第46回社会人野球日本選手権中国地区の2つの代表チームも決まり、後は出場チームの壮行試合の予定を待つばかりですが、さすがにその辺は、まだ代表が決まってない地区もあり、時期尚早とは思われます。ただ今年の場合は全代表が決定してから本選初日まで1か月もない、のが難点。

DSC_0001_20210601015659a9f.jpg DSC_0003_20210601015703ad6.jpg
そんな、何もない快晴の月末5月31日、ゴロゴロしてては勿体無かろう、と言う事で、野球でもないのに早起きをして、京阪電車を撮りに行ってきました。場所は西三荘駅。京阪電車の誇る複々線区間内でも有数の、駅を含めた前後の区間に、比較的半径の小さいカーブが続く場所、でございます。

DSC_0006_20210601015813343.jpg DSC_0007_20210601015829c08.jpg
DSC_0012_20210601015829c5b.jpg DSC_0008_202106010158285ba.jpg
守口市駅で準急行から普通電車に乗り換えて1つ目、西三荘駅到着。この付近は線路がほぼ南北に走っているので、午前中はしばらく出町柳方面行列車を、ホーム終端付近から。さすがに著名な撮影地と言う事ではないけど、ホームにはこのようなただしがき、と言うか注意書きなあります。

DSC_0022_20210601015943f11.jpg DSC_0023_20210601015947616.jpg
DSC_0034_20210601015952283.jpg DSC_0036_20210601015955436.jpg
DSC_0039_202106010159562d9.jpg DSC_0041_202106010159563f9.jpg
DSC_0052_20210601020120620.jpg DSC_0056_20210601020125dfd.jpg
もとよりホームや踏切からの撮影は、何かと邪魔になるもの。どこかで点字タイルの植えにズラリと三脚を並べている写真を見た事がありますが、基本的に点字ブロックの上にはモノを置いてはいけないルールになっているはず。ゆえに私が撮り鉄に出掛ける際は全てに於いて「手持ち」であります。

DSC_0219_20210601023550284.jpg DSC_0220_20210601023554dcf.jpg
DSC_0229_20210601023602b19.jpg DSC_0242_20210601023602f0f.jpg
お昼を前にして、陽もかなり高くなってきたので、今度は淀屋橋方面行ホームへ移動。こちらに立つと、西三荘駅構内が緩やかなS字カーブを描いているのがよく分かります。以下、車両の紹介に関しては、午前中と午後の画像が入り混じっています。あくまで「撮り散らかし」ゆえ。

DSC_0246_20210601023825f80.jpg DSC_0249_20210601023852a3e.jpg
DSC_0251_2021060102391265a.jpg DSC_0252_20210601023912570.jpg
そして、隣の門真市駅は、近畿自動車道と大阪府道2号中央環状線、更に大阪モノレールと交差している都合上、複々線区間ながら地上駅となっており、カーブを描きながら勾配を駆け上がって来る様子を撮る事が出来ます。また、ここにも当然のように、撮影の際の但し書きが掲示されています。

DSC_0264_20210601023913202.jpg DSC_0266_202106010239125c0.jpg
DSC_0272_2021060102391886c.jpg DSC_0280_2021060102391806f.jpg
西三荘駅には、普通電車と区間急行が停車します。入線はそれなりの低速ではありますが、点字ブロック内の撮影でも、運転士の方に対して、手を挙げて合図をする等の合図はした方がよいでしょう。もちろん、列車がホーム入線の際には一歩退く、乗車位置には配慮する、等々も必要です。

DSC_0302_20210601024122de6.jpg DSC_0307_20210601024133485.jpg
DSC_0347_20210601024134adb.jpg DSC_0385_202106010241349a1.jpg
目の高さで撮影するもよし、しゃがみこんで撮ってみるもよし。遠目ではありますが、列車が門真市駅を発車・通過する様子が見えますので、列車接近の確認は比較的容易です。迎え撃ち、後追い何でもござれ。たいがいの列車は萱島駅以遠の発着なので、休む暇はないと言ってもよいでしょう。

