8月3日 読売ジャイアンツ2-7広島東洋カープ


毎年夏場になると、様々な理由をつけて「限定ユニフォーム」を着用するチームが増えてきます。

タイガースが「甲子園球場の緑」をイメージしたユニフォームは違和感ありあり。どうしても緑を使いたかったんだろうけど、根本的に通常のユニフォームと全く違うデザインにしてしまったのが失敗。

タイガースは、あのロゴだからこそのタイガースであって、それを崩してしまっては元も子もない。その事を考えたら、ジャイアンツのオレンジユニはナイスでしたな。デザインにも無駄は一切ない。

しかし思うに、糾弾のイメージカラーって何なんだろうな、とも思いますよ。

ホークスやバファローズは、毎年のように趣向を凝らした「理由」で、いろんな色のユニフォームを出してるけど、それによってスタンドの「色」がバラッバラになってしまう。そのシーズンだけはいいけども、それを翌年のレギュラーシーズンに着てくる人もいる。そのおかげでまとまりがなくなる。

これにもの凄く煩わしさを感じるんですよね。

まぁそんな事はどうでもいいんですが。

キラ・カアイフエに、試合途中で代打が出た。ブラッド・エルドレッドがようやくタイムリーヒットで「ややお目覚め」を迎えたのとはあまりにも対照的。もっとも、出たり出なかったりの助っ人外国人選手ってこうならざるを得ないだとは思いますが、昨年の一軍デビューを考えると、凋落は激しい。

「常時出場」とまではいかないけども、ここぞと言うチャンスに代打を告げられる助っ人外国人選手と言うのも何だかな、とは思う。ピッチャーの左右以上にもうその程度の存在感しかないのかも。

新外国人投手デュンデ・ヒースのデビューが延び延びになり(土曜日日曜日の由宇練習場での対ドラゴンズ戦は雨天中止)、何とか生きながらえっているようにも思う。デュンテ・ヒース来日の際には若干、活躍したようにも思えたけど長続きしない。若干切れてしまってるかな。

この試合でのファースト守備でも精彩を欠いてた。1回裏の阿部慎之介の打球。結果的には「セカンドへの内野安打 一塁ランナーがその間に三塁を狙うも三塁タッチアウト(RCCインターネットスタジアム)」となっているけども、どう見てもファーストが取りにかかるべき打球のコース。

バウンドは確かに高かったけど、真面目に手を伸ばしてない、ジャンプすらまともにしてない、その後ファーストのnベースカバーにすら入る気配はなかったのは、怠慢守備としか言いようがない。

菊池涼介の好判断で、ヒットこそ記録されども2回裏の攻撃は終えた。そして、小窪哲也が代打に送られ、ファーストはブラッド・エルドレッドが守った。それでええやん、とはさすがに言い難い。試合の序盤からあれだけ怠慢プレイとも取れるような動きをされてはお話にならない。

0.273、本塁打10、打点30。ブラッド・エルドレッドの成績と比べると見劣りがするし、二軍で試合に出続けているライネル・ロサリオの成績と比較しても「何やっとんなら!」としか言いようがない。

レフトにしろファーストにしろ、ブラッド・エルドレッドの方が下手なりに一生懸命やっていると言う印象もあるし、残念ながら出場選手登録を抹消された岩本貴裕の方が「まだ」慣れている。

出したい選手はいくらでもいる。


で、福井優也は2試合連続のナイスピッチング。

多少暴れてしまったのが2回裏、ではあったけど、そのあとはよく抑えてくれました。何が良くなったかって、3ビール1ストライクで、楽にストライクを取れるようになったこと。少し前ならこのカウントになったら、あっさり5球目はボールだったことを考えると、心身ともにやはり成長してきたか。

7回裏降板で86球。打つほうばっかり取り上げられてはいるけど、2試合連続で6回以上投げたのは大きい。何よりも球数を少なく済ませることが出来るようになったのも大。ボール球さえ減らせば、こう言うピッチングはできる人なんですよ。何で出来なんだのかはもう知っても意味ないでしょうけど。

あと、田中広輔は完全にスターティングメンバーに落ち着いてきたかな。まだ守備位置が不安定ではあるけど、変則であろうが何だろうが、ピッチャーを気にせず打てるようになってきている。

そりゃ当たり前ですよ。社会人野球とか見てたら、どれだけ変速フォームのピッチャーの多いことか。しかもそんなピッチャーを「初見」で打ち崩さないと次には進めない戦いばっかりなんで、変則だから、ってんで避けて通れないピッチャーが多数いる。四の五の言ってられんのですよ。

特にカープの場合、一軍でも二軍でも、相手先発ピッチャーの左右に合わせてスターティングメンバーを組む場合が多い。キャリアの浅いうちからそう言う教育を施したところで、選手はまともに育たない。実際昨日出場選手登録をされた安部友裕など、試行錯誤をしたままここ数年を過ごしている。

残念な事に「入団●年目」と言うキャリアばっかりが積み重なって「経験」は積み重なってない。尤も、一軍監督がそういう状態ですから、そういう選手しか出てこないのも理解出来ますけどね。

多分田中広輔は未だに「一発勝負」の考え方は体のどこかに残っているはず。大卒社会人出の25歳。今年からポジションを獲りにかからないと後がない。5年経てば30歳。年齢的には立派に中堅いn差し掛かる頃だし。その頃にはしたからの突き上げも無きにしも非ず。

大瀬良大地しかり、一岡竜司しかり、今シーズンのカープにはピッチャーに新人王候補が多い。けどもしかしたら、田中広輔が掻っ攫いに掛かるかも知れない。それこそ、トレるものはボールや次の塁だけでなく、全てトリにかからないと、プロの世界では生きてはいけませんからね。

昨日終了時点で打率0.294 二塁打5 三塁打1 本塁打6 打点17。そして何よりも、開幕から一度たりとも出場選手登録抹消になってない。これは大きな要因にあると思います。


今年のルーキーだから「まさか」はありえないけど、狙っていいんじゃないでしょうか。


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2014.08.04 / Top↑
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