から4球目を見逃し三振






9回裏




木南 初球を打ってライトフライ










髙橋 初球をセーフティバントピッチャー横セーフティバント内野安打








浦部 2―0から3球目を打ってレフトフライ






次打者添田の2球目(ボール)にファーストランナー髙橋セカンド盗塁成功




添田 2―1から4球目を打ってレフト前ヒット










大谷 1―1から3球目を打ってセカンドフライ









三菱重工East
000 002 000 2 H4 E0
000 000 100 1 H8 E1
日本通運
試合開始19:44 試合終了22:32

1点を争う熱戦になりました。そしてやはり1日4試合は、観る方としては厳しいものとなりました。



が、それを感じさせない両チームの熱闘。負ければ2022年シーズンの終了を意味するだけに、生半可な試合にはなりません。その象徴だったのが、先発の本間投手の後を受け、6回からマウンドに立った、三菱重工Eastの長島彰投手。



そのアンダースローともサイドスローとも取れる変則フォームで、三菱重工広島の頃は、どちらかと言えばワンポイント、ツーポイント、また短いイニングのリリーフ登板が多かったですが、この試合では堂々4イニングのロングリリーフの0封。もちろん、Eastに加入してからの鍛練の賜物だとは思いますが、本当に凄く、そして強いピッチャーになられたなぁ、と感慨深いものがありました。



もうそろそろ、こだわるる必要もなくなるかとは想いますが、本間投手、長島投手、南選手、佐々木選手、そして汐月選手は、三菱重工広島硬式野球部の最後を飾ったメンバー。三菱重工Westにもまだ残られていますが、皆さんが活躍する事によって「広製」は語り継がれるものと思っています。何れ、何らかの形でユニフォームを脱がれる事になるとは想いますが、その日まで、応援し続けます。
今後ともよろしくお願いいたします。
2022.11.09 / Top↑