DSC_0059_202106010201317ff.jpg DSC_0060_202106010201309ed.jpg
DSC_0068_20210601020132386.jpg DSC_0096_202106010201324df.jpg
DSC_0101_20210601020230ddb.jpg DSC_0104_20210601020252ac2.jpg
DSC_0106_20210601020301e87.jpg DSC_0110_202106010203019ef.jpg
2008年から始まった、京阪電車全車両におよぶ塗装の変更。既に京津線車両も含め、全て完了しています。現行塗装の上半分の緑は「レストグリーン」帯の緑は「フレッシュグリーン」と呼ぶそうです。淡くほんわかした感じの塗装が増えている現在の鉄道車両では、かなり引き締まって見えます。

DSC_0071_202106010207318dc.jpg DSC_0074_20210601020747b66.jpg
DSC_0086_2021060102074739b.jpg DSC_0094_20210601020748e35.jpg
DSC_0456_2021060102542655a.jpg DSC_0460_202106010254335a3.jpg
DSC_0461_20210601025440ea2.jpg DSC_0465_20210601025440bc8.jpg
1700系の登場以来続く、京阪特急伝統の赤と黄色のツートンカラーを、さらに進化させた8000系特急型電車、全く新しいコンセプトに基づいて登場した快速特急「洛楽」にも使用されている「新」 3000系セミクロスシート車。ブラックフェイスながらもよく見れば個性的な面々。

DSC_0119_20210601020747efe.jpg DSC_0138_202106010207470e3.jpg
DSC_0177_20210601020748ce1.jpg DSC_0179_20210601020748b48.jpg
DSC_0246_202106010243144dd.jpg DSC_0247_20210601024318449.jpg
DSC_0252_2021060102431805c.jpg DSC_0359_20210601024319370.jpg
そして特急列車の先頭には、これもお馴染みとなった「鳩のマーク」。1952年に公募で採用されたこのマーク、来年で登場から60年。プレミアム・カーの車内デザインにも随所に取り入れられていますが、京阪電車の特急用車両の象徴であると共に、ある種の「プライド」のようにも思います。

DSC_0497_20210601030451e96.jpg DSC_0402_202106010304511e9.jpg
DSC_0393_202106010304512d1.jpg DSC_0501_20210601030451619.jpg
DSC_0389_20210601030451fd1.jpg DSC_0288_20210601030450a12.jpg
DSC_0290_20210601030447874.jpg DSC_0398_20210601030446dfe.jpg
DSC_0285_20210601030437384.jpg DSC_0161_20210601030432631.jpg
すっかり定着した二代目3000系。最近知ったんですが、GKデザイン総研広島と言うデザイン会社が手掛けた車両だそうで。言われてみればどことなく、広島電鉄5000系グリーンムーバーや、1000系電車グリーンムーバーレックスに通じるところがあるようなないような。

DSC_0118_202106010211134b8.jpg DSC_0124_20210601021118139.jpg
DSC_0141_202106010211286b8.jpg DSC_0153_20210601021131a11.jpg
DSC_0165_20210601021134018.jpg DSC_0173_2021060102113449f.jpg
DSC_0174_20210601021134ac6.jpg DSC_0186_202106010211340ad.jpg
急行以下の優等列車に使用されている車両も、投入された年代によって面構えはさまざま。ただ、最新の13000系電車以外は、近年はLED化されてはいますが、旧来の京阪電車のデザイン「先頭車上部左右に前照灯」の伝統(?)をしっかりと引き継いでいます。

DSC_0015_20210601022514fc0.jpg DSC_0019_20210601022028cfd.jpg
DSC_0032_2021060102202270d.jpg DSC_0085_202106010220262a4.jpg
DSC_0236_20210601031413cc0.jpg DSC_0238_2021060103141701e.jpg
昭和30年代(古くは昭和39年)から40年代に登場した2200系、2400系、2600系などの「昭和の顔」も、両数こそ減らしましたが、まだまだ急行列車や純急行などの最前線で活躍中です。

DSC_0453_202106010247034db.jpg DSC_0515_20210601024728b23.jpg
DSC_0519_20210601024727821.jpg DSC_0630_20210601024728dd8.jpg
DSC_0136_2021060102202858e.jpg DSC_0047_20210601022026f4c.jpg
改造前の、正面の大きなヘッドライトとともに、京阪電車の一般型車両の第一印象は、卵形の車体断面、と言うご年配の方も多いはず。2019年まで大阪環状線で活躍した103系電車と言い、未だ活躍を続ける115系電車と言い、昭和中期の車両は丈夫に作られていたんでしょうね。

DSC_0028_20210601022026862.jpg DSC_0148_2021060102235411a.jpg
DSC_0311_20210601031534a0a.jpg DSC_0312_20210601031541fec.jpg
DSC_0449_20210601024457601.jpg DSC_0451_20210601024501768.jpg
DSC_0649_20210601024728853.jpg DSC_0652_20210601024728e9a.jpg
車体の更新改造が進み、前面窓は、すっとぼけた様なグレーの縁取りになりましたが、一部の車両は、窓周りは黒の縁取りのまま、さらには正面向かって左側の車掌席側は、これまた旧来の二段窓のまま、と言う車両も残っています。ちなみにこの段2枚目の2624は、1959年に製造され、1982年に形式消滅した2000系の2007号からの車体流用。登場から60年を越えました。

DSC_0091_20210601022658f68.jpg DSC_0170_20210601022703604.jpg
DSC_0212_20210601023055d4b.jpg DSC_0343_20210601023101885.jpg
DSC_0344_20210601023113826.jpg DSC_0378_20210601023112ab9.jpg
DSC_0483_20210601025051f5f.jpg DSC_0484_20210601025055671.jpg
そして、個人的に推したい車両は、1967年(昭和42年)から製作された、二代目700系電車の車体を流用の上、京阪本線の昇圧(1983年/昭和58年に直流600Vから1500V)を前に、主要機器を一新、1977年(昭和52年)に登場した三代目1000系電車。

DSC_0379_2021060102311393c.jpg DSC_0381_202106010231182be.jpg
DSC_0483_20210601023117827.jpg DSC_0486_20210601023122c9f.jpg
DSC_0620_20210601023121050.jpg DSC_0487_202106010251035be.jpg
DSC_0447_20210601051250fe1.jpg DSC_0624_202106010251049f4.jpg
車体側面の窓が一枚一枚単独になっている、現在の京阪本線車両のなかでも、ちょっと目を引く二枚一組になっているユニットサッシ窓。二段窓は2200系、2400系、2600系にも残っていますが、この窓配置も何となく「昭和40年代」を感じる事が出来るかと思います。

DSC_0076_2021060103093159c.jpg DSC_0081_20210601031015c28.jpg
DSC_0187_20210601031025b9d.jpg DSC_0192_20210601031025dd7.jpg
今の京阪電車の話題としては、今年6月に予定されている、京橋駅のホームドア設置と同時に全車引退の決定している「 5扉車」5000系。中之島駅~萱島駅間の普通列車運用に入り、1時間に1回、上りか下りの何れかで見ることが出来ました。ちなみに運動その他は調べずに撮りに来ています。

DSC_0197_20210601031015474.jpg DSC_0333_20210601031025e8b.jpg
DSC_0337_20210601031024e1d.jpg DSC_0338_20210601031011815.jpg
もう開く事のない銀色の「ラッシュ用ドア」そしてもう上昇する事のない閑散時間帯用の座席。「働き者の日本人」を50数年間陰で支えてきた、昭和希代の名車も、間もなく終焉を迎えます。前日29日には、寝屋川車庫内で、引退記念イベントの一環として「洗車体験会」が行われたそうです。

DSC_0572_202106010310249c2.jpg DSC_0574_20210601031024300.jpg
DSC_0570_202106010310257b8.jpg DSC_0576_20210601031025509.jpg
さらには、遡る事4月には、淀車庫で撮影会も行われたそうですが、個人的には、通勤電車と言うモノは、普段の生活の中で人知れず朽ち果て、ひっそりと姿を消していくのが一番、とも思います。ただ出来れば、最後はラッピングでいいから、旧塗装に戻してくれぬものだろうか、とも思ったりします。

DSC_0650_20210601031649838.jpg DSC_0652_202106010316545d3.jpg
昭和中期の車両もあれば、令和生まれの車両もある。外観こそほぼ統一されてはいますが、よく見れば個性的な車両が顔を揃える京阪本線。この辺りは何となく南海高野線を連奏させます。よいのが撮れそうな「エロスを感じるカーブ」もまだたくさんあります。また機会があれば来てみます。


2021.06.01 / Top↑
野球と言う野球がことごとく現地観戦が出来ない状態にあります。尤も、プロ野球に関しては、積極的にチケットを取りに行ってない、と言うのもありますが、緊急事態宣言のお陰で近畿地方はほぼ全ての試合に於いて「非公開」となっているせいもあり、休暇ともなるとゴロゴロダラダラ過ごすだけ。

これではあまりにもよろしくない、と言う事で、万全の対策を講じた上で「撮り鉄」に出掛けてきました。この辺りは賛否両論あると思います。「不要不急やんけ」とも言われそうではありますが、今回の緊急事態宣言については、明らかに曖昧、そして不透明な部分が多すぎるが故の行動であります。

DSC_0001_20210530022712474.jpg DSC_0002_20210530022716a9b.jpg
目的地は岡山駅周辺。山陽本線、赤穂線、伯備線は、JR西日本管内としては、下関地区同様「国鉄型電車の宝庫」。様々な改造を加えられ、国鉄時代と姿形は変わりましたが、やはりいずれは廃止しまうモノ。廃止前のつまらぬ騒ぎになる前に、行ける時には行っておこうと言う話、でございます。

DSC_0004_2021053002281169f.jpg DSC_0005_20210530022816910.jpg
まずは岡山駅手前の旭川を渡る鉄橋。岡山駅でレンタサイクル「駅リンくん」を借りての輪行。鉄橋の両側を行き来しようとすると、結構歩かねばならないので、これが一番かと思われます。また岡山市内には「ももチャリ」と言うコミュニティサイクルもあるので、使ってみてもよいかと思います。

DSC_0009_20210530023035b83.jpg DSC_0010_20210530023043e77.jpg
まずは岡山駅東方にある、岡山気動車区を、線路越えの歩道橋から。とは言うものの、朝ラッシュの時間帯なので車庫内はほぼカラ、でございます。

DSC_0014_20210530023123138.jpg DSC_0012_2021053002312745e.jpg
タラタラ走る事約10分。「一級河川 旭川」の土手上に到着。冬場なら線路南側からが良いと思いますが、さすがに日の高い夏場。線路北側にある、岡山県道96号線の「岡北大橋」の上から狙う事に。

DSC_0015_202105300232469df.jpg DSC_0020_20210530023241525.jpg
岡北大橋の中央付近には、このように「休憩所(?)」があるので、ここから撮るのもいいでしょう。但し、自転車の通過が多いので、邪魔にならぬよう気を付けましょう。

DSC_0017_202105300240257a2.jpg DSC_0022_20210530024029664.jpg
旭川の鉄橋は、いわゆるトラス鉄橋ではなく「プレートガーター鉄橋」なので、障害物を気にする事なく撮れます。以前は河川敷が樹木に覆われてましたが、10年程前に伐採され、すっきりしました。

DSC_0034_20210530024141aef.jpg DSC_0037_2021053002414986b.jpg
朝ラッシュ時なので、列車も多く、編成も4両~7両編成と長いので見栄えはすると思います。すっかり短編成の運用が大半になってしまった213系電車も、朝ラッシュは6両編成で。グリーン車こそなくなってしまったものの、往年の快速「マリンライナー」を思い起こさせます。

DSC_0026_202105300241279ac.jpg DSC_0033_2021053002413323d.jpg
日中は、山陽本線普通列車が毎時上下4本、赤穂線普通列車が毎時上下4本、そこに時折貨物列車も来る(ただし下調べはしてません)ので、飽きる事はないと思います。この先、いくつか撮れそうな所を回っていますが、いずれの箇所も食糧確保どころか、飲料の確保すら難しい場所ばかりとなっております。早めに買って行くか、携行していった方が良いかも知れません。

DSC_0039_20210530024356ce8.jpg DSC_0040_2021053002440088c.jpg
横からばかりでもちょっと飽きるので、鉄橋東側にある「川の上踏切」へ。踏切の幅はかなり狭いです。一応対面通行可に見えますが、大型車同士のすれ違いはギリギリ、もしくは譲り合いになるようです。それでいて交通量もかなり多いです。自家用車の駐車など望むべくもありません。

DSC_0044_2021053002532222d.jpg DSC_0051_202105300253314a6.jpg
DSC_0057_20210530025342026.jpg DSC_0062_20210530025344e77.jpg
下り列車に関しては、西川原・就実到着前から警報器が鳴り出し、上り列車に関しても、下記の「堤外踏切」の警報器があるので、列車接近は容易です。その前に時刻表くらい調べて行け、って話ですが。

DSC_0071_20210530025346750.jpg DSC_0093_20210530025346d04.jpg
DSC_0104_20210530025518259.jpg DSC_0110_2021053002552831c.jpg
上記にもありますが、貨物列車も含め、かなりの本数の列車。さらにはかなり早めに警報器が鳴り出すので、意外に慌ただしく思えます。踏切の南北を行ったり来たり。

DSC_0117_20210530025530a8d.jpg DSC_0134_20210530025532003.jpg
DSC_0136_2021053002595047e.jpg DSC_0147_20210530025954634.jpg
踏切東側はカープになっているので、300mm程度の望遠レンズがあれば、よさげなのが撮れると思います。ちなみに今回の撮影行、大半は標準レンズで撮っています。

DSC_0130_20210530025140ddc.jpg DSC_0047_20210530025136afe.jpg
障害物と言えば、鉄橋南側の、車両の窓の高さ辺りに横たわっている高圧線(?)ケーブル、さらには上下線の間に作業用の退避スペースがあるので、気になる方はにはお薦めしません。

DSC_0227_20210530030104e7e.jpg DSC_0178_20210530030112110.jpg
朝ラッシュを過ぎ、陽も高くなってきたので、鉄橋西側にある「堤外踏切」へ。こちらは上記の川の上踏切にも増して狭く、完全に譲り合い通行。自転車は踏切の傍らにある作業用スペースに。

DSC_0179_20210530030447ddd.jpg DSC_0182_20210530030451c53.jpg
DSC_0282_202105300304545b8.jpg DSC_0292_202105300304584c5.jpg
DSC_0346_20210530030503741.jpg DSC_0370_2021053003050364f.jpg
DSC_0388_20210530030506ea0.jpg DSC_0401_20210530030507474.jpg
列車の編成も、ほとんどが2~4両と短いので、見栄えはしません。

DSC_0170_20210530031252dd5.jpg DSC_0176_20210530031314573.jpg
DSC_0225_20210530031245c5e.jpg DSC_0239_20210530031259757.jpg
DSC_0329_20210530031306135.jpg DSC_0340_202105300313114db.jpg
しかしながら貨物列車は、長大編成が多いので、先頭の機関車が踏切に差し掛っても、最後部が西川原・就実駅を通過し切れない様子を見ることが出来ます。

DSC_0190_2021053003102861a.jpg DSC_0197_2021053003103027f.jpg
DSC_0266_20210530031022ee7.jpg DSC_0278_20210530031026b9a.jpg
特に、福山通運のコンテナのみを搭載した「福山レールエクスプレス」、また、編成の大半を西濃運輸のコンテナで占められた「カンガルーエクスプレス」は流石に見栄えがします。

DSC_0424_202105300314597bf.jpg DSC_0404_202105300315075ca.jpg
DSC_0405_202105300315114a8.jpg DSC_0403_202105300315082d0.jpg
お昼時も近くなってきたので、市内繁華街に移動しながら、土手を下る築堤の梺にある「平畔踏切」へ。かねてから新幹線で岡山駅に差し掛かる際、気になっていた踏切です。

DSC_0408_20210530031702b6b.jpg DSC_0420_202105300317150e1.jpg
DSC_0427_20210530031713126.jpg DSC_0429_202105300317230a0.jpg
DSC_0434_202105300317296a6.jpg DSC_0439_20210530031729776.jpg
坂の多い住宅街の中にあるので、周辺の見通しはあまり良くありません。貨物列車を最後部まで入れる事など、望むべくもありません。どちらかと言えば旅客列車向きでしょうか。

午後は、山陽本線庭瀬駅~中庄駅間の、足守川を渡る鉄橋付近。十数年前に何度か出掛けた事はある場所です。6月21日の「夏至」を控えた、日照時間が年間で一番長い時期、普段は来れぬ所ゆえ、日のある限りは行っておこうと。こんな機会なんざそうそう訪れる事もないですからね。

DSC_0447_20210530031842ac1.jpg
庭瀬駅南口を出て、踏切を渡って西に向かいます。残念ながら、思いつくまま歩いているので、沿道の様子は一切撮影していません。地図上で、山陽本線線路の北側にある橋を目指しましょう。

DSC_0458_20210530032014bb5.jpg DSC_0459_20210530031959120.jpg
DSC_0460_20210530032009a86.jpg DSC_0461_20210530032008f4a.jpg
DSC_0462_20210530032138e76.jpg DSC_0486_20210530032143951.jpg
庭瀬駅から歩くことおおよそ25分「矢部川西堤踏切」到着。上記の2か所の踏切よりも更に狭く、軽乗用車すら譲り合わないと通過出来ないような狭さ。自転車は何とかかんとか、踏切たもとの作業用スペースへ。

DSC_0466_20210530032245ce9.jpg DSC_0473_20210530032252b1f.jpg
DSC_0476_20210530032301b4e.jpg DSC_0480_20210530032303ebc.jpg
ほっと一息落ち着いて、一番最初にやってきたのは、水島臨海鉄道東水島駅発西岡山駅行の貨物列車。貨物ターミナルの入れ替えすらも、最新鋭のHD300型に置き換えられつつある中、今ではかなり珍しくなったと思われる、DE10型ディーゼル機関車の本線走行。

DSC_0484_202105300324465fa.jpg DSC_0489_20210530032506d4a.jpg
DSC_0500_20210530032502a4e.jpg DSC_0516_20210530034658b5d.jpg
DSC_0575_20210530034702263.jpg DSC_0626_202105300347030f6.jpg
ここも、山陽本線の列車が日中は毎時上下計6本、伯備線の普通列車が毎時上下4本、特急列車が、減便されていますが毎時2本、さらには、下調べこそしてませんが、随時貨物列車もあったりで、飽きが来ることはないとは思われます。ただ、食糧確保は岡山駅周辺がよいかと思います。

DSC_0494_20210530032500b60.jpg DSC_0522_20210530032511adc.jpg
DSC_0537_202105300327477ca.jpg DSC_0553_20210530032752ec7.jpg
DSC_0589_20210530032753733.jpg DSC_0659_20210530032754511.jpg
西岡山駅以西の山陽本線貨物列車は、大半がEF210型に置き換えられてしまいましたが、そのEF210型も、瀬野~八本松間の後押し補機兼用の、金帯を締めた300番台が幅を利かせるようになり、またサイド全体に白線を締めた車両も見られ、以外にバラエティに富むようになりました。

DSC_0702_20210530033007fde.jpg DSC_0732_20210530033013084.jpg
DSC_0672_202105300330191bd.jpg DSC_0685_202105300330210c0.jpg
ここでは、線路北側に高圧線ケーブルの束があるので、上り列車の後追い撮影には気を遣います。

DSC_0549_20210530033556e71.jpg DSC_0586_20210530033558b10.jpg
DSC_0602_202105300336006bf.jpg DSC_0754_202105300336040cb.jpg
DSC_0763_20210530033608270.jpg DSC_0780_2021053003360930a.jpg
夕方のラッシュ時間帯を控え、本数も徐々に多くなり、。岡山電車区、また岡山駅構内で休んでしいた117系電車を使用した快速「サンライナー」が走るようになりました。

DSC_0507_202105300338383f4.jpg DSC_0509_20210530033839af9.jpg
DSC_0649_20210530033825ed7.jpg DSC_0654_20210530033834427.jpg
ここでの目玉はやはり、全国でもここだけになった、381系国鉄型特急車両を使った「やくも」号。新型コロナウイルス感染症の影響で、編成も短くなり、減便もされていますが、やはり特急列車は本線の「華」。

DSC_0769_20210530034023b2b.jpg DSC_0771_20210530034030866.jpg
DSC_0777_20210530034043839.jpg DSC_0778_20210530034043ae0.jpg
もうひとつの目玉は、編成こそ短いものの、JR貨物では愛知機関区に集中配置されているEF64の1000番台で運転されている、西岡山駅発伯耆大山駅(近隣に王子製紙米子工場あり)行の貨物列車。伯耆大山行は原材料、西岡山行は紙製品を満載しています。

DSC_0082_202105300400036b2.jpg DSC_0164_20210530040007adb.jpg
「晴れの國・おかやま」と申しますが、いまいちスッキリ晴れないまま一日が終わってしまいました。しかしながらこれもまた「日常の一部」。昨年もこの時期に、色々と撮って回りましたが、森羅万象全て安泰、とはいきません。普段とは違う場所で「日常」を収めるもまた一興、と考えております。


2021.05.29 / Top↑